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&color(#ff0000){※このページは未完成です。追記をお願いします。};
*アミス先生の空飛ぶ教室「アルマたちと絆の樹」 ログ&br;11時間目「こころのありか」 [#y5bb47cb]
#contents

**アップタウン [#p7ff29b8]
中央西噴水前に守護魔・シモツキ。
***名声が足りない場合 [#l64a8720]
守護魔・シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  こんにちは、冒険者さん!
  あたしは守護魔・シモツキ。
  学校と子供たちを守るために
  力を貸……
  ……って、言ってはみたけど、
  あなたちょっとまだ、なーんか
  頼りないのよね?

  よーっし!
  この頼りになる天才・シモツキ様が
  あなたにピッタシ適切な
  アドバイスをしてあげる!
  
  あなたは……むむむ。

  ダウンタウンとか
  アクロニア平原にある酒屋さんで
  クエストを受けて、
  もっと人助けをしてきて!
  
  そうすれば、あなたも今より
  ずっと頼りがいが出てくるわ!
  待ってるわよ!

***前年イベント「ヒトトセのフシギな卵」経験時 [#z8489725]



***前年イベント「ヒトトセのフシギな卵」未経験時 [#b42e741b]
守護魔・シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る
 守護魔・シモツキ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  こんにちは、冒険者さん!
  あたしは守護魔・シモツキ。
  学校と子供たちを守るために
  力を貸して欲しいのよ!

続く→

***今までのイベントに参加している場合 [#pd869be2]
→続く
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あなた、冒険者でしょ!
  あたし、知ってるわ!
  ○○ね?
  天才守護魔たるシモツキ様は
  見ただけでわかるのよ!

  え、それは当然アミス先生に
  顔と名前を聞いてたからよ。
  アミス先生はあたしみたいな天才では
  無いけど、ちゃんと努力して
  結果を出す秀才ちゃんだもの。
  あたしの天才性をいち早く見抜いて
  くるあたり、なかなかデキる人よ?

  でも、アミス先生は忙しくて、
  色々と困っちゃうことも多いの。
  この天才のあたしがぱぱっと
  解決する予定ではあるんだけど……
  正直、人手がちっとも足りてないの。

  だから、あなたにも
  手伝ってもらう事に決めたわ!
  このあたしが! 今!
  
  忙しいなら後でいいけど、
  あなたも学校の一員なんだから、
  後で手伝ってね?
選択肢
 アミスの飛空庭にのぼる?
  >今はやめておく
  >アミスの飛空庭にのぼる

>今はやめておく↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  しょうがないわね!
  待っててあげるから、早いところ
  用事をパパパのパーッと
  終わらせてくるのよ?

>アミスの飛空庭にのぼる↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ちょっとだれかー!
  飛空庭のひもをおろして
  ちょうだーい!

台詞終了後、シモツキが「バイバイ」モーション。
→アミスの飛空庭へ移動。

※誰かに憑依されている場合
>アミスの飛空庭にのぼる↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あら?
  誰か憑依してない?
  ふふん、このシモツキ様の目は
  フシアナよりも鋭いのよ!
  憑依を解いてから来なさいよね♪

再度シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あっ、来たわね!
  忙しいんだから、
  早く学校に行きましょ?
  
  ……え、あたし?
  天才には適度な休憩が必要なのよ!

→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

***先月までにイベントに参加していない場合 [#b0dcac2d]
→続く
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あなた、冒険者でしょ?
  天才守護魔たるシモツキ様は
  見ただけでわかるのよ!

  この上に、アミス先生っていう
  あたしみたいな天才じゃないけど、
  なかなか努力家の秀才が作った
  学校があるのよ。
  
  そこには色々と面白い子たちが
  勉強したりしていて、あたしも今は
  そこの生徒にしてもらっているの。

  でも、アミス先生は忙しくて、
  色々と困っちゃうことも多いの。
  この天才のあたしがぱぱっと
  解決する予定ではあるんだけど……
  正直、人手がちっとも足りてないの。

  だから、あなたにも
  手伝ってもらう事に決めたわ!
  このあたしが! 今!
  
  ……忙しいなら後でいいけど、
  冒険者なら見逃す手はないわよ?

→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

**アミスの飛空庭 [#zdd336f3]
アミスがおらず、操舵輪のそばにはシモツキのみ。

黒板に話しかける↓
 黒板:
  日直:シモツキ
  私みたいな天才に
  なればいいわよ!

***先月までにイベントに参加していない場合 [#a9113d4e]
守護魔・シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。
暗転。明けると、アミスがいる。
シモツキがアミスに向き直る。
 アミス[教鞭を持って説明する]:
  あら、
  シモツキちゃんの
  お友達ね?
  ようこそ、
  わたしの飛空庭へ!

  わたしはアミス。
  この飛空庭を学校にして、
  勉強を教えてるの。

  体育はちょっと苦手だけど、
  国語、算数、理科、社会、
  なんでも教えてあげるわ。

  今は外に行ってるけど、
  シモツキちゃん以外にも
  生徒は32人いるわ。
  きっと、あなたとも
  いいお友達になれると思うの。

 アミス[教鞭を持って説明する]:
  それと、街の人たちには
  まだ秘密なんだけど……

  この学校の生徒には、
  人と同じ優しい心を持ってて、
  人と同じ姿になれるけれど、
  元々はモンスターだった
  子たちもいるの。

  わたしは、
  あの子たちが人の社会で
  生きられるようにしてあげたい。
  いやなことや苦しいことがあっても
  人として乗り越えられる強さを、
  あの子たちに教えたいの。

  もしよかったら、
  あの子たちと
  友達になってくれないかしら?

 アミス[教鞭を持って説明する]:
  ……あ、いけない。
  今からお出かけするんだったわ。

  今日、ようやく来年からの
  学校の許可申請が出る予定なの。
  申し訳ないけど、わたしはこれから
  アップタウンに出てくるわね。

アミスが操舵輪まで歩き、消える。
暗転。

→今までのイベントに参加している場合の展開につながります。

***今までのイベントに参加している場合 [#yd2bb40b]
守護魔・シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。
暗転。明けると、飛空庭にはシモツキと、樹の傍にぷるぷるのみ。
ぷるぷるは、絆の樹の方を向いている。

 守護魔・シモツキ[絆の樹側に向き直る /話す]:
  あら、ぷるぷる。
  あなたまたその樹の所にいたの?

シモツキが1歩ぷるぷるに近づく。
ぷるぷるがピアノの傍へ。
シモツキがぷるぷるに向き直る。
ぷるぷるが操舵輪に向き直る。

 ぷるぷる:
  ぷるぷるっ♪

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ふぅん……そういうものなんだ。
  天才守護魔のシモツキ様でも、
  植物と話すのは難しいわね。
  サツキを翻訳機代わりにすれば……

校舎から山吹ハートが出てきて、「はっ」エモーションを出しながらこちらへ歩いてくる。

 ???[歩く]:
  おー、なんや、ぷるぷるはん
  こんなとこにおったんか。
  ……お、あんさんが
  ○○はんやな?

  あぁ、姉やんたちや妹たちから
  いろいろきーとるさかい、その辺は
  気にせんと。ウチの名前は……

シモツキが???(山吹ハート)に向き直る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あら、ミカじゃない?
  一体全体どうしたの?

???(山吹ハート)がシモツキに向き直る。

 ???[/*怒り1 /話す]:
  だーかーらー!
  うちの名前は
  サー・ミルドレッド・カルヴァドス
  やってゆーとるやろ!
  せっかくお金持ちそうなゴージャスな
  名前にしたっちゅーのに、台無しやん!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そんな長ったらしい名前、
  誰も覚えてらんないわよ。
  ミカの方が覚えやすくていいじゃない?

 ミカ[/*怒り1 /話す]:
  なんやて!?

 守護魔・シモツキ[/*怒り1 /話す]:
  なによ!?

ぷるぷるが人間形態になる。

 ぷるぷる[ミカに向き直る /話す]:
  はーい、ストップストップ!
  ケンカはだめ!
  学校での約束でしょ?

ミカとシモツキがぷるぷるに向き直る。

 ミカ[ぷるぷるに向き直る /*汗1 /話す]:
  おおっと、ぷるぷるはんか。
  確かに、ちーと頭ひやさんとね。

 守護魔・シモツキ[/*汗1 /話す]:
  確かに、けんか腰になるには
  あまり恰好のいい話題じゃ
  なかったものね。
  
  ……そういや、ぷるぷるも
  人の姿になることができるのよね。

 ミカ[/話す]:
  そういや、なんで姿を人のかっこに
  したままにせーへんのや?
  
  そっちの方が何かと便利やと
  思うんやけど。

 ぷるぷる[/話す]:
  うーん、確かにそうなんだけど、
  あたしはまだずっと人の姿で
  いられるわけじゃないから……
  
  あ、そうだ。アミスには内緒ね?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ねぇ、ぷるぷる。
  皆がアルマやこの樹について
  調べているけれど、あなたは何か
  しってるのかしら?
  
  それに、どうして人の姿に
  なれるようになったの?

 ぷるぷる[/話す]:
  うーん……自分でも全部わかっている
  わけじゃないんだけど……
  
  この姿になれるようになった
  最初のきっかけは、今年の6月かな?

  みんなが「絆証明書」を持ってきて、
  仲のいい子たちで名前を書いて。
  あたしだって、アミスと絆証明書に
  名前を書いて、交換したいなーって。
  
  その時、なんだか急に「できる」って
  思えてきたんだよね。

  そのあと、みんながいないときに
  「人間の姿になりたい」って一生懸命
  思ったら……なんと、本当に
  この姿に変身できちゃったの。
  
  すっごく疲れたし、短い時間しか
  変身できなかったけど……
  すっごい楽しかった!

 ミカ[/話す]:
  真面目やなぁ……。そういや、
  ぷるぷるはんは、なんでそんなに
  人間の姿になることにこだわるんや?
  
  最初の目的は果たしたし、
  一緒に遊びたいにしては最近まで
  正体を隠しとったみたいやし。

 ぷるぷる[/話す]:
  あー……うん、それはね。
  まだ自分で変身できる時間を
  制御できるわけじゃないから、
  ちょっと恥ずかしくて……。

  実は、変身を自由に制御できる
  ようになったら、アミスを
  真っ先におどろかせてあげたいな、
  ……って思ってたのよ。
  
  「アミスの育てた生徒は、
   たとえモンスターだったとしても
   ちゃんとやっていけるんだよ」
  ……って。

  みんな、とっても強い心の力……
  魂の力を持ってる。それはきっと、
  誰だって持ってるし、誰にだって
  使える力なんだと思う。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  うんうん。才能が有っても
  それを磨かないと結局は
  だめになっちゃうし、ぷるぷるの
  言ってることは正しいと思うわ!

  ……そういえば、ぷるぷるは
  いつアミス先生に正体を教えるの?
  アミス以外は全員知ってるって
  聞いたんだけど?

 ぷるぷる[/話す]:
  あ……えと、あのね。
  
  できれば、アミスにはあたしから
  教えたいんだ……。
  だから、まだ秘密にしておいて
  欲しいな……お願い!

 ミカ[/話す]:
  なんや、水臭いなぁ。
  まーかしときぃ!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そうそう、この天才守護魔の
  シモツキ様の口はすっごーく
  固いのよ!

ぷるぷるが操舵輪に向き直る。

 ぷるぷる[/話す]:
  ○○も、
  いいかな? 秘密……だよ?

  うん、ありがと。
  あたし、いい友達に恵まれてるよね。
  あなたもそう思うよね、樹さん?

 ミカ[/話す]:
  あ、そや。
  いっこ聞こうとおもっとったんや。
  この絆の樹やけど、言葉喋るん?
  何か言うとんのやったら、一回くらい
  話を聞いて見たいんやけどな?

ぷるぷるがミカに向き直る。

 ぷるぷる[/話す]:
  この子……絆の樹も、心をもってるの。
  ただ、この子は動けないし、
  考えている事や言葉のリズムとかが
  違うから、シャボタンやあたしみたいな
  もともと植物にちかいアルマにしか、
  今のところ言葉が届かないみたい。

  サツキちゃんは植物の守護魔だから
  樹の健康状態に関してはあたし達より
  よほど詳しいし、この子を大切にして、
  守ってくれる人なの。
  でも、この前聞いてみたら、
  樹の感じていることはなんとなく
  わかりはするんだけど、正確な
  言葉まではわからないんだって。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  もう、サツキったら頼りない……
  ……でも、ちょくちょくここに来て
  色々調べてたのはそれだったのね。
  あの子もなかなかよくやってるわね!

ぷるぷるがシモツキに向き直る。

 ぷるぷる[/話す]:
  あたし、時々この子とゆっくり
  話をすることがあるんだけど、
  すごく、すごーく遠くから、
  たった一人でここに来たみたい。

 ミカ[/話す]:
  なぁ、ぷるぷるはん。
  この樹……
  もうすぐ花が咲くんとちゃうかな?

3人が絆の樹に向き直る。

 ぷるぷる[/話す]:
  うん。もうちょっとで
  花が咲きそうなんだけど、
  ちょっとこの子、最近元気が
  足りてないみたいなの……
  
  大きくなったからかなぁ?

  あ、みんな出てきたみたい。
  ……ふあ、ちょっと疲れちゃった。
  まだ長い時間変身するのは
  無理なのかなぁ……。

ぷるぷるがモンスター形態になる。

 校舎内のシャノワール:
  おーい、ミカ。
  そっちは何の話をしてるんだ?

 ミカ[/話す]:
  あーっ、姉やんたちまで
  ミカでおぼえてもーた……。
  はぁ、もうええわぁ。

校舎からヤヨイが出てきて、ミカたちのところまで歩いてくる。
ミカたちがヤヨイに向き直る。

 守護魔・シモツキ[ヤヨイに向き直る /話す]:
  あ、そういえば自習中だっけ?
  どうしたの?

 守護魔・ヤヨイ[/話す]:
  ええ、せっかくのいい天気なので、
  お日様の下で授業をしよう、
  という事になりまして。
  まぁ、希望者のみの自習ですが……

暗転。BGMがスノップ追分のものになる。
明けると、サラマンダー、バウ、ペペン、キクヅキ、ローキー、バルルがいる。

 守護魔・ヤヨイ[/話す]:
  ですから、こうやって足腰の鍛錬を
  行って基礎体力を強化することで……

ヤヨイがサマーソルトのモーション。

 キクヅキ[/話す]:
  こうやって、こう……
  ふむふむ。

キクヅキが足払い?のモーション。

 ローキー[/話す]:
  むぅ……体の動きを自分で
  制御するというのは、
  簡単なようで意外と難しい
  ことなのじゃ……。

 バルル[/話す]:
  ローキーさん、そこはたぶん
  こーやって……って、着物は
  やっぱり動きが制限されますね。

 ペペン[?モーション]:      (メモ:通常攻撃?)
  体を動かすのは楽しいけど、
  ピタッと止めるのは難しいです。
  これはなかなか……あれれ?

 バウ[走る]:
  運動は楽しいです!
  でも、走り回っちゃだめです?

 サラマンダー[-]:
  お、なんかかっちょいいな!
  必殺技とか打てそうじゃない?

ガチャリとドアの開くSE。

 ???:
  もしもしー……
  
  アタシの声、聞こえてる……?

  ……入っても、いい?
  用が、あるから……。

BGMが元に戻る。

選択肢(一択)
 来客のようだ:
  >ドアを開ける

>ドアを開ける↓
操舵輪からオートメディック・アルマが出現、全員が注目する。
オートメディック・アルマが1歩前に出て、ローキー側に向き直る。

 ???[/話す]:
  えー……っと。
  ここ、アルマの集まる学校……
  で、いいんだよね?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  まずはこの天才守護魔シモツキが
  あなたの質問に答えるわ!

  そうよ!

 ???[シモツキ側に向き直る /話す]:
  ……あ、うん。
  そうね。安心した。

???(オートメディック・アルマ)がミカに向き直る。

 ミカ[/*汗1 /話す]:
  あかん、シモツキに任せとくと
  話が進まへん。

  あー、ちょいちょい。
  あんさん、どっからそれを
  聞いてきたん?
  でもって、あんさんも
  アルマなんかな?

 オートメディック[/話す]:
  そう、アタシはオートメディック。
  別のアルマからここに行くように
  言われて、訪ねてきた。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  わかったわ!
  あなた、生徒にしてもらいに来たのね!
  ちょうどいいわ、アミス先生は今
  留守にしているけど、この学校は
  結構いいところよ!

 バウ[-]:
  オー……トメ……?
  ええっと、トメちゃんです?

バウが「話す」モーション。

 ペペン[オートメディックに向き直る]:
  キカイが見えるです。
  メカメカさんですね!

 オートメディック[/*汗1 /話す]:
  え……?
  トメ……メカ……?

オートメディックがローキーに向き直る。

 ローキー[-]:
  お主の呼び名を考えておるのじゃ♪
  いずれみんなから、いろんなあだ名で
  呼ばれるようになるとおもうのじゃ~

 サラマンダー[/話す]:
  メカ……メカ……
  メカゴロリとかどーだろ?
  よろしくな、メカゴロリ!

 オートメディック[サラマンダー側に向き直る /*汗1 /話す]:
  メカ……ゴロリ……?

 サラマンダー[/話す]:
  ん?だってそういう黒い服って
  “ゴスロリ”って言うんだろ?
  で、メカメカのゴスロリ。
  だからメカゴロリだっ!

 オートメディック[/*汗1 /話す]:
  “ス”は?
  “ス”はどこに行ったの……?
  
  それに、この衣装はデータによると
  ゴスよりはパンクに近い……

 守護魔・ヤヨイ[/話す]:
  みなさん、オートメディックさんの
  呼び名については一端置いて、
  まずはこの学校についての
  説明をしてあげた方がいいのでは……

 :
  みんなは口々に
  学校のいいところや
  アミスや他のみんなのことを
  オートメディックに説明しだした。

 オートメディック[操舵輪に向き直る /話す]:
  …………。
  ここは、にぎやかなのね……。

 ミカ[/話す]:
  ちょいちょい、ちょいまちーや!
  みんなでいっぺんに話したら
  伝わるもんも伝わらんて。

 オートメディック[ミカに向き直る /話す]:
  …………。

 ???:
  ただいま~♪
  あら、お客様?

暗転。明けると、アミスがいる。
オートメディックがアミスに向き直る。

 みんな:
  『おかえりなさーい!』

 アミス[オートメディック側に向き直る 教鞭を持って説明する]:
  あら、あなた……
  あなたもアルマなのかしら?

バウが「走る」モーション。
 ペペン[-]:
  オートメディックさんです!
  学校に入りに来てくれたですよ!

 オートメディック[/話す]:
  ああ、その……
  できれば、ここに。

 アミス[教鞭を持って説明する]:
  ええ、歓迎するわよ。
  オートメディックちゃんね、
  わたしはアミス、この学校で
  先生をしているの。よろしくね。

 オートメディック[/話す]:
  あ、はい……

 アミス[教鞭を持って説明する]:
  来たばかりで、戸惑う事も
  多いとは思うけれど……
  自分のペースで、のんびりと慣れて
  くれれば大丈夫よ。
  
  落ち着いたら、そこから
  あなたのことを色々と
  教えてくれると嬉しいな。

 オートメディック[/話す]:
  はい……よろしく。

 アミス[教鞭を持って説明する]:
  オートメディックちゃんも
  新しく加わってくれたし、
  来年に向けて勢いがつくわね♪
  
  今日はもう一つ、みんなに
  嬉しいニュースがあるのよ。

 守護魔・ヤヨイ[アミスに向き直る /話す]:
  ニュースですか?
  何か良いことがあったのですか?

 守護魔・キクヅキ[アミスに向き直る /話す]:
  もしかして……この前聞いた
  来年からの話ってやつかな?

 バルル[/話す]:
  あー……人間の子供が
  来るかもってゆーあれですね。

 アミス[教鞭を持って説明する /*はっ]:
  そうなの!
  今日ようやく結果が出たんだけど、
  来年からここは正式な学校として
  認められることになったの!

 ぷるぷる[/*音符]:
  ぷるっぷるっ♪

 サラマンダー[/話す]:
  えぇ、すっげーじゃん!
  じゃぁじゃぁ、来年からはここに
  もっといっぱい仲間が
  増えちゃったりするわけだな?

バウが[/*はっ」エモーションを出しながら「話す」モーション。

 ペペン[-]:
  という事は、ペペンは
  先輩になっちゃうんです!?
  
  がんばります……!

 アミス[教鞭を持って説明する]:
  いきなりそんなにたくさん
  増えるという事はないと思うけど、
  お友達も、先生も増えていくわよ。

  さて、学校の手続きもようやく
  一区切りついたし、少し休憩したら
  午後の授業を始め……

アミスがひざをつくモーション。
ぷるぷるが「びっくり2」エモーションを出し、アミスに向き直る。
オートメディック以外の全員がアミスに向き直り、「びっくり2」エモーション。

 ぷるぷる:
  ぷるぷるっ!?
  ぷるっ!?

 みんな:
  『先生っ!?』

オートメディックがアミスに歩み寄り、向き直る。

 オートメディック[/話す]:
  ……発熱。体温がかなり高い。
  消耗の度合いから予想すると、
  体内で炎症が起きてる。

 ミカ[/話す]:
  ……前からお疲れとは聞いとったが、
  倒れるまで根詰めとったんか……
  あぁ、もう!
  誰か水枕と氷準備してーな!

  オートメディック!
  あんた、アミス先生についてて
  やってくれへんか!?

 オートメディック[/話す]:
  ……わかった。

 守護魔・キクヅキ[/話す]:
  先生を部屋に連れて行って、
  寝かせてあげないと!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  みんな道を開けて!
  力の強い子は先生を運ぶのよ!

ペペンとミカが道を開ける。

選択肢(一択)
 :
  >アミスを運ぶ

>アミスを運ぶ↓
暗転。暗いまま話している。

 :
  意識を失ったアミスを抱え、
  アミスの部屋まで運びこんだ。

→暗いまま、プライベートルームへ。

**アップタウン [#veab933d]
プライベートルームでログアウトすると、次回アップタウンにログインする。

シモツキに話しかける↓
 守護魔・シモツキ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  もう……アミス先生、体が弱いなら
  無理しちゃだめなのに!
  さぁ、急ぎましょ!
  ちゃちゃっと学校に行くわよ?

→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

**アミスの飛空庭 [#v97c8b6e]
アミスはおらず、操舵輪のそばにはシモツキのみ。
シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。暗転。
明けると、飛空庭にはシモツキのみ。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ○○!
  アミス先生が倒れちゃったわ!
  早くお見舞いに行くわよ!

→プライベートルームへ。

**プライベートルーム [#i8ccb0f7]
寝巻き姿のアミスがベッドに横たわっており、
それをぷるぷる(人間形態)、ミカ、シモツキ、オートメディックが見ている。

シモツキ、ミカ、オートメディックに話しかける↓   (アミス、ぷるぷるにはクリック判定なし)
プレイヤーが定位置に移動する。
BGMが天まで続く塔(ドミニオン)のものになる。
 アミス[/ベッド]:
  ……うう、ん……
  あれ、ここは……?

ぷるぷるが「びっくり1」エモーションと共に横に1歩移動。

 ぷるぷる[アミスに向き直る /話す]:
  アミス?
  大丈夫、アミス!?

 アミス[/ベッド]:
  良く、みえない……
  ごめんね、この大事な時期に……
  ○○ちゃん……
  いる、かしら……?

 オートメディック[/話す]:
  ……熱で意識が途切れがちになってる。
  眠らせた方が、体力の消耗を
  防ぐことができると判断。
  ○○って誰?

 アミス[/ベッド]:
  ○○ちゃん……
  わたしが休んでいる間、
  みんなの先生になってあげて……。
  あなたなら、きっと、大丈夫だって
  信じられるから……

 :
  アミスから
  指示棒を受け取った。

 ぷるぷる[/話す]:
  アミス……眠ったみたい。
  ……あはは、ドジだよねあたし。
  この姿、アミスが見たって
  誰だかわかるわけないのに。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ……ねぇ、オートメディック。
  アミス先生の様子はどうなのかしら?

 オートメディック[/話す]:
  消耗性の疾患……つまり、
  過労で体力が落ちたところで、
  何かの病気にかかったみたい。
  
  かなり消耗してる。
  このヒトは、何か持病を持っていたり
  もともと体が弱いなんてことは?

ぷるぷるがオートメディックに向き直る。

 ぷるぷる[/話す]:
  オートメディック、
  お願い、アミスを助けて……!
  
  ……アミスは子供のころ、
  トンカで流行った病気で何か月も
  入院していたことがあるの。

 オートメディック[/話す]:
  風土病……トンカ……
  データベース照合。
  ……あった。
  十数年に一度くらいの割合で
  広がるものがいくつかある。
  それのどれかと推測。

 ぷるぷる[/話す]:
  たぶん、それで合ってる。
  それで、体力がすごく落ちて、
  アミスは体もあまり強くないの……
  
  お医者さんも、普通の生活をする
  程度なら問題ないけど、この病気は
  完治するとは限らないって……

 ミカ[/話す]:
  なんやそれ……
  なんや、ほんま。
  こんな努力して、苦労して、なんで
  ……こんな目にあわなあかんねん。

 オートメディック[/話す]:
  その時の症状、おしえて。
  絞り込めれば、どれかわかる、かも。
  
  わかれば……対処ができるかも。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ほんと!?
  ぷるぷる、早く思い出してっ!

 ぷるぷる[/話す]:
  うん、あの時は確か……

 

 :
  ぷるぷるからの説明を聞くと、
  オートメディックはしばらくの間
  目を閉じて考え込んでいたが、
  ようやく口を開いた。

 

 オートメディック[/話す]:
  その時期にトンカで流行した病気は
  大きく分けて3種類。年代と、
  感染規模と、症状から判断すると、
  高い確率で特定の病気と推測できる。

  その病気は、症状が治まっても
  体内に潜伏を続けて、体力が衰えた
  時期に再発する可能性があるの。
  
  ……たぶん、同じ症状ね。
  このままだと、そのうち……

 ぷるぷる[/話す]:
  オートメディック、
  アミスは助かるの!?

 オートメディック[/話す]:
  本人の体力が落ちているから、
  自然治癒を望むのは難しいと思う……
  
  でも、この病気は5年ほど前に
  治療薬が作られたはずだから、
  早めに薬を与えれば、あるいは……

 ミカ[オートメディックに向き直る /話す]:
  よっしゃ、薬やな!
  うちのコネですぐに買ってきたる!
  
  で、それどんな名前の薬で、
  どこで売ってんのや?

 オートメディック[/話す]:
  ……長期保存ができないから、
  販売はされていない。
  一時期は良く使われたけれど、
  ここ数年その病気は流行して
  いないから、おそらくどこにも
  保管はされていないと思う。
  
  ……だから、作る。

 守護魔・シモツキ[オートメディックに向き直る /*びっくり2 /話す]:
  あなた凄いじゃない!
  薬を作れるの?
  作り方も材料も分かるの?

 オートメディック[シモツキに向き直る /話す]:
  別に……
  
  取得したデータの中に、人間に関する
  医療系のデータベースがあったから……

  ただ……薬を作るには、
  色々な材料が必要になる……
  集めるのは大変だけど、
  ……手伝って、くれる?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そんなのカンタンよ!
  あたしたちで集めてくれば
  ちょちょいのちょい!
  大人が手をひねるくらい簡単よ!

 ミカ[/話す]:
  ○○はん、
  あんさんにも手伝ってもらいまっせ。
  後は、他のみんなにも手伝って
  もらわんとあかんね。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  じゃぁ、集めるものを確認ね?
  ○○は、
  さっき先生を運んでもらったし、
  話は聞いておいてあげるから
  少し休んでいてもいいわよ?

選択肢
 どうする?:
  >少し席を外す
  >話を全部聞く

>少し席を外す↓
暗転。暗いまま話している。
 :
  替えの水枕と、飲み物を持って
  部屋に戻ると、入れ替わりに
  アルマ達が出て行った。

明ける。ミカがプレイヤーに向き直る。
 ミカ[/話す]:
  おぅ、いいとこに戻ってきた。
  次はうちらで、アミス先生の薬の
  最後の材料を探しに行くで!

 ぷるぷる[/話す]:
  みんな……
  ありがとう……。
  ほんと、ありがと……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  すごいじゃない、みんな!
  残る材料は後一つ。
  これはこのシモツキ様の出番ね!

 ミカ[/話す]:
  で、オートメディックはん、
  最後の材料はなんなんや?

 オートメディック[/話す]:
  ……。
  ……教えない。

//シモツキが「びっくり2」エモーション。
//ミカが「びっくり2」エモーションと共にオートメディックに向き直る。
BGMがDEMチュートリアルのものになる。

 シモツキとミカ[オートメディックに向き直る /*びっくり2]:
  『えっ!?』

→以降共通

>話を全部聞く↓
 オートメディック[プレイヤー側に向き直る /話す]:
  全部で、必要な材料は11種。
  まず、ノーザンの万年雪を溶かした水。
  エーテルを微量含んでいるから、
  他では採れないみたい。

 ミカ[/話す]:
  うわ、いきなりきっついなぁ。
  ……何とかならなくはないか?

 オートメディック[/話す]:
  次は、スノップ山道の岩肌に自生する苔。
  ただ、数が少ないうえに、近くには
  良く似た苔がいっぱいあるから、
  採るのが難しい。独特の甘いにおいが
  あるのだけど、この時期はにおいが
  微かすぎて難しい……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  とりあえず根性よ!
  無理を通せばどおりでやっぱりよ!

 オートメディック[/話す]:
  三つ目は……これも、難しい。
  ウテナ開拓地の砂漠で、夜明けの直前に
  数分間だけ開く花の蜜。
  広い砂漠で、見つけるだけでも大変……

BGMが軍詰め所のものになる。
部屋の入り口からダークフェザー、バウ、シャボタンが入ってくる。
ミカとシモツキがダークフェザーに向き直る。

 ダークフェザー[/話す]:
  なら、一つ目は私たちが行ってくるわ!
  ノーザンなら、よく知ってるもの。
  シャノワールも、ムツキも一緒よ。
  
  ……アミス先生には、
  色んなことを教わったもの。
  ありがとうって、何度も言ったけど、
  まだまだ言いたりないの。

 バウ[/話す]:
  ふたつ目の、ぼくがいくです!
  ぼくはまだばかなバウだけど、
  鼻が利くのが役に立つです!
  
  みるくちゃんも、キサラギさんも
  一緒に手伝ってくれるです!
  
  すぐ帰ってくるです!
  ぼくはちょっといいバウになるです!

 シャボタン[/話す]:
  あっ、あの。三つ目なら、
  わたしが役に立てると思うの。
  ウテナ開拓地の砂漠なら、
  元々いた場所だし……
  そのお花なら、知り合いだから、
  お花の蜜も分けてもらえると思うの。
  
  アカリさんとヤヨイさんが
  守ってくれるから、大丈夫!

ダークフェザー、バウ、シャボタンが「はっ」エモーションと共に振り返り、
入り口から出ていく。

 オートメディック[/話す]:
  四つ目……大陸の洞窟。
  奥で採取できる特殊な鉱石から
  抽出する成分が必要。
  見つけるのは難しくないけど、
  あそこはモンスターが多い……

  五つ目……。モーグの炭田地域に
  自生する希少な植物の地下茎。
  見つけるのも難しいし、
  地下茎が育っているかもわからない。
  ここは、正直言って厄介。

  六つ目……イストー岬や、
  ファーイースト西部の海岸の水際に
  だけ自生している珍しいハーブ。
  そのハーブのそばには、高い確率で
  厄介なモンスターがいることがある。
  水辺だから、インスマウスの監視も。

入り口から、ローキー、バルル、シーホースが入ってくる。

 ローキー[/話す]:
  大陸の洞窟ならご安心めされよ!
  そこなら私がよーく知っておるのじゃ♪
  群れの皆に会えたら幸いじゃし、
  ウヅキとあさにゃーと三人なら、
  そう困ったことにはならぬのじゃ♪
  
  それに……恩義あるアミス先生の
  危機なのじゃ。多少の危険など、
  かまっておれぬのじゃ!

 バルル[/話す]:
  なら、五つ目はあたしたちに
  任せてもらおうじゃねーですか。
  幸い、サツキなら植物関係は
  何でもござれですし。
  
  モーグってーのは、たしか
  泥炭とかいう土地なんでしたっけ。
  ヘタレーとあたしで、泥まみれでも
  芋ほりでも何でもやってやりますよ!

 シーホース[/話す]:
  六つ目なら、わたくしたちが
  採りに行ってきます!
  海のそばなら得意ですし、
  元の姿になれば、
  海に潜ってもばれないかも
  しれませんからね♪

ローキー、バルル、シーホースが「はっ」エモーションと共に振り返り、
入り口から出ていく。

 オートメディック[/話す]:
  ……なんで、なんだろう。

  いや、ともかく……次。
  これで半分は超えた……かな?
  7つ目、果物の種。ただし希少。

  妖精の祝福を受けた畑で育った
  果物の中に時折含まれている、
  淡く光っている種を、いくつか。
  地道に何件も農場を回って、
  やっと見つかるくらい……らしい。

  8つ目。ファーイーストの奥地、
  古い洞窟の中に生えている
  キノコなんだけど……
  毒キノコの中に混じっているから、
  毒に関しての知識がないと
  採取が難しいかもね。

  次……9つ目。
  熱い地域の谷の壁面に巣を作る
  鳥がいるのだけど、その巣自体。
  この辺りで候補になるのは……
  アイアンサウスの下層部から
  見える壁面が一番可能性が高い。

 オートメディック[/話す]:
  次……これで10種類。
  場所は、もうわかってる。

  トンカの、マリオネット研究所。
  過去に薬を作る時に使われた、
  マリオネット・マンドラゴラの
  血清が保管されてる……。
  これがあれば、他の材料と合わせて
  薬を作る助けになる……

  でも、厳重に保管されていて、
  通常の手段ではもらえない。
  どうにか侵入して盗み出す……?

入り口からペペン、サラマンダー、ミニー、白い使い魔が入ってくる。

 ペペン[/話す]:
  ふっふっふ、これを待っていました!
  食べ物! 果物! 何件も!
  ペペン、ためておいたおこづかいを
  全部使いきっても後悔しません。
  フミちゃんとマオさんも、食べる事なら
  ドーンとこいなのです!
  何件だって訪ねてくるですよ!
  絶対に、見つけてくるです!

 サラマンダー[/話す]:
  よっし、そのキノコなら任せて!
  ハヅキとグリに聞いたら、二人とも
  わかるって言ってるからばっちり!
  それに、あっちならハヅキの
  友達に協力を頼めそうだしね!
  以前会ったちっこいハカセにも
  手伝ってくれるようお願いしてみる!

 ミニー[/話す]:
  高いところはまっかせてくださーい!
  バランス取りや軽業は、
  ミニーとっても得意なんです!
  
  キクヅキくんも身が軽いし、
  街の人に話を通すのは
  カスミさんがやってくれるって♪

 白い使い魔[/話す]:
  あ、あの……
  私、トンカに、行きます。
  カミアも、カンナも、リリアンも、
  一緒に行ってくれるって……。
  
  アミス先生はトンカの出身だし、
  ちゃんとお話すれば……きっと、
  きっと血清を分けてくれるって
  思うです……

ペペン、サラマンダー、ミニー、白い使い魔が「はっ」エモーションと共に振り返る。
ペペンたちが入り口から出ていく。
同時に、ぷるぷるがペペンたちに向き直る。

 ぷるぷる[/話す]:
  みんな……
  ありがとう……。
  ほんと、ありがと……

 

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  すごいじゃない、みんな!
  残る材料は後一つ。
  これはこのシモツキ様の出番ね!

 ミカ[/話す]:
  で、オートメディックはん、
  最後の材料はなんなんや?

 オートメディック[/話す]:
  ……。
  ……教えない。

ぷるぷるがオートメディックに向き直る。
同時に、シモツキとミカが「びっくり2」エモーションと共にオートメディックに向き直る。
BGMがDEMチュートリアルのものになる。

 シモツキとミカ[オートメディックに向き直る /*びっくり2]:
  『えっ!?』

 ミカ[/話す]:
  ちょい、ちょいまち!
  それどないやっちゅーねん!?
  ここまで来てそれはないでー?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あなた何考えてるの!?
  そもそも、いやならなんで
  10個までは材料を
  教えてくれたのよ!

-------

DEMの場合はここで以下の会話が入る。
 :
  (オートメディックがこちらを
   にらんでいるような気がする……)

 オートメディック[/話す]:
  ……アンタみたいな
  “先例”が居なければ……
 
  ……いや、なんでもない。

-------

 オートメディック[/話す]:
  アンタ達を、
  まだ信用したわけじゃない……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  もぅ、この天才守護魔のシモツキ様が
  信じられないなんて、
  しんじられなーい!

  泥舟に乗ったつもりで、
  どーんと安心してていいのに、
  何がそんなに心配なの?

 ミカ[/話す]:
  うーん、なぁ、
  オートメディックはん?
  あんさんの不安が何かはまだ
  よーわからんけど、こんな時やし、
  心を開いて話し合えば……

 オートメディック[/話す]:
  ……その、ココロっていうもの。
  アンタ達は理解しているの?
  心を開くって何?
  どこか物理的に開く部分があるの?
  心ってどこにあるの?

  アタシには、わからない。
  ……理解できない。
  
  だから……
  アンタ達を、試させて。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  その勝負乗ったわ!

 ミカ[/話す]:
  ええええええええっ!?
  シモツキ、おどれ勝手に
  何ゆーとんねん!?

 オートメディック[/話す]:
  答えがわかったら、
  アタシに教えて……
  ギルド元宮の5Fで待ってる。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  要するに、オートメディックに
  心がどこにあるか、ってことを
  教えてあげればいいんでしょ?

  大丈夫、ミカもいるし、
  ○○もいるわ!
  このあたし達がばばーんっと
  その疑問をこっぱみじんに
  解決してあげるわ!
  
  だから、それができたら最後の
  薬の材料を教えるのよ!

 ミカ[/話す]:
  なんか、ごく当たり前のよーに
  うちらも人員にはいっとるやん……
  まぁ、先生のピンチやし、
  手伝うのはやぶさかやないけど。

  ……あ、ぷるぷるはんは
  ここに残っててもらえる?
  先生とオートメディックはんだけ
  残して留守にするのも不安やし、
  あんさんがいれば安心や。

 ぷるぷる[/話す]:
  ……うん、任せて!
  ミカちゃんとシモツキちゃん、
  ○○も……
  無理はしないでほしいけど……
  お願い、アミスを助けて!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ふっふっふ、このシモツキ様にかかれば
  夕飯前よ!
  
  心ってのはつまり、お話を聞いて
  ワクワクしたり、ドキドキしたり、
  ハラハラしたりする事でしょ?

  なら答えは簡単!
  お話がいっぱいあるところに行って
  お話を実際に読んだり、調べたり
  している人を捕まえて聞けばいいの!
  
  あたしったらホンっと冴えてるわ♪

 ミカ[/話す]:
  ふむん……そーゆーことなら、
  他にも候補は出せそやな。
  オートメディックはんはキカイっぽい
  アルマだから、それっぽい人に
  聞くのも効果ありそうやね。

  キカイゆーたらマイマイの要塞やろ?
  なんでも最近DEMの冒険家っちゅー
  風変わりな冒険者がおるみたいやし、
  キカイつながりでそいつに聞くのも
  えーかもしれんな。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  えー!?
  絶対お話のある図書館だってば!
  
  カミアとカンナに頼めば
  割といい感じで移動できるからさ!

 ミカ[/話す]:
  キカイつながりで聞く方がええて!
  
  この季節のマイマイやったら、
  知り合いのツテで安く行けるで!

 ぷるぷる[プレイヤーに向き直る /話す]:
  うーん……このままじゃ
  どっちに行くか決まる前に
  日が暮れちゃいそうだね……。
  ○○、
  あなたが決めてくれない?

選択肢
 どちらに行こうか?
  >お話を捜しに図書館へ
  >キカイつながりでマイマイ島へ

>お話を捜しに図書館へ↓
指示棒を入手。
シモツキ、ミカがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  さっすがー♪
  わかってるじゃない。

 ミカ[/話す]:
  ん。あんさんが決めたんなら、
  それに乗っかるとしますか。
  図書館に文句があるわけでもないし。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  じゃぁ、さっそくだけど
  善は急いでおとどけよ!
  アップタウンに降りたら、
  アタシ達に話しかけてね!

→アップタウンへ。
→シモツキ(守護魔)ルートへ。

>キカイつながりでマイマイ島へ↓
指示棒を入手。
シモツキ、ミカがプレイヤーに向き直る。
 ミカ[/話す]:
  よっしゃ、ほな早速
  ツテに値切り交渉にいかんとな。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  しょうがないわね!
  この天才守護魔のシモツキ様も
  一緒に行ってあげるわ♪
  別に、結果が出ればいいんだしね!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  じゃぁ、さっそくだけど
  善は急いでおとどけよ!
  アップタウンに降りたら、
  アタシ達に話しかけてね!

→アップタウンへ。
→ミカ(ネコマタ)ルートへ。

**シモツキ(守護魔)ルート [#d99362e6]
***アップタウン [#vbee7ccb]
中央西噴水前にシモツキとミカ。
シモツキかミカに話しかける↓
シモツキとミカがプレイヤーに向き直る。
 ミカ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  さて、ほなその図書館に
  早いところいこか?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ……で、さっきも話したけど、
  色々なお話が保管された
  フシギな図書館があるのよ。
  
  カミアとカンナにお願いすれば、
  ぴゅぴゅんっと飛んで行けたんだけど、
  もうそのタイミングじゃないんだって。

  でもご安心あれ!
  おとぎ話と童話の守護魔である
  この天才守護魔のシモツキ様は、
  物語に関する場所ならば
  ぴょこんと移動できたり
  できなかったりしちゃうの!

 ミカ[/話す]:
  できなかったらダメやん!?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  できないとは一言も……
  うん。できなかったり、としか
  言ってないから大丈夫!
  ……言ってないわよ!

  とりあえず……
  あたしの分と、ミカの分と、
  ○○の力を
  借りるとして、足りないのは……

  わかったわ!
  あたしにりんごを
  3つ持って来てちょうだい!

  とにかく、たりない力を補うために
  何かおいしいものが必要なのよ!
  で、この季節ならきのこだけど、
  あたしとしてはりんごが
  好きだなあ……って。
  
  そういう事よ!
  それとも学校に用事?

※ユニオンペットを装備時、選択肢が変わります。後述。

選択肢
 りんごを持ってる?:
  >もってない
  >アミスの飛空庭にのぼる
  >りんごを3つ渡す

>もってない→会話終了。

>アミスの飛空庭にのぼる
→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

>りんごを3つ渡す↓
※アイテムが足りない場合
 ミカ[/話す]:
  あれ、足りてないで?
  しっかりしてーな。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  これじゃ、あたしのおなか……
  じゃなかった、力が満足に
  出せないじゃないの!
  天才にはおいしい食べ物が
  必要なのよ!ほんとなのよ!
  早く持ってきなさーい!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  りんごは、タイニーアイランドの
  タイニーツリーや、ファーイースト街道
  とかの東の果物の木を叩いてもいいし、
  イストー岬のお店でも売ってるわ!

>りんごを3つ渡す↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  よーっし、準備おっけー!
  いくわよ!

→フシギな図書館へ。

-------

※ユニオンペットを装備中の場合、※印部分で台詞と選択肢が変わります。
 [/話す]:
  (△△が
   一歩進み出た)

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あら、あなたもいるのね!
  ……あなた、強い力を感じるわ。
  強い絆の力……

  あなたの力、借りるわよ!
  れっつ・ごー!

選択肢
 どうする?:
  >少し考えさせて
  >アミス先生の飛空庭にのぼる
  >フシギな図書館へ行く

>フシギな図書館へ行く↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  よーっし、準備おっけー!
  いくわよ!

→フシギな図書館へ。

-------

※また、守護魔・シモツキかシモツキのフェイブルハートを装備中の場合、※印部分で台詞と選択肢が変わります。
 [/話す]:
  そこのあたし!
  そこに気が付くとは、
  やっぱり天才ね!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そっちのあたしも、それを理解できる
  なんて、やっぱり天才ね!
 
  あなたがいれば百人力よ!
  一気に図書館まで飛んでいくわよ♪

 シモツキ達:
  れっつ・ごー!

選択肢
 どうする?:
  >少し考えさせて
  >アミス先生の飛空庭にのぼる
  >フシギな図書館へ行く

>フシギな図書館へ行く↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  よーっし、準備おっけー!
  いくわよ!

→フシギな図書館へ。

***アミスの飛空庭 [#a8819b9a]
アミスがおらず、操舵輪のそばにはシモツキのみ。
守護魔・シモツキに話しかける↓
暗転。明けると、アルマたちがいない。
シモツキがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ○○、
  カミアとカンナが先に出かけてるのを
  忘れていたわ……!!
  
  だから、アタシの力を補給するのに
  りんご3つ持ってきてよね!

  天才守護魔のあたしは今忙しいから、
  下で待ってるミカに渡してくれれば
  受けとっておくわよ?

***アップタウン [#z30800cd]
一度図書館へ行った後は台詞が変化。
シモツキ、ミカに話しかける↓
シモツキとミカがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  さぁ、早く図書館にいくわよ!
  
  ……あ、もしかして学校に
  何か用があったりする?

選択肢
 どうする?:
  >少し考えさせて
  >アミスの飛空庭にのぼる
  >フシギな図書館へ行く

>フシギな図書館へ行く
→台詞なしで、フシギな図書館へ。
//>フシギな図書館へ行く
//→フシギな図書館へ。

***アミスの飛空庭 [#e0232827]
一度図書館へ行った後は台詞が変化。
シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。
暗転。明けると、アルマたちがいない。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ○○、
  準備はできた?
  早くいきましょ?
  
  って、ミカの奴どこ行ったの?
  ……ははぁ、下ね!
  こっちから迎えに行きましょ?

***フシギな図書館 [#w47d1ebb]
入り口すぐのところにシモツキ。
シモツキに話しかける↓
案内矢印が出る。
シモツキがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  さぁ、到着したわ!
  ここが知識のでんどー、
  フシギな図書館よ!

  え? なんでお話にそんなに
  こだわるのかって?
  
  だって、このシモツキ様は
  冬の夜長のおとぎ話から生まれた
  童話の守護魔なんだもの!
  あったり前じゃない!

右手前端の柱の陰にミカ。
ミカに話しかける↓
案内矢印が出る。
ミカがプレイヤーに向き直る。
 ミカ[/話す]:
  予想外やった……
  ここまでいっぱい本があると、
  どれがお話でどれが参考書で
  どれが帳簿なのか、探すのも
  えらい手間やで……
  
  どっかに司書さんとか
  常連とかおらんのかな?

左手奥の柱の陰にホログラフ(名前表示なし)。
ホログラフに話しかける↓
 [/話す]:
  ……
  (ぷいっ)

  そっぽを向いてしまった。
  話しかけても反応しない。

右手奥にDEMの冒険家。
DEMの冒険家に話しかける↓
DEMの冒険家がプレイヤーに向き直る。
暗転。明けると、シモツキとミカがいる。
 DEMの冒険家[/話す]:
  ……おや、どちら様?
  この静かな図書館に場違いな
  恰好なのは許してくれよな。
  
  ……何、俺の恰好が珍しい?
  あぁ、俺はDEMだから、
  見る人が見ると目立つかもね。

 ミカ[/話す]:
  いや、別にえーねんけどな。
  DEMにもええ奴もやな奴もおるのは
  一応わかっとるつもりやし。
  むしろそのけったいなかっこの方が
  気になるわぁ……
  
  あんた、何もんなんや?

 DEMの冒険家[/*笑い /話す]:
  俺は冒険者、というか冒険家だな。
  まぁ色々あって、自由の身になったんで
  こうやって世界中を回ってるのさ。
  最初は言葉もうまくなかったから、
  結構苦労したんだぜ?

  普段はマイマイの奥地とか、
  ファーイーストの奥地とか、
  あまり人が立ち入らない秘境に
  探検に行ってたりするんだが……
  
  調べ物に来たところで、
  ついつい本を読みふけってる、
  ……ってところかな?

 守護魔・シモツキ[/*笑い /話す]:
  あら、いい心がけじゃない♪
  あなた見どころあるわよ。
  
  で、何読んでるの?
  絵本? 童話? おとぎ話?

  あ、そうだ!
  あたし達、今ちょっと心に関して
  調べてるんだけど、あなたは
  自分で心を持っているって思う?
  
  ぶっちゃけ、あなたにもあたしにも
  心はあるんだけど、それがどこに
  有るのか調べるのよね。

DEMの冒険家が「うなずく」モーション。

 DEMの冒険家[/話す]:
  はぁ、心ねぇ……。
  俺には心がある、そう信じてる。
  ただ、どう説明したもんかね?
  
  あと、今読んでるのは冒険活劇だ。
  ここではない世界を舞台にした
  いわゆるファンタジーものだな。

  すごいぜ。作者名はわからんが、
  モーグ炭じゃなくて、火をつけると
  燃える水が燃料になっている世界で
  飛んだりはねたりするのさ。

  話の展開は陳腐かもしれないけど、
  謎の暗号と追われる少女、それを追う
  悪の組織、危機一髪で現れるヒーロー。
  
  見たこともない世界、
  聞いたこともない冒険。
  そんなものに憧れて、俺はこんな
  かっこで世界を飛び回ってる。

 ミカ[/話す]:
  はー……。
  偏見やとはわかっとるけど、
  改めてDEMの人からそーゆーことを
  聞くと、感慨深いなぁ。

DEMの冒険家がシモツキたちに向き直る。

 DEMの冒険家[/話す]:
  俺だって、最初はなんだか
  さっぱりわからなかったさ。
  元々、俺はドミニオン世界で
  生産されたんだが、初の任務で
  誰かの忘れものらしい本を
  拾っちまってな。

  今になって思えば、子供向けの
  簡単な内容の本だったよ。
  遊びほうけている音楽家の虫と、
  真面目に働いている働く虫と
  人生について語り合ったり、
  馬鹿にしたり助けてもらったり。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あたし、知ってるわ!
  あの本、大好きなの。
  でも、働き者の虫はもうちょっと
  音楽家の虫を苦労させてもいいんじゃ
  ないかなー、なんて思ったわね。

 DEMの冒険家[/話す]:
  あぁ、それは俺も思った。
  もっと効率よくしろよ、とかね。
  
  ただ、その本を捨てることは
  できなかった。必要ないものなのに、
  なぜか捨てられなくて、次に
  出撃した時も本を探すようになった。

  本の中には、俺の知らない色々な
  奴らがいて、俺の知らないことを
  考えて、泣いて、笑っていた。
  
  友達とか、ライバルとか、
  俺が全く知らない言葉が、
  彼らの話が、頭から離れなかった。

  そんなことだから、自分が
  イレギュラーと判断されそうに
  なっていることは理解できて、
  必死こいて逃げ出して……
  色々幸運が重なって、なんとか
  今ここにいる、ってわけさ。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  うんうん♪
  そうでなくっちゃ!
  おとぎ話や、物語はそういうものなの。
  楽しいし、面白いし、それに、
  みんなを幸せな気持ちにできるしね!

  おとぎ話や童話は、人間じゃない
  動物や植物、虫や道具にも
  顔や言葉や性格をくっつけちゃうの。
  普通に考えれば、ありえないわよね?
  
  でも、お話の中ならなんでも有り。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  それはね、お話の中の動物や
  虫や道具がしゃべったり笑ったり
  するのは、あなたがそう思うから。
  音楽家の虫も働き者の虫も、
  本当は音楽家でも働き者でも
  無いのかもしれないの。
  無いかもしれないの。
  でも、あたし達はそこに「音楽家」
  とか「働き者」という姿を映し出すの。

  あの虫はきれいな音で鳴くから
  音楽家に違いない。あっちの虫は
  ずっと荷物を運んでいるから働き者。
  そんな風に、人の心を当てはめて
  まるで人であるかのように語るのが、
  物語の持つ不思議な力。

ミカがシモツキに向き直る。

 ミカ[/話す]:
  なんや、シモツキ、普段とは
  ちょっと雰囲気違うなぁ。
  ……でも、その話はステキやね。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そりゃそうよ!
  あたしはおとぎ話の守護魔だもの。
  冬の長い夜。外に出られない子供たちは
  お父さんとお母さんにお話をせがむの。
  怖い話、楽しい話、怖いオオカミも
  優しいおばあさんも、みんな一緒。

  次のお話はどんなのだろう?
  この話は一体どうなっちゃうんだろう?
  心がドキドキして、不安も期待も
  ごっちゃ混ぜになって始めるような、
  そんな楽しい時間の中で、
  あたし達は自分がオオカミになったり、
  狩人になったり、主人公の女の子に
  なったりしてもいいの!

  自分は一人しかいないけど、
  そんなお話の中で色々な人になって、
  あたし達は他の人が何を考えているか、
  どんなことをされたら楽しいか、
  何をしてはいけないか、そんなことを
  なんとなーく理解していくの。

  いわば、自分が主人公の物語を
  いわば、自分が物語の主人公を
  始めるための準備運動?
  まぁ、そんな難しい事考えるのは
  ロウゲツのおっさんに任せるけどね!

 DEMの冒険家[/話す]:
  準備運動ね……お嬢ちゃん、
  いいこと言うじゃないか。
  
  俺はそういう意味で言うと、
  まだまだ準備運動が必要だな。

 ミカ[DEMの冒険家に向き直る /話す]:
  や、でもいー話聞けたで。
  そっちの兄さんもおおきに。

  これで、オートメディックはんの
  質問に対する答えはでたんと
  ちゃうかな?
  
  アップタウンにもどろか?

暗転。明けると、シモツキとミカはいない。
DEMの冒険家が本棚に向き直る。

DEMの冒険家に話しかける↓
 DEMの冒険家[プレイヤーに向き直る /話す]:
  なんかの役に立つかはわからんが、
  物語だけじゃなくて、色々と
  知識をため込むのは楽しいな。
  
  あぁ、それにしても、色々な冒険の
  話を読んでいると、またどこか
  見知らぬ景色を見に行きたくなるね。

  まだ見たことのない景色、
  まだ会ったことがない人たち、
  良いことも悪い事もひっくるめて、
  この世界はまだ俺の知らないことで
  満ち溢れてる。
  
  ……こーいうの、楽しいよな。

  ところで、君はなんで冒険者に
  なったんだい?
  いつか、君の話を聞かせてくれよな。

ホログラフに話しかける↓
 [/話す]:
  ……
  (……なんで……?)

 :
  誰かの声が聞こえたような
  気がしたのだが……。
  
  そっぽを向いてしまった。
  話しかけても反応しない。

ミカに話しかける↓
ミカがプレイヤーに向き直る。
 ミカ[/話す]:
 ミカ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  うーん……そやな。
  いろんな人がおって、
  いろんな人生があるけど、
  お話を読む、っちゅーのは
  他人の人生を追体験するような
  気分になれるもんなんやな。

  ま、現実に戻らなあかんのは
  しゃーないけど、確かに
  小さいころ、姉やんにおとぎ話を
  せがんだこともあったなぁ……
  
  忘れとったけど、うちにも
  そんな時分があったんやなぁ。
  さて、遅れんうちに戻らんとね。

→アップタウンへ。

シモツキに話しかける↓
 守護魔・シモツキ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  えへへ♪
  やっぱ、お話の力はサイキョーね♪
  
  DEMには心が無い……なーんて
  誰か言ってたけど、そんなこと
  ちっともないじゃない!

  お話でワクワクドキドキできて
  幸せな気分になれるんだもの。
  きっとこれなら、大丈夫。
  
  オートメディックも納得して
  最後の材料を教えてくれるに
  違いないわ!
  さ、戻りましょ!

→アップタウンへ。

**ミカ(ネコマタ)ルート [#k1ea080c]
***アップタウン [#m9257a85]
シモツキかミカに話しかける↓
シモツキとミカがプレイヤーに向き直る。
 ミカ[/話す]:
  さて、早速やけど、
  ツテあたってみたら
  ちょーどええ感じで
  マイマイに行くやつがおったで。

  便乗させてもらうために
  色々値切ったんで、な、なんと!
  三人まとめて、往復で!
  1000ゴールドぽっちで
  マイマイ島にご案内や!
  
  ……ま、その分護衛や
  荷物運びの雑用もあるけどな。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あ、あれーっ!?
  ミカ、どーせなら個人所有の
  すっごい飛空庭貸しきって
  優雅なクルージング……
  とかじゃないの?

 ミカ[/話す]:
  そりゃー夢見すぎやで……
  1000ゴールドぽっきりで
  マイマイ島にいけるなんて、
  信じられないくらいの
  お値打ち価格なんやで?

※ネコマタ(山吹)、ユニオンペット装備又は所持時、選択肢の前に台詞変化。後述。

選択肢
 どうする?
  >少し考えさせて
  >アミスの飛空庭にのぼる
  >1000G払ってマイマイ島へ行く

>少し考えさせて→会話終了。

>アミスの飛空庭にのぼる
→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」>アミスの飛空庭にのぼる に同じ。

>1000G払ってマイマイ島へ行く↓
※1000Gない場合
 ミカ[/話す]:
  おおっと、まぁないもんは
  しゃーないなぁ。
  1000ゴールド必要やさかい、
  なんとかうまい事調達してきてや。
  あんじょうよろしゅうな~

>1000G払ってマイマイ島へ行く↓
 ミカ[/話す]:
  よっしゃ、毎度あり!
  ……って、うちが売ってるわけや
  ないんやけど、まぁ、つい……

  さて、商売は速度や!
  マイマイ島まで早速いくで!

→マイマイ島へ。


※ネコマタ(山吹)を装備していると、上述※印部分で台詞変化があります。
 :
  (△△が
   一歩進み出た)

  にゃにゃん、にゃん?
  にゃーん?

 ミカ[/話す]:
  お、ほんま?
  それが本当なら、それをもとに
  もう一度交渉できそやな。
  ちょいまっとき!

暗転。明ける。

 ミカ[/話す]:
  上手くいったでー♪
  値切りに値切って、荷運びの
  手伝いするだけでお値段チャラ!
  お得やでー!

選択肢
 どうする?
  >少し考えさせて
  >アミスの飛空庭にのぼる
  >マイマイ島へ行く

>少し考えさせて→会話終了。

>アミスの飛空庭にのぼる
→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」>アミスの飛空庭にのぼる に同じ。

>マイマイ島へ行く↓
 ミカ[/話す]:
  よっしゃ、毎度あり!
  ……って、うちが売ってるわけや
  ないんやけど、まぁ、つい……

  さて、商売は速度や!
  マイマイ島まで早速いくで!

→マイマイ島へ。


※ネコマタ(山吹)を所持(装備していない)していると、上述※印部分で追加台詞が入ります。
 :
  (かばんの中で、ペットの誰かが
   もぞもぞと主張している。
   外に出たい子がいるようだ……)
→選択肢「どうする?」へ

※ユニオンペットを装備していると、上述※印部分で台詞変化があります。
 :
  (△△が
   一歩進み出た)

 ミカ[/話す]:
  お?
  ……あんさんが持っとるのは……
  これ、ええんか?
  
  そっかー……
  ええ相方もっとるなぁ。
  よっしゃ、まっとき!

暗転。明ける。

 ミカ[/話す]:
  上手くいったでー♪
  値切りに値切って、荷運びの
  手伝いするだけでお値段チャラ!
  お得やでー!

選択肢
 どうする?
  >少し考えさせて
  >アミスの飛空庭にのぼる
  >マイマイ島へ行く

→以下同様。

***アミスの飛空庭 [#we20d597]
アミスがおらず、操舵輪のそばにはシモツキのみ。
守護魔・シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ○○、
  詳しくはわからないけど、
  マイマイ島への旅行のために
  1000ゴールドいるんだって!
  あたしのおこずかいじゃとても無理
  だから……まかせたわよ!

***アップタウン [#f6c2e46b]
マイマイ島でログアウトすると、次回アップタウンにログインする。
シモツキ、ミカに話しかける↓
 シモツキ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  さぁ、さっそくマイマイ島へ
  出発するわよ!!
  
  ……あ、もしかして学校に
  何か用があったりする?

選択肢
 どうする?:
  >少し考えさせて
  >アミスの飛空庭にのぼる
  >マイマイ島へ行く

>アミスの飛空庭にのぼる
→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

>マイマイ島へ行く
→台詞なしで、マイマイ島へ。

***アミスの飛空庭 [#x955b5f4]
一度マイマイ島へ行った後は台詞が変化。
守護魔・シモツキに話しかける↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ○○、
  準備はできた?
  早くいきましょ?
  
  って、ミカの奴どこ行ったの?
  ……ははぁ、下ね!
  こっちから迎えに行きましょ?

***マイマイ島 [#t55f2a9f]
発着場傍にミカ。
ミカに話しかける↓
ミカがプレイヤーに向き直る。案内矢印が出る。
 ミカ[/話す]:
  はー、ついたついた。
  そーいや、なんか出る前に
  バルルに相談したら、
  「じゃぁ、かーちゃんに
   話しておきます」って
  ゆーとったけど……
  
  とりあえず、それっぽい人影は
  どこにも見えへんね?

  なんか森も静かやし、
  襲われる危険も低そうやから
  今のうちにどんどん進むで!

ホログラフ?(名前表示なし)に話しかける↓
 :
  ……
  (ぷいっ)

  そっぽを向いてしまった。
  話しかけても反応しない。

森の最初の分かれ道にシモツキ。
シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。案内矢印が出る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あっつーい!
  森の中は日差しが少しは
  減るからいいけど、
  虫に刺されるし、暑いし、
  もうなんとかしなさいよー!

  はぁ……早いところ
  キカイが心を持つことを
  解き明かさないとね!
  あたしの右手がある方の先に、
  マイマイ遺跡があるみたいよ!

進んだ先、遺跡の欠片の前にDEMの冒険家。
DEMの冒険家に話しかける↓
DEMの冒険家がプレイヤーに向き直る。
暗転。明けるとミカとシモツキがいる。
 DEMの冒険家[/話す]:
  ……おや、どちら様?
  この秘境マイマイ遺跡に
  ずいぶんと身軽な子が
  来てるもんだね?
  
  ……何、俺の恰好が珍しい?
  あぁ、俺はDEMだから、
  見る人が見ると目立つかもね。

 ミカ[/話す]:
  お、噂をすれば何とやら。
  いきなり噂の本人にご対面や!
  
  あ、別に追手とか借金取りとか、
  そーゆー物騒なもんじゃないから
  安心してーな。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そう、あなたを探してるのは
  このあたし達よ!
  今見つけたから目的達成!
  ……あれ?

 ミカ[/*怒り1 /話す]:
  終わってどうすんねん
  このあほーっ!?

 DEMの冒険家[/*笑い /話す]:
  はっはっは、おいおい、
  こんな遺跡にやってきて
  コントを見るとは思わなかったよ。
  
  と言うか、君たち誰?

  ……は?
  キカイに心があるかないか?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そう、知り合いの子が
  そこで悩んでるから、
  ずばばーん!っと解決して
  あげるためにここまで来たの!

 ミカ[/話す]:
  まぁ偶然なんやけど、
  DEMで冒険家なんてゆー珍しい
  人の話を聞いたんでな?
  あんさんに話きーたら、なんぞ
  ヒントになるものがわかるかな……
  とまぁ、そう考えたわけや。

  なんで、まぁ諦めてスパッと
  色々話を聞かせてもらえると
  嬉しいんやけどな?

 DEMの冒険家[/話す]:
  そうだなぁ……。
  まぁ、自慢できるようなもんじゃ
  ないんだけど、聞かれたからには
  お答えしようじゃないか。

 DEMの冒険家[/話す]:
  とはいっても、心とはなにかとか
  あまり小難しいことはわからないぜ?

  俺はまぁ見ての通りDEMだ。
  生まれはドミニオン世界で、
  色々あって、イレギュラーとして
  破棄される前に逃げ出したのさ。
  
  なんでイレギュラーになったか
  なんて言われても、俺だってそれは
  誰かに聞いてみたいところだ。

  まぁ、一番初めのきっかけは
  なんとなくわかる。
  一番初めの任務で、本を拾ったんだ。
  今になってみれば、子供向けの
  ちゃちな内容だったんだけど、
  そんなものを見たのが初めてでな?

  本来は任務に必要ないものだから、
  拾う必要もないし、拾う事もない。
  だけど、なんとなく捨てられなくて
  こっそり持って帰った。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  結構はしたないわね。
  でも、本を大事にするのは
  とってもいい事よ!
  ほめてあげる!

 ミカ[/話す]:
  なんか役に立つかも、って考えて
  なかなか荷物が捨てられへんのは
  商売人の性やなぁ……。
  や、農家の人とかも大差ないけどな。

 DEMの冒険家[/話す]:
  その後も任務の途中でこっそりと
  抜け出しては本を探したよ。
  この世界の文字は読めるように
  セットされていたから、内容を
  理解するのは簡単だった。
  
  で、俺の人生をひっくり返す本に、
  もうタイトルも覚えちゃいない。
  けれど……冒険活劇に出会った。

  一人の男の子が、冒険家だった
  父親の跡を継いで、世界で誰も
  乗り越えたことがない、でっかい
  壁みたいな山を越えるんだ。
  
  家族は心配する、友達はバカにする、
  世間知らずの未熟な男の子は
  冒険の中でいろいろ苦労もして、
  いつの間にか一人前になっていく。

  なんで読むのが止められないのか、
  俺には分からなかったよ。
  でも、残念ながら俺が見つけた本は
  途中で終わっていて、
  その結末はわからなかったんだ。
  
  ……すっげー困ったよ。

  続きが知りたい、こいつらこの後
  どうなるのかわかんないし、
  あの山の向こうに何があるのかも、
  この話の結末も、少年のその後も、
  どれもこれも分からないことばかり。
  
  だから、決めたんだ。代わりに、
  自分でその結末を見に行こうってな。

 ミカ[/話す]:
  もしかして、あんさん。
  そのために……

 DEMの冒険家[/話す]:
  あっはっは、なんだかもう、
  居ても立ってもいられなくってな。
  部隊から逃げ出して、追いかけられて
  色々あってこの世界に逃げてきた。
  
  今になってよく考えりゃ、
  それも大冒険だったよなぁ……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ねぇ、ミカ。
  ○○も。
  もしかして、こいつすごい奴だけど
  実は単なるおバカさんなの?

 DEMの冒険家[/話す]:
  まぁまぁ、我ながらバカなことを
  しているとは思ってるんだ。

  ……しっかしなー。
  今までの話って、俺の個人的な
  体験でしかないからさ。
  心が云々ってやつにはあまり
  お役には立てないかな?

 ミカ[/話す]:
  うんにゃ、そーでもないで。
  あんさんの感じたこと、
  思ったこと、その他もろもろは
  ぜーんぶ、心の話や。

  うちも心がなにかとか、
  難しい話はよーわからんけど……
  心、ちゅーのは自分の中の
  どっかからいつの間にか
  ひょっこりと顔を出してるんよ。

  うちら姉妹はネコマタいうてな、
  信じてもらえへんかもしれんけど、
  元はネコなんよ。

 DEMの冒険家[/話す]:
  え?
  お、おい!
  ネコってあの記録上に残っている、
  はるか過去に絶滅したアレか?

  ……ははは、すっげぇな。
  伝説の生き物がヒトに化けて
  わざわざ会いに来るなんて、
  冒険家として本望だよ。

 ミカ[/話す]:
  で、まぁもともとネコちゅーのは
  人間のかっこはしとらんねん。
  でも、相方……まぁ、ご主人と
  長い事一緒にいて、ご主人と
  もっと一緒にいたいわぁ~♪
  思うと、こんな姿にもなれるんよ。
  
  わけわからんやろ?

  でも、そんなもんなんよ。
  DEMのあんさんが、冒険したいって
  思ってたらいつの間にか脱走する
  羽目になったのも。
  うちらネコマタがご主人さんと
  一緒にいたくてこの姿になったのも、
  何かをしたい、何かになりたいって
  そう強く思ったからやんか。

  好奇心かもしれん、欲求かもしれん。
  感情かもしれんし、なんかもっと
  よーわからんもやもやしたもんかも
  しれんのやけど、それってみんな、
  自分の中から出てきたものやね。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そうね……
  本を読みたい、続きが知りたい。
  夜ふかししたい、おしゃべりしたい。
  原因は外にあるかもしれないけど、
  そうしたいって言う心は
  自分の内側から出てくるわね。

 DEMの冒険家[/話す]:
  ……そうだなぁ。
  確かに、きっかけは冒険活劇を
  読んだことが一番初めだ。

  でも、それが面白いと思ったのも、
  続きが気になってたまらないのも、
  冒険に出たくなったのも、
  全部自分が感じて、
  自分で決めたこと、だな。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  うん。いいじゃない!
  これでオートメディックの
  悩みもイチコロね!
  
  さぁ、早くアップタウンに
  戻りましょ!

暗転。明けると、ミカとシモツキがいない。

DEMの冒険家に話しかける↓
 DEMの冒険家[-]:
  いやはや。
  世界は本当に広いなぁ……

  まだ見たことのない景色、
  まだ会ったことがない人たち、
  良いことも悪い事もひっくるめて、
  この世界はまだ俺の知らないことで
  満ち溢れてる。
  
  ……こーいうの、楽しいよな。

  ところで、君はなんで冒険者に
  なったんだい?
  いつか、君の話を聞かせてくれよな。

シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  冒険する心、ねぇ……
  お話の中ではちょくちょく見たけど、
  本当に冒険に飛び出した人は
  あなたたちみたいな冒険者以外
  なかなか見ないわね。

  でも、素敵じゃない?
  冒険の話を読んで、
  自分で冒険したくなったんでしょ?
  それも物語の力なのよ、
  えっへん♪
  
  さぁ、ミカを待たせてるから
  とっとと帰りましょ?

→アップタウンへ。

ミカに話しかける↓
ミカがプレイヤーに向き直る。
 ミカ[/話す]:
  おつかれやー♪
  や、おもろい奴やったなー。
  自分の内側から、こうしたい!
  ってー気持ちがわき出てしもたら
  まー仕方ないなぁ。

  あれもまた一つの
  心のありかたなんやねー。
  
  さって、ほな、早いところ
  アクロポリスにかえろっか?
→アップタウンへ。

ホログラフ?に話しかける↓
 :
  ……
  (……なんで……?)

  誰かの声が聞こえたような
  気がしたのだが……。
  
  そっぽを向いてしまった。
  話しかけても反応しない。

**アップタウン [#x3200e70]
中央西噴水前にシモツキとミカ。
シモツキかミカに話しかける↓
シモツキとミカがプレイヤーに向き直る。案内矢印が出る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  よっし、帰ってきたわよー!
  さっそくオートメディックに……
  
  ……って、あの子どこにいるって
  言ってたんだっけ!?

 ミカ[/話す]:
  ちょ!?
  シモツキ、おどれもう忘れたんかい!
  ギルド元宮や、ギ・ル・ド・元宮!
  まぁ、どの階にいるかは見当つくで。
  このミカさんに任せとき!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ん。じゃぁ、ギルド元宮に入ったら
  ミカに話を聞けばいいのね?
  なんだ、簡単じゃない♪

→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

**アミスの飛空庭 [#w6741a5c]
アミスがおらず、操舵輪のそばにはシモツキのみ。
守護魔・シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ○○、
  ギルド元宮に行きましょ!
  オートメディックはそこにいるって
  ミカが言ってたわ!

**ギルド元宮ロビー1F [#s924f610]
ギルド元宮ガイドの反対側辺りにミカ。
ミカに話しかける↓
 ミカ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  お、きたきた。
  はよ5階にあがろうやん?
  このサー・ミルドレッド……
  あれ、なんやっけ?
  あーもう、自分でも忘れてもーた!

  とにかく!
  5Fで待ってるオートメディックはんの
  とこまで、びゅーんっといくで!
選択肢
 オートメディックに会いにいこう
  >あとでいい
  >すぐに行こう

>あとでいい→会話終了

>すぐに行こう↓
 ミカ[/話す]:
  よっしゃ、いこか!
  待っとれよ、
  オートメディック!

→ギルド元宮ロビー5Fへ移動。

**ギルド元宮ロビー5F [#i011fcaa]
???の部屋入り口の向かって右側にオートメディック、シモツキ、ミカ。
シモツキ、ミカ、オートメディックに話しかける↓
オートメディックがプレイヤーに向き直る(ミカかシモツキに話しかけた場合は話しかけたキャラクターも向き直る)。
 オートメディック[プレイヤーに向き直る 蔑み]:
  ……来た、のね。
  本当に、調べに行くなんて、
  思ってもいなかった……。
  
  答えの明確ではないものを探して、
  嘘をつくわけでも、ごまかすでもない。
  なんで、そんなことができるの?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あったり前じゃない!
  約束はできる限り守るわよ!
  出来ないときは謝るけど!

 ミカ[/話す]:
  商売の本道は誠実に、
  正面からあたるのが一番ええんよ。
  まぁ、ちゅーわけであんさんの
  気になっていることについて、
  色々調べてきたで~♪

 オートメディック[/話す]:
  わかったわ……約束通り、
  最後の材料の場所を教えるわ。

 :
  オートメディックは、そういうと
  懐から小さな一束の花束を取り出した。
  
  薄黄色と白の二色の花が、
  まるで金と銀の飾りのようにも見える。

 オートメディック[/話す]:
  ……これが、最後の材料……
  来る途中に、偶然採取してた。
  
  終わったんだし、
  ……学校に戻りましょう。

 ミカ[/話す]:
  ちょいまちーな!
  なんであんさん、うちらを
  試すような真似したん?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そうよそうよ!
  急ぐのは確かだけど、
  このままじゃ納得いかないわ!

 オートメディック[/話す]:
  ……信じられないから、試した。
  それだけじゃ、足りない?

  それとも、アタシにわからない
  アタシのこと……
  アタシがどうしたらいいか、
  教えてくれるの……?
  
  生まれてしまった心を、
  どうしたらいいか、
  わからないの……

  わからない……
  アタシは、心や、魂が、
  何なのかわからない。
  だから、信じられない……

 :
  そう言うと、オートメディックは
  ぽつりぽつりと話し始めた。

BGMが深淵のものになる。

 オートメディック[/話す]:
  初めて感情というものを認識したのは
  エミルの使用している暦で言う、
  去年の12月。

  兵器として生産され、兵器として
  運用されること以外に意味を持たない
  アタシは、「ココロ」を持ち裏切った
  「イレギュラー」の存在を知り、
  ……「許せない」、と思った……。
  それが、すべての始まり。

 オートメディック[/話す]:
  「敵を探知したい」「貢献したい」
  「同期を壊されたくない」
  アタシの主な役割は敵を見つけ、
  破損した仲間を修理すること。
  それ以外は考える必要もない事なのに、
  考えることを止められなかった。
  ……明確な、バグの発生。
  アタシは、イレギュラーだった。

  不良品は解体される運命。
  ……次に感じたのは「恐怖」。
  「壊されたくない」と思った。
  そして、疑問を感じた……。
  
  人型のDEMは、ヒトを模造し、
  ヒトに準じた生命とも呼べる存在。
  でも、アタシたちは違う。

オートメディックがモンスター形態になる。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  それが……あなたの元の姿?
  ……ちょっと、鳥みたいね。

 ミカ[/話す]:
  ……DEM側の自律兵器。
  そん中でも、後方支援にあたる
  医療タイプの子やったんね……

オートメディックが人間形態になる。

 オートメディック[人間形態になる /話す]:
  アタシは……アタシ達は、
  特化した機能を持った
  道具として作られた機械。
  「生きている」とは違うはず……
  なのに、「何が違うんだろう」
  と、思ってしまった……。

  そんなとき、アタシはこの姿になった。
  ……このカタチは、DEMとも違う。
  ほとんど生き物の部品で出来た、
  紛れも無い生き物のカラダだった。
  「嬉しい」と思った……
  なんでかは、今でもわからない……。

  役に立てるかもしれないと、
  思ったのかもしれない。
  自分はイレギュラーではないから、
  壊されないと思ったのかもしれない。
  同期も喜んでくれると、思って……。
  嬉し過ぎて、このことを報告、
  して、しまった……。

BGMがDEMチュートリアルのものになる。

 オートメディック[/話す]:
  アタシは調査対象にされた。
  人型DEMと違う生産ラインから
  発見された初めての「ココロ」……
  イレギュラーの可能性だったから。
  
  心は取り外すべき危険なパーツ。
  裏切り者を生み出す、大きなリスク。
  そこまで、わかっているのに
  いくら探しても見つからなかった。

  いくら電流を流しても、
  いくら分解して探しても、
  いくら感情を掻き立てても、
  いくらパーツ単位で調べても、
  いくら痛くて辛いことをされても、
  
  どこにも、それは見つからなかった。

 ミカ[/話す]:
  で、電流?
  分解!?
  い、いくら機械やからって
  そんなこと……

 オートメディック[/話す]:
  アタシは貴重な研究対象だったから、
  壊さないように注意されていたけど……
  
  アタシと同時期に作られた
  オートメディック達は、比較のために
  分解され、パーツ単位で調べられ、
  全部溶かされて……それでも、
  心なんてものは見つからなかった。

  溶かされて消えた同期たちは
  何も言わずに消えていった。
  怖いとも、嫌だとも……憎いとも。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  なんで!
  なんでそんなことされて
  あなた黙ってるのよ!
  せめて逃げ出しなさいよ!

 オートメディック[/話す]:
  研究が進めば、きっと
  イレギュラーが発生しなくなる。
  敵が減れば、仲間が壊されることも
  きっとなくなる……
  
  そう、考えていた。
  そう、考えていたはずなのに……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ……なんで。なんで、
  そうなっちゃったのよ……

 オートメディック[/話す]:
  仲間に貢献出来ているはずなのに、
  心はそれを嬉しいと思わないで
  苦しくて、悲しくて、逃げたくて……。
  
  心なんか消えてしまえばいいって
  何度も何度も思った。
  キエロキエロ、と思うほどに
  心はどんどんうるさくなった。

  何度叫んでも掻き消えなかった。
  心はアタシを何度泣かせても
  怒らせても消えなかった。
   
  心、ココロ、こころ、それは何?
  アタシは心があるから怖く感じるの?
  仲間たちは心を持っていないから
  分解されても溶かされても
  何も感じないの?

 ミカ[/話す]:
  あんさん、そんなに自分を
  責めたらあかん……
  あかんのや……

 オートメディック[/話す]:
  消えてしまうのは、怖い。
  でも、心があるのも怖い。
  心なんて無くてよかった。
  
  でも、もう戻れない。
  心がどこにあるかわからないし、
  その、機械の中の幽霊を
  消し去ることもできないなら。

  アタシが消えるしかない。

  ……そこに、あの「アルマ」が
  どこからともなく現れた……。
  
  「そこまで要らぬと言うのなら
  その魂、余に預けるのはどうだ?」

  何を言っているのか、
  理解できたわけじゃなかった。
  ……楽になれるなら、
  何だっていいと思った……。

  ソイツも、アタシの同類だって
  ……アルマだって言っていた。
  ソイツから、いろいろ教わった。
  
  ソイツはアタシを外へ連れ出して、
  このエミルの世界に連れてきて、
  勝手にどこかへ行ってしまった……。
  あの学校に行ったのも、
  そこに行けって教えられたから。

 オートメディック[/話す]:
  ……ねぇ、教えて。
  アンタたちは生まれたときから
  心を持っているんだろ……?
  いくら探しても、心も、魂も
  見つけることが出来なかった。

  なんでアンタ達は見えないものに
  心なんて名前を付けて、
  それを信じることができるの?
  
  アタシにはわからない。だから、
  心を信じることができない……

  教えて……教えてよ。
  心って何なの?
  ずっと、ずっとわからなくて、
  心がわからなくて、
  どこかわからない部位が
  ザワザワするの……
  不快で! 止まらなくて!
  わからないの……っ!!

BGMがウェストフォートのものになる。

 ミカ[/話す]:
  ……約束やからな。
  うちらから答えとくで。
  ただ、なぁ……
  なぁ、シモツキ、
  ○○はん。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そうね……
  オートメディック、あなたは心を
  持っているわ。それは間違いないし、
  あなた、もうわかってるじゃない。
  心が、どこにあるか、ってこと。

 オートメディック[/話す]:
  わかって……?

 ミカ[/話す]:
  そや。
  結果はきついことになったかも
  しれんけど……あんさん、自分で
  いうたやんか。
  「嬉しい」「役に立てるかも」
  「貢献したい」「喜んでもらえる」
  これ全部、あんさんの心の中から
  出てきたもんやないか。

  あまりええもんではないかも
  しれんけど、あんさんの感じた
  「苦しい」「悲しい」ちゅー感情も
  心の中から出てきたんよ?
  
  原因は外側にあるけれど、
  「逃げたい」とか「喜んでほしい」
  なんていう心は、自分で願わなければ
  どこからも出て来やしないんや。

 オートメディック[/話す]:
  感情が……心の中から、
  出てくる……?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あと、あなた言ったわよね。
  自分のせいで仲間が……って、
  罪悪感を感じたんでしょ。
  仲間がいなくなっちゃって、
  悲しかったんでしょ。
  だから、消えたいって思ったんでしょ?
  
  それは、あなたの心が、そこに
  心を見つけていたからなの。

  そりゃ、悲しいことだし、
  正直やってらんないし、あたしが
  どうこう言っても元に戻るわけも
  無いんだけれど……
  
  あなたは、いなくなってしまった
  仲間たちが、自分と同じように
  物事を感じたら怖かっただろうな、
  辛かっただろうな、って思ってるの。

  分解されて、溶かされたのが
  あなたの仲間じゃなくて、
  街にあるごみ箱だったら、
  あなたはそんな悲しい気分になる?

 オートメディック[/話す]:
  ……ゴミ箱は、仲間じゃないわ……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そう!
  あなたは、あなたの仲間に
  自分と同じように心があると思ったの。
  あなたの心はね、その時、
  あなたの仲間の所にあったの。
  
  そういう意味では、あなたの仲間には
  その時は心があったのよ。

 オートメディック[/話す]:
  アタシの心が、仲間の所に?
  自分の中にあるんじゃない?
  どういうこと……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ねぇ、オートメディック。
  今あたしがバナナの皮を踏んで
  すっ転んで怪我したら、
  あなたどう思う?

 ミカ[/話す]:
  まずは指さして笑う。
  そっからケガの心配する。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  もぅ!
  ミカには聞いてないわよ!

 オートメディック[/話す]:
  ……くす。
  
  ええと、怪我したら……
  痛そうだな、って。
  後は、どう治療するか考える……?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そう!
  それよ、オートメディック!
  あなたやっぱり優しい子ね!
  ミカとは大違いよ!

 ミカ[/話す]:
  そりゃぁ、まずは笑いを取るのが
  芸人ってもんやん?
  シモツキがちゃんとツッコミ入れたから
  オートメディックはんもちゃんと
  笑ってくれたやんか♪

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そ、それはあたしが天才守護魔だから、
  掛け合いだって完璧なのよ!

  それはともかく!
  あたしが言いたいのは、
  オートメディックが怪我をしたあたしを
  想像して「痛そう」って感じるのは、
  オートメディックがあたしに対して
  「あれが自分だったら痛いんだろうな」
  ……って感じてくれた、ってことよ!

  よく考えてみて。
  あたしはオートメディックじゃないし、
  逆もまた同じ。
  あたしが怪我しても、あなたも一緒に
  怪我をするわけじゃないわよね?

 オートメディック[/話す]:
  うん……それはそう。
  でも、痛そうと思うのは事実。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そう、そうなのよ。
  そう思った時、あなたの心は
  あたしになってるの。
  
  あたしがさっきあなたの話を聞いて
  怒っちゃったのも同じ。
  あたしがあなたの立場だったら
  すごく悲しいし、辛いもの。

 オートメディック[/話す]:
  ……!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  オートメディック、あなたはもっと
  おとぎ話とか、童話とか読むと
  いいと思うわよ?
  
  他人の立場になって心配したり、
  応援したりできることって、すっごく
  立派で大事なことなの!

  だから、あなたの心は立派なの。
  今まではあんまりいいことが
  無かったかもしれないけど、
  これからは別よ!

 ミカ[/話す]:
  おーい、シモツキ。
  うちの出番あんまとらんでーな。
  うちかてちょっとはかっこつけて
  ええこと言っておきたいやん♪

  さっきも言ったけど、心ってのは
  自分の内側から勝手に出てくるんよ。
  一緒にいたい、旨いもん食べたい、
  冒険に出たい、本の続きが読みたい。
  
  あんさんが「許せない」って思ったのも
  自分たちを裏切った奴がいて、
  そのせいで自分の仲間が危ないって、
  そう思ったからなんやろ?

  そもそも……
  「信じられないから試す」なんて、
  不安やからそうゆーたんやろ?
  不安を感じるのは、心があるからや。
  あんさん、とっくに心の在りかを
  わかっとるんやで?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そうそう。
  不安だったのか、心配してくれたのか、
  その後ろの子をわざわざ見張りに
  つけてくるなんて心配性よね?

 ミカ[/話す]:
  うちらを騙そうとしているようには
  見えへんかったからねぇ。

  で、うちらは言いたいこと言ったし、
  最後はあんさんに決めてもらおか?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  そうね♪
  ○○は
  今回いろんなところで
  頑張ってくれてるけど、
  まだオートメディックとは
  あんまり話してないものね。

  オートメディックが
  あの花を持ってきたことに関しては
  あなたにお任せするわよ♪

 オートメディック[/話す]:
  え……
  花って、この薬草の事?

 ミカ[/話す]:
  なんで自分がその花を持ってきてるか、
  本気で気が付いてへんのかな……?
  ま、ええわ。
  ○○は
  オートメディックに教えたってや♪

選択肢
 何故、その花を?
  >花が寂しそうに見えたからでは?
  >花が薬草だと知っていたからでは?
  >花をきれいだと思ったからでは?

>花が寂しそうに見えたからでは?↓
BGMが聖堂のものになる。
 オートメディック[-]:
  花を見て「さみしそう」と思えるのは、
  自分がさみしいと感じられるから、
  そして感じられたからではないか
  ……と、説明した。

 オートメディック[/話す]:
  アタシが……
  これが……心……

→以下共通。

>花が薬草だと知っていたからでは?↓
BGMが聖堂のものになる。
 オートメディック[-]:
  薬草だと知って摘んでいたのは、
  なおかつ今まで保管していたのは、
  自分に誰かを助けたい、役に立ちたい
  という気持ちがあるからではないか
  ……と説明した。

 オートメディック[/話す]:
  アタシが……
  これが……心……

→以下共通。

>花をきれいだと思ったからでは?↓
BGMが聖堂のものになる。
 オートメディック[-]:
  役に立つ、立たないなんてことを考えず
  花を見て「きれい」だと思えるのは、
  最もわかりやすい心の証明ではないか
  ……と、説明した。

 オートメディック[/話す]:
  アタシが……
  これが……心……

 ミカ[/話す]:
  心を持つってのは、決して
  辛い事ばっかじゃないんよ。
  ええこともいっぱいあるし、
  花を見てきれいだと思えるだけでも、
  なんか、得した気分やろ?

  ……あー、うちにはやっぱ
  似合わんなぁ、こーいうセリフ。
  
  まだどっかうろついとる姉やんに、
  悪びれずにそんなことを言えるのが
  おるんやけどね。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  普通、心は明確な形があったり、
  どこかに取り外せるものじゃないけど
  自分でわかっていれば、
  怖いだけのものじゃないのよ。

  だってあなた、学校でアミス先生の
  看病をして、みんなに感謝されて、
  ちょっと困った顔してたけど……
  嫌だったわけじゃないんでしょ?

 オートメディック[友達]:
  ……なんか、くすぐったい気分だった。
  でも、そう。
  あの人が倒れた時、助けたいって、
  そう、思った。
  みんなから感謝されて、
  よくわからなかったけど、
  少し、嬉しかった。

  ……学校に、帰る。
  みんなが、材料を持ってきたら、
  薬の調合を始める。
  
  一足、先に行く……

間。

 オートメディック[感謝]:
  あの……
  ……試して、「ごめんなさい」。
  そして、「ありがとう」。

  心はまだ、よくわからないけど、
  心を感じることが出来て、
  アタシは……今、
  「幸せ」だと、思う……。

  生まれてきて、
  今、ここにいることができて、
  良かった……。

オートメディックの周りに煌き舞い広がる光。
暗転。

→アップタウンへ。

**アップタウン [#j8b4560d]
シモツキかミカに話しかける↓
シモツキとミカがプレイヤーに向き直る。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  オートメディックのお悩みも
  ドカーンと解決したし、
  後はアミス先生が元気になれば
  全部まとめて解決ね!
  ……ちょっと急ぎましょ?

→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

**アミスの飛空庭 [#a1f5b380]
アミスがおらず、操舵輪のそばにはシモツキのみ。
守護魔・シモツキに話しかける↓
シモツキがプレイヤーに向き直る。
暗転。明けると、ミカ、オートメディック、シーホース、サラマンダーがいる。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あたしがもどったわよ!
  オートメディックとミカと
  ○○も!
  
  あ、シーホースにサラマンダー、
  戻ってたのね!

 サラマンダー[-]:
  おっかえりー!
  お、そっちはメカゴロリも
  一緒だったのか!
  帰ってきて見あたらないから
  心配したよー!

 オートメディック[/*汗1 /話す]:
  メカ……ゴロ……?
  ……もしかして、
  それ、アタシなの……?

 シーホース[-]:
  オートメディック様、皆様、
  薬の材料を集めてきました!
  他にも何人か、お見舞いをしたり、
  休憩されたりしていますよ。

 ミカ[/話す]:
  よっしゃ、ぼちぼち材料も
  集まってきたようやね。
  んー、そやな。
  シーホースはん、サラマンダーはん、
  オートメディックはんのお世話、
  あんさんたちにお任せしまっせ。

 サラマンダー[-]:
  ん?
  いいよー♪
  よろしくね!

 オートメディック[/話す]:
  ミカ、アタシは別に、
  世話なんて……

 ミカ[/話す]:
  この子な、元が機械やったから
  ご飯とか生活とか
  まだまだ慣れとらんのや。
  みんなに早く溶け込めるよう
  なれなれしーくしたってな。

 シーホース[/話す]:
  あら、そうなのですか?
  オートメディック様……
  いいえ、メディちゃん。
  これからも同じ仲間として
  仲良くしてくださいね?

 オートメディック[/*汗1 /話す]:
  あ……
  
  ……うん……
  よろしく……お願い、
  しま、す……。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  心を持ったアルマどうし、
  助け合うのも重要よ!
  特に、オートメディックはまだ
  心に慣れていないから、同じように
  最近心を持ったアルマの子たちの
  方がやりやすいと思うのよ。
  
  もー、あたしったら冴えてる♪

 ミカ[/話す]:
  最初の発案はうちやんか……
  まったくもー……
  ま、ええか。

 :
  (外でがやがやと物音がする。
   どうやら、他の皆も
   帰ってきたようだ)

 オートメディック[/話す]:
  材料がそろい次第……
  薬の調合を、始める。

  ……アタシも、この学校の
  仲間になりたい。
  もう、仲間を失いたくない。

  それが……
  アタシの、心なんだ……!

オートメディックと絆の樹それぞれを中心に煌き舞い広がる光。

 ミカ[/話す]:
  なんや?
  今、あの樹がキラキラっと
  光ったような……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ミカ、それよりも薬が先よ!
  さぁ、オートメディックは
  先に中に入ってて!

 オートメディック[/話す]:
  ……色々ありがとう、
  シモツキ、ミカ、あと、
  ○○。
  治療が終わったら、
  渡したいものがある。

  ……アタシは、
  アンタ達を信じるって決めた。
  だから……、
  アタシを裏切ったら、
  絶対許さない……

 ミカ[/話す]:
  ……ん。
  ちょ、ちょっとなんだか、
  今のオートメディックはん、
  目ぇすわってへんかった?

→プライベートルームへ。

**アップタウン [#n852f871]
プライベートルームでログアウトすると、次回アップタウンにログインする。
シモツキに話しかける↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あ、来た来た。
  オートメディックがさがしてたわよ?
  アミス先生、早く良くなるといいわね。
  ……あーっ、もう!
  なんかこういう雰囲気苦手!
  ……ちょっと急ぎましょ?

→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

**アミスの飛空庭 [#v8463507]
シモツキに話しかける↓
暗転。明けると、イベント仕様。
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ○○、
  何やってたのよ!
  さぁ、先生のお見舞いに行きましょ?

→プライベートルームへ。

**プライベートルーム [#v1a626ce]
シモツキ、ミカ、オートメディックに話しかける↓
 ぷるぷる[-]:
  あ……おかえり。
  材料、そろったの……?

 オートメディック[-]:
  今、最後の材料が集まった……
  すぐに薬の調合を始める。

 ミカ[/話す]:
  みんなが頑張ってくれたおかげで、
  あっちゅーまに集まったな♪
  後は頼むでぇ、あんさんが頼りや、
  オートメディックはん!

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ぷるぷる、あなたずっとアミス先生に
  ついて看病してたの?
  あたし達が交代するから、
  少しくらい休んでなさいよ?

 ぷるぷる[-]:
  うん。ありがと。
  あとちょっとしたら、
  あたしも休憩するね……
  ○○、
  もう遅いし、少し休んだらどう?
  わたしは、もう少ししたら休むからさ。

選択肢
 少し休んだら?
  >まだ待つ
  >少し休む

>少し休む→※までスキップ。

>まだ待つ↓
プレイヤーが定位置に移動。
暗転。明けると、バウ、シーホース、サラマンダー、ミナヅキがいる。
BGMがアンデッド城外周のものになる。
 オートメディック[-]:
  出来た……。
  これを飲ませてあげて。
  ゆっくり……そう。

  これで、たぶん大丈夫。
  薬の効果が効いてくるまで、
  1、2日はかかる。
  みんな、交代で休むといい。

 サラマンダー[-]:
  やった、よかったー!
  メカゴロリ、ありがとな!
  や、すっげーなー!
  人を助けられるなんて、
  ほんっとすげーじゃん!

 オートメディック[-]:
  ……ほめてくれてるのは、わかる。
  ……でも、
  メカ、ゴロリ……?

 シーホース[-]:
  サラちゃん、アミス先生は
  お休みになっているんだから、
  ここで踊っちゃだめですよ。
  
  メディちゃんも、お疲れさま♪
  あとで休憩するときは、
  一緒にお茶でも飲みましょう?

 オートメディック[-]:
  ……ん、うん、
  わかった、シーホース……
  じゃなくて、え、ええと……
  シ、シホ……。

 バウ[-]:
  トメちゃん!
  アミス先生、元気になりますか?
  いつ元気になるですか?
  ぼく、早く授業受けたいです!
  
  材料探しで、泥んこになったけど、
  泥んこにしても先生に怒られないのは
  なんだかさみしいです……

 守護魔・ミナヅキ[-]:
  浮世の縁を束ねて、紡いで……
  学び舎の糸車は、たおやかな指には
  覚悟の上でも重い……
  今は少しだけでも、穏やかに……
  そして、目覚めの刻には健やかに……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  このあたしと、みんなががんばって
  材料を集めてきたんだもの。
  ぷるぷるも一生懸命看病してるし、
  治らないわけないわよ!
  
  ……ふぁ、なんか、疲れちゃった。
  後でちょっと休憩するわね。

暗転。明けると、シモツキがおらず、バウたちの代わりに
みるく、ヘタレー、リリアン、キクヅキがいる。

 みるく[-]:
  ぐす……
  アミス先生、早く元気になってね。
  ……置いて行かれるのは、やだよ?

 リリアン[-]:
  お薬飲んだばかりだから、
  まだ待たなきゃいけないの……
  
  早く元気になって、
  安心させてほしいの。
  ……置いて行かれるのは、やだね。

 ヘタレー[-]:
  だ、だいじょうぶだって!
  おにいちゃんがついてるし、
  絶対にアミス先生は元気になるって。
  
  ……大丈夫だよね?
  ○○も、
  大丈夫だって思うよね?

 守護魔・キクヅキ[-]:
  アミス先生が、早く元気に
  なりますように……。

  アイアンサウスの時も、
  がけっぷちを走り回ったりするのは
  出来るけど、町の人と交渉して
  許可を取るのとかはカスミさんに
  まかせっきりだったし。
  
  おれ、まだまだ未熟だよなぁ……。

 ミカ[/話す]:
  あー……あかん、うちも電池切れや。
  すまんけど、ちょっと休憩するわ。
  みんな無理は禁物やで?

 オートメディック[-]:
  夜も遅いから、アタシも少しだけ
  仮眠をとらせてもらう。
  ……何もないとは思うけど、
  何かあったら、すぐ呼んで。

暗転。明けると、ミカとオートメディックがおらず、シモツキがいる。
みるくたちの代わりに、シャボタン、ミニー、ダークフェザー、ヤヨイがいる。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  シモツキ様復活よー……。
  って、さすがに深夜だから
  人も減って……無いわね。

 守護魔・ヤヨイ[-]:
  私達は早めに休息を取っていたので
  まぁ、例外ですね。
  本当は、こんな夜更かしは
  好ましくないのですが……

 シャボタン[-]:
  ○○さん、
  アミス先生、元気になるよね?

  ……わたしはこの街に来たとき、
  アカリさんに助けてもらえたけど、
  アミス先生がいてくれなかったら、
  この学校でみんなに会う事も、
  絆の樹に会う事も出来なかった。
  
  まだ、アミス先生には
  そのお礼もできてないもの……

 ミニー[-]:
  え、縁起でもないこと言っちゃ
  だめですよちみっこ3号!
  レ、レ、レディーはうろたえないの!
  
  ミニーだって、まだレディーとしての
  お勉強も途中だし、ここでウィリーにも
  再会できたし、ええと、ええと……

 ダークフェザー[-]:
  ……アミス先生、早く良くなって。
  私、まだ先生に教えてほしいことが
  いっぱいあるし、ありがとうも
  まだまだ全然言いたりないもの。
  
  だから、早く元気になって。
  ……ふぁ。また眠くなってきちゃった。

 守護魔・ヤヨイ[-]:
  きっと、明日か、明後日には
  アミス先生も目を覚ましてくれます。
  その時に、あなたたちが風邪をひいて
  いたら、笑われてしまいますよ?
  
  さぁ、戻りましょう。

 ぷるぷる[-]:
  ○○も、
  もう遅いし、少し休んだらどう?
  わたしは、もう少ししたら休むからさ。

選択肢
 少し休んだら?
  >まだ待つ
  >少し休む

>少し休む→※までスキップ。

>まだ待つ↓
暗転。明けると、ミカとオートメディックがおり、
シャボタンたちの代わりにローキー、バルル、ムツキ、フミツキがいる。
 守護魔・フミツキ[-]:
  フミだよー……。
  アミスせんせぇが寝てるから、
  小っちゃい声であいさつだよー。

 オートメディック[-]:
  早朝から千客万来……だな。
  そんなに心配……
  なんだろうね。

 ローキー[-]:
  うむ。あまり騒がしくするのも
  良くないとわかっているのじゃが、
  大恩あるアミス先生の不調で
  なかなか落ち着いてもおれんのじゃ……

  それにしても、この時、この時期に
  トメさんが学校に来てくれていて、
  本当によかったのじゃ♪

 オートメディック[-]:
  ……トメさん?
  それ、アタシ……?

 バルル[-]:
  あー……それは諦めた方がいーです。
  オートメディックだから、真ん中の
  トメってところだけ引っ張った
  ……ってところでしょうし。
  ウヅキっていう、あだ名をつけるのが
  好きなおせっかいな奴がいるんですよ。

  おかげさまで、あたしも今では
  「ばるるん」なんて呼ばれてます。
  ……この学校には、おせっかい焼きが
  妙に多いんですよ。たとえばそこの
  ○○とか、

 守護魔・ムツキ[-]:
  ところで、オートメディックさん。
  アミス先生のご容態はいかがですか?
  ずいぶんと汗をかかれている
  ようなのですが……

 ミカ[/話す]:
  濡らしたタオルでも持ってきて、
  汗ふいた方がえーやろかね?

 ぷるぷる[-]:
  うん、時々汗は拭いてるよ。
  そろそろ着替えさせたほうが
  いいかもね……
  
  アミスったら、もっと色々な
  服を着てみればいいのに、
  気に入った服があると同じものを
  何着もためこんじゃうのよね……

 オートメディック[-]:
  今は薬の効果が出てきてるの。
  汗をかいて、体温を下げて、
  そこからは、本人の体力次第……

 守護魔・フミツキ[-]:
  だいじょーぶっ!
  みんなが不安な顔だと、
  きっとアミスせんせぇも不安なの。
  れでぃーはどーん!と構えるの。
  ……ね?

 守護魔・ムツキ[-]:
  ……そうですね。
  じゃぁ、そろそろ皆さんの
  朝ごはんを準備をしましょうか。
  ローキーさん、バルルさん、
  お手伝いしていただけますか?

暗転。明けると、
ローキーたちの代わりにペペン、マオ、白い使い魔、サツキがいる。

 ペペン[-]:
  アミス先生……
  少し息が苦しそうです……

  ペペン、フミちゃんとマオさんと
  アクロポリス近くのファームを
  いっぱい、いーっぱい廻ったですよ。
  
  薬の材料も見つけたですし、
  ファーマーの皆さんも、お話したら
  快くおいしい食べ物をいっぱい
  おすそ分けしてくれましたです。

 マオ[-]:
  目を覚ましたら、おいしい料理で
  どかーんとお祝いしような。

  だから、早く元気になってよね。
  授業がないと、早弁もさぼりも
  出来ないんだからさ。

 サツキ[-]:
  もう……体力がないのは
  わかってるのに、こんなに無理して。
  まだ仕事が残ってるんでしょ?
  わたし達だってできることは手伝うから
  早いところ元気になりなさいよね。

  妖精王を拝み倒して、無理矢理
  目標の植物を育ててもらったんだもの。
  これで元気になってくれないと
  わたし達の立つ瀬がないわ。

 白い使い魔[-]:
  ……アミス先生。
  お願い、早く……
  元気になってください……。
  
  まだ、私はアミス先生から
  お祖父さまとお祖母さまの話を
  聞き終わっていないんですよ……

 オートメディック[-]:
  ……そろそろ目を覚ましても
  良いころかもしれないけど、
  無理に起こすのは良くない。
  
  何度も言うけれど、
  後は本人次第……

暗転。明けると、
ペペンたちの代わりにシャノワール、ブラン、カスミ、ハヅキがいる。

 カスミ[-]:
  これで、投薬から一日超えたわ。
  2日間も意識が戻らないのは、
  ちょっと不安ね……
  
  オートメディックちゃんが
  ここに来てくれていなかったら、
  本当に危なかったのね……

 ブラン[-]:
  それでも、アミス先生はきっと
  元気になってくれますよ。
  
  だって、小さいころにも同じ病気で
  助かっているんでしょう?
  それに、その時よりも医学は進んで
  薬だってできている。

  それに、ぷるぷるさんという、
  身近で心配してくれる親友がいて、
  この人のために頑張ってくれる
  たくさんの生徒に慕われている。
  とても……幸運な方なんですよ♪

 シャノワール[-]:
  オートメディック。
  ……本当に、ありがとう。
  来たばかりでこんなことになって
  君にとっては他人事かもしれないのに
  色々と世話を焼いてもらった。
  感謝しても、感謝しきれない。

 オートメディック[-]:
  ……そうでも、ない。
  
  アタシは、助けたかった。
  この人が誰かも、あまり知らない。
  みんなから好かれているのは、
  よくわかったけど、だから助ける
  ……ってわけでもない。

  やっと、わかった。
  アタシは、誰かを助けたかった。
  ……それだけだから。
  
  でも、感謝されるのは
  ……ちょっと、嬉しい。

  クランケの体温の変動も
  落ち着いてきた。
  おそらく、峠は越えた。

 守護魔・ハヅキ[-]:
  ……体表面温度の変動、安定。
  呼吸のペースも落ち着いてきた。
  栄養状態は良くないから、
  明日の朝以降は消化の良い食事を
  準備しておくことを推奨……。
  
  ……よかった。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ハヅキ、つまり……どういうこと?
  大丈夫そうってことでいいのよね?

 ミカ[/話す]:
  お、姉やんたち、
  オートメディックはんと
  ハヅキはんのお墨付き出たで♪
  これは安心できそやな。

 オートメディック[-]:
  これで、容体が急変するような事は
  ……まず、無いと思う。
  みんな、少し休憩するといい。

 ぷるぷる[-]:
  みんな、ありがとね。
  さぁ、少し休んで。
  あたしも休むけど、
  部屋はアミスと同じだからさ。

  ……みんな、
  本当にありがとう。
  
  おやすみ、また明日ね。

※いずれの選択肢でも、「少し休む」を選択するとここまでスキップ。

暗転。暗いまま話している。

 ぷるぷる:
  ……ねぇ、アミス。
  覚えてる?
  あたし達が小さいころ、
  アミスが病気で何か月も入院して、
  リハビリ中も、ずっと退屈してたよね。

  ベッドの上で、本を読みながら
  ずっといろいろお話したよね。
  
  こんな冒険がしたい、
  こんなお話が読みたい、
  先生たちみたいに、色々な生徒に
  勉強を教えて暮らしてみたい……

  かなわなかった夢もあるけど、
  アミスの夢、先生になるっていう
  一番の夢は、ちゃんとかなったよね。
  
  みんな、すごくいい子だよね。
  アミスの育てた生徒は、
  たとえモンスターだったとしても
  ちゃんとやっていけるんだよ。

  あなたの一番最初の生徒である
  あたしが保証するよ。
  
  だから……

明ける。
→プライベートルームへ。

**アップタウン [#ebd65cf7]
プライベートルームでログアウトすると、次回アップタウンにログインする。

シモツキに話しかける↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あ、来た来た。
  オートメディックがさがしてたわよ?
  アミス先生がもうすぐ
  目を覚ましそうなんだって!
  早くいきましょ!

→選択肢「アミス先生の飛空庭にのぼる?」へ。

//アミスの飛空庭での会話は変化なし。
**プライベートルーム [#x511a4b7]
ベッドに寝ているアミスの周りにシモツキ、ミカ、オートメディック、ぷるぷる。
シモツキ、ミカ、オートメディックに話しかける↓ (アミス、ぷるぷるにはクリック判定なし)
 ぷるぷる[-]:
  ……あ、おはよー……。
  あはは、昨日の夜はなんか、
  あんまり寝付けなかったよ。

 

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  で、アミス先生の様子はどうなの?
  ……顔色は、昨日よりいいわね。

 ミカ[/話す]:
  峠越えたってのは、間違いないな。
  後はいつ起きてくれるかやね♪
  カスミ姉やんに頼んで、おかゆの
  準備もたのんどいたで♪

 オートメディック[-]:
  ……そろそろ、かな。

間。

 アミス[/ベッド]:
  ……うう、ん……?

ぷるぷるが「びっくり1」エモーションと共に横に1歩移動。

 ぷるぷる[アミスに向き直る]:
  !

  アミス!
  アミス、目が覚めたの!?

 アミス[/ベッド]:
  ん……
  わたし……そうか、倒れて……
  オートメディックちゃん、
  シモツキちゃん、ミカちゃん、
  ○○ちゃん……
  それに……

  あなただったのね、ぷるぷる。
  ずっと看病して、わたしに
  声をかけていてくれたのは……

 ミカ[/話す]:
  よっしゃ!
  アミス先生起きたで!
  みんなに教えたらな。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  よかったぁー!
  よかったよー!
  ほんっと、心配かけて、もう!

 ぷるぷる[-]:
  ……えへへ。
  本当は、もっと上手に
  変身できるようになってから、
  驚かせたかったんだけど……
  
  でも、わたし、ちょっとだけ
  無理をしすぎちゃったみたい……

ぷるぷるがモンスター形態になり、「倒れる」モーション。

 アミス[/ベッド]:
  ぷるぷるっ!?

  ……。

  ……もう、ぷるぷるったら。
  すごく疲れてたのね……
  寝ちゃったみたい。

 オートメディック[-]:
  ……
  ○○。
  ミカ、シモツキ。
  ちょっと、外で話がしたい。
  
  少し調べ物をしてくるから、
  先に待っていてもらえる?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  何かしら?
  じゃぁ、先に行ってるから、
  みんなちゃんと来なさいよね?

→アミスの飛空庭へ。

**アップタウン [#hce886ba]
中央西噴水前にはシモツキのみ。
シモツキに話しかける↓
 守護魔・シモツキ[/話す]:
  あ、来た来た。
  オートメディックがさがしてたわよ?
  なんだか、ちょっと深刻そうな
  顔してたけど……

  あの子、元からいつも深刻そうに
  見えるから、わからないのよねぇ……?

→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。

**アミスの飛空庭 [#tb8a0872]
アミスがおらず、操舵輪のそばにはシモツキのみ。
守護魔・シモツキに話しかける↓
オートメディックのヘッドギア入手。
シモツキがプレイヤーに向き直る。暗転。
明けると、ミカ、オートメディック、シーホース、サラマンダーがいる。
 守護魔・シモツキ[オートメディックに向き直る /話す]:
  どうしたの?
  なんだか難しい顔しちゃって。

 ミカ[/話す]:
  そやそや。
  せっかくアミス先生も元気になって、
  みんなでお祝いでもしよか、
  ……なーんて考えとったんやけど。

 シーホース[-]:
  あら、みなさんお揃いですか?
  アミス先生がお目覚めと
  聞いたのですが……
  何か、気になることでも?

 サラマンダー[-]:
  お、どうしたの?
  なんか深刻そうな顔してるけど
  手伝えることがあれば
  言ってほしいな。
  手伝うよ?

 オートメディック[/話す]:
  うん……
  一つは、お礼。
  おかげで、少しだけ、心が
  うるさくなくなった気がする。
  いや、うるさいままなんだけど、
  なんだか……不快じゃ、ない。

  だから、せめてお礼に……
  これ、あげる。

 :
  オートメディックのヘッドギア
  をもらった。

 オートメディック[/話す]:
  で、もう一つ。
  これは、まずいかも。

  こんな事例、前例がないから
  確実な判断はできないけど……。
  ぷるぷる……だっけ。
  あの子、もう目覚めないかもしれない。

シモツキ、ミカ、シーホース、サラマンダーが「びっくり1」エモーション。

 ミカ[/話す]:
  ちょ!?
  ちょっと、どーゆーことやねん!?
  詳しく聞かせてーな!?

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  なんで!?
  何か根拠があって言ってるのよね!?
  じゃなきゃ納得できないわよ!

 オートメディック[/話す]:
  ぷるぷるは、アミス先生が倒れてから
  今までずっとあの姿だった。
  アタシが来たときは、今寝ている
  プルルの姿だったから、
  アタシ達と同様に人の姿に
  なれる子だと思ってた。

  でも、話を聞いたけど、
  あの子はもともと変身できた
  わけではない……あってる?

  アタシは、心とか魂のことは
  正直よくわかんない。
  でも、ぷるぷるの状態は確実に
  何かがおかしい。なんというか、
  何もおかしくないのに、存在が
  薄まっちゃっているみたいな……

  もしかしたら、あの子、人の姿を
  取るのにすごく何かを消費して
  いたんじゃないかな……

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  確かに、本人も言ってたわね。
  そんなに長い間変身しては
  いられないって……

 ミカ[/話す]:
  そういや、ぷるぷるはん、
  アミス先生の看病で……
  うちらが材料探しに行ってる間も、
  薬飲ませてから起きるまでも、
  もしかしてずっとあの姿の
  ままだったん!?

シモツキが「びっくり1」エモーション。

 守護魔・シモツキ[/話す]:
  ちょっと、それまずいんじゃない!?
  カミアとカンナに聞いた、白い使い魔の
  魔力切れと似たような状態?
  ぷるぷるは魔法生物でもないから
  何が足りないのかもわからないわよ?

 オートメディック[/話す]:
  それが原因なのかも、
  他に何か要因なのかも、
  もしかしたら、取り越し苦労なのかも
  アタシにはわからない。
  
  ただ、嫌な予感だけ。
  心が、ザワザワ言ってるの……

  ……魂。
  アタシ達アルマに関して、
  今のところ最も詳しそうなやつ……
  アタシをここに連れてきたアルマ、
  デスなら、何か知っているかも……
シモツキルートの場合↓
 ミカ[-]:
  ……うし、落ち着こうやないか。
  ぷるぷるはんが起きればよし。
  ただ、オートメディックはんの
  予感が当たった時に備えて、
  色々と準備はしとかんとね。
  
  うち、ちょっと出かけてくるわ。

→ロード画面へ。

ミカルートの場合↓
 守護魔・シモツキ[-]:
  ちょっと、あたし出かけてくるわ。
  とにかく、何か知ってそうな相手……。
  ロウゲツのおっさんを
  早いところ呼んでこないと!

→ロード画面へ。
ロード後そのままアフター アミスの飛空庭の場面へ
**アフター アップタウン [#y053ca54]
中央西噴水前にシモツキとミカ(フェイブルハートルック)。
シモツキ、ミカに話しかける↓
シモツキとミカがプレイヤーに向き直る。

 守護魔・シモツキ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  ……はぁ、もー。
  ロウゲツのおっさんったら!
  あ、○○!
  お疲れ様!

//続きお願いします

**アフター アミスの飛空庭 [#ufc7624c]