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メインストーリー - 氷の女王の追憶[edit]

ノーザン地下・氷洞の奥へ行こう(ノーザン地下・氷洞の奥へ行こう)[edit]

ノーザン宮殿秘密通路[edit]

レネット所持時に市民街へのWPに最初に入る時、ホワイトアウト後に透明のレネットがアピールモーションを行いながら背後に現れる。

 ……。

レネットがWPへ二歩近づく。

 ……はぁ。
 まさか、ここに
 戻ってくることになろうとは……。

レネットが更にWPへ近づき、画面がノーザン地下に切り替わる。

ノーザン地下・氷洞 - 最奥[edit]

……??
何か見えない壁がある……。

 ……通れないようだ。

宿屋客室(一般)へ行こう(「ノーザン男僧兵」から話を聞いてみよう)[edit]

ノーザン地下・市民街 - ノーザン宿屋本館(一般客室)[edit]

【ノーザン男僧兵】
 え?『氷洞』の先へは
 行けなかったって?
 
 そりゃそうでしょうよ。
 だって結界が張ってあるんですから。
 
 普通の人じゃ入れないと思いますよ。
 
 ……え?
 先に行く方法を教えてくれ?
 
 えーあーどうしようかな。
 正直、自分では何もできないんだ。
 
 もし、本当に行く覚悟があるなら
 この市民街のどこかにいる
 四天王の人達に許可を得てくれ。
 
 あの人達がいいって言うなら
 まあ、良いんじゃないかな。

商店・倉庫2へ行こう(「ティル」から話を聞いてみよう)[edit]

ノーザン地下・市民街 - ノーザン商店[edit]

レネット所持時

【ティル】
 ……!?
 はっ!
 ヴェルデガルド様!?
 気のせいか……?
 ……?
 
 彼には『レネット』の姿が
 見えていないようだ。
【レネット】
 (見られるといろいろと
  厄介なのよね、ここでは。)

【ティル】
 自分はノーザン王国魔法騎士団
 団長のティルだ。
 ……。
 …………。
 何?
 
 『氷洞』の先へ行きたいだと?
 ……。
 行って……。
 行ってどうするつもりだ?
 返答次第では、容赦はせんぞ。
 
 ……。
 ……いや、ちょっと待て
 あなたは……。
 
 (女王直伝……!観察眼!)
 
 ほう……。
 既に力の解放を……。
 
 良いでしょう、あなたなら
 連れて行っても良さそうです。
 
 但し、自分以外の
 四天王と呼ばれている
 方々にも許可を取ってきてください。
 
 自分は認めましたが念の為。
 
 何も問題がなければ
 みなさん許可してくれると
 思います。
 
 (一部、心配だが……。
  まあ大丈夫だろう。 )

(もう一度話しかける)

【ティル】
 そうですね、次は
 フラーに許可を貰いに
 行った方が良いかもしれません。
 
 恐らく一番の強敵に
 なるやも……。

レネット所持時でWPから出る時、ホワイトアウト後に透明のレネットが背後に現れる。

 ……。
 ……もっとこう……。
 悲しみに包まれてる
 イメージだったけど……。
 
 意外にみんなタフね。

宿屋客室(一般)へ行こう(「フラー」から氷洞の先へ行く許可を貰いに行こう)[edit]

ノーザン地下・市民街 - ノーザン宿屋分館(一般客室)[edit]

レネット所持時

【フラー】
 ……!?
 はっ!今微かに
 ヴェルデガルド様の気配が!
 ……?
 ……?
 
 彼女には『レネット』の姿が
 見えていないようだ。
【レネット】
 (見られるといろいろと
  厄介なのよね。特にこの娘には。)

【フラー】
 あぁ~ヴェルデガルド様。
 あぁ~ヴェルデガルド様♪
 ……。
 …………。
 何?何見てんのよ?
 
 え?ティルから
 『氷洞』の先へ行くための
 許可を貰いに来たって?
 
 冗談!
 なんであんたみたいな奴を?
 
 大体、ティルもなんで
 こんな奴なんかを……?
 
 あ!?ん~……?
 
 ……。
 ……いや、ちょっと待って
 え~っと……。
 
 (ヴェルデガルド様直伝……!
  フラーちゃんアイ!   )
 
 へぇ……。
 あんたもう力の解放してるのね。
 
 なるほどね、それは
 ティルも認めるか。
 
 良いよ、アタシも認めるわ。
 
 その方がなんか
 面白くなりそうだしね♪
 丁度、暇だったしー久々に
 こういうのも良いかなって。
 
 後は、他の二人に許可
 もらわなくっちゃね。
 
 アタシとティルが良いって
 言ってるから問題ないと思うけど。
 
 ああ、でも一人厄介なの
 いたわ……。
 
 まあ、でもなんとかなるでしょ
 うん♪

(もう一度話しかける)

レネット所持時でWPから出る時、ホワイトアウト後に透明のレネットが背後に現れる。

 ……。
 ……なによ。
 意外にみんな元気そうじゃない。
 
 そっか……なんとかなってるのね。

民家(屋根裏部屋)へ行こう(「フォルセティ」から氷洞の先へ行く許可を貰いに行こう)[edit]

ノーザン地下・市民街 - 民家(屋根裏部屋)[edit]

レネット所持時

【フォルセティ】
 ?
 あなたの背後から
 なにやら懐かしい気配を
 感じます……。
 
 あなた、ノーザンの生まれですか?
 ……?
 
 彼には『レネット』の姿が
 見えていないようだ。
【レネット】
 (見られるといろいろと
  厄介なのよね。   )

【フォルセティ】
 この身体でもなにか
 できることは……?
 しかし、地上に上がれない
 ことには話しにならない。
 う~む……。
 
 …………。
 ん?何か用かな?
 
 ……。
 …………なるほど
 『氷洞』のその先に行ってみたいと。
 
 で、既に
 ティルとフラーからは
 許可が下りていると。
 
 うーん、見たところ
 何故許可したのか解りませんね。
 
 君は『氷洞』の先に有るものが
 何なのかは知っているのかい?
 
 ん~……?
 
 ……を!
 ……おやおや、そういうことですか
 ふむ……。
 
 (……!)
 
 はぁ……。
 ちょっとはマシなようですが
 ダメですね、話になりません。
 何が『氷洞』の先に行ってみたいですか
 バカバカしい。
 
 ダメなものはダメです。
 他の二人がなんと言おうと
 あそこに連れて行くわけにはいきません。
 
 と、いうことですので
 お引取りください。
 
 ああ、でも
 そうですね、1つ
 お願いを聞いてくれれば
 許可をしてあげてもいいですよ?
 
 なに、簡単なお願いです。
 『融けない氷』を1つ
 持ってきて欲しいのです。
 
 実は僕、凄い面倒くさがりなので
 ここから動きたくないんですね。
 
 だから、『融けない氷』
 取ってきてくださいよ。

(もう一度話しかける)

レネット所持時でWPから出る時、ホワイトアウト後に透明のレネットが背後に現れる。

 ……。

レネット、WPへ一歩近づく。

 ……平和過ぎる。
 こうも普通すぎると
 逆に不安になってくるわ。

レネットが更にWPへ近づき、画面がノーザン地下に切り替わる。

『融けない氷』を手に入れよう(「フォルセティ」に『融けない氷』を持って行こう)[edit]

ノーザン地下・市民街 - 民家(屋根裏部屋)[edit]

【フォルセティ】
 おや?
 本当に持ってきて
 くれたんですね。
 
 正直、欲しくはないんですけど。
 
 まあ、良いでしょう。
 本当は最初に見た時から
 問題ないとは思ってました。
 
 ただ、あなたの実力的な
 ものを見ておきたかったんですね。
 
 他の二人は軽く見過ぎですね。
 中身もちゃんと見なければ……。
 
 ティルとフラーにも少し
 お仕置きが必要のようです。
 
 では、最後の一人ですね。
 グネーから許可を
 貰ってください。
 
 彼女の場合最後の最後で
 拒否されるということは無いでしょう。
 
 久々に退屈でない
 時を過ごすことができましたよ。
 
 僕ももう少しがんばってみますかね。

(もう一度話しかける)

兵錬所へ行こう(「グネー」から氷洞の先へ行く許可を貰いに行こう)[edit]

ノーザン地下・市民街 - 兵錬所[edit]

レネット所持時

【グネー】
 ?
 ヴェルデ……ガルド?
 ……気のせいか。
 いや、でも確かに……。
 ……?
 
 彼女には『レネット』の姿が
 見えていないようだ。
【レネット】
 (見られるといろいろと
  厄介なのよね。   )

【グネー】
 ヴェルデガルド。
 フレア……。
 ……。
 …………。
 何、何か用?
 
 四天王に許可を……?
 また、そんな大げさな言い方を……。
 
 それで、他の三人はなんて?
 
 ……。
 問題ない……っと。
 
 ふーん、そうね。
 
 ……。
 じゃあ、問題ないんでしょう。
 良いわ、私も許可する。
 
 ……。
 え?それでいいのかって?
 良いのよ、だって三人が良いって
 言っているんだから。
 
 ……じゃあ一応。
 ……ちょっと待ってね。
 
 (……。)
 
 ……。
 やっぱり、貴方も力の解放してるのね。
 
 なら認めるしか無いわね。
 
 ただ、良いわね?
 力に溺れないことよ。
 
 これだけは注意しなさい。
 私の教えを守れないと
 いつか後悔するわ……。
 
 後は、ティルに
 案内してもらって。
 
 連れて行ってもらえると思うから。
 
 ただ、その先で見たものに
 後悔はしないこと。
 
 良いわね?

(もう一度話しかける)

【グネー】
 しかし、ここ最近の
 人の出入りが多いのは
 気がかりね……。
 
 ケット・シーどもの仕業かしら……?
 
 ……まあ良いわ。
 後はティルに案内してもらって。
 
 大丈夫、ちゃんと
 連れて行ってもらえるわ、多分。

(イベント「アスタロトという名の災厄」終了後)

【グネー】
 ?
 ○○
 か……。
 
 ……昔話をしようか。
 私は昔にフレアって言う娘と
 ヴェルデガルドの侍女兼
 教育係をしていたの。
 年も近かったから。
 その頃に私はヴェルデガルドに
 こう教えたわ
 「好きなように生きろ」と
 女王という地位はあるけど
 自分らしく生きることを
 フレアと二人で教えたわ。
 ……それなのに
 あの娘ときたら……。
 少し、手に負えないくらい
 自由な生き方をするように
 なってしまったのよね。
 城からは勝手に抜けだすわ
 新しい魔法の開発だって言って
 研究室を破壊することも……。
 
 少し、気性が荒いのは
 私にも責任が有るんだけど……。
 本当はすごく、素直で
 良い娘なんだよ、あの娘は。
【フレア】
 ……!?
 ○○
 聞いてくれ!
 フレアが帰ってきたんだ!
 白いケット・シーと一緒だった。
 でも、あのケット・シーは
 あまり見たことが無い。
 
 この辺に居ついてる
 奴らとは別格に感じた……。
 ってそんなことよりも
 私はフレアが帰ってきて
 くれたことがうれしくて……。
 
 あぁでも、急すぎて
 まだあまり話せてない……。
 うぅ……。

(イベント「アスタロトという名の災厄」終了後、グネーの正面先にフレアが出現している)

【フレア】
 ?
 あら、あなたは
 いつぞやの……。
 
 ……命知らずさん!
 って冗談ですよ。
 
 でも、あなたには
 感謝しています。
 あなたがあそこに
 現れてくれなければ
 私は今頃……。
 何はともあれ
 あなたとあのケット・シーさんが
 私を呪縛から解放してくれた
 おかげで、このノーザンに
 帰ってくることはできました。
 でも、なんだか
 とても大変なことに
 街がなっていたので
 驚きです。
 
 もう少し、みんなから
 話しを聞いてみようと思います。
【フレア】
 ?
 あら、あなたは
 いつぞやの……。
 
 ……命知らずさん……。
 私がここを離れてからの
 話しを皆さんから聞きました。
 
 私、戻ってこれたのに
 ヴェルデガルドがあんなことに
 なっているだなんて……。
 私がもっとうまく
 できていれば、ファーイーストで
 失敗しなければ……。
 
 ヴェルデガルドは
 あんなことには
 ならなかったかもしれない……。
 己の未熟さを恨みます……。
 
 ヴェルデガルド……。

レネット所持時でWPから出る時、ホワイトアウト後に透明のレネットがアピールモーションを行いながら背後に現れる。

 ……。

WPへ二歩近づく。

 ……。
 みんな変わってない。
 あの時のまんまだわ。

レネットが更にWPへ近づき、画面がノーザン地下に切り替わる。

商店・倉庫2へ行こう(「ティル」に報告しに行こう)[edit]

ノーザン地下・市民街 - ノーザン商店[edit]

【ティル】
 その様子では、他の者から
 無事に許可がでたようですね。
 
 どうする?
 直ぐにでも、『氷洞』の
 先へと向かうか?

>先へと向かいますか?
→ちょっと待って

【ティル】
 準備ができたら
 自分に声をかけてくれ。

(会話終了)

→向かう

【ティル】
 『氷洞』の先まで
 道案内もできるがどうする?

>道案内もできるがどうする?
→自分で向かいます

【ティル】
 そうか。
 もし、案内が必要なら
 言ってください。

→お願いします

【ティル】
 では、『氷洞』の先まで
 案内します、パッと移動しますよ。

ノーザン地下・氷洞の奥へ行こう(ノーザン地下・氷洞の奥へ行こう)[edit]

ノーザン地下・氷洞 - 最奥[edit]

【ティル】
 本当なら、この先に行くのも
 許可なんて必要ないんだ。
 
 我々のような力なき者なんかには
 特に……。
 
 ただ、そうでない者も
 稀に現れてしまう。
 
 そういった者達には
 この先は危険……。
 そう、我々はあの時のような
 過ちを繰り返さぬよう、ここを
 監視している。
 
 ……。
 先へ行こう。

ノーザン地下・世界樹[edit]

【ティル】
 ……。
 これが、ノーザン王国の真実だ。
 
 そして、ここが
 “エミル界側”の世界樹だ。
 
 世界樹は場所は違えど
 3世界に存在していると聞いている。
 
 世界樹には巨大な力が
 眠っていると、国では
 言われていた。
 
 他国にはここに世界樹が有ることを
 知らせず、日々研究をしていた。
 
 少しずつだが、世界樹から
 生まれる力を採取出来るようになった。
 
 そう、都市国家として
 独立した我々が生き延びるには
 世界樹に頼るほかなかった……。
 
 他国と比べ一番資源を持たない
 この国が生き延び続けられたのも
 世界樹があってこそなんだ……。
 
 世界樹の存在が知られ
 また戦争になるかも知れない……。
 そうなってしまうことに
 一番恐れていたのは
 ヴェルデガルド様でした。
 
 ヴェルデガルド様はどうにか
 世界樹からさらに力を
 引き出せないかを常に研究していた。
 全ては、国のため民のためを
 思っての行動だった。
 
 ヴェルデガルド様は焦っていた。
 国を守るためにも力を
 得なければならないと……。
 
 そして、世界樹から直に
 力を得るための実験を行った。
 
 それが全ての始まり……。
 あの時、自分がヴェルデガルド様を
 止めれてさえいれば!
 こんなことには!
 ヴェルデガルド様もこの様なことには!
【フラー】
 本当よ!
 あんたがしっかりしてれば!
 アタシのヴェルデガルド様は
 こんなことにはならなかったのよ!
【ティル】
 なんだと!
 貴様はあの時そばにも
 いなかったくせに
 偉そうなことを言うな!
【フラー】
 しょ、しょうがないじゃない!
 別の任務があったんだから!
 
 途中までは護衛してたでしょ!
 あんたが代わりを務めるって
 言うから任せたのに!!
【フォルセティ】
 ヴェルデガルド様の前ですよ。
 ケンカはやめなさい二人共。
 
 すいませんね、騒がしい連中で。
【ティル】
 ぐっ!
【フラー】
 フンっ!
【フォルセティ】
 ヴェルデガルド様が行った
 術式により、世界樹の力は暴走し
 ノーザンの国の大半を永久凍土と
 してしまいました。
 
 そして、ヴェルデガルド様も
 この様な状況に……。
【フラー】
 フォルセティやめて。
 まだ、諦めてないわよアタシ。
 
 アタシ達だってこうやって
 魂だけでも存在しているのよ。
 
 ヴェルデガルド様だって……。
【グネー】
 そう、私もまだ諦めてはいない。
 
 あの時、世界樹の力が暴走し
 国が一瞬で氷漬けになり
 多くの民が街共々氷に閉じ込め
 られてしまったり、身体を失って
 しまったけど。
 
 何故だか、魂だけは無事で
 生き続けているわ……。
 
 それなら、ヴェルデガルドだって
 どこかにいるかもしれない。
 
 私はそう信じているわ。
【フォルセティ】
 そうですね、僕も
 そう、信じたいです。
 
 しかしこの身体になってからは
 この国から出ることができませんし
 確かめることもできません……。
【ティル】
 全く……不甲斐ない話だ。
 
 だが、希望はある……。
 自分もそう信じている。
 
 そして、いつの日か
 
 ヴェルデガルド様が
 帰ってくるその日まで
 この国を、民を、世界樹を
 守りぬくことが我らの役目……。
【フラー】
 そうよ、当たり前じゃない。
 
 何のためにアタシらが
 今、この瞬間まで存在してるのかを
 考えたらそうなるのが
 当然の結果じゃない!
【グネー】
 うん、多分だけど
 ヴェルデガルドが私達を
 守ってくれたんだと思う……。
 
 あの娘優しいから。
 
 あの瞬間まで、みんなのことを
 考えてくれていたんだと思う。
 
 (完全には守れず、魂だけに
  なっちゃうとか、あの娘らしい……。
  でも、感謝してるよヴェルデガルド。)
【フォルセティ】
 冒険者の方よ。
 ここまで、連れてきておいて
 矛盾を言いますが、どうか
 世界樹については
 あなたの心の中だけにしまっておいて
 もらいたい。
 
 ……。
 どうしてですかね……。
 あなたを初めてみた時から
 あなたはここの存在を知って
 おかなければならない……。
 と、僕は思ってしまったんです。
 
 そして、あなたなら
 我々の前にヴェルデガルド様を
 連れてきてくれるのではないかと
 そんなことを思ってしまいました。
 
 ああ、今の話は
 ノーザン国民の戯言と
 思っておいてください。
 
 特に深い意味は無いです。
 
 ただ、あなたには
 何かを期待してしまいますね。
 不思議です。

(イベント終了後)

【グネー】
 ヴェルデガルド……。
 フレアも貴方も戻ってこない
 こんな世界はとても退屈です。
 
 また、三人で……。
 笑いあえたら良いなと……。
 
 私はいつまでもお帰りを
 お待ちしています。
【ティル】
 ヴェルデガルド様……。
 
 貴方がお戻りになられるまで
 自分はこの場所をいつまでも
 お守りいたします……。
氷の中の女性は
こころなしか
穏やかな表情をしている。
【フラー】
 ヴェルデガルド様
 覚えていらっしゃいますか?
 
 お忍びでお出かけになられた時に
 変な機械人形に襲われた時のこと?
 
 さっそうとアタシが
 やっつけちゃった時のことですよ~。
【グネー】
 フラー。
【フラー】
 何よ!
 今アタシの武勇伝と
 ヴェルデガルド様との思い出を
 語っているところなのに!
【グネー】
 それ、私。
【フラー】
 う゛……。
【グネー】
 それ、私の話、貴方は
 その時ヴェルデガルドを連れて
 先に逃げたでしょ。
【フラー】
 そ、そーだったかな~。
 そんな気もしないでもないな~。
【グネー】
 まあ、別にいいけど……ね。
【フォルセティ】
 ヴェルデガルド様
 貴方の負担を減らそうと
 作ったホログラフですが
 今でも、きちんと機能をしています。
 
 ヴェルデガルド様は
 嫌がっておりましたが王国民には
 大変好評のようです。
 
 どうかお戻りになられたときは
 ホログラフのバージョンアップを
 したいので、また声のサンプルを
 いただければと思います。
氷の中の女性は
こころなしか
穏やかな表情をしている。

(レネット所持時)

【レネット】
 ……。
 出来れば、戻ってきたくなかったな。

(イベント「アスタロトという名の災厄」終了後)

【フレア】
 ヴェルデガルド……。
 私、帰ってきましたよ。
 あなたがこんなことに
 なっていただなんて
 私、知らなくて……。
 そう、グネーとも再会できました。
 それから、フラーや
 ティル、フォルセティにも。
 
 みんなあの頃のままなんですね。
 あなた宛の手紙も
 届いたのでしょうか?

ノーザン地下・世界樹[edit]

エリア真ん中に立つ???に話しかける。

(レネット装備時)

【???】
 !?
 
 (くそ、厄介な奴に
  見つかってしまった。
  特にこいつが連れている女。
  何か危険を感じる……。
  こいつさえいなければ……。)

※レネットを装備しているとここで終了してしまい、イベントが進まない。


(レネット非装備時)

【???】
 ははは、ようやく
 見つけたぞ世界樹。
 
 いや、ユグドラシルと
 言うべきか?
 まあ、同じ様なものだ
 名前などどうでもいい……。
 
 そう、どうでも良い。
 この樹の力さえ手に入れれば……。
 もっと完全なものへ……。
 
 チッ、また貴様か
 いつもいつも、邪魔ばかり
 しやがって……。
【ハスター】
 しかし、今度ばかりは
 邪魔はさせんぞ。
 
 この樹の力をいただき
 私はさらに完全なものへとなる。
 
 しかもここには、丁度良く
 樹の力と私の力が馴染みそうな
 身体も用意してあるとは
 好都合だ……。
 
 そこでおとなしくしていろ。
 貴様一人では何も出来んだろうしな。
【ティル】
 それ以上、世界樹に
 近づくな……。
【ハスター】
 !?
 何だ貴様……。
 邪魔をするな!
 
 肉体を持たぬ分際で!
 生意気な!
【フラー】
 手を貸そうか?
 ティル?
【ハスター】
 ぐああ!?
【フラー】
 こんな変な奴に
 ヴェルデガルド様の
 身体を渡すものですか!
【ティル】
 同感だ。
【フラー】
 それに!
 ヴェルデガルド様はアタシのだ!
【ティル】
 ……。
 おい。
【ハスター】
 っぐぐ!
 ふざけたことをぬかしおって!
 
 どうした?
 逃げてばかりか?
【ティル】
 さあ、どうだろうな?
 
 お前はここが
 どんな場所なのかをわかっていない。
【ハスター】
 何を訳のわからぬことを……。
 
 !?
【ノーザン王国の民】
 で、出ていけ。
【ハスター】
 ぐ!?
【ノーザン王国の民】
 出ていけ!!
 
 ここから出ていけー!
【ハスター】
 なんだこいつら!?
 どこから!
 
 がは!?
【ノーザン王国の民】
 これ以上は行かせない。
 
 女王から離れろ!
 
 悪しき者め!
 
 近寄るな。
 
 立ち去れ!
【ハスター】
 なんだと言うのだ!?
【ノーザン王国の民】
 帰れ!
 
 そうだ!我々の女王には
 指一本触れさせないぞ!
 
 いなくなれー!
【ハスター】
 うるさい奴らめ!
【ノーザン王国の民】
 ノーザン国民の力を見せてやれ!
 
 うおおお!
 
 おおお!
 
 我々が守るんだ!
【フォルセティ】
 貴方が何者かは知りませんが
 とても不吉なオーラを感じますね。
 これ以上の立ち入りは
 ご遠慮ください。
【グネー】
 世界樹も女王も渡さない。
 
 これ以上、近寄るのであれば
 全力であなたを排除します。

レネット非所持時[edit]

【ハスター】
 っぐ!
 なんなのだこいつらの力は
 実体のない奴らにこれほどの
 力が……。
 
 そうか、これが……。
 世界樹の……!
【フォルセティ】
 ゴチャゴチャと
 五月蝿い方ですね。
 
 お帰り願いましょう。
【グネー】
 消えなさい。
【ハスター】
 ぐあああ!
 
 良いぞ、イイぞ。
 世界樹の力がこれほどまでとは
 やはり欲しい、力が……。
 
 はあああ!
【フォルセティ&グネー】
 !?
【ハスター】
 もっとだ……。
 もっと力を蓄えて
 次に来るときは
 必ず、世界樹の力いただく……ぞ。
【グネー】
 ……。
 逃げられたわね。
【フォルセティ】
 とうとう、世界樹を
 狙うものが現れて
 しまいましたね……。
【ティル】
 どうする?
【フラー】
 アタシらが守らなくて
 どうすんのさ。
【フォルセティ】
 そうですね。
 
 これより、世界樹への
 監視体制を厳しくします。
 
 各自、不審な者を見つけ次第
 報告するように……。
 
 そこのあなた。
 あなたもです。
!?
【フォルセティ】
 今の現状を見ていて
 わかっているとは思いますが
 無闇にここに近づこうものなら
 疑われてしまうので
 気をつけなさい。
 
 各自、連絡を
 怠らないようにお願いします。
 
 あのようなものを
 二度とここへ近づけてはなりません。

(イベント終了後)

氷の中の女性は
こころなしか
不満そうな表情をしている。

レネット所持時[edit]

 『(黎明杖・カドゥケウス/黒書・ネクロノミコン)』が
 反応している!

画面ホワイトアウト。

【レネット】
 ったく、冗談じゃないわ。
 こんな奴に身体が奪われるなんて。

ホワイトアウト後、透明でないレネットがアピールモーションを行いながらハスターの前に現れる。

【レネット】
 っはぁ~本当は関わりたく
 なかったんだけどねえ。

レネット、ハスターへ一歩近づく。

【レネット】/アピール
 どう?
 みんな元気してた?
 
 女王の帰還よ♪
【ティル】/話す
 なん、と……。
【フラー】/話す
 ヴェ……ヴェルデガルド様……?
【フォルセティ】/話す
 僕は、幻でも見ているんですかね?
 いや、ホログラフか……?
【グネー】 /話す
 ヴェルデガルド……。
【ノーザン王国の民】
 女王だ……。
【ノーザン王国の民】
 ……女王様。
【ノーザン王国の民】
 女王様のご帰還だ!
【ノーザン王国の民】
 女王様が帰ってきたぞ!!
【ノーザン王国の民一同】
 うおおおおお!
【レネット】/アピール
 はいはい。
 どうも、ありがとっ!
【ノーザン王国の民一同】
 うおおおおお!
【ハスター】
 っく!
 何故だ……同固体の
 存在などあり得るわけが……!?
 は!
 貴様まさか、人……を。

レネットのアピールモーションと同時にハスターへ雷が落ちる。

【ハスター】/被打撃
 ぐああぁぁぁ!!
【レネット】/話す
 っとー!
 ちょーっとその発言は
 民の前では禁句♪
 私の留守中に
 こんなとこまできて
 私の身体にいたずらしようと
 する奴にはキツイお仕置きが
 必要のようね。
【フラー】/左回転
 ヴェルデガルド様~!
 やっちゃってー!
【レネット】/話す
 任せろー!
 
 全力全開で行くわよ!
【フォルセティ】
 ヴェルデガルド様
 また、そんなはしたない言葉を。
【グネー】/話す
 相変わらずね。

レネットのアピールモーションと同時にハスターへ魔法が直撃する。

【ハスター】/被打撃
 ぐああぁぁぁ!!

ホワイトアウト。

【ハスター】
 ふ、ふははは!
 
 お前も私と大して
 変わらない存在ではないか!
 力が欲しかったのだろう!?
 
 世界樹の場所はわかった。
 いずれまた、ここで
 めぐり逢うやもしれぬな!
 ははは……。
 ………は……はは……。
【レネット】
 ……喋り過ぎなのよ
 あんた……。

ホワイトアウト後、ハスターはいなくなっている。
レネット、二歩前へ歩く。

【レネット】/話す
 っはー終わった終わった。
 さてと……。
【ティル】/話す レネットが後ろを向く
 ヴェルデガルド様!
 我々一同、貴方様が
 現れるのをお待ちしておりました!
【フラー】/左回転
 ヴェルデガルド様だけ
 目覚めないから
 心配だったんですよ~!
【レネット】/話す
 ……あぁ、うん。
 その事なんだけど……。
 本当はあなた達より先に
 目覚めてはいたのよね。
 でも、まあ……なんて言うか
 色々と事情があってね?
 本当、黙ってて
 ゴメンね……。
【フォルセティ】
 ヴェルデガルド様
 我々にも言えないようなこと
 なのでしょうか?
【グネー】
 ヴェルデガルド……。
【レネット】/話す
 うぅー……。
 
 だってさ。
 国こんなにしちゃったし
 みんなの身体もおかしなことに
 なっちゃってるし……。
 そりゃ、あわせる顔ないじゃない。
 
 私、女王失格だわ、こんなの。
【フォルセティ】
 はぁ……。
 ヴェルデガルド様
 がっかりです。
 我々が女王を恨んでいるとでも?
【ティル】
 何を言っているんですか
 ヴェルデガルド様!
 
 我々も民もこうして
 生きております!
 身体は失っても
 魂はみなと繋がっています!
【ノーザン王国の民一同】
 おおおぉぉぉ!
【フラー】/話す
 ヴェルデガルド様
 これから、ずっと
 一緒にいられるんですよね?
【レネット】/話す
 ……。
 
 実はそうもいかないのよ。
 私にはやらなければ
 ならないことがあって……。
 
 わけあって今は帰れない。
【グネー】/話す
 どうしてなの
 ヴェルデガルド……。
【レネット】/話す
 それは……。
 私の使命というか
 償いというか……。
【フォルセティ】/話す
 ……。
 わかりました、ヴェルデガルド様。
 
 貴方の望むことが
 我々の望むことですので。
 ヴェルデガルド様が
 お戻りになられる、その日まで
 我々はお待ちしております。
 
 それで良いですか?みなさん。
【ティル】/話す
 自分はいつまでも
 待ち続けます。
【フラー】/話す
 ヴェルデガルド様。
 アタシも待ってますね。
【グネー】/話す
 問題ないわ。
 ヴェルデガルドのやりたい様に。
【レネット】/話す
 あなた達……。
 どうしてそこまで。
 こんな……国をダメにして
 更には国民の元へも
 帰ろうとしない、私を
 まだ、女王と呼んでくれるの……?
【フォルセティ】
 もちろんです。
 ノーザンはまだ生きております。
 国も、国民も。
 
 そして、我々にとっての
 女王はあなたしかいないんです。
 ヴェルデガルド様。
【ティル】
 ヴェルデガルド様!
【フラー】
 ヴェルデガルド様!
【グネー】
 ヴェルデガルド。
【ノーザン王国の民一同】
 ヴェルデガルド様ぁぁぁ!
 我々もいつまでも
 お待ちしております!
【レネット】/話す
 ……よし!
 流石、私の国の民!
 
 私は諸事情で国へは戻れない!
 だが、いつしか必ず戻ってこよう!
 それまで、この国を
 守ること!いいわね!
【フォルセティ】/話す
 仰せのままに。
【ティル】/話す
 了解です。
【フラー】/話す
 はっ!
【グネー】
 お任せください。
【レネット】/話す
 それじゃあみんな!
 いい子にしているのよ!

レネットのアピールモーション後、ホワイトアウト。

【レネット】
 ○○
 ここに連れてきてくれて
 ありがとう……ね。

(イベント終了後)

氷の中の女性は
こころなしか
微笑んでいるように見える。
【レネット】
 ……。
 自分で自分を見るって
 変な気分ね……。
 
 でも、若干若返ってない?
 どう?

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Last-modified: 2019-12-28 (土) 02:17:32