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タイニー・かんぱにー~憑依研究編~ ログ 【アスモデウス事件】[edit]

タイ兄さんの飛空城[edit]

共通会話

タイ兄さんの研究室[edit]

【タイ兄さん】
  ○○、ようきたな。
  ここがつい最近開設したばかりの憑依研究室……通称、憑依ラボや!
  ……字数が短くならんのはしゃーない。声に出したときは結構違うから、
  その辺は勘弁やで。
  
  お前、憑依は使うか?
  冒険者ともなれば、じゃかじゃか使うと思うが……
  まぁ、憑依ちゅー技術は世間一般にもそれなりに知られとる。
  ここまではええな?
  お前かて、武器やらペンダントやら上着やらに憑依したことや、
  誰か憑依させたことくらいあるやろ?
  ないんやったらまぁ、あることにしとき。ワイは詳しく追及せーへん。
  
  マリオネットなんかも、憑依の技術を利用したものの一つやな。
  あれは、憑依することで体を使わせてもらっとるようなもんや。
  この辺はトンカの連中が詳しく研究しとるやろ。
  ワイが興味を持ったのは、そもそも憑依とはなんぞ、ちゅーことやで。
  ……お前、気にしたことあらへんか?
  あったりまえのように、みんなつこーとる。
  せやけど、これってどういう仕組みなんやろな?
  はるか昔のノーザンの女王が……って、まだ在位中やったか。
  そいつが広めた技術っちゅーうわさも聞いたけど、ほんまか?
  ……まぁ、その辺に疑問を持っても、みんないつの間にか忘れてしまう。
  当たり前にあるものに疑問を持ち続けるのは難しいんやで。
  
  せやけど、腕利きの経営者たるワイはそこに目を付けたんやで。
  この憑依、武器や防具に取り付いたりマリオネットに入る以外にも、
  何か使い道があるんやなかろか……ってな?
  どや、ワクワクするやろ?
  
  そんで、専任研究員として新規に人を増やしたんやで。
  おーい、オリヴィア!
  どこ行ったんや?
【ガイドマシーン】
  オリヴィアさんなら、先ほどお買い物に行カれましたよ?
  そろそろお戻りになるかと……あ、来ましタね。
【オリヴィア】
  ただ今戻りましたー……って、あれ?
  タイ兄さんにガイドマシーン先輩、それにえっと……その方は?
【タイ兄さん】
  こいつ客やで。
【オリヴィア】
  えっ?
  し、失礼しました!!
  ええっと、ようこそおいでませ。
【タイ兄さん】
  嘘やで。
  ○○は実績ある冒険者で、うちのメンバーや。
  お前とは初対面やったな、オリヴィア。自己紹介したり。
【オリヴィア】
  タイ兄さん、驚かさないで下さいよー!?
  一瞬本当に信じちゃったじゃないですか!
  ああ、もう、この不景気にようやく働き口が見つかったと思ったのに
  またお洋服も買いに行けなくなるかと思った……
  あ、そうだ。えっと……
  ○○先輩でしたっけ、先輩は……

役職によって変化
→イベント初回

【オリヴィア】
  わたしとそこまで変わらない……って言われても
  先輩であることは変わらないですよー。

→人材発掘編クリア時

【オリヴィア】
  か、課長さんなんですか!? 失礼しましたっ……!
  え、偉い人……え、かしこまらなくていい?
  ええっと……なら、先輩と呼ばせていただきますね?

以下共通ルート

【オリヴィア】
  初めまして、このたびラボ付の専任研究員として採用されました。
  オリヴィアと言います、よろしくお願いします!
  ええと……冒険者の端くれ……と言えば聞こえはいいんですけど、
  運動がとにかく苦手で、ほぼ一般人のマリオネストの見習いです。
  トンカのマリオネット工房に入ってマリオネットを作ろうと思って
  いたんですけど……ええ、学科はよくても他が色々と難しくて……
【ガイドマシーン】
  オリヴィアさんが遠くを見ツめる目つきに……
  もしもし、大丈夫デすか?
【オリヴィア】
  ……はっ、すいません今見たくない何かから目をそらしていました。
  大丈夫です、タイ兄さんに拾ってもらって無事にお勤めできるように
  なったわけですから。ええ、衣食住の心配がいらないって素敵です!
  こうやってお洋服を買えるようになったわけですから!

何か言おうか
→その服、似合ってるね

今の言葉から、おそらく服にこだわりがあるのだろうと思い、
オリヴィアの衣装について話題を振ってみることにした。
【オリヴィア】
  あ、わかります!?
  着道楽……と言えるほどの衣装持ちではないんですけど、
  やっぱりいろいろな服を着るのが楽しくって……!
  ついつい、お昼ついでに露店巡りしてきちゃいました。
  えへへ、嬉しいなー♪
  もっといっぱいお洋服を買えるくらい稼げるといいなぁ……

→今後ともよろしく

こちらからも自己紹介をして、改めて
これからもよろしくと伝えた。
【オリヴィア】
  はい!
  よろしくお願いしますね、先輩!

共通ルート

【タイ兄さん】
  給料もボチボチ出すから、その分ちゃんと働きや?
  まぁ、憑依に関してはまだわからんことも多いんで、しばらくは
  地味な基礎研究になるかもしれんが……その辺の資料探しも、
  ○○に頼もうかと思ってるんやで。
【オリヴィア】
  なるほど、それはありがたいですね……
  今の時点の私にできることと言ったら、マリオネットとその憑依に
  関する知識を提供することと、中途半端なマリオネットの素体を
  作り出すくらいですし……
【タイ兄さん】
  ま、新規事業が黒字になるにはしばらくかかるんやで。
  しばらくは気長にいくしかあらへん。
  それに、かんぱにーの仕事は他にもあるさかいな。
  オリヴィア、多少業務外でも、お前にも頭脳労働はしてもらうで?
【オリヴィア】
  ええ、構いませんよー♪
  手持無沙汰で待機しているよりはなんぼかましですからね。
【ガイドマシーン】
  というわけで、依頼が届いてイます。
  依頼人は、ダウンタウン東の酒屋のマスターさんでスね。
【タイ兄さん】
  奇遇……というかわからんが、憑依がらみの依頼やで。
  なんでも、憑依でいたずらしとる奴がおるんで犯人捕まえたい……
  みたいな話やったな、ガイドマシーン?
【オリヴィア】
  事件ですね!? それにしても、憑依……ですか。
  私の出番ありますでしょうか?
【ガイドマシーン】
  イたずら者を探し出して捕まえるお仕事のようなので、
  肉体労働になるかト思われます。
  
  なんでも、ダウンタウンのあちコちで憑依を使ったと思われる
  いたずらが頻発しているようで、その調査をお願いシたいと。
  他の冒険者さんにも話をしているようですが、ナにぶん想定される
  犯人はいたずら好きの冒険者ではないかという事で、こちらにも
  話が来た……という事のようですネ。
【オリヴィア】
  留守番ですね、これは。
  先輩、遠くから応援してます。
【タイ兄さん】
  さすがに、研究職に荒事は期待してへんで。
  そっちはそっちの人材がおるからな……ガイドマシーン、
  確か、あいつ帰ってきとったやろ。
【ガイドマシーン】
  ああ、先ほドお戻りになりましたね。
  お呼びしマしょう。
【???】
  聞こえてますから、大丈夫です。
【タイ兄さん】
  こいつは最近かんぱにーに来たやつでな、まだ新人ではあるけど
  何回か仕事もこなしとるで。ほれ、ご挨拶や。
【ホワイトファング】
  わたしはホワイトファング。よろしくお願いします。
  アルマ……については、みなさんご存知ですか?
  最近は、人の子の学校に通うアルマもいると聞きましたが……
【オリヴィア】
  説明だけは聞きましたけど……
  もしかして、先輩も?
【ホワイトファング】
  わたしは先輩と呼ばれるほどここに長くいるわけでは……
  それはいいとして、そこのメガネの方の言うとおりわたしは
  元々、ホワイトファングという獣型のモンスターです。
  この姿を得て、しばらく人のことを調べてから、この街を訪れてみて、
  幸運にもガイドマシーンにお誘いいただきました。
【タイ兄さん】
  で、うちにスカウトしたって訳や。
  最初は学校にも行ってみたんやったか?
【ホワイトファング】
  行ったというか、入り口を眺めた程度ですが……
  悪いところではないのでしょうけど、何となく入りにくくて。
  こっちの方が、性に合っているのかなと。
【タイ兄さん】
  そか。ならええ、こっちのメガネが研究員のオリヴィア、
  こっちは冒険者の○○やで。
  今回、お前には○○と一緒に仕事してもらうで。
【ホワイトファング】
  ……わたし一人ではできない仕事なんですか?
  既に、何度か一人で仕事を終わらせていますが。
【タイ兄さん】
  お前、冒険者の集まる酒屋とかあまり行ったことないやろ。
  ちょうどええから、○○についてって
  人間の冒険者のこととか見てくるとええ。これも仕事やで。
【ホワイトファング】
  ……仕事であれば、従います。
  確かに、冒険者がいる方が依頼主も安心するでしょうし。
  ○○……でしたっけ、
  この仕事の間だけかもしれませんが、よろしくお願いします。
【タイ兄さん】
  おう、ならはよ行ってこい。
  余所に解決されたらウチの名前が売れへんからな。

移動を始める?
→移動開始!

【ガイドマシーン】
  場所はもうお分かりでしょウけど、
  あらためてガイドさせていただきますね。

初回

【タイ兄さん】
  やっぱ、古いだけあって時々こうなるな。
  オリヴィア、組み立ててやってや。

人材発掘編クリア時?

【タイ兄さん】
  ええかげん、お約束やなこれ。
  オリヴィア、組み立ててやってや。

共通ルート

【オリヴィア】
  ああ、はいはい。ガイドマシーン先輩、見た感じ本当に
  エレキテルそっくりですもんね……ああ、これなら組立できます。
  私はここで組み立てやってますねー。
【ホワイトファング】
  ……問題なさそうね、行きましょう?

ダウンタウン酒屋[edit]

【ホワイトファング】
  ここが、冒険者が多く集まる酒屋ですね。
  ……初めて入りました、もっと荒くれた場所かと思っていましたが、
  案外居心地がよさそうなところです……
  こんにちは、タイニー・かんぱにーからやってきました。
  ○○と、ホワイトファングと言います。
  依頼に関して、詳しい話を聞かせていただいていいでしょうか?
【酒屋マスター】
  ああ、かんぱにーの人か。
  見覚えのある人もいる気がするけど、とりあえずは依頼内容を
  説明させてもらおうかな。
  こっちも忙しくて、詳しいこともまだわかってないんだよ。
【ホワイトファング】
  憑依を使ったいたずらと聞いていますが、それは正しくない……
  という事ですか?
【酒屋マスター】
  いや、そういう話だと聞いてる。
  なんでかというと、俺の所に色々な苦情が来たから何か起きていることは
  確実なんだけど、情報が整理されていないからねー。
  本当にそれは憑依なのかとか、詳しい状況はわかっていないという事。
  その辺の調査も含めて依頼したんだけど、聞いてない?
【ホワイトファング】
  ……改めて、確認しただけです。
  わかっていることで構いませんから、改めて教えていただけますか。
【酒屋マスター】
  わかっているのは、何らかのいたずらが何件か発生していて、
  俺の所に届いた話では「誰かが憑依を使って悪戯している」って
  いう話だったのは大体共通しているね。
  
  なんで憑依だと判断したのか、俺は現場にいないから見たわけではない
  のだけれど……後ろから別の冒険者に蹴っ飛ばされて、文句を言ったら
  体が勝手に動いたみたいで覚えてないとかいうのはあったかな?
【ホワイトファング】
  ただの言い訳では?
【酒屋マスター】
  一件だけならそれですませただろうけどね。
  何件も同じような話が来てるんだよ、いたずら者がそんなに大量発生
  するとも思えなくてね……まったくないとは言わないけど。
  
  もともと、憑依ってのはいたずらにはとても適した技術でね。
  何せ、見えなくなっちゃうんだ。宿主がうかつな人だったら
  誰かが自分の衣服に憑依していても気が付かないし、宿主が
  いたずらを仕掛ける側とグルだったらもう大変だ。
  
  今ではもう治安も大分よくなったから、アップタウンへの入り口での
  チェックは随分と緩やかになったけど、昔は憑依の付いた装備を
  持ち込もうとすると大騒ぎして止められたもんさ。
  
  何せ、アップタウンに危なっかしいものを持ちこもうとしたり、危険な
  人物をこっそりと忍び込ませたりできてしまいかねないんだから。
  今でも、研究所なんかには探知機が付いているところはあるよ。
【ホワイトファング】
  ……そんな時代もあったんですね。
  それは、知りませんでした。
  
  では、改めて依頼内容を確認します。
  目的は、ダウンタウンで発生したいたずらの調査と、解決。
  状況として、犯人は憑依を使っていると思われる証言が複数ある。
  で、合っていますか?
【酒屋マスター】
  ああ、それで合ってるよ。冒険者の大半はいい奴らなんで、
  市民から冒険者への目がこんなことで冷やかになっても困るしね……
  それに、俺の商売もやりにくくなる。いたずら者をこらしめてほしい、
  程度のものと思ってくれればありがたいかな。

何か抜けているような……
→犯人は複数いるの?

犯人は複数いるのか、それとも一人とみているのか
念のため確認してみた。
【ホワイトファング】
  なんでそんなことを?
  犯人は……あ、確かに事件が複数としか言われていませんけど、
  一人ではない可能性もある、という事ですか?
【酒屋マスター】
  うん、そうだね。その可能性は十分にある。
  憑依しているとしたら、中にいるのが同じ人かわからないし……
  
  まだ、本当の憑依が悪用されたいたずらなのかも
  確証がとれている訳ではないんだからさ。
  もしかしたら何らかの仕掛けがあるかもしれないし、
  実際に現場を取り押さえてみないとわからないこともあるだろうね。
  
  まぁ、だからこそ君たちに依頼させてもらったのさ。
  期待しているから、よろしく頼むよ。

→本当に憑依なの?

この事件の犯人が使っているのは
本当に憑依なんだろうか、と一応の
確認をしてみた。
【ホワイトファング】
  なんでそんなことを?
  憑依ではないので……あ、もしかして。
  ……確証がない以上は他の可能性も考慮して
  おくべきだ……という事ですか?
【酒屋マスター】
  うん、そうだね。実際に、俺も憑依だと聞いてはいるけれど、
  本当に憑依なのかは確認ができていないんだ。
  もしかしたら誰かが仕掛けた大規模な仕掛けがあるとか、
  そんな落ちがあるかもしれない。
  
  それに、憑依だったらなおさらだし、犯人が何人いるかも
  今の段階では確認できていないわけで……だからこそ、
  正式に君たちに依頼させてもらった、ってことさ。

共通ルート

【ホワイトファング】
  なるほど……そこは思い至らなかったです。
  ○○がベテランだという言葉に
  嘘はありませんでした。
  ここに届いた情報は複数、場所もバラバラなのですね。
  時間は、どうでしょうか?
  同じ時間帯に違う場所で発生したとか……
【酒屋マスター】
  俺の所に話が来るまでに時間が空いてしまうから、厳密にそれを
  調べることは難しいかなぁ……同じ日の、近い時間帯にあったこと
  くらいならわかるんだけど、さすがに確定とは言えないね。
【ホワイトファング】
  そうですね……では、複数犯人がいる可能性も考えて……
その時、酒屋の外で悲鳴があがった。
【酒屋マスター】
  なんだなんだ!?
【ホワイトファング】
  悲鳴……何か事件が!?

悲鳴が聞こえた!
→外に飛び出す!

酒屋前[edit]

外に出ると、見覚えのない人物を囲む……あるいは、
その人物を中心にして、人々が後ずさるようにしていた。
【街の住人】
  すごーい! あのひと、変身した!
  人が、別の人になったよ!?
【???】
  ……ふぅ、この体もあまりよくありませんわね。
【街の住人】
  何だ、なんだよ今の……!?
  ひょう、い……?
  誰か、憑依して、るの!?
  ば、馬鹿言うなよ!
  憑依ってのは、衣服や武器に取り付くものだろ!?
  あれは……あれは、まったく別じゃないか!
【ホワイトファング】
  何があったの!?
  誰か、教えて!
【???】
  あら、そこの体。案外悪くなさそうね。
  そして、あなた達は今の出来事を見ていなかったようですわね……?
【街の住人】
  あ、あの青い肌の女が走ってきたんだ。
  そしたら、突然……突然、隣にいた人があの青い肌の女に!
【ホワイトファング】
  えっ……?
【街の住人】
  その瞬間に、走ってきた方は変身が解けたのか、普通の人の姿に……
  ほら、脇に倒れてるあの人よ。
  一体なんなの、あれ……!?
【???】
  ……愚昧な。
  見たままを理解もできないとは、哀れにもほどがありますわ。
【ホワイトファング】
  こいつ、一体……

まともな相手ではないかもしれない
→何者か問いかける

この人物に、何者かと問いただした。
【???】
  臆さずに言葉をかけてきたのはお前が初めてですわ。
  褒美として、私様(わたくしさま)の名を知る栄誉を与えましょう。
【アスモデウス】
  お聞きなさい、私様は偉大なる大悪魔、アスモデウス。
  訪れしこの世界を、いずれ奪い取る者ですわ。
【ホワイトファング】
  何言ってるの、この人……!?
  ともあれ、状況は完全にはわからないですけど、
  いたずらの犯人はこの人で間違いなさそうですね。
【アスモデウス】
  勇敢ね……だけどそれは蛮勇で、そして無礼ですわね。
  身の程をわきまえない無謀さは、時に大きな痛みをもたらしますわよ?
  ああ、あと。
  あなた達は理解できていないかもしれませんが、打ちかかろうが
  切り刻もうが、この体の元の持ち主が傷つくことになると言う事は
  あらかじめ知らせておいてさしあげましょうか。
【ホワイトファング】
  人質……!
【アスモデウス】
  もう少し遊んであげてもよいのだけれど、まだこの世界にも
  体が馴染みきっていませんわね……そのうちにまた遊んであげますわ。
  さて……どれにしようかしら?
【ジョーカーのお兄さん】
  おっ!?
  こっち向いた!
  目と目があったら恋に落ちたりずっキューンって
  心と体で響きあっちゃったりしちゃウエッ!?
【ホワイトファング】
  体を……奪った!?
【アスモデウス】
  この体も、運動不足みたいね……まぁ、よしとしましょう。
  わずかな時間の足代わりですもの。
【街の住人】
  おい、大丈夫か!?
  ……気絶してるだけだ、よかった。
  こっちで倒れてるやつも、気を失ってるみたいだ。
  命に別状はないみたいだが……一体今のはなんだったんだ!?
【ホワイトファング】
  こう、本体が何かもわからなければ匂いを追うこともできない……
  逃げられてしまいましたね。
  ……今になって、ちょっと怖くなってきました。
  
  あれはいったい、何者なのでしょう。
  わたしは、正直に言うと憑依についても詳しくないし、
  今のアスモデウスとか名乗った人物についてもさっぱり……
  ○○は、何か……
憑依についてはある程度知っていても、
アスモデウスの行ったことについては同じくわからない、
という事を説明した。
【ホワイトファング】
  ……それを聞いて、少し安心しました。
  あまり格好の悪いところを見られたくなかったのですけど、
  お互いに途方に暮れていたのなら、その……
  ちょっとだけ、安心しました。……しかし、これからどうしましょう?

何か対策はないだろうか?
→一度報告に戻ろう
→オリヴィアに聞いてみよう

選択肢で変化無し
一度かんぱにーに戻って報告をし、憑依の研究者である
オリヴィアに意見を求めてみてはどうかと提案した。
【ホワイトファング】
  確かに、彼女ならわたしたちより詳しい知識を持っていそうです。
  タイ兄さんにも報告しておかないといけませんね。
  ……言われるまで忘れてましたけど。
  ○○は、こんな時でも落ち着いているんですね。
  
  ……では、酒屋マスターには連絡しておきます。
  かんぱにーに戻りましょうか。

タイ兄さんの研究室[edit]

【オリヴィア】
  おかえりなさーい、早かったですねぇ……って、あれ?
  なんか真剣な目つき。
  何かあったんですか?
【タイ兄さん】
  なんやなんや、業務中に呼び出しとはトラブルかいな。
  なんとかせえ……と言いたいところやが、上に報告あげるのは
  基本やからな、ワイは偉い経営者やからきいたるで。
【ホワイトファング】
  実は……
アスモデウスと名乗った謎の存在と、
体を乗っ取って、外見自体も変えてしまうよくわからない
「憑依のような何か」に関して説明した。
【タイ兄さん】
  またまた、冗談も大概にせえや。
  ……で、それマジもんか?
【ホワイトファング】
  わざわざ上司を呼び出して冗談を言うほど暇そうに見えます?
【オリヴィア】
  見えませんねぇ……
【ガイドマシーン】
  事実のよう……ですねぇ。
【オリヴィア】
  はーい、とりあえずまとめますよ?
  まず、今回事件を起こしていたのは「アスモデウス」と名乗る人物。
  青白い肌の女性と思われる。種族は不明ですよね?
  聞いた限り、ドミニオンというわけでもなさそうですね……
  
  でもって、この人は「他人の体に憑依して、その体を奪う」という
  能力を……って、本当に憑依かどうかは正直分からないんですけど、
  私たちにわかりやすいように憑依って言っておきますよ。
  ともあれ、そういう能力を持っていますよ、と。
【タイ兄さん】
  憑依には違いないやろ。
  単に、ワイらがしっとる奴とは別種ってだけやで。
  しかし、体の作りも変わってまうってーのは……こりゃ珍しいな。
【ホワイトファング】
  珍しがっている場合ではなくて、対策を考えてください。
  少なくとも、依頼されたいたずら事件の犯人はこのアスモデウスに
  違いはなさそうですし、わたしたちはこいつをどうにかして捕まえるか
  懲らしめるかしないといけないんですよ?
【タイ兄さん】
  短気は損気やで、ホワイトファング。
  ○○を見習うんやで、
  ほれ、こんな時でもどっしり構えとる。
【オリヴィア】
  とはいえ、ホワイトファング先輩の言うことももっともです。
  捕まえようとしても、他の人に乗り移って逃げちゃうんですよね?
  その時って、何かしてました?
  なんかすごく時間がかかるとか、妙な呪文唱えるとか……
記憶している限り、周囲を見渡して近くにいる人を選んだことと、
取り付くまでは一瞬だったように見えたこと。そして、
奪った体を使って走って行ったことを伝えた。
【ホワイトファング】
  後、体を奪われた人は、その後倒れていました。
  気絶しているだけで、命に別状はなかったみたいですが……
  最悪、自分たちが乗っ取られる可能性もあるのではないかと思います。
【タイ兄さん】
  んー、せやな。憑依と同じなら、対策もなくもないで。
  ○○、お前ならわかるやろ。
  昔誰かがいっとったが、憑依っちゅーのは呼吸みたいな感じで
  すーっと息を吐くとできるとか、まぁコツがあるんや。
  
  でもって、色気ないこと言うとな。
  自分に右クリックしてから設定で、自分の装備に
  憑依してええかどうか自分の側で決めることができるんやで?
【ホワイトファング】
  ん……最後のはよくわかりません。
  ○○はわかるんですか?
【オリヴィア】
  私もその辺がうまくできないクチでして……
  冒険者やってる人には、その説明で納得する人結構多いですよね。
  トンカにはドールズ軍っていうマリオネットの軍隊があるんですけど、
  そこで教える憑依対策は……おっと、一応秘密らしいので……
  
  トンカってマリオネットがすごく多いところなんですけど、
  マリオネットたちも人には見せない裏の顔がありますから……
  マリオネットに乗り移って話してみると面白いですよ?
  ともあれ、困ったら息を止めておく……くらいの心構えでお願いします。
【ホワイトファング】
  とりあえず、乗っ取られることへの対策方法はなくはない……
  という事だけはわかりました。油断はできませんけれど。
  でも、それだけだと捕まえることができませんね……
【ガイドマシーン】
  逃げるときは、消えたのではなく走ったのですよね?
【オリヴィア】
  そうですね……あ、そっか!
  確かに、憑依と似てますねそこ。
  
  おそらく、その人は誰かの体に入らないと長距離の移動ができない。
  あるいは、すごく疲れたりするなどの制限があるんだと思います。
  理由は、わざわざ他人に乗り移って、走って移動したから。
  もし逃げるだけなら、わざわざ誰かの体を奪う必要なんかないですし!
  
  一番近くの人を選んだという事は、憑依できる距離に
  ある程度の制限があるのではないかとも考えられます。
  体を解放された後の人が気絶していたというのははっきりとは
  わかりませんけど……体力を凄く使ってしまうとか?
つまり、アスモデウスの周囲から人を遠ざけておけば
いずれ出てくるかもしれない……という事かと聞いてみた。
【オリヴィア】
  ええ、確証もないのですけど、一応そうだと考えると、
  その時に近くに乗り移りやすいものを置いておけば、
  そこに入っちゃうんじゃないかなーと。
  そこでですね、この私が作ったマリオネットの素体を……
  見た目はまだ味気ないですけど、本来はここからなんですよ?
  ……ちょっと脱線しましたけど、マリオネット素体を置いておけば、
  そこに飛び込んでくれるんじゃないかなーって、そこを
  ○○さんに扱ってもらって憑依をできなくすれば……
【タイ兄さん】
  有りっちゃ有りやけど、そこまで当て込むのはちと都合よすぎやな。
  可能性程度に考えとった方がええで。最悪、乗っ取られた方の体力だけ
  ガンガン消費して本人はケロッとしとるとかもあるかもしれんし、
  単に乗っ取られたショックで気ぃ失っとるだけかもしれん。
【ホワイトファング】
  でも、その可能性を狙ってみるのも一つの方法です。
  少なくとも、他の被害を出さなくて済みますし……
  ただ、もし体から出ても、姿の見えない相手がどこかその辺りにいる
  ……というのはあまり気分のいいものではありませんね。
  
  そもそも、依頼内容の事件解決になっていないかと思います。
  何とかして、あのアスモデウスのいたずらを止めないと……
  なんだか、世界征服とか言ってるし、妙に偉そうでしたけど、
  いまいち何を言っているのかよくわからない相手ですよね。
【オリヴィア】
  んー……なんだかすごく自然におっかないこと聞いた気がしますけど、
  聞かなかったことにした方がいいでしょうかね?
  混成騎士団に通報した方がいいんでしょうか、先輩方?
【タイ兄さん】
  まだええやろ。
  得体のしれへん相手ではあるけど……今の所露骨な悪さはしてへんし。
  体乗っ取るちゅーのはまずいが、その体でやったことといえば、
  せいぜい高笑いしたりいたずらしたりらしいしなぁ……
  
  とはいえ、ここから先もそのままである保証はないな。
  世界征服とはまぁ、正気疑う話ではあるが……
  本気やったらそれはそれで興味深い話にはなるな。
【ガイドマシーン】
  それはともかく、どうしますか?

何はともあれ……
→もう一度試してみよう

【ホワイトファング】
  そうですね、まずはチャレンジです!
【オリヴィア】
  あ、私も行きますね! 後ろで見てるだけですけど、
  素体を持っていかないといけませんし。
【タイ兄さん】
  ん、ちょっと待ち。
  はいはい、タイニー・かんぱにーやで。
  おう、助かるで。ほなよろしゅう。
  ……またあいつがダウンタウンに出たらしいで、行ってきいや。
  これでだめなら、混成騎士団に丸投げすればええ。

ダウンタウン南階段前[edit]

【ホワイトファング】
  ○○、うまくいきました。
  酒屋マスターにお願いして、人払いはうまくいっています。
  ……あの方も、実際に顔の広い方なんですね。
  正直、驚きました。
【オリヴィア】
  色々な冒険者さんが最初のころにお世話になる人らしいですね。
  それはともかく……あそこにいる人、ですよね?
  本当に青白いですね……
  あ、こっちに気が付いたみたいです。
【アスモデウス】
  ほう……?
  どうやら、私様を追ってきたようね。
  その無謀な面構え、覚えがありますわ。
  新顔が増えたようですけれど……たったそれだけの人数で、
  このアスモデウスに立ち向かおうとでもいうのかしら?
オリヴィアには下がるように伝え、
ホワイトファングには同じ程度に距離を取るように伝えた。
【ホワイトファング】
  ええ!
【オリヴィア】
  はい、邪魔にならないように見てます!
【アスモデウス】
  そこのお前が、どうやら司令塔のようね。限界があるとはいえ、
  知恵と勇気を振り絞り追いすがるその姿、褒めてさしあげますわ。
  ……どうやら、私が飛び移れる距離に限界があると判断して、
  周囲から人を排除した……というところかしら。
  
  その判断は間違っていませんわ。
  ただ、これからあなた達はどうするつもりなのかしら?
  無策ではない、それはいいけれど……それで、私様をどうにか
  できるとでも思っているようならば、とんだ考え違いですわよ?
【ホワイトファング】
  なに、これ……!?
  物理的に、振動を感じるような迫力が……
  これは、魔力?
  それとも……
【アスモデウス】
  そろそろ、この体にも、この世界にも慣れてきたようですし……
  世界をひれ伏させる前の肩慣らしとして、遊んでさしあげますわ。
【オリヴィア】
  ひっ……
【ホワイトファング】
  ……っ!
  危険すぎる……
【アスモデウス】
  そのオモチャに取り付かせようとでもいうのかしら?
  悪いとは言わないけれど、見え透いた手。
  わざわざ乗ってあげる義理はないですわね。
【ホワイトファング】
  あ……
  ○○……!?
【アスモデウス】
  いいですわね、その目。
  まだ諦めていない、意志の強さを感じる……。
  あなたの体なら、私様の器としてふさわしいかしら?
  ……とはいえ、そろそろお喋りにも飽きてきましたわ。
  
  では、さよなら
  ……へっ、へっ……
  へぷち!
【オリヴィア】
  ……。
  …………あっ!?
  封じて、封じてください!
  チャック閉じて! チャックないですけど!
【アスモデウス】
  えっ?
  今のなに……

マリオネット素体を……
→出てこれないように封印する!

【アスモデウス】
  えっ? 今の何?
  あ、ちょっと待って怖い怖い顔近い!
【ホワイトファング】
  手伝います!
  暴れるな、かみつくわよ!
【アスモデウス】
  あ、こらっ! 私様をこのような目に合わせておいてっ、
  ただで済むとは思って待って待って待っていちょっと痛いって
  止めて止めてイタイイタイこれナニ、体って痛いのああーっ!!?
それから数分後……
【アスモデウス】
  ひぃぃぃぃいいいごめんなさいごめんなさぁぁぁぁい!
  すいまっせんでしたぁぁぁぁぁぁぁっ!!
  もうしませんからっ!!!
  
  偉そうにしてすみませんっ!
  実はそんなに偉いわけじゃないんです!
  なんか昔いたところから追い出されてどーしよっかなって
  悩んでたら気が付いたらこんな見知らぬ世界に来て……
  
  これって流行の異世界にトラベルしちゃうやつ!?
  って感じでいい気になって、気分一新で新世界デビューして
  さくっと世界とか征服しよっかなーと思ってたんですけど、
  思い上がってました、私(わたくし)、
  結局1番にはなれない半端者なんですぅ!!
【ホワイトファング】
  ○○……
  この人、本当にさっきまでのあの人と同一人物なんですか?
【アスモデウス】
  ええもちろん!
  さっきまでの私はいわば偽りの仮面をかぶった蜃気楼!
  今の私はこうやって○○様に
  忠誠を誓う無害な大悪魔アスモデウス、いえ、大なんて単語
  もういりませんからただの悪魔アスモデウスとおよびいただければ!
【オリヴィア】
  なんというか、ええ。
  ○○先輩ってすごいですよね。
【アスモデウス】
  ですよねー!
  流石は○○様!
  こちらの皆様の中でもリーダーシップをとっておられるんですね!
  あ、もちろん皆様方もご同僚様であれば私などにはとてもとても。
【ホワイトファング】
  ああ、はい……ねえオリヴィア、なんでしょう、こう……
  今までの心構えと、今の落差に自分の気持ちが
  置いて行かれているというか、なんというか……
【オリヴィア】
  ホワイトファング先輩、世界って広いですよね……
  というか、この人どこから来た方なんですかね?
【アスモデウス】
  いや、実はその辺私もわかってなくてですね?
  少なくともこの世界の住人ではないですわ。
  なにせ、私の元々いた世界には物質ってありませんでしたから。
【オリヴィア】
  ……ん。ねぇアスモデウス、気のせいかもしれませんけど
  今何かさらっと衝撃的なこと言いませんでした?
【アスモデウス】
  いやいやいや、よくぞ聞いてくださいましたオリヴィア様!
  なんでこの世界に来ちゃったかとかきれいさっぱりわからない
  現状ではありますが、私が元々いた世界って体とかなくって、
  敢えていうならば心とか精神しかないような感じ?
  
  ここにきて真っ先に思ったのが、誰かに入り込めることが
  わかってこれが実体かーってことでして!
  歩くってこういう事なのねとか、食べるっていうのはこれなんだなーって
  驚きの連続ですよもう。もちろん誰かの体を借りないといけないんで
  あれな部分はあれなんですけどほら。
【ホワイトファング】
  説明が面倒そうな部分はすべてあれで済ませる気ですね?
  ……まぁ、今回人の体に乗り移って悪さをしていたのは
  アスモデウスで間違いないでしょうから、これで依頼は解決ですね。
  代わりに、新しい問題が発生したような気もしますけど……
【アスモデウス】
  あのですね、元いたところではあんまり居場所がなくてですね。
  せっかく新天地にたどり着いたんだからいっちょ心機一転して
  世界でも征服しますわーって思っていたのですけど、
  ほら私って元々こう……ね?
  
  今ではもうそんなことは諦めて、
  ○○様のしもべとして、下僕としてふるまいます!
  というかそうしないとこっちでも居場所がないんですぅぅ!!
【オリヴィア】
  先輩、責任重大ですね♪
【ホワイトファング】
  オリヴィア、気軽に責任放棄宣言するのね……
  まぁ、確かにある意味関係はないけど。
【酒屋マスター】
  ああ、いたいた!
  大変だ、またあの事件が起きて、今度は暴れてるんだ!
【ホワイトファング】
  え、でもアスモデウスはここに……
  もしかして、アスモデウスみたいな存在がまだいるということ!?
【オリヴィア】
  ま、マリオネットの素体の予備はあります!
  急いで行ってみましょう!

現場に……
→行こう!

【アスモデウス】
  ○○様、
  このアスモデウスもお供しますから、
  だからおいていかないで下さいませーっ!

酒屋前[edit]

【アスモデウス】
  あー、見事に暴れてますわねー。
【街の住人】
  今度はバケモンになった!?
  一体どうなってるんだこれは!
  化け物の姿になった人が走りこんできて、元に戻ったと思ったら
  近くにいた冒険者があの化け物の姿に……いったいどういう事なの!?
【オリヴィア】
  いやいやいやいや……なんですかあれ。
  あれもアスモデウスのお仲間なんですか?
【アスモデウス】
  まぁ、同じようなものかと……
【ホワイトファング】
  なら、おとなしくするように説得してくれませんか?
  あれは周囲に被害が出ています。
【アスモデウス】
  いや、その。あいつ話の分かんないやつで……って、
  出身世界が一緒ならなんでも話が通じるって訳じゃありませんわよ!?
  そもそもあいつがあっちでなんだったのか、元々ああいうやつなのか
  判断もできないですし、あれ明らかにわけもわからずに暴れてますよ?
【ホワイトファング】
  力の強さは、どっちが上?
【アスモデウス】
  正直分からないですけど、私があんなわけのわからない暴れ方してる
  奴に立ち向かえると本気で思ってるんですか!?
【ホワイトファング】
  それ、自覚してるのね……って、放っておいていいような
  状況じゃないですね。このままだと一般の人に被害が……
【街の住人】
  おいっ、気をつけろ!
  そっちに注意を向けたっぽいぞ!
【オリヴィア】
  あっ、あぶないから逃げてください!
【アスモデウス】
  え……ひゃぁぁぁぁっ!?
【オリヴィア】
  ホワイトファング先輩!!
【ホワイトファング】
  けほっ……だい……じょう、ぶ……
  うごけない、だけ……
【オリヴィア】
  何とか、はやく何とかしなきゃ!
化け物の動きを牽制しつつ、オリヴィアに対策はないか聞いた。

倒せたとしても……
→体の元の持ち主はどうなる?

【オリヴィア】
  体から外に出てきてくれないと……無理やり引きはがす手段も
  まだわかっていませんし、あの調子では自分から出てきてくれる
  なんてこともなさそうです。
  倒してしまった場合、体を乗っ取られた人が無事かどうかが……
【アスモデウス】
  えっと……あ、思いつきましたご主人様!
  わたしの力を使ってくださいませ!
【オリヴィア】
  ○○先輩がアスモデウスに
  なったら戦力ダウンじゃないですか?
【アスモデウス】
  そうじゃなくてですね!
  体を奪うんじゃなくて、こう……うまい具合に
  私の力をご主人様の力に乗っけてみたら、
  その力の部分であいつの本体だけを触れるかなって!
【オリヴィア】
  そんなこと、できるんですか!?
【アスモデウス】
  できる気がします!
  お命じくださいませ!
【オリヴィア】
  先輩、これはリスクが高いと思うんですけど……
  ただ、他に思いつく手段も……

どうする?
→アスモデウスに力を貸せと命じる

【アスモデウス】
  ご命令いただき、ありがとうございますっ!
  ありがとうございますっ!!
  さぁ、行きますよっ!!
  これが体をコントロールするいつもの憑依じゃなくて、
  宿主と心を合わせた憑依……!?
【ホワイトファング】
  ○○の……後ろに、
  アスモデウス……が……?
【アスモデウス】
  今です、あいつを!
【オリヴィア】
  化け物が……消えた……?
【アスモデウス】
  ……とりあえず、いなくなったみたいですわね。
  他にいる様子もないし……元の世界に戻されたのでしょうか……?
  さっすがご主人様ですわ!
【街の住人】
  おお、何があったかわからんが、あの冒険者が解決してくれたぞ!
  変身してた子も元通りよ!
  良かった!
  あなた達、ありがとう。助かったわ!
【酒屋マスター】
  やぁ、お見事……そっちのお嬢ちゃん、怪我はないかい?
  必要なら、後で治療しようか。
【ホワイトファング】
  あざ位できたかもですけど、大きな傷はないです。
  ……心配してくれたことは、感謝します。
【酒屋マスター】
  そっか、無理はすんなよ?
  で、改めて助かったよ、ありがとう。
  いたずらかと思ったら、なんだかとんでもない事件になって
  しまったからなぁ……報酬は色を付けて振り込んでおくよ。
  
  それにしても、一体あれはなんだったんだ?
  前の事件の犯人はあんな奴だったっけか……

今回の事件について……
→アスモデウスに説明させる
→アスモデウスに謝らせる

選択肢で変化無し
アスモデウスに、今まで自分がやったことを
説明して、謝罪するよう命令した。
【アスモデウス】
  あ、はいご命令とあらばっ!!
  ……あの、ええとですねぇ……
  その……すいませんでしたーっ!!
【酒屋マスター】
  はっ!?
  何、なんで俺急に謝られてるの!?
【アスモデウス】
  ええとですね、今の奴とは別口なのですけど
  実は……
【ホワイトファング】
  先ほどアスモデウスが言っていましたけど、
  ……他に、あんなことをする奴はいないみたいです。
  ○○、かんぱにーに戻りましょうか。
  あなたが無事で……よかった。

タイ兄さんの研究室[edit]

【ホワイトファング】
  ……と、言うわけで事件は無事収束しました。
  しましたけど……
【オリヴィア】
  アスモデウスが当たり前のように私たちについてきてるのは
  どうしたものでしょうね……?
【アスモデウス】
  当たり前じゃありませんかオリヴィア様!
  ○○様のしもべとなった以上、
  ずっとお世話するのが私の使命、その上でこの体がある以上
  衣食住をどうにかして確保してもらえないと私の人生
  この世界にやってきて早々に詰みになってしまいますわ!?
【ガイドマシーン】
  皆様、お茶どうですか?
【タイ兄さん】
  ガイドマシーン、準備しといてや。
  ……そこのお前、アスモデウスとかゆーたか。
【アスモデウス】
  ええ、その通り……大悪魔アスモデウスと呼ぶものもいるわね。
  ところで、この小さい生き物は……え、上司?
  ○○様の?
  ……ははーっ! ご主人様の上司であればなんなりと!!
【タイ兄さん】
  切り替え早いなー。
  しかも今のオリヴィアとの会話目の前で見とったのに、
  それを気にせず初対面のようにふるまうとか、面の皮も厚そうやな。
  それはええとして……お前、神魔(しんま)って奴か?
【アスモデウス】
  ……?
  アスモデウスなんですけど……種族とかあるのかしら私。
【タイ兄さん】
  元々、この世界……エミルの世界と、タイタニアとドミニオンの世界
  三つまとめて……にはおらんで、まれに訪問してくる奴らの事や。
  ワイかて、見るのは初めてやから確証はないんや。
  むかーしの古い文献に、ちこっとだけ載っとったの読んだ程度でな。
【オリヴィア】
  アンディーンなんかの古き民とも違うんですよね?
  
  ああ、そうだ。ホワイトファングに説明しておくと、古き民ってのは
  私たちがインスマウスたちなんかのことを指していう言葉ね。
  なんで古き民っていうのかはわからないけど、人が暮らしだす前から
  生活していたんじゃないかなぁ……くらいしかわからないんですよね。
【ホワイトファング】
  ……確かに、言われてみれば勝手な言葉ではありますね。
  別に彼らは古いわけではなく普通に暮らしているんですから……
  でも、確かに妙ですね、人だって昔から暮らしているのに、
  なんで古き民と……まぁ、それは今気にすることではないです。
【タイ兄さん】
  で、神魔ってーのは、むかーしむかしに何度かこの世界に来たことが
  あったっちゅー話もある。
  おそらくは、そこそこ近くにある別の世界の住人やろ。
【オリヴィア】
  ……あの、タイ兄さん。
  こちらとしてはスケール大きすぎて何を言っているのかさっぱり
  わからないんですけど……別の世界って一体。
【タイ兄さん】
  別は別やで。
  考えてみい、エミルの世界からドミニオンの世界には地続きで行けるか?
  タイタニアの世界はどや? 飛空庭で飛んでいけるか?
  マイマイやカーマインブリックは行けたけど、あっちは違うやろ?
  
  天まで続く塔っちゅーとこを通らんと、いけへんのや。
  オリヴィアもいずれ行くかもしれんけど、まぁ冒険者の中には
  そういうところに行っとる奴もいるちゅーことや。
【ホワイトファング】
  確かに、わたしたちアルマの中にはタイタニア界やドミニオン界から
  来たものもいると聞きますし……いくつかの世界があるという事は
  理屈では分かるのですけれど、あらためてさらに別の世界があると
  言われると、その、困惑しますね。
【オリヴィア】
  そうですねー。近くにあるなら、なんでタイタニアやドミニオンの
  みなさんみたいにこの世界にいっぱい来ていないのかも
  気になる部分ではありますね。
【アスモデウス】
  いや、近いかどうかなんてわかりませんわよ?
  私だってどうやってここに来たのかさっぱりですし……
  
  そもそも、こっちの世界だと誰かに憑依しないと満足に
  活動もできないわけですから、住みやすいかは……あ、でも
  あ、でも体があるってのはいいですわねー。
  疲れたり痛かったりはありますけど。甘いもの食べるとかできますし。
【ホワイトファング】
  そうだ、聞きたかったのですが、あれは本当に憑依なのですか?
  どうにもおなじ憑依とは思えなくて……
【アスモデウス】
  そういわれましても、こっちの世界の人の憑依とか、
  そもそも知らないから……同じ憑依という名前なのが紛らわしい、
  ってことですわよね。なら、名前変えましょうか?
【オリヴィア】
  神魔の使う憑依だから……ざっくりと「神憑依(しんひょうい)」とか
  どうでしょうかね?
  ○○先輩とアスモデウスの間で行われたあれも、
  別のものかもしれませんけど……
【アスモデウス】
  あれ、ほとんど一緒ですわよ?
  ただ、自分で動かそうとするか、宿主にお任せして手伝いに徹するか
  くらいのイメージでして……ただ、うまくいったのは
  ○○様の時だけでしたわね。
【ホワイトファング】
  非常事態だったとはいえ、そんな危険なものを
  ○○に……っ!?
【タイ兄さん】
  ま、ええ。
  神魔……かどうか、確証はまだあらへんけど、わかりやすいから
  とりあえずそう呼んどくで……の、アスモデウスは封印されて
  ○○の配下になった。もう一人は退治された。
  
  酒屋のマスターからも依頼完了の連絡はきとる。
  これにておしごと終了、やな。
  今回、みんなそれぞれによーやってくれたけど、殊勲賞はオリヴィアに
  決まりやな。お前のマリオネットがないと話にならんかった。
【オリヴィア】
  え、いやぁ……なんだか照れますね。
  危険なところにいたのはお二人なのに。
【ホワイトファング】
  オリヴィアのおかげで、アスモデウスもここに来れたのだし。
  私はいいと思う。
【タイ兄さん】
  と、言うわけで、お前は改めて正式採用やで。
  今後ともよろしゅうな、オリヴィア。
【オリヴィア】
  はい……って、正式採用!?
  今まではなんだったんですか!?
【タイ兄さん】
  世の中には、インターンとか試用期間っちゅーのがあるんやで。
  お前は今回の事件でもさらに自分が有用であることを示したんや、
  誇りに思ってええんやで?

初回時

【タイ兄さん】
  あ、せや。
  ○○、お前もこれで正式採用やで。
  オリヴィアと同じスピード採用やな、めでたいこっちゃで。

前年クリア時?

【タイ兄さん】
  あ、せや。
  部門変われば水もまた違うんでな。
  ○○、お前もまたヒラから始めてもらうで。

共通ルート

【タイ兄さん】
  アスモデウスはしばらくオリヴィアのとこで住み込みな。
  行き場ないんやろ?
  ここなら○○もおるし、
  今後また似たような事件がおきんとも限らん。
  
  まぁ……研究も捗るさかいな。
【アスモデウス】
  ○○様、それで大丈夫でしょうか?
  あ、いいんですね、了解しました!
  やった! 寝床確保ですわ!
【ホワイトファング】
  ……あの、○○。
  今回は、ありがとう。わたしだけでは、解決できなかったから……
  その、同僚としてだけじゃなくて、よかったら……
  あの、そのっわ、わたしのお友達にっ……なってほしいのだけれど……
  ……いいの、本当? ……ありがとう、嬉しい。
  えっと、今後とも……よろしくね。
【アスモデウス】
  えっとー……ご主人様!
  足でもお揉みしましょうか? え、いらない?
  
  ……あと、契約……というにはちょっと乱暴だったかも
  しれませんけれど、その証として……この帽子。
  せっかく体もできたし、予備も作ってあったので、
  よろしければ、おそろいで……ね? ね?

何色にする?
→アスモデウスの帽子(黒)
→アスモデウスの帽子(赤)
→アスモデウスの帽子(青)

「アスモデウスの帽子(○)」を受け取った。

2016年1月 期間限定

【アスモデウス】
  後ですね、これは、今だけの話なんですが……
  まだ私、この世界に来たばかりだから色々とパワーが余っている
  みたいでして、ええ。せっかくだから、ご主人様にも分けてあげますわ♪
  多分、しばらくしたらパワーを溜めないと使えなくなってしまいますけど。
  
  こうやって、こうして……えいっ!
  これで、新しいポーズをとることができるようになりましたわ!
  ○○様がいないと、私の力は発揮できない
  状態なわけですからー……もう粉骨砕身して働きますから、
  ぜひぜひ、アスモデウスをよろしくお願いいたしますわ!

期間後

追記希望
【ガイドマシーン】
  はてさて、どうなることやら……ですね。
給料?として100Gold受け取った! ← 固定?

Last-modified: 2016-01-28 (木) 23:35:38