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タイニー・かんぱにー~憑依研究編~ ログ 【偶像崇拝バフォメット】[edit]

【タイ兄さん】
 ……どうやったんや?
 理屈が……それとも、未知の……?
【オリヴィア】
 うーん……タイ兄さん、先日からずっとこんな感じですね?
 たまに動くんですけど、心ここにあらずって感じです。
【ポイズンジェル】
 なんか考え事してるんでしょ。
 互いに触れないに限るよ、あっちは邪魔されたくない。
 こっちは虎の尾を踏みたくない。ほら利害は一致する。
【ケルベロス】
 確かに、すぐにノーデンスさんに何かしてもらわないと
 いけないようなことはなさそうですけど……あれ?
 オリヴィアさん衣装変えました?
【オリヴィア】
 先輩以外にも、それを気づいてくれる人が!
 やりましたよ先輩、努力が芽を出しました。
 先輩しか反応してくれない時でもめげずに着道楽を
 続けたかいがあるってもんです。
【オリヴィア】
 ……というわけで、今日の先輩の反応を知りたいな、と
 思うわけですがどーです?

どーですって……
→可愛いと思うよ

今度の服も可愛いと思うと告げた。
【ケルベロス】
 ですね、とっても似合ってると思います!
【オリヴィア】
 今回は、ちょっとアカデミックなイメージを付けたくて
 「エレガントジャケット(緑)」と「エレガントボトムス(緑)」で
 揃えてみました♪
 ふふふー、落ち着いた緑色と黒系のコーデに合わせて、
 靴も「悲劇のブーツ(黒)」に新調です!
 ……ちょっと名前はこわいですけど、かなりいい感じですよ!

→自分で聞くのはどうかと思う

それを自分から言ってしまうのは
どうかと思う、と冗談めかして返した。
【ケルベロス】
 いいじゃないですか、お洋服を着るって
 変わったことだなって思いますけど、
 自分で自由に変えることができるのは素敵ですよ!
【オリヴィア】
 ですです、衣装こそ文明の産物!
 機能性だけではなく、おしゃれを楽しむ素晴らしさです。
 ちょっとアカデミックに「エレガントジャケット(緑)」と
 「エレガントボトムス(緑)」、「悲劇のブーツ(黒)」で
 コーディネートを揃えてみました♪

共通

【オリヴィア】
 あはは、おかげで今月もお財布は寒いんですけどねー。
 でも、それだけの価値はあったと思います、うん。
【オリヴィア】
 ……あれ、シナモン先輩どうしたんですか?
【シナモン】
 これから、ワルキューレさんの所に合流だよ♪
 
 ボクもちゃんと仕事してるってことをアピールしないと
 いけないからね……あと、一人で放っておくと危ないから
 早めに戻らないといけないんだけど……あ、そうだ。
 この前のレーダーの大きな反応って、結局どうなったの?
【ケルベロス】
 え、また反応があったんですか!?
 どこですか!?
【オリヴィア】
 その反応、すぐに消えちゃったんですよねー。
 大きめの反応だったから、結構残ると思ってたんだけど
 割と珍しいパターンかも。
【シナモン】
 ケルベロスちゃんがこっちに来た時も、大きめの反応が
 有ってすぐに消えちゃったんだよね。今回も同じなのかな?
【オリヴィア】
 タイ兄さんに相談しようにも、先日からこの通りで……。
 で、まぁ仕方ないので、ガイドマシーン先輩にも相談して
 ヤタガラスさんとサイクロプスちゃんの二人に現地の様子を
 調べてもらうことにしたんですよ。ええっと……
【ガイドマシーン】
 アイアンサウスの都市部あたり……もしかしたら、ダンジョン
 内部かもしれませんが、その辺りに反応がありマした。
 アイアンサウスの事をお話しシたら、サイクロプスさんが
 是非行ってみたいと大はしゃギで……。
【シナモン】
 あはは……サイクロプスは寒い所の出身だから、あったかい所には
 興味津々なんだろうなぁ……。暑くてへばらないといいけど。
 で、結果はどうだったの?
【ガイドマシーン】
 まだ連絡はキていませんネ。
 三日前にこっちを出て、国境まではかんぱにーの
 設備で送っていますので、とっくにアイアンシティには
 到着しているはずですガ……。
【ポイズンジェル】
 無線機あったよね?
 連絡とかは?
【オリヴィア】
 そうですねー。
 もしもしー?
 
 ……あれ?
 リヴァイアちゃんが何でこの無線に出るの?
 え、玄関に置いてあった?
 あー……渡したものを、そのまま置いて行っちゃったんですね。
【ポイズンジェル】
 あの二人に細やかな気遣いは期待する方が間違いだったね……。
 どっちかってーとパワーが持ち味だし。
 まぁ、ヤタガラスくんも子供じゃないし平気じゃん?
 うん、平気だよね。大丈夫、信じて待とう。
【シナモン】
 調べて帰ってくるだけならこんなに時間かかるかなあ?
 もしかして何かあったんじゃ……。
 あっ、ごめん。ボク仕事の途中だった。
 ちょっと気になるけどじゃあ、先行くね!
【オリヴィア】
 今ここで手が空いたのは、仕事が一段落したばかりの
 ○○先輩と、ケルベロスちゃんと
 ポイズンジェルちゃんの三人ですねー。
【ポイズンジェル】
 ○○ちゃん、ケルベロスちゃん、
 行ってらっしゃい。お土産はあっちで売ってる飲み物がいいなー。
【オリヴィア】
 三人で行ってもらえないかなー。
 ほら、ヤタガラスさんたち二人で帰ってこないしー。
 何もないとは思うんですけどねー?
【ポイズンジェル】
 いやあ、今日はどこにも行きたくないしなあ……。
 なのでここは偵察にいってもらって……。
【ケルベロス】
 行きましょうよ!
 ○○さんも頼りになる人ですけど、
 ポイズンジェルさんもいればさらに百人力です!
 さぁ、さぁ!
【オリヴィア】
 あ、代表。いいですよねそれで?
 じゃ、ここにハンコ押してください……ぽん、と。
 はい、ありがとうございます代表。
【タイ兄さん】
 ……。
【ガイドマシーン】
 ここまで深く何かを考え込む姿を見るのは
 本当に珍しい事でスね……。
 ともあれ、ヤタガラスさんたちが心配なのも事実デす。
 宜しくお願いしますね、皆さん。
【ケルベロス】
 では、行きましょう!
 いざ……えっと、どこでしたっけ?
 アイアンサウス……?
【ガイドマシーン】
 では、ご案内シます。
 ○○さん、宜しくお願いしまス。
【ポイズンジェル】
 あぁ……あ”あ”あ”~。

アイアンシティへ……
→移動開始!

【???】
 今回も失敗……。
 無様で、あからさまで、わかりやすく失敗だった。
 そもそも、この方法が正しいのかも疑わしくなってくる。
 何万、何億と実験を繰り返せば、諦めがつくのだろうか。
 諦めることなど出来るはずがないと、そう思い続けていても。
 
 ……いつまで続けるのだろう。
 こうして、出来るかわからない夢物語にすがり、
 出来るかどうかも分からない試みを続けているのは。
 「向こう側」への道を開く、その試みは。
【ケルベロス】
 ここがアイアンシティですね。
 谷の中にも町があるなんて、面白いですね。
 ちょっと走り回りたくなりますね!
 え?なりません?
【ポイズンジェル】
 なんであたしまで……ま、いいけどさ。
 町中は結構あったかいし。
【ケルベロス】
 まずはヤタガラスさんとサイクロプスさんを探さないと。
 すぐに消えてしまった次元断層については……。
 お二人を見つけたら、調査内容を聞けるでしょうか?
【ポイズンジェル】
 聞けるんじゃん?
 だから二度手間になるような調べ物は避けたほうがいい。
 ダメだったらその時考えようよ。
 ……それにしても、この町騒がしいね。
 アクロポリスシティよりうるさいかも、お祭りでもやってるの?
【町の住人】
 え、何の騒ぎかって?
 キミたちは冒険者か、なるほど知らないわけだ。
 いいよ……スペルキャスターちゃん可愛いよ……。
 ちょうど、今日は集会があるはずだからぜひ見るといい。
【ケルベロス】
 集会、ですか?
 誰か有名な方が……?
【町の住人】
 そろそろ始まるから、早くいかないと……!
【ポイズンジェル】
 この町のご当地アイドルとか、そういう奴かな、
 随分人気があるみたいだけど……って、あれ?
 スペルキャスターって名前もなんか……。
【ケルベロス】
 人が多く集まるところであれば、
 色々と話を聞くことが出来るかもしれませんね!
 あ!もしかしたら
 ヤタガラスさん達も来てるかもしれませんよ!
 そのアイドル?さんにも興味ありますし、行ってみませんか?
【ポイズンジェル】
 ケルベロスちゃんは、アイドル初心者?
 肩の力抜きなよ。
 
 えーっとね、アイドルを囲む人々をわかってないみたいだから
 説明するけど、あれは話を聞けるとかそういう生易しい物じゃないよ。
 そういうのがいると決まったわけじゃないけど、注意は必要。うん。
【ケルベロス】
 そ、そうなんですか……?
 まあまあ、まずは見に行ってみましょう?
 私、この町に来たのも初めてですし、色々と興味があります!
【ポイズンジェル】
 あれかな……はぁやっぱ、人結構いるね。
 ところで、気になったこと言っていいかな。
【ケルベロス】
 人の集まり具合ではアクロポリスシティもかくや
 ……って感じですねー。で、何でしょうか?
【ポイズンジェル】
 ○○ちゃんなら知ってるかもしれないから
 聞くんだけどさ、スペルキャスターって……ダンジョンに
 そういうの居なかったっけ?
【ケルベロス】
 あ、誰か出てきましたよ!
 始まるみたいです。
 ……あ! あっちにヤタガラスさんたちいますよ!
【???】
 町のみなさ~ん、今日はスペルキャスターちゃんのために
 集まってくれて、本当にありがとう♪
【町の住人】
 キャスターちゃーん、早く出てきてー!
【サイクロプス】
 スペルキャスターかわいい~♪
【町の住人】
 はやく、はやく声を聞かせてくれぇぇ!!
【ヤタガラス】
 さぁ皆の衆、スペルキャスターを迎えるために舞うぞ!
【町の住人】
 おう!
 キャァスタァちゃーーん!!
【ポイズンジェル】
 ……えっとさ、ヤタガラスくんってあんなんだったっけ?
 へえ、あんな一面もあるんだね……。
【ケルベロス】
 ちょっと、わからないですね……。
 ノリノリではありますけど、どうなんでしょう?
【???】
 では、ありがたいお言葉をいただくわよ~?
 スペルキャスターちゃん、どうぞーっ。
【町の住人】
 ……。
【???】
 あら、困ったわねぇ……。
 スペルキャスターちゃん、今日は恥ずかしいのか
 出てきてくれないみたいなの。
 みなさん、ごめんなさいね?
【町の住人】
 くっ……今日は会えなかったか……!
【町の住人】
 もう三日も顔を見れてないんだ!
 もう三日もあの声を聴けてないんだ!
 ああ、あああ!
 
 でも、恥ずかしがってるスペルキャスターたんも
 可愛いかもしれない……!!
【町の住人】
 また明日を待つか……。
 スペルキャスターちゃんはいいなぁ……。いい……。
【サイクロプス】
 あっ!
 ○○たちだ!
【ヤタガラス】
 おお、久しいな。
 お前達も、漆黒の翼に魅せられ、あの微笑ましき少女の
 魅力を確認しに来たのか。善き哉。
【ケルベロス】
 えっと……あの、あれは一体……?
【サイクロプス】
 そっか、今日来たばかりなんだよね。
 惜しかったねー、昨日来てたら、スペルキャスターを
 見ることができたかもだったんだよ♪
【ポイズンジェル】
 いやいや……、そうじゃなくて。
 仕事どうなったの?
【サイクロプス】
 え?
 何だっけ?
【ヤタガラス】
 ふむ、何のことだったか……おお、そういえばそうだな。
 俺たちはかんぱにーの依頼でこっちに来ていたのだった。
ヤタガラスとサイクロプスに、アイアンシティに来てから
今まで何があったのかを確認することにした。
【サイクロプス】
 えー?
 ここにはスペルキャスターの応援に……あれ?
 いつ知ったんだっけ? 師匠覚えてる?
【ヤタガラス】
 ……ふむ、記憶の改竄は行われていない。
 だが、軽い催眠状態に陥っていたようだな。
 特に悪意があるものではないが……。
【ケルベロス】
 催眠術を使えるような人がここに居るってことでしょうか?
 さっきの人だかりはもしかして、
 みんな催眠状態だったんでしょうか……?
【ポイズンジェル】
 まだ確証は得てないけど、あながち間違いではないのかも。
 周囲にはまだ目がぐるぐるした人多いわけだし……。
 そこに妙に冷めた目の人がいるから、あの人まだ冷静かも。
 話聞けたら聞いてみようよ。できれば、目立たないところで。
【冷静な町の住人】
 ……あなたたちは正気みたいね。
 まぁ、他の人も普段はまともなんだけど。
 スペルキャスターって言う子に関わることだと
 みんなマトモじゃなくなっちゃうのよ。
【ヤタガラス】
 ああ、それはその通りだ。
 だが、完全に正確というわけではない。
 
 俺たちは、あのマネージャー的に広報活動を続ける女……。
 確か、バフォメットと言ったか。あいつから如何に
 スペルキャスターという少女が可愛らしいかを聞いている
 うちに、だんだんと……気付けば虜になっていた。
【サイクロプス】
 あっ、そうだった!
 次元断層知りませんかって言ったら、それはよくわからない
 けど、スペルキャスターちゃんは可愛いのよって。
【ケルベロス】
 う~ん、本当に催眠術なんでしょうか?
【冷静な町の住人】
 あのバフォメットって女の人、喋るのがうまいのよ。
 気が付いたら、町の住人はほとんどスペルキャスターの
 熱狂的なファンになっていたわ。
 
 知っている限り、サウスダンジョンのモンスターが
 なんだか様子がおかしいってことで、冒険者に確認に
 行ってもらう……なんて話があったの。その時は報告で
 「何も異常はなかった」ってことだったらしいけど。
 
 ただ、その頃からスペルキャスターのファンが急激に
 増え始めたみたい。もしかしたらその冒険者たちから
 ファン活動は広まったのかもしれないわね。
【ケルベロス】
 アイドルって、ダンジョンにこもるものなんですか?
 珍しいというか、変わっているというか……。
【冷静な町の住人】
 いやー、普通はダンジョンにアイドルは入ったりしないと思うわ。
 ……ダンジョンの中で、冒険者はスペルキャスターのファンに
 なったんじゃないかと思うのよ。
 
 わたしは風邪で数日間ひきこもっていたんだけど、気が付いたら
 町はこのありさま。スペルキャスターはサウスダンジョンの
 中に引きこもっているらしくて、一目見ようと住人が
 ダンジョンの中に押しかける始末よ。
【ポイズンジェル】
 えぇ……。
 それって危険じゃないのかな。
【冷静な町の住人】
 サウスダンジョンの中は、冒険者を雇って定期的に
 危険なモンスターを排除していることもあって、
 入ってすぐの所はまだ比較的安全なんだけど、
 当然奥に入り込めば危ないわ。
 
 だけど、何故か今の所スペルキャスターを探して
 ダンジョンに踏み込んだ人にけが人はいないわ。
 モンスターの中にも、スペルキャスターのファンが増えている
 みたいで、同類と思われているのかもしれない……。
【サイクロプス】
 そういえば、広場にも気のせいかモンスターっぽい感じの
 スペルキャスターのファンがいたね。
 みんな気にしてないから、普通の人なのかと思ってた。
【ポイズンジェル】
 そもそもさ、スペルキャスターってモンスターじゃないの?
 でも、バフォメットはモンスターじゃないよね?
 あたしが見た感じだと、バフォメットが
 みんなを操っているような感じに思えたけど。
【冷静な町の住人】
 遠くから見た限りだけど、スペルキャスターって呼ばれる
 小さな子がいたのは確かよ。
 ただ、みんなの前によく出てくるのはあのバフォメットって
 名乗る女性の方よ。あのひとも、一体どこから来たのかしら……。
【ポイズンジェル】
 うーん……スペルキャスターって、なんとなくだけど
 あたしとかサイクロプスちゃんみたいなアルマなんじゃ?
 それにしても、次元断層の件と今回の件、関わりあるのかな。
 う~ん、う~ん、だんだん面倒くさくなってきた……。
【サイクロプス】
 あ、そうだ。町の人に聞いたけど、町の中で次元断層みたいな
 きらきらーってしたのは見たことがないって。
【ケルベロス】
 そうですか……あ!ダンジョンの中に入っていくのが危険なら、
 いっそのこと私がダンジョンの入り口をがっちり閉じてしまえば
 解決したりするんでしょうか?
【ポイズンジェル】
 いやいや、ダメだよケルベロスちゃん。
 中で仕事している人とかいるみたいだし。
【ヤタガラス】
 どうやら、トンカという町に行くためにはこのダンジョンを
 抜けていかねばならんらしいからな。
 交通路をふさいでしまうのも問題だろうさ。
【ケルベロス】
 そ、そうですね……出られなくなる人が出ちゃうのは
 本意ではないですからね。意見撤回です。
 次元断層が消えた理由はわかりませんけど、この町の異変が
 なにかそれに関わっているかもしれませんし、調べてみませんか?
【サイクロプス】
 あ!
 あのね、あのね!
 
 ええっと、その。難しい事はあまり言えないんだけど、
 ちょっと見た感じ、スペルキャスターって悪い子じゃ
 無いと思うの。……ええっと、その、勘で!
【ヤタガラス】
 直観はそう馬鹿にしたものではない。
 言語化する前に、自分の体がそう判断した、という
 事でもあるのだからな。……俺は、今の所バフォメットは
 只者ではないと感じている。調べるなら奴からか?

まずは……
→ダンジョンを調べに行こう

バフォメットと名乗る女性にせよ、スペルキャスターにせよ
ダンジョンがこの異変の発生元らしいことが分かったなら、
先ずはそちらを調べてみるのがいいのではないかと提案した。
【ケルベロス】
 証拠集めから、ですね。
 直接会うと、私達も操られてしまう可能性が
 あるみたいですし、いいと思います!
【ポイズンジェル】
 うんうん、じゃ、がんばってね。
 あたしは暑い所苦手だから、どこか休憩できるところで
 待ってることにするよ……。
【ケルベロス】
 何言ってるんですか、一緒に行きますよ!ポイズンジェルさん!
 それに、こういう時に単独行動するのって、
 大体危険な目に合うパターンですよ?
【ポイズンジェル】
 う……正論かも。
 ○○ちゃん冷たい水持ってたりしないかなぁ?
【ヤタガラス】
 良し、俺たちも同行しよう。
 万軍の助力を得たと思っていいぞ。
【ケルベロス】
 おしずかに……!
 ここがそのサウスダンジョンですね。
 はじめてきたのでワクワクします。では、静かにゆっくり……
【???】
 あ、あの……そこに居るのは……バフォメット?
【ポイズンジェル】
 (この声ダンジョンの中から? どうする?)

ダンジョンの中から声が
→少し黙って待とう

【???】
 あの……あのね、キャスター、もうムリかも……。
 ごめんなさい……お願いしたのはキャスターだけど、
 何か……その、何か違う……。
 
 キャスター、
 もう……その……あの……。
【サイクロプス】
 (この声聞いたことある!
  スペルキャスターの声だよ!)
【ケルベロス】
 (それにしては、なんだか重い話題をされているような……)
【ヤタガラス】
 (黙って聞き続けていい話とも思えんな。どうする?)

どうしよう
→こちらからも声をかける

自分たちはバフォメットではない事を告げ、もしよかったら
事情を聞かせてくれないかと頼んでみた。
【スペルキャスター】
 あっ……ひ、ひとちがい……ごめん、なさい。
【サイクロプス】
 やっぱりスペルキャスターだ!
 近くで見ると本当にかわいいねー♪
【スペルキャスター】
 えっ。
 あっ、あの……ありがとう。
【ケルベロス】
 はじめまして、次元断層の門番ケルベロスです、わん!
【スペルキャスター】
 あ……バフォメットじゃ、なかった。
 似てる気配がしたのに……。
【ポイズンジェル】
 もしかしてケルベロスちゃんをバフォメットって人と間違えた?
 何か似てるところがあった?
 見た目はそこまで似てるとも思えないけどさ。
【スペルキャスター】
 あの、うん……えっと、その。
 気配……とか、なんとなく、近くにいると
 バフォメットを召喚したときみたいな気配がしたから。
【ケルベロス】
 しょうかん?
 召喚って、呼びだすあれですか?
【サイクロプス】
 すごーい!
 どうやったの? どんな感じだったの?
【スペルキャスター】
 えっと、えっと……。

なんだかあわてているようだ
→みんなを落ち着かせよう

スペルキャスターが困っているから、ちょっと待って
落ち着いて話してもらおう……と伝えた。
【スペルキャスター】
 あ……うん、ありがとう。
 うまくしゃべれるように……練習したんだけど。
 まだ、練習がたりなかったかも。
【ヤタガラス】
 うむ、一斉に話しかけてしまっては、この娘も
 困ってしまうだろうからな。しばし聞き役に徹するか。
【ヤタガラス】
 成程。
 孤独を紛らわすために人形を作り、
 人形だけでは寂しかったので友達を呼び出そうとした……と。
【スペルキャスター】
 うん……元々、ひとまえに出るのとか、お話しするの苦手で。
 お友達もいなくて……ダンジョンに来る冒険者は、
 お友達がいっぱいいていいなって。そしたらこの姿になって。
 でも、お友達はふえなくて……。
 
 お裁縫は得意だから、ぬいぐるみを作って。
 でも、ぬいぐるみはお喋りできなくて。
 だから、魔法でお友達にでてきてもらおうって。
【サイクロプス】
 バフォメットは、スペルキャスターが魔法で
 呼びだしたの? すごーい!
【スペルキャスター】
 魔法……あまり上手くないから、心配だったんだけど。
 キラキラしたのが出てきて、きれいだなって思ってたら
 ぬいぐるみが話しだして……バフォメットになったの。
 
 バフォメットは、何かお願いはないって聞いてくれて、
 お友達が欲しいって言ったの……そしたら、あんな風に。
【ポイズンジェル】
 みんなが崇めたてまつってきた、と。
【ヤタガラス】
 間違ってはいない気もするが……確かに、何か違うな。
【サイクロプス】
 師匠、それぜんぜんちがうよー?
 お友達は一緒におしゃべりしたりごはん食べに行ったりするけど、
 あの時のスペルキャスターはみんなに話しかけてても、
 みんなからのお話を聞けなかったもん。
【スペルキャスター】
 はじめは、うれしかった。
 はずかしかったし、みんなの前に出た時はむねがばくばくして
 すごく緊張したけど、お話を聞いてくれるお友達ができたって
 思ったの……。でも、みんな、お祈りするみたいにしてきて。
 
 バフォメットは優しくて、いっぱい親切にしてくれて
 うれしいんだけど……なにか、怖いの。わからないの。
 みんな、キャスターを探してダンジョンの中に来て。
 もう、元の場所にいるのも怖くて……。
【ケルベロス】
 アイドルって……大変なんですね。
 あ、私たちは別にスペルキャスターちゃんの事を
 崇めたりはしませんけど、お悩み相談なら聞きますからね!
 ですよね、○○さん♪
【ポイズンジェル】
 いや~ケルベロスちゃん、これは
 アイドルって言うほどのものでもないよ。
【ヤタガラス】
 それにしても、解せんな。
 バフォメットという女、おそらくは俺やケルベロスと同じ
 神魔の類であろうが……狙いはなんだ?
 
 人々の崇拝を求める事、華やかな舞台に上がる事が
 悪い事とは言わんが……自分ではなく、この娘を傀儡にする
 その理屈がわからん。
【ポイズンジェル】
 えっとさ、ヤタガラスくんってあれだよね。
 イザナミさんとかと同じように、割と偉い人系?
【ヤタガラス】
 偉いから崇められる、というわけでもないが……。
 迷えるものを導きし者として、それなりの敬意を受けることは
 確かにあるだろうな。
【ポイズンジェル】
 あー……うん。
 で、ケルベロスちゃんがこれだから、うん。
 ○○ちゃん、これって結構
 根が深い問題かもしれないね。
 
 でも、逃げ出すことを決意するほどきつかったんだ。
 あたしだったらその楽な生活手放せないけど、
 こればっかりは個人差じゃん。
【ケルベロス】
 でも、スペルキャスターさんは望まない状態に置かれて
 困っているわけですし、助けてあげるのがいいのでは?
【けー】
 (うむ。バフォメットとか言う輩、次元断層を超えてきたのは
  間違いないだろうが、この娘が次元を開いたのかどうか
  見極める必要もあるからな)
【ろー】
 (またまた~♪ かわいそうだから助けてあげたいって
  素直に言えばいいのに。ケルベロスもそう思うよね~♪)
【ポイズンジェル】
 確かに、時間は必要かもね。
 次元断層だっけ、あれについてはそのバフォメットってのが
 出てきたみたいだし、確定……。でいいよね?
 ならその子安全なところまで連れて行こう。
 
 ……このままだと絶対追いかけられるよね。
 あたし達目立つし。
【ポイズンジェル】
 ケルベロスちゃん、町の通路とかに何カ所か
 閉じたとこ作って先に妨害しといてよ。
 
 閉じた場所を開けることはできないんだよね、
 なら、人が集まりにくいようにあらかじめ町中のドアとか
 片っ端から閉じておけばいいのかなぁ……。
【ケルベロス】
 ポイズンジェルさんがやる気に……!
 これならきっとうまくいきますね、私頑張ります!行きましょう!
 では、先行して逃げ道を作ったり追手の通りそうな場所を
 戸締りしてきますね!
【ポイズンジェル】
 だって、これやっとかないと町中から追いかけられて
 走り回るとかになりそうじゃん。
 そんな体力使うくらいなら、先に少しだけ疲れる方が
 よっぽどましなんだよ~。
【スペルキャスター】
 あ……ありがとう。
 でも、いいの……?
【ヤタガラス】
 お前は助けを求めた。
 ○○も、ケルベロスやポイズンジェルも、
 それを聞いて助けることを良しとした。それだけだ。
 これも漆黒の翼の導きかもしれんな。
【サイクロプス】
 むつかしい事はわからないけど、困ってるなら助けてあげる!
 あのね、なんでかっていうとー。
 あたし、スペルキャスターとお友達になりたいから!
 友達なら、助けるのはおかしくないよね?
【スペルキャスター】
 あ……うん、あり、がとう……。
そろそろケルベロス達が作業を始めただろうから、
こちらも動き出そう、と伝えた。
【バフォメット】
 あらあら~?
 スペルキャスターをどこに連れて行こうというのかしら。
 勝手に連れて行かれちゃうのは困るわ~?
【スペルキャスター】
 ……あっ!
【町の住人】
 スペルキャスターちゃんだ!
 可愛い! 小さい!
【町の住人】
 なんだあいつら、整理券も持たずに勝手に会うなんて
 マナーがなってない!
【町の住人】
 スペルキャスターちゃん、今助けるわ!
【ヤタガラス】
 殺気立っているな。
 急げ、逃げるぞ!
【ヤタガラス】
 ええい、うっとうしい!
 ここから先は通さん、漆黒の翼の美技、
 しっかと見届けていくがいい!
【サイクロプス】
 ここである程度食い止めるから、先に逃げてー!
【バフォメット】
 スペルキャスターちゃん、お友達を困らせてはダメよ?
 それに、そこの貴女、スペルキャスターにひどいことを
 していないでしょうね?
 
 手荒な事は好きじゃないのだけど、これ以上抵抗するなら……。

仕方ない……
→突破しよう!

【バフォメット】
 貴女達、準備はいい?
 どうにか逃げようとしても、逃げ場はないわよ。
 ……もし通りたいなら、私達を打ち倒すことね。
【スペルキャスター】
 うう……バフォメット、通して、くれないの……?
 戦うの……やだよ……。
 でも……でも……っ。
【バフォメット】
 みなさ~ん!
 スペルキャスターちゃんを助けて~!
【町の住人】
 うおおおおお! キャスターちゃーん!
【町の住人】
 今助けるぞおお!
【スペルキャスター】
 うぅ……逃げなきゃ……。
【バフォメット】
 手ごわいわねぇ……仕方ないわね。
 みなさ~ん! 怪我しちゃうから
 いったん引いてちょうだいね♪
【バフォメット】
 久しぶりに呼び出すわね、この子たち。
【バフォメット】
 ……召喚に応えよ、我が使い魔!
【バフォメットの使い魔】
 ○▼×◆%--っ!!
【バフォメット】
 行きなさい!
 スペルキャスターには怪我させちゃだめよ?
【バフォメット】
 あらあら、貴女強いのね……。
 でも、使い魔はまだ増えるからね?
【バフォメット】
 あら?
 あらあら、あら~?
【バフォメット】
 これは想定外ねぇ……。
 私の使い魔が制御不能だわ。
 ……え、こういう事けっこう起きるものなのね。
 
 お友達のみんなに怪我をさせちゃうのも
 本意ではないし、申し訳ないけれど
 これの対処をお手伝いいただけないかしら?
 私、荒っぽいこと苦手なの。
【スペルキャスター】
 あ……バフォメット、大丈夫……?
【バフォメット】
 大丈夫よ~♪
 そこの子も、スペルキャスターとのお話を見ていると
 ただの誘拐犯とも思えないし、話は通じそうみたいね。
 
 もしかしたら、話し合いで解決できるかもしれないのかな~って……
 考えてたらこれだもの、なかなか上手くいかないわね?

ここは……
→神憑依だ!

【バフォメット】
 どうすればいいのか指示を頂戴~♪
神憑依のやり方を指示した!
【バフォメット】
 ふぅ、スペルキャスターちゃんにも町の人たちにも怪我は無し、
 本当に良かったわぁ~。
 
 力を使っちゃったせいで、何人か正気に戻ってる人もいるから
 後でまたスペルキャスターのファンになってもらわないと
 いけないわね。うん、またやり直せばいいわよね♪
 
 それにしても、強いのね……。
 そこの貴女、力を貸してくれて
 ありがとう、助かったわ♪
 
 まさか、私の使い魔が妙なものに乗っ取られて
 制御できなくなっちゃうなんて思ってもいなかったから、
 ちょっとびっくりしちゃった、ごめんなさいね。
 スペルキャスターちゃんを危険な事に巻き込んじゃったわね。
【スペルキャスター】
 ちがう……の。
 キャスターが……わがまま言ったから。でも、その。
 お願いして、バフォメットは叶えてくれただけで、
 悪くない……だけど、みんなを、元に戻してほしいかも。
【バフォメット】
 スペルキャスター……いいの?
 それをすると、お友達が減ってしまうけど。
【スペルキャスター】
 うん。
 あれは……ちがうの。うまく言えないけど、その。
【ケルベロス】
 (うっ……手助けしてあげたい……!)
【ヤタガラス】
 (過保護に過ぎるのは、雛鳥のためにならん。
  信じて、見守ってやるといい)
【スペルキャスター】
 キャスターは、みんなが集まってくれて、
 みんなが言う事を聞いてくれたらお友達になれるって
 思ってた……。最初は、それでもいいかなって思った。
【バフォメット】
 貴女にとっては、そうじゃなかったの?
【スペルキャスター】
 うん。ごめんね、バフォメットがみんなを集めてくれたけど、
 何かちがったの。……ちがうって、わかったから。
【バフォメット】
 ……なかなか、上手くいかないわね、
 喜んでもらえると思ったのだけれど。
 
 いいわよ、スペルキャスターがそう望むなら、
 みんなにかけた暗示を解くことにするわね。
【スペルキャスター】
 えっ?
【バフォメット】
 あぶないっ!!
【スペルキャスター】
 バフォメット? バフォメット!大丈夫!?
 大丈夫……だよね? ね!?
【バフォメット】
 怪我は……ない?スペルキャスター?
 そう、なら、よかった。
【ポイズンジェル】
 ……言ってる本人は無事には見えないんだけど。
 だ、大丈夫なの?
【バフォメット】
 すっごい痛かったわよ。
 痛くて、今も立ってるのがやっとかもなんだから……。
【スペルキャスター】
 大丈夫なの……? 大丈夫なんだ……。
 ……良かった。
【バフォメット】
 う~んちょっと……。
 貴女が無事ならそれでいいのよ。
 でも……ここでお別れみたい。
【スペルキャスター】
 え……なん、で……。
 キャスターの事、嫌いになったの?
 キャスターがわがまま言ったから……?
【バフォメット】
 そんなことで、嫌いになるわけないじゃない。
 さっきので、私の身体が壊れちゃってね。
 もう、この身体を形作ることができそうに無いの。
 ごめんね、あなたの大事なぬいぐるみ、壊しちゃった。
【スペルキャスター】
 そんな……そんなの、いいから……いかないで、お願い。
 キャスターを置いていかないで、一人は……嫌だよ。
【バフォメット】
 ……ねぇ、そこの貴女たち。
 もしよければ、スペルキャスターちゃんのお友達に
 なってあげてくれないかしら?
 
 私には、この子が求めるお友達というのがどういうものなのか
 最後までわからなかったみたい。
 自分と同じように崇めてもらうだけじゃ、ダメだったのね。
【ヤタガラス】
 そうか、お前もまた、崇められる存在だったか。
 ……見上げるだけでも、見下ろすだけでも、
 友を得ることはできない。だが……。
バフォメットは、スペルキャスターの最初の友達だと伝えた。
【バフォメット】
 あ……そっか、そうなんだ。
 ふふ……惜しいなぁ、今になってわかるなんて。
 本当に、上手くいかない事ばかり。
 これでよかったのね、友達って。
 私にも、友達ができたなんて、ね。
【スペルキャスター】
 だって、だって……キャスター、一人ぼっちでさみしい時に
 お願いしたの。お友達が欲しい……って。
 そしたら、バフォメットが出てきてくれて。
 お話してくれて、一緒に遊んでくれて……!
 
 キャスターは……バフォメットが、
 はじめてお友達になってくれたから。だから……。
【バフォメット】
 あらあら、泣かないの、スペルキャスター。
 可愛い顔が台無しよ?
 
 ……ありがとう、私の、初めてのお友達。
 短い間だけど、楽しかったわ。
 
 きっと、貴女にはいいお友達がいっぱいできるから……。
 泣いてばかりじゃ、ダメよ?
【スペルキャスター】
 う……うあ、うう……!!
 バフォメット……やだ……いっちゃ……やだよ……。
【サイクロプス】
 せっかく……せっかく仲直りできたのに……。
 こんなのって、こんなのってないよ……!
 ○○! 師匠!
 助けてあげてよ、お願い!
【ヤタガラス】
 本人も言った通り、存在が消えるわけではないとは思うが……。
 憑代であるあのぬいぐるみが……俺やケルベロスが
 使っている素体が壊れた場合どうなるかはわからん。
【ケルベロス】
 ほ、ほら。
 バフォメットさんは体がなくなっただけですよ。
 お家に帰ったと思えば……。うう、ごめんなさい。
 元気づける言葉が見つかりません……。
【ポイズンジェル】
 ○○ちゃん、ちょっと聞いていい?
 あ、小声でお願いね。
【ポイズンジェル】
 いまんとこ、一番神魔に詳しいのここではキミだから
 教えて欲しいんだけど、神魔のえっと……憑依体だっけ、
 あれって、憑代が壊れたら消滅する、とかあるの?
かつてアスモデウスが出現した際に、憑代となった体を
攻撃しても本体には影響がないと発言したこと、ただし
痛みはあったようで即座に降参したことを伝えた。
【ポイズンジェル】
 ふんふん……他は無いかな?
ワルキューレがシナモンの体を使って動きまわった時、
シナモンは筋肉痛になったがワルキューレに影響はなかった事、
及びリヴァイアサンがガイドマシーンに憑依していた時は、
体を奪わずに内部で会話を続けていたことを伝えた。
【ポイズンジェル】
 ……なるほど。無線機持ってるよね、オリヴィアちゃんに
 連絡して、素体送ってもらえるか聞いてみてくれない?
 ……あ、うん。そっちも気が付いたかもしれないけど、
 試してみる価値はあるかなってね。
【オリヴィア】
 はーい、そちら状況はどうですか?
 ヤタガラスさんとサイクロプスちゃん見つかりました?
 
 ……え、素体を送って欲しい?
 構いませんけど……急ぎですね、わかりました!
【ガイドマシーン】
 正直、最近油断していましタ……。
 ともアれ、素体は無事にお届けしましたヨ。
【ポイズンジェル】
 うん、お疲れ様。後で誰かに組み立ててもらってね。
【スペルキャスター】
 ぐすっ……ねえ、一体何するの?
【ポイズンジェル】
 うん、これはまぁ半分は勘だから、上手くいかなかったら
 恥ずかしいんだけど、さ。もしかしたら、上手くいくんじゃ
 ないかなーって思ってね。
 
 えっと……なんか照れるねこれ。
 あてが外れたら辛いけど……バフォメット!
 この辺にまだいたりするんじゃないかと思うんだけど、
 素体用意したんで……これに入れたりしないかな?
【スペルキャスター】
 バフォ……メット……?
【バフォメット】
 あらあら、あら~?
 びっくりね、本当に戻ってこれちゃった♪
【スペルキャスター】
 ……。
 バフォメット……動いてる! ここにいる!
【ケルベロス】
 バフォメットさん、無事だったなら、
 教えてくれればよかったじゃないですかぁ!
 スペルキャスターさんがどんなに心配したか……。
【バフォメット】
 そうねぇ……もう身体を作れないなら、変な希望を持たせず
 もう会わない方がいいのかなって思ってたのも事実だけど。
 単に、声を出す身体もなかったから……でもあるのよ?
 
 まさか、こんな方法で身体を作り直せるなんて思っても
 いなかったけど……その。あのね。
【スペルキャスター】
 バフォメット、どうしたの?
 まだどこか痛いの?
【バフォメット】
 ううん、大丈夫。
 ただ……あんな別れ方までしておいて、
 どんな顔で戻ってくればいいんだろうって。
 ちょっとだけ、恥ずかしかったのよね……。
【スペルキャスター】
 う、うぅ……バフォメットのばかぁ……キャスター、本当に
 もう会えないって……そう思って……。
【バフォメット】
 ふふ、ごめんなさいね。私も、もう会えないかと思ってた。
 その杖にでも取り憑いて、言葉は伝えられなくてもずっと
 見守っていようかなって思ってたけど……やっぱり、
 貴女と一緒にいたかったの。
【サイクロプス】
 良かった……本当、良かった!
 ポイズンジェル、すごいね!
【ヤタガラス】
 いや、まったくだ。
 ○○とポイズンジェルの合わせ技、
 と言ったところか?
【ポイズンジェル】
 いや~、一件落着で良かった、良かった。
 別にこの町に被害とか出たわけでもないけど、
 騒ぎはおこってるししばらくはアクロポリスにでも
 身を寄せたらいいんじゃないかな。

かんぱにーに……
→二人を勧誘する

【サイクロプス】
 賛成、さんせーいっ!
 二人ともおいでよ、みんないい子だよ!
【スペルキャスター】
 えと……バフォメットが行くなら、キャスターも行く……。
【バフォメット】
 そうね、キャスターちゃんは有名になりすぎちゃった
 かもしれないから、新しい場所でやり直すのもいいかも
 知れないわね。それに……キャスターちゃんが一番だけど、
 見る限り結構才能が有りそうな子が多そうね♪
【サイクロプス】
 さいのう……?
【ヤタガラス】
 俺たちは、もう少しダンジョンの中を確認してから戻る。
 何せ、町中にも次元断層が発生したのだから
 もうしばらく調査はしておかないとな。
 皆にはよろしく伝えておいてくれ。
荷物が多い……
一度、荷物整理をしてから改めて
話を聞いた方がよさそうだ。
【タイ兄さん】
 わからへん……どこからなんや。
【タイ兄さん】
 お前か……って、何しとるんや?
【オリヴィア】
 あ、タイ兄さん、やっと思考の海から帰ってきましたね。
 アイアンシティでちょっとした事件があって、
 神魔のバフォメットさんとスペルキャスター・アルマちゃんが
 新しく入ることになったんですよ。
【ガイドマシーン】
 (代表に許可をトる前に「入ルことになった」って……)
【タイ兄さん】
 ほー、さよか。まあ、ええ。
 うまいことやりや。
 あ、せや。バフォメットって言ったか、お前次元断層の事
 詳しかったりせんのか?
【バフォメット】
 人心操作とか、お料理なら多少詳しいけど、
 次元断層?良くわからないわね。
【タイ兄さん】
 そか、そうやなあ、まーそうそう都合よくわかるわけないわな。
 うん、適当やっとき。
【バフォメット】
 というわけで、改めてよろしくね。
 私、バフォメットって言うのよ。
 スペルキャスター、貴女も改めてきちんとね。
【スペルキャスター】
 え、と……あの、キャスターは、スペルキャスター。
 ぬいぐるみとか……お裁縫は得意だよ。
 その……お友達がいっぱいできるといいな。
【ポイズンジェル】
 そういや、スペルキャスターの作ったぬいぐるみ、
 オリヴィアちゃんの素体と同じように機能したんだよね。
 あれはどういう仕組みなのかな。
【オリヴィア】
 本当ですか!?
 わ、それはもしかしたら才能ありかもしれませんねー。
 えーっと、スペルキャスターちゃん、
 私はオリヴィア、先輩共々よろしくね♪
【スペルキャスター】
 オリ……オリビア……オリオリ?
【オリヴィア】
 オ、オリオリ……その呼び方は初めてですね。
 じゃ、それで!
【バフォメット】
 あら、いいわね、愛称をつけてもらえるなんて。
 私にはないの?
【スペルキャスター】
 バフォメットは……。
【ポイズンジェル】
 いやまった、バフォメットはちゃんと呼べてるから
 そのままでいいと思うんだけどどうかな?!
【バフォメット】
 あら、そう?
【バフォメット】
 あ、忘れてたわ、いろいろ迷惑かけちゃったその御礼として
 プレゼントを用意したの……さぁ、どうぞ♪
 きらきら光り輝く子達には、
 いつだってきれいな靴がつきものなのよ?

何色にする?
→異教のパンプス(紫)
→異教のパンプス(赤)
→異教のパンプス(黒)

「異教のパンプス(○)」を受け取った。
【バフォメット】
 はい、大事にしてね♪
 自分を着飾ることは、決して悪い事じゃないの。
 普段から綺麗でいることも大切なのよ?
【スペルキャスター】
 ○○……ありがと。
 お友達に、なってくれる?
【バフォメット】
 ○○ちゃんと、スペルキャスターちゃんで
 コンビを組めば……これ結構いける気がするわ?
 どうかしらこれ、ねぇねぇどうかしら?
【オリヴィア】
 あー……なんか、また別の方向性でイザナミさんと
 揉めそうな人がきた気がしますね、これ……。

Last-modified: 2016-11-24 (木) 04:21:49