【爺さん】 ふ~む、 お前さんなら、信頼できそうじゃ。 1つ、ワシの頼みを聞いては 貰えんじゃろうか?
>どうする?
→やめる
(会話終了)
→話を聞く
【爺さん】 あの災厄の日に命を落としてより、 どれだけの年月を、ここで 過ごして来たか……。 ――いや、長話はすまい。 頼みというのはじゃな ノーザンプロムナードに住む ワシの孫に手紙を届けて欲しい ただそれだけじゃ。 肉体を失っても こうして、存在を保っている以上 自ら足を運びたい気持ちはあるのじゃが 死んで以来、何故かワシらは ノーザンプロムナードに続く道を 通る事が出来んのじゃ。 頼まれてはもらえんか?
>どうする?
→やめる
→頼みを聞く
【爺さん】 すまないのぉ。 孫の名は、ステファンといってな 碧眼に綺麗な赤い髪が特徴じゃ。 先ほど、ノーザンプロムナードに 住んでおるとは言ったが、 今もまだ住み続けているかまでは わからん。 しかし、もし見つからずとも ノーザン酒屋を訪ねれば 何か情報はつかめるはずじゃ。 手紙、頼みましたぞ。
【ヴァレリアの兄】 え? ステファンって人を 探している? う~ん。 どこかで聞いたような記憶は あるんだけど……。 名前の他に、何か手がかりになる 特徴はないのかな?
>手がかりになる特徴は……
→碧眼に綺麗な青い髪
→綺麗な碧眼に青い髪
→綺麗な碧眼に赤い髪
→わからない
【ヴァレリアの兄】 う~ん、 やっぱり思い出せそうにないなぁ。 役に立てなくてごめんね。
→碧眼に綺麗な赤い髪
【ヴァレリアの兄】 あ、そういえば! 最近来るようになった 若いノーザン僧兵の一人が そんな名前で呼ばれてたな。 碧眼ではなかったと思うけど 髪の色は綺麗な赤だったし 名前もこのあたりじゃ珍しい。 多分探してるのは ソイツの事じゃないかな? もし会いに行くなら 男性兵士専用の詰め所前を持ち場に しているって言ってたぜ。
【男僧兵】 ステファンなら私だが? ……ふむ、碧眼に綺麗な赤い髪か。 それなら、恐らく私ではなく 私が名をあやかった 初代ステファンの事だろう。 しかし、初代は百年以上前の 人なはずだが……。
>どうする?
→やめる
→手紙を渡す
【男僧兵】 差出人の名前は記憶に無いが 手紙の封蝋は間違いなくうちの家紋。 中々に興味深い。 恐らく、祖先が初代ステファンに 向けて宛てた手紙だろう。 わざわざ届けてくれた事感謝する。 君にこの手紙を預けた人にも よろしく伝えておいてくれ。
【男僧兵】 百年以上前の祖先に宛てた手紙を 同じ名前を持つ子孫の私が受け取る。 運命のめぐり合わせというのは つくづく不思議なものだ。 君にこの手紙を預けた人にも よろしく伝えておいてくれ。
【爺さん】 そうか、孫は既に……。 ――しかし、不思議なものじゃ。 ワシの思い出の中で駆け回る孫の姿は 永遠に少年のままじゃというのに その血を継ぐ、遠い子孫の話を聞く事に なろうとはのぉ。 じゃが、子孫がノーザン僧兵として 立派にやっていると、知らせてくれた お前さんには感謝しておる。 大した礼は出来んが 受け取ってくれ。
【爺さん】 孫の訃報は残念じゃったが 不思議なものじゃ。 ワシの思い出の中で駆け回る孫の姿は 永遠に少年のままじゃというのに その血を継ぐ、遠い子孫の話を聞く事に なろうとはのぉ。 じゃが、子孫がノーザン僧兵として 立派にやっていると、知らせてくれた お前さんには感謝しておる。 大した礼は出来んが 受け取ってくれ。