イベントログ記録へ戻る

イリスと記憶の書架 ログ
十二の物語 想送の流れ星[edit]

ダウンタウン[edit]

西階段下に???(ブーフ・アルマ)。
※今までのイベントに参加していない場合
???に話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る]:
 ……あ、いらっしゃいませ。
 なんでもクエストカウンターは
 現在営業中、だよ。

会話終了。

※先月までにイベントに参加している場合
???に話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ……あ、いらっしゃいませ。
 なんでもクエストカウンターは
 現在営業中、だよ。
???[/話す]:
 なんでもクエストカウンターに行く?

選択肢

どうする?:
 >今はいかない
 >行く

>今はいかない→会話終了。

※憑依されている場合
>行く↓

???[-]:
 あれ、誰かキミに憑依してる?
 ごめんね。
 知らない人はつれていけないから
 憑依を解除してくれるかな?

会話終了。

※通常
>行く↓

???[-]:
 ……わたしについてきてね。
 案内するよ。

→なんでもクエストカウンターへ移動。

なんでもクエストカウンター[edit]

受付嬢の左手後ろに紙芝居屋。
その正面カウンター越しに???。
そして、受付嬢の右手後ろにアイリス。
受付嬢に話しかけると
受付嬢の通常台詞。
???に話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 あ……
 いらっしゃいませ。
 ちょっと、元気が出なくて……
:
 (少し具合が悪そうだ……)

会話終了。

紙芝居屋に話しかける↓

紙芝居屋[アイリスに向き直る /*はっ /話す]:
 今更ここで悩んでも
 仕方ないのですよ!
 やっちゃったことはもう戻りません。
 なら、これから先をどうするか
 前向きに考えましょうー♪
アイリス[紙芝居屋に向き直る /話す]:
 ますは○○さんの
 心の中にいるロア達の
 想いの力が暴走しないようにする
 方法を見つける事ですね。

会話終了。

アイリスに話しかける↓

アイリス[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ○○……さん。
 あなたは、何としても助けます。
 私達のした事の責任は
 片をつけないといけません。

会話終了。

アップタウン - 名声が足りない場合[edit]

紙芝居屋に話しかける↓

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ふー……
 改めてみると、やっぱりこの景色は
 とーってもいいですねぇ。
 きれいで、活気があって……♪
 あなた、冒険者さんですね?
 うーん、でも、まだ冒険を始めて
 まだそんなに経験を積んでいない
 ように見えますね~。
 まだ、あなたにはお願いできそうに
 無いのだけれど、もしあなたが
 さらに経験を積んで、より強い
 信頼を得ることが出来たら……
 その時はまた、
 お願いさせていただきますねー♪
 お見逃しなく!

会話終了

ロアがそろっている場合[edit]

アップタウン[edit]

紙芝居屋に話しかける↓

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る]:
 ふー……
 改めてみると、やっぱりこの景色は
 とーってもいいですねぇ。
 きれいで、活気があって……♪
紙芝居屋[/話す]:
 あ!
 ○○さん、
 お待ちしておりましたー♪
 もうなんというか一日千秋
 千客万来、朝ごはんと夕飯が
 一緒に届くくらいですよー♪
 というわけで、お待たせしました!
 あなたの体の中のロア達を
 安定させる方法が見つかりましたので、
 早速なんでもクエストカウンターに
 レッツゴーゴーですよ~!

選択肢

どうする?:
 >一緒に行く
 >ちょっと待ってもらう

>ちょっと待ってもらう↓

紙芝居屋[/話す]:
 えー、ここでおあずけですか~?
 わかりましたよー。
 待ってますから、はやくはやく
 来てくださいねー♪

会話終了

>一緒に行く↓

紙芝居屋[/話す]:
 ええ、では、行きましょう。
 私たちの思い出の、あの懐かしき
 なんでもクエストカウンターへ!

なんでもクエストカウンターに自動的に移動

ダウンタウン[edit]

西階段下にブーフ・アルマ。
ブーフに話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 あ、いらっしゃいませ。
 当なんでもクエストカウンターは
 現在営業中だよ。
 わたし、難しい事はわからないから
 お仕事に関しては、カウンターに入って
 受付嬢に聞いてもらえるかな?
???[/話す]:
 なんでもクエストカウンターに行く?

選択肢

どうする?:
 >今はいかない
 >行く

>今はいかない→会話終了。

>行く↓

???[-]:
 ……わたしについてきてね。
 案内するよ。

なんでもクエストカウンターに移動する

なんでもクエストカウンター[edit]

受付嬢の右手後ろにアイリス。
受付嬢の左手前のカウンター越しに紙芝居屋。
紙芝居屋の右手前に???(ブーフ・アルマ)。

受付嬢、アイリスの台詞に変化なし。

※所持品が98種類以上の場合
紙芝居屋もしくは???に話しかける↓
(???に話しかけた場合、???が同時にプレイヤーに向き直る。)

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る /話す]:
 おっかえりな……およよっ?
 もー、荷物がいっぱいじゃないですか!
 まずは、荷物の整理が先ですね♪
 整理整頓は基本ですよー♪

会話終了

※通常
紙芝居屋もしくは???に話しかける↓
暗転。明けると、
???の右手奥にアイリス、
???の二歩手前にプレイヤーが移動。

受付嬢[/*はっ /話す]:
 ああ、そなたか。
 この前は色々と苦労をかけたな。
アイリス[/話す]:
 うふふ……まったくです。
 色々とお世話になっちゃてますね。
紙芝居屋[/話す]:
 まぁ、何というか頼ってばかりで
 ちょっと私達情けないですけどね。
 まぁそんな事は一旦棚に上げて
 今日は別のお話があるのですよ♪

間。

紙芝居屋[/話す]:
 ……すべてのロアが、
 あなたの心の中に揃ったようですね。
 では、改めて何をするのかを
 ご紹介させていただきますね?
アイリス[/話す]:
 簡単に言えば、安定化……ですね。
 今はロア達にはあなたの心の中に
 とりあえず避難してもらった、
 と、いったイメージです。
 今度は、私達よりも詳しい人に
 来てもらって、正しい方法で
 ロアを安定化させ、あなたの存在が
 ぐらつかない様にしてもらう……
 という事ですね。
受付嬢[/話す]:
 そうそう、紹介しておこう。
 うちの秘蔵っ子でな、ブーフと言う。
ブーフ[/話す]:
 はじまして……かな?
 わたしはブーフ。

ブーフが「お辞儀」モーション。

ブーフ[/話す]:
 キミは……
 ○○って言うのね。
 あまり運動とかは得意じゃないけど、
 精一杯お手伝いさせてもらうね。
紙芝居屋[アイリスの方を向く /*はっ /話す]:
 なんと、縁のあることにブーフちゃんは
 書物のアルマなんでしたっけ?
アイリス[紙芝居屋の方を向く /話す]:
 うふふ……って、そんな情報
 そこで仕入れたの?

紙芝居屋とアイリスがブーフに向き直る。

ブーフ[/話す]:
 えっと……
 本当は、本を読むのは好き?とか、
 どんな本が好き?とか、
 いろいろ聞きたかったんだけど、
 今はちょっと、わたしの元気が
 足りない……かなぁ。

受付嬢が「汗2」エモーション。

受付嬢[/話す]:
 ブーフ、そなた先日から
 体調があまりよくないのだから、
 無理せずに他の者に代わって
 もらってもいいのだぞ?

ブーフが受付嬢に向き直ると同時に「汗2」エモーション。

ブーフ[/話す]:
 いえ、わたしやります!
 やらせて、ほしいんです。
 ……本に書かれていたような物語の
 登場人物が出てきて、実際に会う事が
 出来るって聞いて、本当に嬉しかった。
 ロア達はみんな変わり者で、
 とても魅力的で……儚かった。
 あの人たちがいなくなるのは、
 とっても寂しい事だったから。

 わたしに出来る事があるなら、
 何かしてあげたいなって……
 それに……

ブーフがプレイヤーに向き直ると同時に「縦線」エモーション。

ブーフ[/話す]:
 あ、もちろん。
 ご迷惑をかけてしまうようなら
 おとなしくしてますけど……
紙芝居屋[/話す]:
 まぁまぁ、今回はあまり
 遠くに行くような事もないはず
 ですから……たぶん大丈夫ですよ♪
 それに、冒険者の
 ○○さんも
 いっしょにいてくれるわけですし。
受付嬢[/話す]:
 ふむ。
 まぁ、今回はブーフがどうこうではなく
 ○○の中の
 ロアを安定化させよう、
 という話だからな。
 そなたはその心の器の広さから
 これほどまでに多くのロアを受け入れ
 保護することができているが、
 やはり、長期間その状態でいるのは
 何らかの影響が出てしまうだろう。
 悪影響が出てしまうようでは、
 元も子もない。
 なので、この二人に対応策を
 探してもらったのだ。
紙芝居屋[/話す]:
 ええ、そして、
 対応策は見つかりました♪
アイリス[/話す]:
 ……幸い、そういう事が得意な
 ロアの……正確には、
 ロアを生み出せる物語があるんです。
 その子の力を借りることが出来たら、
 上手くいく……はずでず。
受付嬢[/話す]:
 なにか、不安があるのか?
紙芝居屋[/話す]:
 いえ、大したことでは。
 そのロアの物語は、私……
 ではなく、私の元になったらしき方が
 作り出した物語と言うわけでは
 ないらしい……という事です。
 昔から存在したおとぎ話を
 わかりやすくアレンジした物で、
 このアクロニアでは実はそこそこ
 知られているお話なんですよ。
アイリス[/話す]:
 ただ、私達はそのロアの物語の
 原本を持っているわけでは
 ないんです。

 残っていたメモと、世界中に知られて
 いた物語を組み合わせて……
 ようやく、生み出せると確信できた。
紙芝居屋[/話す]:
 地域によって多少違いがあるみたいで、
 生み出す時にどんな子になるかなー、
 なんてのはまだ未知数ですけど、
 彼女の物語を考えれば、力を貸して
 くれないなんてことはないはずです。
 『思い出星の物語』のロア、なら。

紙芝居屋とアイリスがプレイヤーに向き直り、紙芝居を出すと同時に「音符」エモーション。
暗転。暗いまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。
BGMがStep to the fate(イーストDなど)に変わる。

紙芝居屋[青いシルエット]:
 さあ、みなさん。
 行く人、来る人、お暇な人、
 是非是非足を止めて
 お聞きになってくださいな。
 此度語りますのは思い出の物語。
 ひととせの終に廻り戻るという
 人々の想いを乗せた
 流れ星の物語でございます。
アイリス[赤いシルエット]:
 むかーしむかし、そのまた昔。
 ごく普通の街に
 ごく普通の女の子が
 おりました。
 女の子は一人ぼっちでしたが、
 何にもさびしくありません。
 大切なものに囲まれていたからです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 あるとき、女の子はかごの中に
 たくさんのお弁当を詰めて、
 街の外の森へ遊びに行きました。
 森の中に女の子が入ると
 誰かが泣く声がします。
 おなかをすかせた子供が
 えーんえーんと泣くのです。
 女の子は自分のお弁当を
 みんな子供にあげてしまいました。
アイリス[赤いシルエット]:
 ごく普通の女の子は優しい子で、
 困っている人に自分の持ち物を
 惜しみなく与えてしまいます。
 皆は女の子に感謝しますが、
 いつしか女の子は何一つとして
 大切な物を持っていない
 自分に気が付きました。
 夜になって、そこでようやく
 女の子はとてもさびしくなったのです。
 皆を助ける事ができて
 嬉しかったけれど、
 自分は本当に一人ぼっちに
 なってしまったからです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 満天の星が輝く丘の上で
 女の子は声を上げて泣きました。
 するとどうでしょう。
 満天の星からあまたの
 星々が丘の上に降り注いだのです。
 きらきら宝石のように輝く虹色の星には
 たくさんの笑顔が映っていました。
 女の子が助けた人たちは、
 みんながみんな、幸せそうでした。
 そして、みんながみんな、
 女の子に感謝していました。
アイリス[赤いシルエット]:
 みんなの「ありがとう」の想いを
 思い出して、女の子は
 心の中がとても温かくなりました。
 その時、降り注いだ星々から、
 キラキラと光があふれて、
 女の子を包みました。
 気が付けば、すてきな衣装や、
 花のたくさん詰まったかごが
 女の子の身を包んでいたのです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 たくさんの思い出に囲まれて、
 女の子はずっと、ずーっと
 幸せに暮らしましたとさ。

 おしまい♪

明ける。
BGMも通常(Happy Merry Feeling)に戻る。

受付嬢[/話す]:
 ……でて、こないな。

紙芝居屋とアイリスが紙芝居をしまう。

紙芝居屋[/話す]:
 ……物語が世界中に広まって、
 細かく差分が出ているから
 まとまるのに時間がかかるのかな……?

紙芝居屋とアイリスがカウンター前のホールに向き、/*びっくり1エモーション。
同時に、カウンター正面に「エレメンタルボール」のエフェクト、
その後「エレメンタルラース」のエフェクト、大きな黄色い光の輪のエフェクトと続く間に???(ステラ・ロア)が出現。
ブーフは座り状態に。

???[/話す]:
 おっ、まっ、たっ、せーっ
 しましたーっ!

???が「汗2」エモーション。

???[/話す]:
 ……って、あれ?
 なんだか珍しい状況ですね。
 あれ、あたし、体があります?
 しかも、夢の中じゃない?
 もしかして……あたし、
 何か間違えちゃったりしてます?
紙芝居屋[/話す]:
 いえいえいえ!
 あってますあってます!
 私達があなたを生み出したんですよー。
 思い出星のロア……だから、
 ステラちゃんってことでいいですか?
???[/話す]:
 あー、なるほどー。
 体があるって、なんだか妙な
 感覚ですねぇ……まぁ、これはこれで
 出来ることはいっぱいあるなぁ……
 あ、ごめんなさい。
 お呼ばれしたのを忘れてた。
 えーっと……

???(ステラ・ロア)が半透明になる。
同時に、「話す」モーション継続。

紙芝居屋[/*びっくり1 /話す]:
 あ、あれ!?
ブーフ[/話す]:
 う……うん、どうしました?
 ごめんなさい、今さっき誰かが
 出てきた辺りで意識が……

???(ステラ・ロア)が元に戻る。

???[/話す]:
 ……なんですよねー。
 って、なんだか話が通じてませんね?
 皆さんが一瞬見えなくなりましたけど
 もしかして私の方が消えてました?

紙芝居屋とアイリスが向き合う。

アイリス[/話す]:
 もしかして、話に差異がある分
 存在が不安定……?
紙芝居屋[/話す]:
 いえいえ、そのうち安定するはずです。
 どこかに強くつながりがあると、
 そこに引っ張られる可能性は
 ありますけど、そういう事も
 ないと思いますしね♪
 さてさて、ステラちゃん。
 おそらく、実体をもってここに
 生み出された時点である程度の知識は
 あると思うんですが……
 あなたの物語に相応しいお仕事を
 お願いしたいんです。
ブーフ[/話す]:
 ……気のせい、かな。
 わたし、なんだかあの子の事を
 前から知っているような……

紙芝居屋とアイリスがステラの方を向く。

紙芝居屋[/話す]:
 あぁ、ステラちゃん……
 思い出星の物語は、元々が
 このアクロニアのおとぎ話です。
 だから、あなたもどこかで
 聞いたことがあるのかも
 しれませんねー♪
ステラ[/話す]:
 ……。
 ステラ、と言う名前は素敵ですね。
 あたし、自分自身の名前は今まで
 持っていなかったから、その名前を
 使わせてもらいますね♪
 で、あたしにお願いって何ですか?
 できる事なんて、思い出を形に……
アイリス[/話す]:
 そう、そこなんですよ!
 あなたのその力で、ここに居る
 ○○さんを
 助けてほしいんですよ。
 実は、こうなっていて……

アイリスが「話す」モーション。
少し間。

ステラ[/話す]:
 ふんふん、はぁはぁ……
 えっと……まぁ、できなくは
 ないと思いますけど……
 あー、でもそうですね。
 その子、なんだか辛そうだし。
 あたしで良ければ、お手伝いしますよ!
受付嬢[/話す]:
 ステラ・ロア、感謝するぞ。
 早速だが、何をすればいい?
ステラ[/話す]:
 ちょっと待ってくださいね。
 今、自分の中の情報を整理して……
 はい、なるほど……

ブーフが白い光の粒を散らすエフェクトと共に「倒れる」モーション。
そしてステラが半透明になりその上に瞬間移動する。
同時に、紙芝居屋とアイリスは/*びっくり1エモーションと共にブーフとステラの方を向く。

受付嬢[/*びっくり1 /話す]:
 !?

BGMがThe thing(hiding in darkness)(マイマイ遺跡内部のもの)に変わる

紙芝居屋[/話す]:
 ステラ・ロア!?
アイリス[/話す]:
 これは……どういうことでしょう?

ステラ/*汗2 /話すモーション、すこし間

受付嬢[/話す]:
 ……わからん。
紙芝居屋[/話す]:
 ステラちゃんが、何かを伝えようと
 してくれているんですけど……
 声が、届きません……
アイリス[/話す]:
 ステラちゃんが、取り込まれた……
 という事ですか?
紙芝居屋[/話す]:
 いえ、ステラ・ロアは元々
 ○○さんの
 ところに行くようにしていますし……
 普通の人には、ロアを心の中に
 かくまえるほどの器はないんです。
アイリス[/話す]:
 それでも、ステラが姿を消し
 ブーフがステラと重なり合っている。
 何らかのつながりがあるのでは……?
ブーフ[ぐったり]:
 あれ……なんで、だろう。
 わたし……たおれて、るの?
受付嬢[/話す]:
 大丈夫だ、安心しろ。
 そなたは疲れているのだ。
 やはり、無理はさせられなかったな。
 ……しかし、なぜステラ・ロアが
 ブーフに……
ブーフ[ぐったり]:
 ごめんね……
 なんだか、わたしって
 みんなに迷惑かけてばかり……
 元々動きもにぶいし、
 あまり皆の役に立てなくて。
 でも、みんなが優しくしてくれるのが
 嬉しいけど、辛くて。

ブーフが点滅する。
そして、ステラが/*びっくり1エモーションの後、所有者死亡時モーション。(情報待ち:右手で風車?を回しながら左手で揺する)

受付嬢[/話す]:
 それ以上言うな!
 心を強く持て!
 くそ……見えない。
 そなたの魂の中には、
 ロアはいないはずなんだぞ!
 なのに、何故……!
ブーフ[ぐったり]:
 ……
 わたし、キミのことが羨ましかった。
 強くて、みんなに頼りにされてて、
 わたしがもってないものを、
 全部持っているように見えたから。
 わたし、あまり外に出てなくて、
 アルマ以外の友達っていなかったから、
 冒険者さんと友達になれるかもって、
 ちょっとドキドキしてたんだ。
 ……でも、最低だよね。
 いきなりこんな風に足を引っ張って、
 迷惑ばっかりかけて……
 だから、わたしのことは気にしないで。
 本当は、キミを助けるのが目的だもん。
紙芝居屋[/話す]:
 魂を見る受付嬢さんにも、
 わからないということは……
 他にも、なにか原因が?
紙芝居屋[/話す]:
 ○○さん、
 なにかわからないでしょうか?
 何はなくとも、ブーフちゃんの
 気を強く持たせてあげないと……

選択肢

ブーフに何を伝える?:
 >勇気づける言葉をかける
 >何か心当たりはないか聞く

>勇気づける言葉をかける↓

[/話す]:
 気を強く持つよう、
 ブーフに声をかけた

間。

ブーフ[ぐったり]:
 ……あは、なんでキミは、
 こんなダメなわたしにまで
 優しいのかなぁ……。
 なんで……かなぁ、もう、
 キミのことがわからないよ……。
 かなわない、なぁ……

>何か心当たりはないか聞く↓

[/話す]:
 ステラ・ロアを取り込むような
 原因に心当たりはないか、
 ブーフに聞いてみた。

間。

ブーフ[ぐったり]:
 ……キミは、まだわたしを助けようと
 してくれているの?
 なんで……かなぁ、もう、
 キミのことがわからないよ……。
 ……ステラさんは、なんだろう。
 初めて会ったのに、どこかで知っていた
 ような気がするんだよね……

BGMがPhantasmagoria(氷結の坑道、エンシャントアーク内など)に変わる

ブーフ[ぐったり]:
 ……あの、ね、
 わたし、気が付いた時には
 誰もいない部屋にいたんだ。
 すごい昔に誰かが暮らしていた、
 今ではだれも住んでいない部屋。
 ノーザンって言う国の
 地下深くにある、氷に閉ざされて
 何もなかったところが、私の故郷。
受付嬢[/話す]:
 ……ブーフは元々、ノーザンの地下に
 生息している書物のモンスターが
 アルマとなった存在だ。
 余も、あまり詳しくは聞いていないが。
ブーフ[ぐったり]:
 私自身は読めないけど、
 本棚にあった本はいっぱいあった。
 いまではもうぼんやりとしか
 覚えていないけれど、
 色々なお話とか、だれかの日記帳とか、
 すっごく楽しくて、ドキドキして、
 人間って楽しそうだな……って、
 そう思ってたんだ。
 そうしたら、いつの間にか
 人間の姿になれたの。

紙芝居屋とアイリスが向き合う。

アイリス[/話す]:
 ……あら、ノーザン地下?
 もう一人の私、それってもしかして。
紙芝居屋[/話す]:
 ……ええ、もしかして、
 もしかしたりしちゃいます?

紙芝居屋とアイリスが受付嬢の方を向く。

受付嬢[/話す]:
 そなたたち、何を言っているんだ?
 余にもわかるように説明してくれ。
アイリス[/話す]:
 ええと、ですね。
 受付嬢さんはこの前ノーザンに行った
 時はご一緒では無かったのですが……
受付嬢[/話す]:
 あぁ……この前そなたが
 ルチフェロと一緒に暴れた時か。
紙芝居屋[/話す]:
 その時に、色々あって
 ノーザン地下の市街にある、
 とあるお宅に入ったんですよ。
 おっこちたとも言えますが。
 で、そこが、私達にとっては
 生家とも言える場所……
 想いの力の研究者である、
 イリス博士という人物のかつて
 生活していた家、でした。
アイリス[/話す]:
 イリス博士は、資源戦争の時代に
 様々な研究をしていた人物。
 主な研究内容は、想いの力の
 実体化とその利用……
 そして、紙芝居屋アイリスの原型と
 なったであろう人物、ですね。
受付嬢[/話す]:
 ……待て、つまり何を言いたい?
紙芝居屋[/話す]:
 あなた方アルマも、想いの力によって
 人間の姿を得た、と聞きました。
 つまり、モンスターがアルマとなるには
 本人の意志も当然影響しますが、
 想いの力がある程度必要……なのだとは
 思いませんか?
受付嬢[/話す]:
 条件的には、そうだな……
アイリス[/話す]:
 そして、私達はつい最近
 ノーザンの地下で、想いの力が
 それなりに多く、本が大量に有り、
 かつて人が住んでいた場所……
 イリス博士の家を訪れています。
紙芝居屋[/話す]:
 偶然かもしれませんが……
 ブーフちゃんが生まれた場所は、
 イリス博士の家なのでは?
受付嬢[/話す]:
 いや、まて。
 もしそうだったとしても、
 何故今更ブーフが苦しまなければ
 いけないのだ?
 ブーフはアルマであって、
 ロアとは関係がないだろうに。
紙芝居屋[/話す]:
 ええ、確かに……
 ブーフちゃんが倒れたのは、
 ステラちゃんが生み出されてから
 すぐの事。そして、ステラちゃんは
 あの状態。何か関係がありそうな……

選択肢

何か思い当たる事は?:
 >ステラとブーフに関係があるのでは?
 >ブーフに物語が書かれているのでは?

>ステラとブーフに関係があるのでは?↓

[/話す]:
 ステラが取り込まれたように
 見えるという事は、ブーフにはステラと
 何らかの関係があるのではないか、
 と伝えた。

少し間。

受付嬢[/話す]:
 ……それは、つまり……

>ブーフに物語が書かれているのでは?↓

[/話す]:
 もしかして、ブーフの本体である
 書物の中に、ステラ・ロアの物語が
 書かれているのではないか、
 と伝えた。

少し間。

受付嬢[/話す]:
 ……原典が、ブーフに……!?

ブーフ[ぐったり]:
 あ……
 なんだか、ねむく……

ブーフがモンスター形態になり、「ぐったり」モーション。
ステラは半透明のままプレイヤーの方を向いて「話す」モーション。

紙芝居屋[/話す]:
 今がチャンスです!
 ○○さん、
 ブーフちゃんの本体から、
 何らかのヒントを探すのですよっ!
受付嬢[/話す]:
 えっ?
 ちょ……ちょっと、いくらなんでも
 ……あぁ、もう、緊急処置だ!
 今回限りは許す!

暗転、少し間。
BGM消える。

:
 力を失って、本の姿に戻った
 ブーフの体を横たえて、
 記載されている内容を読み解く。
[ページをめくるSE]:
 ブーフというモンスターが、
 初めて世界に触れた時の驚き、
 人間と言う存在を書物で知り、
 それに対して抱いた憧れ。
[ページをめくるSE]:
 自分が人間ではないと理解し、
 抱いたほんのわずかな寂しさ。
 そんなものが、記載されている。
[ページをめくるSE]:
 読み進めていくうちに、
 記載内容は様々に増えていく。
[ページをめくるSE]:
 アルマとして人の体を得た時の喜び、
 人間の世界へ踏み出す時の不安、
 同じアルマ達への好意と友情、
 ロア達への親近感……
[ページをめくるSE]:
 役に立てない自分への劣等感と
 冒険者に対する興味と怯え、
 そして、弱い自分への自己嫌悪。
[ページをめくるSE]:
 皆が温かい言葉をかけてくれたり、
 誰かと一緒に遊びに行ったり、
 良いことも、悪いことも、全てが
 キラキラと輝く小さな星のように
 文章の隙間から溢れている。
[ページをめくるSE]:
 その奥に、かすれたインクで記載された
 一つの物語が見つかった。
 思い出星……ステラ・ロアの物語が
 ブーフの体に記載されていた。

明ける。ブーフはモンスターの通常状態でプレイヤーと半透明のステラの間にいる。
紙芝居屋とアイリスはステラの方を向く。

受付嬢[/話す]:
 見つかった!?
 よし、でかした!
紙芝居屋[/話す]:
 今から改めて語ることで、
 もう一度ステラちゃんを生み出します。
 なんというか、その……
 誤植修正後の重版ですね!
アイリス[/話す]:
 思い出星の物語は、いくつもの
 差分ができていて、原典が
 ブーフの中に記述されていた……
 だから、ステラが生み出された時に
 ブーフとのつながりができてしまった。
 改めて元々の物語で生み出せば、
 そうすれば、この子の中から
 ステラを取り出すことができる……

紙芝居屋とアイリスがプレイヤーに向き直り、紙芝居を出すと共に「音符」エモーション。
暗転。暗いまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。
BGMがStep to the fate(イーストDなど)に変わる。

紙芝居屋[蒼いシルエット]:
 さあ、みなさん。
 行く人、来る人、お暇な人、
 是非是非足を止めて
 お聞きになってくださいな。
アイリス[赤いシルエット]:
 ごく普通の女の子は優しい子で、
 困っている人に自分の持ち物を
 惜しみなく与えてしまいます。
 皆は女の子に感謝しますが、
 いつしか女の子は何一つとして
 大切な物を持っていない
 自分に気が付きました。
 夜になって、そこでようやく
 女の子はとてもさびしくなったのです。
 皆を助ける事ができて
 嬉しかったけれど、
 自分は本当に一人ぼっちに
 なってしまったからです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 満天の星が輝く丘の上で
 女の子は声を上げて泣きました。
 するとどうでしょう。
 満天の星からあまたの
 星々が丘の上に降り注いだのです。
 きらきら宝石のように輝く虹色の星には
 たくさんの笑顔が映ってました。
 女の子が助けた人たちは、
 みんながみんな、幸せそうでした。
 そして、みんながみんな、
 女の子に感謝をしていました。
アイリス[赤いシルエット]:
 みんなの「ありがとう」の想いを
 思い出して、女の子は
 心の中がとても温かくなりました。
 みんなの「ありがとう」の声は
 遠く遠くはなれていても、
 女の子の耳に届きました。
 その時、降り注いだ星々から、
 キラキラと光があふれて、
 女の子を包みました。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 お母さんが作ってくれたドレスと
 お父さんが買ってくれた履物、
 おばあさんから譲り受けた髪留めと
 おじいさんが編んだかご。
 他の誰かに与えてしまったけれど、
 それと同じくらい、いえ、それ以上の
 感謝の気持ちが、星となって
 女の子の所に帰ってきたのです。
 気が付けば、すてきな衣装や、
 花のたくさん詰まったかごが
 女の子の身を包んでいました。
 たくさんの思い出に囲まれて、
 女の子はずっと、すーっと
 幸せに暮らしましたとさ。

 おしまい♪

間。

アイリス[赤いシルエット]:
 あれ……?
 ……まだ、続きがありますね。
 作者のメモでしょうか?

シルエット消える。

作者のメモ:
 ……このお話はわたしの作った
 ものじゃないんです。
 わたしが小さい頃に読んだ、
 思い出星の絵本です。
 このお話を読んで、知って、
 わたしは……
 「想いを形にすることができたら」
 と願うようになりました。
 今も、このおとぎ話は世界に
 残っているんですよね?
 これから先はわからないけれど、
 未来にも残ってほしいと思います。
 ……そうすれば、現れてくれるはず。
 ……私はもしかしたら、
 あなたに会うために研究者の道を
 志したのかもしれません。
 そして、最初の想いを
 思い出させてくれて、ありがとう。
 私は、この世界が大好きです。

明ける。
ブーフ(モンスター形態)の足下から赤紫の光の玉が飛び出してある程度上昇して消える。
そしてブーフは「倒れる」モーション。
ステラは完全に消えている。

受付嬢[/話す]:
 ブーフの体から……
 何か……

ブーフがモンスター形態からアルマ形態に変わり元の位置に現れる。
そのあと、エフェクトと共にステラが元の位置(カウンター正面)に現れる。    (情報待ち:静かなSEと共に黄色い光の輪が大きく広がる。)

ステラ[/話す]:
 ぷはぁっ!
 やっと、出られた!
 ブーフちゃんは、無事ですかっ!?

BGMが通常(Happy Merry Feeling)に戻る。

ブーフ[-]:
 う……うん……。
 わたし……夢……?

ブーフ座り状態に。

受付嬢[/話す]:
 おお、目覚めたか!
 座っているのだ、そなたは
 今体が弱っているのだから、
 無理はさせられん。
ブーフ[受付嬢の方を向く 立ちモーション]:
 あ、受付嬢さん……

 

ブーフ[-]:
 え、今さっきのあれは、夢……
 じゃ、なかったりするのかな……?
受付嬢[/話す]:
 ……うむ。
 そなたの青春の悩みとか、
 こう甘酸っぱい心の中とか、
 その、なんだな。
 見る気はなかったのだがなー、
 いやぁ、このままではブーフが
 危なかったのでな-。

ブーフと紙芝居屋が向き合う。

アイリス[/話す]:
 ……うふふ。
 ○○さんが
 隅から隅まであなたを読んで
 原因を探してくれたんですよ~?

ブーフが「汗2」エモーション。

紙芝居屋[/話す]:
 いやぁ、いいものを見ました……
 いいですねー、青春って。

ブーフが「びっくり1」エモーション。

ブーフ[/話す]:
 えっ……えっ!?
 えええええーーっ!?
 み、見ちゃったんですか!?
 ……は、恥ずかしいよう……
 も、もう……

ブーフがステラの方を向く。

ステラ[/話す]:
 いやぁ……ブーフちゃんがこうして
 無事だったから言えることですけど、
 この世界に生みだされて早々に
 貴重な経験をしました……
 そして、厳密には大違いですけど、
 ブーフちゃんに私の物語の
 原典が書かれていたという事は……
 おかあさん、なの?

ブーフが紙芝居屋に向き直る。

紙芝居屋[/話す]:
 おおっと!?
 それには私達も名乗りを上げさせて
 もらいますよ-!?

ブーフとアイリスが向き合う。

アイリス[/話す]:
 うふふ……
 誰がお父さんで、誰がお母さんなのか
 もうこんがらかっちゃいますねー?
ブーフ[/話す]:
 え、そんなこと言われても……
 そんなぁ~
受付嬢[/話す]:
 ……ぷっ。
 ふはは、は。はははは。
 はぁ、久しぶりに笑ったぞ!
 ○○、
 そなたは本当にすごい奴だな。
 改めて、礼を言うぞ。

ブーフがプレイヤーの方を向く。

紙芝居屋[/話す]:
 ひとまずは……これにて、
 一件落着、ですね♪
 とはいえ、まだ少しやることは
 残っているんですけどね。
紙芝居屋[/話す]:
 ○○さん。
 本当に、物語の締めくくりを
 知りたいのであれば……
 今、あなたに宿ったすべてのロアを、
 すべて心象風景に集めてください。
 そうしたら……本当のロアの物語の、
 私の最高傑作を聞かせてあげますね♪
ステラ[/話す]:
 あの、よかったらこれ
 受け取ってくれますか?
 今日という日の、記念に。

選択肢

:
 >ステラの髪飾り(赤)
 >ステラの髪飾り(青)
 >ステラの髪飾り(黒)
 >ステラの髪飾り(金)

>ステラの髪飾り(※)を選択↓
ステラの髪飾り(※)を入手。
思い出のしおりを入手。
◆ステラロアを入手。
各経験値1500を入手。
記憶の書架に続く

ロアがそろっていない場合[edit]

アップタウン[edit]

紙芝居屋に話しかける↓

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ふー……
 改めてみると、やっぱりこの景色は
 とーってもいいですねぇ。
 きれいで、活気があって……♪
 あー、やーやーどーもどーも
 お久しぶりです、ごきげんよう。
 あれ?
 もしかして私の事忘れちゃいました?
 私ですよー、紙芝居屋のアイリスです♪
 あなたの街に幸せとか混乱とか
 いろんな出来事をお届けする
 あ・な・た・の、紙芝居屋さんです。
 あ、これは「み・ん・な・の」って
 言ってもいいかもしれませんねー。
 え、話が長い?
 そんなー、せっかく話の最初から
 出番があるというのに、このチャンスを
 逃せない……というのは置いておいて、
 受付嬢さんから何か聞いていません?
 ほら、あなたの心の中には
 ロアが住んでいるじゃないですか、
 あなたは心の器がでっかいから
 そうそう簡単には影響は出ませんけど、
 長期的には今の状態はそこまでいいとは
 言えませんから、安定化させる方法を
 ずーっと探していたんですよ♪
 で、その方法が見つかったのですが
 ……実はあなた以外にももう一人、
 ロアを心に宿した子がいるんです。
 まぁ、少し方法は違うんですが、
 蹲踞はあなたほど強くはないので、
 まずはこの子を助けてあげたくて。
 ……で、たびたび申し訳ないですけど、
 あなたの力をお借りしたいんですよ。

選択肢

力を貸す?:
 >いいえ
 >はい
 >今は都合が悪い

>いいえ→会話終了。

>今は都合が悪い↓

紙芝居屋[/話す]:
 はい、無理は言えませんから。
 ただ、お時間が取れた時でいいので、
 来てくれるとたすかります~。

会話終了

>はい↓
※誰かに憑依されている場合

紙芝居屋[/話す]:
 あ、だめですよー。
 だれか憑依してませんか?
 さぁさぁ、憑依装備を外してから
 もう一度チャレンジ!

>はい↓

紙芝居屋[/話す]:
 どうも~……あら?
 なにか聞こえるような?

※以下赤字

:
 あなたは現時点の段階で
 心象風景に11体のロアを
 心に宿した状態ではありません。
 11体のロアをに宿している場合と
 11体のロアを宿していない場合で
 物語が少しだけ変わります。
 ロアを心に宿してから進める場合は
 受付嬢に話しかけてください。
 11体のロアを心に宿さず
 物語を進める場合は
 なんでもクエストカウンターにいる
 紙芝居屋に話しかけてください。
 どちらの物語の最終的に
 11体のロアをそろえる事で
 最終話に入る事ができます。
 どちらの物語を読み進めるのか
 どのような結末を迎えるのか
 どうかあなたの手でお選びください。

暗転

:
 そのクエストカウンターは、
 ダウンタウンの西階段の下、
 この前まで使われていなかった
 区画で営業していた。

なんでもクエストカウンターに自動的に移動

アップタウン - 今まで参加していない場合[edit]

紙芝居屋に話しかける↓

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ふー……
 改めてみると、やっぱりこの景色は
 とーってもいいですねぇ。
 きれいで、活気があって……♪
紙芝居屋[/話す]:
 あら……?
 あ、あなた!
 そこのあなた、ええそう、そのあなた!
 いま私に話しかけてこのテンションの
 高さにちょっと引いてるかもしれない
 そこのあなた!	
 やっとみつけた!
 私は紙芝居屋のアイリスと申します。
 あなたの街に幸せとか混乱とか
 いろんな出来事をお届けする
 フシギな紙芝居屋さんですよー。
 まぁ、自分で自分をフシギって言うのは
 売り文句であっても気が引けますが。
 なぜ「見つけた」って言ったかと
 いう事についてはですね。
 あなた、ロア……と言う存在をご存知
 ……は、まだないと思うのですが、
 物語から生まれたそういう人たちが
 いるのだ、と思ってくださいね。
 自覚があるかわからないけれど
 あなたはロア達を心に宿しても
 影響を受けにくい、心の強さ……
 あるいは、器の大きさをもってる
 けっこう希少な人材なんです。
 ロア達は物語から生まれ、人々の記憶に
 寄り添って生きている存在です。
 だから、人々が彼らを忘れると
 消えてしまうかもしれなかったり、
 色々と問題を抱えているんです。
 だから、ある人の記憶に一時に
 避難させてもらっていたんですけど……
 ……その子はまた別の方法を使って
 ロア達を助けてくれようとしたけれど、
 精神に負担がかかってしまって、
 大変なことになりかかっているんです。
 だから、唐然なお願いで申し訳ないと
 思ってはいるんですけど……
 お力を貸していただけませんか?

選択肢

力を貸す?:
 >いいえ
 >はい

>いいえ→会話終了。

>はい↓
※誰かに憑依されている場合

紙芝居屋[/話す]:
 あ、だめですよー。
 だれか憑依してませんか?
 さぁさぁ、憑依装備を外してから
 もう一度チャレンジ!

>はい↓

紙芝居屋[/話す]:
 どうも~……あら?
 なにか聞こえるような?

※以下赤字

:
 あなたは現時点の段階で
 心象風景に11体のロアを
 心に宿した状態ではありません。
 11体のロアを心に宿している場合と
 11体のロアを心に宿していない場合で
 物語が少しだけ変わります。
 ロアを心に宿してから進める場合は
 受付嬢に話しかけてください。
 11体のロアを心に宿さず
 物語を進める場合は
 なんでもクエストカウンターにいる
 紙芝居屋に話しかけてください。
 どちらの物語の最終的に
 11体のロアをそろえる事で
 最終話に入る事ができます。
 どちらの物語を読み進めるのか
 どのような結末を迎えるのか
 どうかあなたの手でお選びください。

暗転

:
 そのクエストカウンターは、
 ダウンタウンの西階段の下、
 この前まで使われていなかった
 区画で営業していた。

なんでもクエストカウンターに自動的に移動

ダウンタウン[edit]

西階段下にブーフ・アルマ。
ブーフに話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 あ、いらっしゃいませ。
 当なんでもクエストカウンターは
 現在営業中だよ。
 難しい事はわからないから
 詳しくはカウンターの所にいる
 受付嬢さんに聞いてもらえるかな?
???[/話す]:
 なんでもクエストカウンターに行く?

選択肢

どうする?:
 >今はいかない
 >行く

>今はいかない→会話終了。

>行く↓

???[-]:
 ……わたしについてきてね。
 案内するよ。

なんでもクエストカウンターに移動する

なんでもクエストカウンター - 今まで参加していない場合[edit]

受付嬢に話しかける↓

受付嬢[/話す]:        (注:絆の樹イベント参加キャラでも同じ)
 どちらさまかな?
 今は仕事も何もないよ。
 つまり……ヒマだ……。
受付嬢[/話す]:
 おお、そなたか。
 今日は何かごようかね?

選択肢

どうする?:
 >用事はない
 >ロアとアルマを呼びたい
 >イリスカードを交換したい

アイリスに話しかける↓

アイリス[プレイヤーに向き直る /話す]:   (注:参加済みと同じ。不自然)
 ○○……さん。
 あなたは、何としても助けます。
 私達のした事の責任は
 片をつけないといけません。

会話終了。

なんでもクエストカウンター[edit]

受付嬢の右手後ろにアイリス。
受付嬢の左手前のカウンター越しに紙芝居屋。
紙芝居屋の右手前に???(ブーフ・アルマ)。

先月までにイベントに参加しているキャラクターの場合、
受付嬢、アイリスの台詞に変化なし。

紙芝居屋もしくは???に話しかける↓
???(ブーフ・アルマ)の二歩手前にプレイヤー。
紙芝居屋とアイリスは???の方を向いている
※初めての場合

紙芝居屋[/話す]:
 みなさーん、朗報です!
 ついに、つ・い・に見つけました!
 ロア達を心に留めておくことのできる、
 大きな器を持った逸材です!
アイリス[/話す]:
 ほんとに……?
 あぁ、本当ね、すごいじゃない……♪
 あなた、お手伝いしてくれるの?
 え? 私?
 私は紙芝居屋のアイリス。
 そっちにいる白い衣装のアイリスと
 同じ……だけど、少しだけ違う
 存在、かな?

※前年イベント「アルマたちと絆の樹」未経験の場合

受付嬢[/話す]:
 まぁ、それは良いから。
 説明は後回しにしてくれ。
 いまは、時間が惜しいのだ。
 そなた、話は聞いておるか?
 ちと、協力を頼みたいのだ。
 なに、ほかのクエストカウンターで
 クエストを受けている最中でも構わん。
 何分、仲間の危機でな……
 探せばそなた以外にも適した人材は
 いるのかもしれないが、今ここには、
 そなた以外に頼れる相手がおらんのだ。

 頼む、力を貸してくれ。
 多くはないが、報酬を支払う。

※前年イベント「アルマたちと絆の樹」経験の場合

受付嬢[/話す]:
 まぁ、それは良いから。
 説明は後回しにしてくれ。
 いまは、時間が惜しいのだ。
 そう、そこのそなた……む?
 ○○ではないか!
 
 ここで会うとは思わなかったが、
 まだ天運に見放されてはいなかった。
 すまんが、力を貸してくれ。
 詳細は後で話すが、アミスの教え子
 でもあり、余の助手でもある子が
 今危機におちいっているのだ。

アイリス[/話す]:
 まず、ロアがどうやって生み出されるか、
 説明した方が良さそうですね……
 ふふ、覚悟はよろしいですか?
紙芝居屋[/話す]:
 あ、怖がる必要ないですよ?
 この子もロアですし、多分に私も
 ロアなのかなーって思えてきました。
 人生わかんないものですねー♪
受付嬢[/話す]:
 いや、その……な?
 余としてはロアとは何かをまず
 説明してやらないといかんのでは
 ないかと思うのだが。
アイリス[/話す]:
 ……!
紙芝居屋[/話す]:
 そこに気が付くとは……
受付嬢[/話す]:
 だからそなたたち、一人分の反応を
 二人で分担するのはやめろと言うに。
紙芝居屋[/話す]:
 失礼なー。
 私が明るめ担当で、
 あっちがちょっとアンニュイな
 イメージを担当する予定ですよ?
アイリス[/話す]:
 えっ?
 そんなの聞いてないけど……
 言ってないですよね?
 とりあえず適当言ってますね?
紙芝居屋[/話す]:
 う、さすが私。
 ばれてしまってますね。
 ……ええと、というわけで
 早速ロアとは何かという事を
 ご説明させていただきますけど……
 まぁ、簡単に言うと「物語の中から
 抜け出してきたような人」……です。
 信じてもらえないかもしれませんが、
 私がちょっと仕掛けを加えた感じで
 紙芝居を語ると、それを聞いた人達の
 心の中に「物語に出てきた人は、
 こんな人なんだな」と言う記憶が
 結構強めに残ります。
 この世界には「想いの力」って言う
 フシギな力があってですね、
 多くの人たちが「こんな人がいる」と
 信じてくれたら、その人が実際に
 この世界に存在する……と言う
 事が起きる……いえ、起こすんです。
 こうして、物語から生み出された
 人達の事を、ロアと呼んでいます。
受付嬢[/話す]:
 まぁ、生まれただけならいいんだ。
 その辺は、余とて人とは少し違うし、
 人の親から生まれていても人の枠を
 飛び越えてしまうような奴もいる。
 どんな有り様であっても、人と共に
 この世界で暮らしていけるならば
 問題はないと思うのだがな……
アイリス[/話す]:
 そして……ロアにはその存在に大きな
 制約があるの。一つは、元々の物語に
 その在り方を強く縛られている事。
 例えば、吸血鬼は人の血を吸う事を
 必要としますし、海賊であれば船に乗り
 海に出る事が必要となります。
 ……好む、ではありません。
 必要、なんです。
紙芝居屋[/話す]:
 ロアは物語から生まれました。
 その存在を保証しているのは、
 物語を聞いた人々の記憶です。
 そこには、この人物はこんな性格で
 こんな考え方をするんだ、と言う
 その内側の記憶と……
 この人は物語の中でこういう事をして、
 こうするからこそこの人なんだ、
 と言う外側の記憶があります。
 なので、たとえば吸血鬼が血を吸えずに
 トマトジュースばかり飲んでいたら、
 その吸血鬼は果たして吸血鬼だと
 思ってもらえるでしょうか?
アイリス[/話す]:
 ……ええ、気が付いたようですね。
 存在が矛盾してしまった場合、
 他人の記憶に存在を依存する
 ロアは、自分を保つことができず……
 消滅、してしまうのです。
紙芝居屋[/話す]:
 私達は、気が付けなかったんです。
 生みだされたロアが、その時に、
 どんな思いをするのかという事に。
 ……私達が生み出したロアは、
 とても大事な存在だったはずなのに。
アイリス[/話す]:
 私や、もう一人の私もまた、
 「ロアを生み出そうとした人物」の
 物語から生み出された、イレギュラーな
 ロア……だったようですけれどね。
受付嬢[/話す]:
 まぁ、大雑把な説明だが
 大体理解してもらえたかな?
 ロアはそれぞれが生み出された時に
 それぞれの元の物語に従い、規模の
 大小はあれど様々な事件を起こした。
 いや、起こしかけたというべきか、
 冒険者が止めたもの、自らの手で
 物語の筋書きを変えようとしたもの、
 色々あるが、物語からはみ出してしまう
 ようなことが多くあったのさ。
 そこで、ロア達が消えてしまうのを
 防ぐために、ひとりの協力者にロアを
 保護してもらう事になった。
 そなたのように器の大きな人物が居れば
 また別の方法があったのだが、あいにく
 我々にはその人材が無く……
 いや、ここから先は本人に聞くと良い。

※参加した事がある場合

紙芝居屋[/話す]:
 みなさーん、朗報です!
 ○○さんを
 お連れしましたよー♪
アイリス[/話す]:
 あらあら、ようやくね。
 でも、これで何とかなりそうですね……
 前途は多難だけど、
 ○○さんには
 頑張ってもらわないと……
紙芝居屋[/話す]:
 もー、私ったら心配性なんだから
 困っちゃいますねー♪
 私を見習って下さいよ!
 もう根拠のない自信に満ちあふれて
 いたりしちゃったりするわけなんです
 からもーちょっとぉ♪
受付嬢[/話す]:
 いや、紙芝居屋。
 あー、どっちも紙芝居屋で
 どっちもアイリスだった。
 黒衣の方がロアのアイリスで、
 白衣の方がロアかもしれないアイリスで
 ……あぁ、ややこしい。
アイリス[/話す]:
 うふふ……どうせ私は本物の
 噂から生まれた影のようなもの……
 あ、でもちょっと影がある方が
 人気は出やすいかも……
紙芝居屋[/話す]:
 むむ、ある意味キャラかぶりは
 設定的にも免除されているわけですから
 確かにそうなのかもしれませんね。
 あれっ?
 それって私の立場を危うくしません!?
受付嬢[/話す]:
 そなたらは落ち着け!
 なんだかここ最近テンションが
 おかしくなってないか?
 ……前からテンションは高めだが。
 や、すまなかったな。
 ○○。
 ちと、協力を頼みたいのだ。
 そなたの体に関することでもある。
 ロアの安定化に関して、だ。
 そなた以外にもう一人、
 ロアを体に宿しているものがいる。
 そなたとは少し違う手段なのだが……
 この子の方が、持ちそうにない。

 止めろとはいったのだが、
 何分頑固なうえに、それ以外の手で
 ロアを保護する手段がなかったのだ。

暗転、そして明ける。
???の右手奥にアイリス。

受付嬢[/話す]:
 早速だが、紹介しよう。
 ……ブーフ、大丈夫か?

ブーフが「汗2」エモーション。

ブーフ[/話す]:
 ええ、受付嬢さん。
 わたしは、大丈夫だよ。
 うん……まだ、平気。
アイリス[ブーフに向き直る /*汗1 /話す]:
 ……無理は、しない方がいいですよ。
 衰えているのは、体力ではないのです。
ブーフ[/話す]:
 えっと、キミが冒険者さん?
 わたしは、ブーフ。
 ブーフ・アルマっていうの。

ブーフが「お辞儀」モーション。

ブーフ[/話す]:
 本当は……、
 本を読むのは好き?とか、
 どんな本が好き?とか、
 聞きたかったんだけど、
 今はちょっと、わたしの元気が
 足りない……かなぁ。
紙芝居屋[ブーフに向き直る /話す]:
 ブーフちゃん、寝てなくて平気?
 お布団敷きます?
 ……って、ここでお布団敷くのも
 なんかへんですね。
受付嬢[/話す]:
 この子は、ブーフ・アルマ。
 余と同じように、モンスターが
 人の心と姿を持ったアルマと呼ばれる
 存在だ……という事は、もう
 説明しなくてもいいかな?
 余達アルマは、その存在もまだ
 詳しくわかっていないし、
 その心の在り様すらも
 安定しているとは言い難い……
 ロアをその身に受け入れることで、
 どのような副作用が
 生まれるかもわからなかった。
 だが……
ブーフ[受付嬢の方を向く /話す]:
 ねえ、それは言わない約束だよ。
 わたしは、望んでロアのみんなを
 助けたいって思ったから、
 そうしただけだし。
ブーフ[プレイヤーの方を向く /話す]:
 ○○ちゃん、
 キミは知っているかわからないけど、
 わたし、元々は本なんだよね。
 なんで……って言われても、
 正直わからないんだけど、
 本がモンスターになって、
 そのモンスターがアルマになったのが
 このわたし……ってこと。
 だからね。
 本に書かれていたような物語の
 登場人物が出てきて、実際に会う事が
 出来るって聞いて、本当に嬉しかった。
 ロア達はみんな変わり者で、
 とても魅力的で……儚かった。
 あの人たちがいなくなるのは、
 とっても寂しい事だったから。

 わたしだけに出来る事があるなら、
 そうすべきだと思ったんだ。
紙芝居屋[/話す]:
 私達はブーフちゃんにはいくらお礼を
 言っても足りません……あ、もちろん
 ○○さんにも。
アイリス[/話す]:
 ……初めのうちは、順調。
 だったみたいなんだけど……
受付嬢[/話す]:
 ロアの数が限界だったのか、
 時間がたったのが問題なのか、
 それは今考えても仕方がない。
 ブーフが行ったロアを助けるための
 手段とは、ブーフ以外には真似の
 出来ないものだった。
 書物が本体であるブーフは、
 己の体にロアの物語を刻み込むことで
 一時的にロアを保護したのだ。
 ……心の在りかたが固まり切ってない
 我らアルマが、ロアを心に宿した場合は
 その存在自体が変質してしまう
 危険性があった。
 それ故に、心の中ではなく、
 書物である肉体に記録を保持する事で
 リスクを避けてはいたのだが……
ブーフ[/話す]:
 ……ロア達からも、危ないから
 あまり話しかけてきちゃダメだって
 言われてたんだけど、ね……
 えへへ、わたし、ちょっと悪い子だった
 から……ドジふんじゃったかな。
紙芝居屋[/*汗2 /話す]:
 そんなことは、絶対、ないんです!
 だからこそ、その対処方法を
 見つけてきたわけです。
アイリス[/話す]:
 ……そのためには、そこにいる
 ○○さんに、
 一苦労してもらう必要がありますが……
受付嬢[/話す]:
 というわけなのだ。
 ……そなたに無茶な要求をしている
 という事は重々承知している。
 だが、そなたならばまだ持つ。
 ブーフは、これ以上もたん。
 報酬などは当然出すし、その後の
 対処もどうやら策はあるらしい。
 それでも、そなたに負荷はかかる。
 そなたには当然、断る権利もある。
 だが……
 頼む、この通りだ。
 この子を、助けてくれ。
 余では、この子は助けられんのだ。

選択肢

どうする?:
 >依頼を受ける
 >どうしたらいいか聞く

>依頼を受ける↓

:
 依頼を受けることを伝えた。
ブーフ[/話す]:
 ……ごめんね。迷惑かけて。
 ありがと。
受付嬢[/話す]:
 ……すまん、恩に着るぞ。
 さて、依頼が成立したからには
 キリキリ動いてもらわねばならん。
 何をすればいいのか、実のところ
 余も詳しくはわかっていないのだ。

 魂は得意分野でも、心となると
 専門外になってしまってな。
 詳しい方法については、
 紙芝居屋たちに今から聞くところだ、
 では、頼むぞ。

>どうしたらいいか聞く↓
 :
  自分は何をしたらいいのか、
  尋ねることにした。

プレイヤーが「話す」モーション。

ブーフ[/話す]:
 ……優しいんだね。
 ありがと。
受付嬢[/話す]:
 ……っ。
 そなたと言う奴は……!
 まったく、常に余の想像を軽く
 飛び越えてくるものだな。
 詳しい方法については、
 紙芝居屋たちに今から聞くところだ。
 では、頼むぞ。
 ……なんだ、その。
 ○○、
 ……ありがとう。

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ではでは、手短に行きましょう!
 まず、理屈をざっくりとご説明します。
アイリス[/話す]:
 今、ブーフちゃんの中に
 ロア、およびロアの影響があって、
 それがブーフちゃんの存在に
 良くない影響を及ぼしています。

 ……具体的には、その子は今
 ロアになりかかっているの。
紙芝居屋[/話す]:
 これは、ブーフちゃんがアルマと言う
 心の在りかたがまだ固まり切っていない
 存在だから、こんなにも免疫が
 なかったと思われます。
 元々がヒトで、なおかつ心の器の
 やったら大きい相手……
 具体的には、たとえば
 ○○さんなら、
 もっと長い時間耐えることが
 出来るというわけです。
ブーフ[紙芝居屋の方を向く /話す]:
 ……あれ?
 なんだかそれって、根本的な
 解決にはなってない気がするよ?
アイリス[/話す]:
 ええ、そのとおり。
 何をするかと言うと、
 まずはブーフちゃんの体に刻まれた
 ロアの物語と、そこに保護されている
 ロアに外に出てもらい、新しい入れ物
 ……つまり、
 ○○さんに
 入りなおしてもらうんです。

ブーフが受付嬢に向き直る。

受付嬢[/話す]:
 ん?
 なぁ、その後もちゃんと対処方法は
 考えてあるのだろうな?
 ブーフは助かったが、次は
 ○○が倒れた、
 なんて洒落にならんぞ。
 それに、どうやってロアを
 外に出すというのだ?
 余が少し無茶をすれば何とか
 なるとは思っていたが……
紙芝居屋[/話す]:
 あっはっはー、ご心配なく。
 アフターフォローもばっちりです!
 それに、受付嬢さんの考えてる方法って
 あなた自身にリスクがあったり
 しちゃったりしないですか?
受付嬢[/話す]:
 ……む。
アイリス[/話す]:
 ……幸い、そういう事が得意な
 ロアの……正確には、
 ロアを生み出せる物語があるんです。
 その子の力を借りることが出来たら、
 上手くいく……はずでず。
受付嬢[/話す]:
 なにか、不安があるのか?
紙芝居屋[/話す]:
 いえ、大したことでは。
 そのロアの物語は、私……
 ではなく、私の元になったらしき方が
 作り出した物語と言うわけでは
 ないらしい……という事です。
 昔から存在したおとぎ話を
 わかりやすくアレンジした物で、
 このアクロニアでは実はそこそこ
 知られているお話なんですよ。
アイリス[/話す]:
 ただ、私達はそのロアの物語の
 原本を持っているわけでは
 ないんです。
 残っていたメモと、世界中に知られて
 いた物語を組み合わせて……
 ようやく、生み出せると確信できた。
紙芝居屋[/話す]:
 地域によって多少違いがあるみたいで、
 生み出す時にどんな子になるかなー、
 なんてのはまだ未知数ですけど、
 彼女の物語を考えれば、力を貸して
 くれないなんてことはないはずです。
 『思い出星の物語』のロア、なら。

紙芝居屋とアイリスがプレイヤーに向き直り、
紙芝居を出すと同時に「音符」エモーション。
暗転。暗いまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。
BGMがStep to the fate(イーストDなど)に変わる。

紙芝居屋[青いシルエット]:
 さあ、みなさん。
 行く人、来る人、お暇な人、
 是非是非足を止めて
 お聞きになってくださいな。
 此度語りますのは思い出の物語。
 ひととせの終に廻り戻るという
 人々の想いを乗せた
 流れ星の物語でございます。
アイリス[赤いシルエット]:
 むかーしむかし、そのまた昔。
 ごく普通の街に
 ごく普通の女の子が
 おりました。
 女の子は一人ぼっちでしたが、
 何にもさびしくありません。
 大切なものに囲まれていたからです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 あるとき、女の子はかごの中に
 たくさんのお弁当を詰めて、
 街の外の森へ遊びに行きました。
 森の中に女の子が入ると
 誰かが泣く声がします。
 おなかをすかせた子供が
 えーんえーんと泣くのです。
 女の子は自分のお弁当を
 みんな子供にあげてしまいました。
アイリス[赤いシルエット]:
 ごく普通の女の子は優しい子で、
 困っている人に自分の持ち物を
 惜しみなく与えてしまいます。
 皆は女の子に感謝しますが、
 いつしか女の子は何一つとして
 大切な物を持っていない
 自分に気が付きました。
 夜になって、そこでようやく
 女の子はとてもさびしくなったのです。
 皆を助ける事ができて
 嬉しかったけれど、
 自分は本当に一人ぼっちに
 なってしまったからです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 満天の星が輝く丘の上で
 女の子は声を上げて泣きました。
 するとどうでしょう。
 満天の星からあまたの
 星々が丘の上に降り注いだのです。
 きらきら宝石のように輝く虹色の星には
 たくさんの笑顔が映ってました。
 女の子が助けた人たちは、
 みんながみんな、幸せそうでした。
 そして、みんながみんな、
 女の子に感謝していました。
アイリス[赤いシルエット]:
 みんなの「ありがとう」の想いを
 思い出して、女の子は
 心の中がとても温かくなりました。
 その時、降り注いだ星々から、
 キラキラと光があふれて、
 女の子を包みました。
 気が付けば、すてきな衣装や、
 花のたくさん詰まったかごが
 女の子の身を包んでいたのです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 たくさんの思い出に包まれて、
 女の子はずっと、ずーっと
 幸せに暮らしましたとさ。

 おしまい♪

明ける。
BGMも通常(Happy Merry Feeling)に戻る。

受付嬢[/話す]:
 ……でて、こないな。

紙芝居屋とアイリスが紙芝居をしまう。

紙芝居屋[/話す]:
 ……物語が世界中に広まって、
 細かく差分が出ているから
 まとまるのに時間がかかるのかな……?

紙芝居屋とアイリスがカウンター前のホールに向き、/*びっくり1エモーション。
同時に、カウンター正面に「エレメンタルボール」のエフェクト、
その後「エレメンタルラース」のエフェクト、大きな黄色い光の輪のエフェクトと続く間に???(ステラ・ロア)が出現。
ブーフは座り状態に。

???[/話す]:
 おっ、まっ、たっ、せーっ
 しましたーっ!

???が「汗2」エモーション。

???[/話す]:
 ……って、あれ?
 なんだか珍しい状況ですね。
 あれ、あたし、体があります?
 しかも、夢の中じゃない?
 もしかして……あたし、
 何か間違えちゃったりしてます?
紙芝居屋[/話す]:
 いえいえいえ!
 あってますあってます!
 私達があなたを生み出したんですよー。
 思い出星のロア……だから、
 ステラちゃんってことでいいですか?
???[/話す]:
 あー、なるほどー。
 体があるって、なんだか妙な
 感覚ですねぇ……まぁ、これはこれで
 出来ることはいっぱいあるなぁ……
 あ、ごめんなさい。
 お呼ばれしたのを忘れてた。
 えーっと……

???(ステラ・ロア)が半透明になる。

紙芝居屋[/*びっくり1 /話す]:
 あ、あれ!?
ブーフ[/話す]:
 う……うん、どうしました?
 ごめんなさい、今さっき誰かが
 出てきた辺りで意識が……

???(ステラ・ロア)が元に戻る。

???[/話す]:
 ……なんですよねー。
 って、なんだか話が通じてません絵?
 皆さんが一瞬見えなくなりましたけど
 もしかして私の方が消えてました?

紙芝居屋とアイリスが向き合う。
ブーフが???に向き直る。

アイリス[/話す]:
 もしかし、話に差異がある分
 存在が不安定……?
紙芝居屋[/話す]:
 いえいえ、そのうち安定するはずです。
 どこかに強くつながりがあると、
 そこに引っ張られる可能性は
 ありますけど、そういう事も
 ないと思いますしね♪
 さてさて、ステラちゃん。
 おそらく、実体をもってここに
 生み出された時点である程度の知識は
 あると思うんですが……
 あなたの物語に相応しいお仕事を
 お願いしたいんです。
ブーフ[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ……気のせい、かな。
 わたし、ななだかあのこのことを
 前から知っているような……

紙芝居屋とアイリスがステラの方を向く。

紙芝居屋[/話す]:
 あぁ、ステラちゃん……
 思い出星の物語は、元々が
 このアクロニアのおとぎ話です。
 だから、あなたもどこかで
 聞いたことがあるのかも
 しれませんねー♪
ステラ[/話す]:
 ……。
 ステラ、と言う名前は素敵ですね。
 あたし、自分自身の名前は今まで
 持っていなかったから、その名前を
 使わせてもらいますね♪
 で、あたしにお願いって何ですか?
 出来る事なんて、思い出を形に……
アイリス[/話す]:
 そう、そこなんですよ!
 あなたのその力で、ここに居る
 ブーフちゃんを助けてほしいんですよ。
 実は、こうなっていて……

アイリスが「話す」モーション。
少し間。

ステラ[/話す]:
 ふんふん、はぁはぁ……
 えっと……まぁ、できなくは
 ないと思いますけど……
 あー、でもそうですね。
 その子、なんだか辛そうだし
 あたしで良ければ、お手伝いしますよ!
受付嬢[/話す]:
 ステラ・ロア、感謝するぞ。
 早速だが、何をすればいい?
ステラ[/話す]:
 ちょっと待って下さいね。
 今、自分の中の情報を整理して……
 はい、なるほど。
 確認しますけど、そのブーフちゃんの
 体の中にあたし以外のロアが何人か
 いる、って事であってます?
紙芝居屋[/話す]:
 そうです、あってますよー♪
 なので、一旦ブーフちゃんから
 ○○さんの中に
 全部のロアを避難させて、
 ブーフちゃんを助けるんです。
ブーフ[/話す]:
 ……あの、ステラさん。
 迷惑かけてごめんね……
 別に、歩くくらいならまだ普通に
 出来るから、大丈夫だよ?
ステラ[/話す]:
 いいのいいの、あなたは今は
 気にしちゃダメよ。
 今は他の人に甘えちゃって♪
 あたしのモットーは、力づくでも
 ハッピーエンドがいいね、だからさ。
 ○○さん、
 もちろん、あなたもですよ?
受付嬢[/話す]:
 うむ、なんだか頼もしいな。
 ありがたい話だ……
ステラ[/話す]:
 とはいえ、いくらあたしでも
 今すぐここでどうこうってのは
 出来ないんです。
 この子に入っているロアに話をして、
 移動することに同意してもらわないと
 何もできませんからねー♪
 さ、やることはわかったし、
 ○○さん、
 さっそく行きましょう!
 ……あ。
 あの、すいません。
 他のロアって、今どこにいるんですか?
 あの、あとですね……その、
 お恥ずかしながら道がわからないので
 どなたか道案内を……
ブーフ[/話す]:
 あ、なら、わたしが案内する。
 せめて、それくらいはさせてよ?
受付嬢[/話す]:
 紙芝居屋たちはこれから儀式の準備、
 余はその材料の買い出しだからな……
 仕方ない、ブーフ、無茶はするなよ?
 あと、今はロア達のところに近づき
 過ぎんようにな。
 ○○、
 ステラの案内を頼む。

 ロア達は、ようやくそこそこの時間で
 実体化ができるようになって、
 ブーフの影響を軽くするために
 シアター4で映画を見ているはずだ。
ステラ[/話す]:
 では、
 ○○さん。
 その、シアター4までの道案内を
 お願いしていいですか?

選択肢(一択)

:
 >案内する

>案内する↓
シアターロビー4に自動的に移動 

アップタウン[edit]

中央西噴水前には誰もいない。

ダウンタウン[edit]

西階段下にブーフ・アルマ。
ブーフに話しかける。↓
誘導カーソルが出る。

ブーフ[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ……ごめんね、迷惑かけて。
 ホントは、わたしがキミよりも
 活躍できるかと思ってたんだけど……
 まだまだわたし、未熟だね。
 あ、そうだ。ロアのみんなは
 シアター4に行ってるはずだよ。
 ここから町の真ん中に進めば
 ……って、言うまでもないかな?
 それとも、まずは一回
 なんでもクエストカウンターに行く?

選択肢

どうする?:
 >今はいかない
 >行く

>今はいかない→会話終了。

>行く↓

ブーフ[-]:
 ……わたしについてきてね。
 案内するよ。

→なんでもクエストカウンターへ移動。

なんでもクエストカウンター[edit]

受付嬢の右手後ろにアイリス。
受付嬢の左手前のカウンター越しに紙芝居屋。
紙芝居屋左手前(受付嬢基準なら右手前)にブーフ・アルマ。
ブーフに話しかける。↓

ブーフ[プレイヤーに向き直る /話す]:
 今、ロア達は皆映画を見に
 シアター4に行っているみたい。
 はやく行こうよ。

会話終了

受付嬢か紙芝居屋に話しかける↓

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る /話す]:
 シアター4に早く行きましょう♪
 いやー、映画って紙芝居屋的には
 商売敵なんですけど、あれはあれで
 いいもので……え?
 私はお留守番?
 ……行ってらっしゃいませー♪

会話終了

アイリスの台詞は変化なし。

シアターロビー4[edit]

中央右側ツリー前にブーフ・アルマ。
ブーフに話しかける。↓

ブーフ[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ……ステラさんって、頼りになる人かと
 思ったら、なんだか子供みたい……。
 「シアターって、あの映画が見られる
  シアターの事!? うそっ、
  あたし入るの初めて!」
 なんて言って、とびこんで……
 ……そうだよね。
 ステラさんも、他のロアのみんなも、
 この世界に生まれたのは、一番最初の
 アルカードさんでも一年前。
 私がこの姿になったのと同じような
 程度しか、この世界のことを知らない
 から……見るものすべてが珍しい
 ってことなのかな?
 ステラさんだけじゃなくて、
 他のロアのみんなも……
 なんでもクエストカウンターの
 他のところにも
 ようやく遊びに行ける
 ようになってきたばかりだったのに、
 わたしがこんなだから……
 ……あ、ごめんね。
 ちょっと、弱気になってた。

 これが終わったら、ロアのみんなと
 一緒に映画を見に行くのもいいよね。
 その時は、ステラさんも、キミも
 一緒に行けるといいね♪
シアターのお姉さん[/話す]:
 あら、あの女の子のお友達?
 という事は、中にいるみなさんとも
 お知り合いなのね?
 あの子、よほど映画館が珍しかった
 みたいで、すっごく目をキラキラ
 させてたわね。
 会うなら「通常時」のシアターに
 入ってちょうだいね。
 そっちならチケットは買わなくて
 大丈夫だから安心してね。
ブーフ[/話す]:
 わたしはあまり近づきすぎると、
 フラフラしちゃうみたいだから、
 ここで待ってるね。
 「通常時」の方に入れば
 みんないるはずだから、
 ロアのみんなによろしく伝えて。

シアタースクリーン室4に自動的に移動

※2回目以降

ブーフ[プレイヤーに向き直る /話す]:
 これが終わったら、ロアのみんなと
 一緒に映画を見に行くのもいいよね。
 その時は、ステラさんも、キミも
 一緒に行けるといいね♪
シアターのお姉さん[/話す]:
 あら、あの女の子のお友達?
 という事は、中にいるみなさんとも
 お知り合いなのね?
 あの子、よほど映画館が珍しかった
 みたいで、すっごく目をキラキラ
 させてたわね。
ブーフ[/話す]:
 わたしはあまり近づきすぎると、
 フラフラしちゃうみたいだから、
 ここで待ってるね。
 「通常時」の方に入れば
 みんないるはずだから、
 ロアのみんなによろしく伝えて。

シアタースクリーン室4に自動的に移動

シアタースクリーン室4[edit]

ステージ付近にロア達が輪を作るような形で並んでる。
ステージ上左側から中央までメフィスト・ロア、清姫・ロア、アルカード・ロア、
ステージ上央から右側までステラ・ロア、ローレライ・ロア、パラケルスス・ロア、
ステージ手前左側から中央までワーウルフ・ロア、バステト・ロア、ル・フェイ・ロア(柵越し)、
ステージ手前中央から右手までルチフェロ・ロア、玉藻・ロア(柵越し)、キャプテンキッド・ロアの順に並んでいる。

ステラに話しかける↓
BGMがMemories(アンデッド城外周のもの)に変わる

ステラ[/話す]:
 ……と言うわけで、
 移動してもらうことは可能ですか?
 元からいた方にも、ブーフさんの
 所から移動してもらう方にも
 ご不便はありますが……
ワーウルフ[/話す]:
 ……む。
 俺は、特に異存はない。
 誰かを犠牲にして居残る気もないしな。
 そのほかの道があるなら歓迎だ。
メフィストフェレス[/話す]:
 断っても、私達に何の利益もないし。
 それに、あの居心地の良い空間が
 失われるのは勘弁してほしいわね。
ル・フェイ[/話す]:
 私達のことを覚えて、その身に刻み、
 守ろうとしてくれた子と、
 心に住まわせてくれた人。
 どちらに対しても、感謝こそすれ
 文句を言うような筋合いじゃないわね。
 ……って、来てたのね?
ステラ[/話す]:
 あっ、お疲れ様です、
 ○○さん♪
 すいません、映画館と聞いて
 テンションが上がってしまって……
清姫[/話す]:
 いや、でもその気持ちは
 わかりますよ~♪
 私も映画とか知らなかったから、
 最初はこれなんだろうって。
 恋愛映画とか見て、キャーって、
 ……あぁ、うん、まぁ。
 あんな風にできたら苦労しない
 だろうなーって……
アルカード[/話す]:
 まぁ、清姫のことはさておき。
 結果的に合流できたのなら
 問題なし、という事でいいのでは?
 それに、ちょうどよいのではなくて?
 ○○の
 同意を得ている事も確認できますし。
キャプテンキッド[/話す]:
 クルーが増えるのは大歓迎さ、
 それがまぁ、このメンバーなら
 誰も文句はないだろ。
 な、そう思わない?
ローレライ[/話す]:
 クルーが増えてくるくるー?
 商売繁盛、千客万来?
 大変です、ここの壁に見知らぬ人が
 映って歌って踊ってるんるんなのです。
 ……ライバル出現でした。
パラケルスス[/話す]:
 うむ、あれは部屋の奥から映写している
 物のようだな……写真を連続でとって
 それを印画紙ではなく白い布に映して
 いるようだな……んむ、おもしろい。
 うまい事やれば、真似できそうだが……
 この世界に既にある物だから、
 機材を借りてきて研究するほうが
 手早いかな?
バステト[/話す]:
 妹、そのアイディアはナイス……
 猫の存在を人々に知らしめるには
 最適かもしれない……
 この大きな壁面にでっかいねこ……
 いい……
アルカード[/話す]:
 ……ねえ、みんな?
 途中から話題が変わってませんこと?
 全くもう、わたくしが仕切るのも
 筋が通ってるとは限りませんのよ?
キャプテンキッド[/話す]:
 でも、アルカード向きだって思うけど?
 世が世なら海賊船の副長か船長にも
 なれるってもんさ。
アルカード[/話す]:
 流れる水はあまり得意じゃないの。
 それに、元々わたくしに
 海賊になる予定はありませんわ!?
ル・フェイ[/話す]:
 まぁまぁ、流して流して。
 ○○と
 ステラ・ロアが私達を呼びに来た。
 という事は、もう準備が出来た……
 という事よね?
 ならば、映画の上映も終わったし、
 早い所戻らない?
 あのブーフって子も、隣の部屋にいる
 みたいだけれど、ちょっと無理している
 ように思えるし……
ルチフェロ[/話す]:
 ……うん、そうだね。
 ○○はいいの?
 少しの間、負担は増えるよ?

 ……そう、わかった。

選択肢(一択)

すべてのロアを受け入れる?:
 >受け入れる

>受け入れる↓

玉藻[/話す]:
 うん、ありがとうね。
 じゃぁ、疲れたらお姉ちゃんが
 肩をもんだりしてあげるから♪
 ちょっとの間、お願いするわね。
 じゃぁ、行きましょ♪

会話終了

※2回目以降

ステラ[/話す]:
 次の上映が始まるみたいですから、
 ……そろそろ、戻りましょうか?

会話終了

シアターロビー4[edit]

中央右側ツリー前にブーフ・アルマ。
ブーフに話しかける。↓

ブーフ[プレイヤーに向き直る /話す]:
 話は終わったみたいだね。
 じゃ、なんでもクエストカウンターに
 もどろっか……はぁ、それにしても、
 わたし、人に頼ってばかりだね。

会話終了。

ダウンタウン[edit]

西階段下にブーフ・アルマ。
ブーフに話しかける。↓

ブーフ[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ふぅ、少し疲れちゃった。
 もっと体力つけないとね。
 ロアのみんなは先に戻ったみたい。
 じゃぁ、改めて。
 なんでもクエストカウンターに行く?

選択肢「どうする?」へ

なんでもクエストカウンター[edit]

受付嬢の右手後ろにアイリス。
受付嬢の左手前のカウンター越しに紙芝居屋。
紙芝居屋の右手前にブーフ・アルマ。
受付嬢、ブーフ、紙芝居屋に話しかける↓
※所持品が100種類の場合

紙芝居屋[プレイヤーに向き直る /話す]:
 おっかえりな……およよっ?
 もー、荷物がいっぱいじゃないですか!
 まずは、荷物の整理が先ですね♪
 整理整頓は基本ですよー♪

会話終了

※通常
暗転。明けると、ブーフ以外のアルマたちがおらず、
カウンター前のホールにロアたちがステージを背に並んでいる。
それと対面するように受付嬢がおり、その両側にプレイヤー、ブーフ、紙芝居屋、アイリス、ステラが並んでいる。

紙芝居屋[/話す]:
 では、準備はいいですか?
 ロアの皆さんは、ブーフさんから
 ○○さんの
 心の中へと移っていただきます。
 とはいっても、それができるのは
 私じゃなくてステラちゃんの
 おかげなんですけどねー♪
アイリス[/話す]:
 思い出星の物語であるステラちゃんは
 思い出や記憶を形ある物へと
 変えることができる……
 その力を借りて、ブーフちゃんから
 一旦取り出させてもらって、
 ○○さんの
 心の中に入ってもらう……
 という事になりますね。
受付嬢[/紙芝居屋の方を向く /話す]:
 まぁ、その後には
 ○○の
 対応をするという事で。
 ……すまんが、今回は頼むぞ。

BGMがMy country(夢の中……?(チュートリアルマップ)のもの)に変わる

ステラ[/話す]:
 はいっ、本当は少し違うんだけど、
 わたしの出番ですねー♪
 では、移動を始めますよ。
 ブーフさんの心の中から、
 ○○さんの心の中へ。
 思い出を、うつして……
ブーフ[/話す]:
 なんか、くやしいなぁ……
 キミの方が冒険者としての経験も
 高いのはわかっているけど、
 なんだか負けちゃった気分……だね。
アルカード[ブーフの方を向く /話す]:
 ブーフ、今はあなたの存在が
 危ういんですから、意地を張るのは
 程々にした方がいいですわよ?
 ……わたくしも、意地を張ってしまう
 タイプだと自覚はしていますけど。
ブーフ[アルカードの方を向く /話す]:
 あー……うん、そうだね。
 誤解されちゃったら、寂しいもんね。
 あのね、今回助けてもらう分、
 どこかで借りは返すからね。
 ……気長に待っててくれると嬉しいな。
清姫[/話す]:
 う……ブーフちゃんも、もしかして
 もしかするとライバルになるかも。
 儚げな文学少女……強敵かも……っ!?
ル・フェイ[/話す]:
 まあまぁ、あわてたって、止めたって、
 人の心なんてどうにもならないの。
 ……だからね、そういう時は自分と
 相手を信じるしかないの。
 ……ね?
バステト[/話す]:
 ……寂しい気分の時は、
 猫を愛でるといい。
 絶対おすすめ、安全確実。
 あ、でもしつこいと嫌われる……
 清姫は、要注意。
清姫[/話す]:
 えっ!?
 バステト。それってどういう意味!?
 あっ、せっかくお話しできる
 チャンスだったのに!

アルカード、清姫、ル・フェイ、バステトがエフェクトと共に消える (情報待ち:足下に小さな光の輪が出た後、白い光の筋が緩く渦を巻く)
プレイヤーに白い光の雫の落ちるエフェクト、「レイビングソード」のエフェクト。

キャプテンキッド[/話す]:
 人生は航海といっしょ。
 一度っきりの勝負が多すぎる……
 とまでは言わないけど、今のは
 清姫がうっかりしてただけだよねぇ。
 とはいえ、ブーフを困らせても
 仕方ないよね。さぁさぁ、
 ちゃちゃっと終わらせて、
 次に行っちゃいましょー♪
ローレライ[/話す]:
 あいあい、キッドさん。
 よーそろー、ですよー。
 ところで、よーそろーって
 そんな意味なんです?
 よろよろー、ですか?
 そろそろー、ですか?
 どっきどきで夜にしか眠れません!
パラケルスス[/話す]:
 ローレライ姉上はいつも平常心だなぁ。
 これはこれで見習うべきところか。
 さて、そろそろ我輩たちの移動かな?
 いったん出て入りなおすのも
 珍しい経験だろうが、
 入りなおす時に世界がどう見えるのか、
 これは興味深いものだな……
玉藻[/話す]:
 ブーフちゃん、もうちょっとで
 調子良くなるから、安心してね。
 ○○ちゃん、
 これからもよろしくね。

 さぁ、ステラさん。
 えいやっとやっちゃってください♪

キャプテンキッド、玉藻、ローレライ、パラケルススがエフェクトと共に消える (情報待ち:同上)
プレイヤーに白い光の雫の落ちるエフェクト、「レイビングソード」のエフェクト。

ワーウルフ[/話す]:
 ……む。
 次は俺達だな。
 ……なんだ、その。早くしてくれ。
メフィストフェレス[/話す]:
 つまらない犬ね?
 もう少し気の利いたことくらい
 言ってあげたらいいのに?
ワーウルフ[/話す]:
 ……む。
 これが今生の別れでもあるまい。
ルチフェロ[/話す]:
 キャプテンキッドが言っていたけど、
 人生はみじかく、春はすぎさり、
 もういちどあうことができるとは
 かぎらないじだいがあったの。
 戦いにおもむけば、そのうち何人かは
 かえってくることがなかったじだいも。
 だから、ためらっていてはダメ……
 わたしは魔王だけど、そういうことは
 わからないんだけど……
ステラ[/話す]:
 えっ、そうなんですか?
 あたしも体を持ったのはついさっきで、
 人生経験でいえば一番の未熟者なの。
 すいーつとか、おしゃれとか、
 色々試してみたいんですよねー♪
ワーウルフ[/話す]:
 ……俺には縁の遠い世界だ。
メフィストフェレス[/話す]:
 あら、案外新しい世界が開けるかも
 しれないわよ?
 スカートでも履いて女装したらどう?
 写真を撮ってばらまいてあげるわよ?
ワーウルフ[/話す]:
 ……いや、御免こうむる。

ワーウルフ、メフィストフェレス、ルチフェロがエフェクトと共に消える (情報待ち:同上)
プレイヤーに白い光の雫の落ちるエフェクト、「レイビングソード」のエフェクト。

ステラ[/話す]:
 さて、これで11体のロアは
 ○○さんに
 全て入りなおしたわけですが……
 調子はどうですか?
ブーフ[/話す]:
 うん、大丈夫……
 おかげさまで、調子は……

ブーフ倒れる。
BGMがThe thing(hiding in darkness)(マイマイ遺跡内部のもの)に変わる。
受付嬢、ステラ、紙芝居屋、アイリスがブーフの方を向き/*びっくり1エモーション。

受付嬢[/話す]:
 おいっ、ブーフ!?
 どうした!?
ステラ[/話す]:
 どうしてっ!?
 ロアはもうすべて移動したはず……
アイリス[/話す]:
 ……これは、最悪もうこの時点で
 やるしかありませんかね……?
紙芝居屋[アイリスの方を向く/*汗2 /話す]:
 いえ、まだ他の原因である
 可能性もあります!
紙芝居屋[受付嬢の方を向く/話す]:
 受付嬢さん、ブーフちゃんの状態は
 どうなってますか?
受付嬢[/話す]:
 あ、ああ、そうだな。
 ……なんだと。
 まだ、この娘の中にロアの痕跡が
 残っているようだ……が……

ステラ・ロアがブーフの上にワープし半透明になる。
BGMが虚淵のものに変わる。

受付嬢[/話す]:
 !?
紙芝居屋[/話す]:
 ステラ・ロア!?
アイリス[/話す]:
 これは……どういうことでしょう?

ステラが「汗2」エモーションと共に「話す」モーション、すこし間。

受付嬢[/話す]:
 ……わからん。
 余達が知り限り、ロアは全て
 ブーフの体から出て、移動したはず……
 まさか、すでにロアになりかかって……

BGMがTheme of Titaniaに変わる。

ブーフ[ぐったり]:
 ……もう、無理はしないで。
 みんな、わたしのために苦労して。
 ○○ちゃんにも
 迷惑かけて……
 わたし、元々動きもにぶいし、
 みんなの役に立てなくて。
 でも、みんなが優しくしてくれるのが
 嬉しいけど、ちょっとだけ辛くて。
 ロアのみんなを、私だけが守って
 あげることができるってわかって、
 これで役に立てるって、嬉しくて……
 ○○ちゃん、
 ごめんね。わたし、ほんとは
 ちょっとだけキミのことを
 嫌っていたのかも。
 取り柄のないわたしがやっと見つけた
 わたしの居場所も、他の人に
 取られちゃうんだ……って。
 はじめてキミのことを聞いた時、
 ちょっとだけ、イヤだなって思ったの。
 キライだよね、こんな嫌な子……
紙芝居屋[/話す]:
 ステラちゃんが、何かを伝えようと
 してくれているんですけど……
 声が、届きません……
アイリス[/話す]:
 ステラちゃんが、取り込まれた……
 という事ですか?
紙芝居屋[/話す]:
 いえ、ステラ・ロアは元々
 ○○さんの
 ところに行く様にしていますし……
 普通の人には、ロアを心の中に
 かくまえるほどの器はないんです。
アイリス[/話す]:
 それでも、ステラが姿を消し
 ブーフがステラになりかかっている事に
 何らかのつながりがあるのでは……?
ブーフ[ぐったり]:
 みんな、ごめんね。
 いままでありがとう。
 だから……

ブーフが点滅する。
そして、ステラが「びっくり1」エモーションと共に所有者死亡時モーション。 (情報待ち:同上)

受付嬢[/話す]:
 それ以上言うな!
 心を強く持て!
 くそ……見えない。
 そなたの魂の中には、
 ロアはいないはずなんだぞ!
 なのに、何故……!
紙芝居屋[/話す]:
 魂を見る受付嬢さんにも、
 わからないということは……
 ほかにも、なにか原因が?
 ○○さん、
 なにかわからないでしょうか?
 何はなくとも、ブーフちゃんの
 気を強く持たせてあげないと……

選択肢

ブーフに何を伝える?:
 >勇気づける言葉をかける
 >何か心当たりはないか聞く

>勇気づける言葉をかける↓

[/話す]:
 気を強く持つよう、
 ブーフに声をかけた
ブーフ[ぐったり]:
 ……あは、なんでキミは、
 こんなダメなわたしまで
 優しいのかなぁ……。
 なんで……かなぁ、もう、
 キミのことがわからないよ……。
 かなわない、なぁ……

>何か心当たりはないか聞く↓

:
 ステラ・ロアを取り込むような
 原因に心当たりはないか、
 ブーフに聞いてみた。
ブーフ[ぐったり]:
 ……キミは、まだわたしを助けようと
 してくれているの?
 なんで……かなぁ、もう、
 キミのことがわからないよ……。
 ……ステラさんは、なんだろう。
 初めてあったのに、どこかで知っていた
 ような気がするんだよね……

BGMがPhantasmagoria(氷結の坑道、エンシャントアーク内など)に変わる。

ブーフ[ぐったり]:
 ……あの、ね、
 わたし、気が付いた時には
 誰もいない部屋にいたんだ。
 すごい昔に誰かが暮らしていた、
 今ではだれも住んでいない部屋。
 ノーザンっていう国の、
 地下深くにある、氷に閉ざされて
 何もなかったところが、私の故郷。
受付嬢[/話す]:
 ……ブーフは元々、ノーザンの地下に
 生息している書物のモンスターが
 アルマとなった存在だ。
 余も、あまり詳しく聞いていないが。
ブーフ[ぐったり]:
 私自身は読めないけど、
 本棚にあった本はいっぱいあった。
 いまではもうぼんやりとしか
 憶えていないけれど、
 色々なお話とか、だれかの日記帳とか、
 すっごく楽しくて、ドキドキして、
 人間って楽しそうだな……って、
 そう思ってたんだ。
 そうしたら、いつの間にか
 人間の姿になれたの。

紙芝居屋とアイリスが向き合う。

アイリス[/話す]:
 ……あら、ノーザン地下?
 もう一人の私、それってもしかして。
紙芝居屋[/話す]:
 ……ええ、もしかして、
 もしかしたりしちゃいます?

紙芝居屋とアイリスが受付嬢の方を向く。

受付嬢[/話す]:
 そなたたち、何を言っているんだ?
 余にもわかるように説明してくれ。
アイリス[/話す]:
 ええと、ですね。
 受付嬢さんはこの前ノーザンに行った
 時はご一緒では無かったのですが……
受付嬢[/話す]:
 あぁ……この前そなたが
 ルチフェロと一緒に暴れた時か。
紙芝居屋[/話す]:
 その時に、色々あって
 ノーザン地下の市街にある、
 とあるお宅に入ったんですよ。
 おっこちたとも言えますが。
 で、そこが、私達にとっては
 生家とも言える場所……
 想いの力の研究者である、
 イリス博士と言う人物のかつて
 生活していた家、でした。
アイリス[/話す]:
 イリス博士は、資源戦争の時代に
 様々な研究をしていた人物。
 主な研究内容は、想いの力の
 実体化とその利用……
 そして、紙芝居屋アイリスの原型と
 なったであろう人物、ですね。
受付嬢[/話す]:
 ……待て、つまり何を言いたい?
紙芝居屋[/話す]:
 あなた方アルマも、想いの力によって
 人間の姿を得た、と聞きました。
 つまり、モンスターがアルマとなるには
 本人の意志も当然影響しますが、
 想いの力がある程度必要……なのだとは
 思いませんか?
受付嬢[/話す]:
 条件的には、そうだな……
アイリス[/話す]:
 そして、私達はつい最近
 ノーザンの地下で、想いの力が
 それなりに多く、本が大量にあり、
 かつて人が住んでいた場所……
 イリス博士の家を訪れてます。
紙芝居屋[/話す]:
 偶然かもしれませんが……
 ブーフちゃんが生まれた場所は、
 イリス博士の家なのでは?
受付嬢[/話す]:
 いや、まて。
 もしそうだったとしても、
 何故今更ブーフが苦しまなければ
 いけないのだ?
 ブーフはアルマであって、
 ロアとは関係がないだろうに。
紙芝居屋[/話す]:
 ええ、確かに……
 でも、何か関係がありそうな……

選択肢

何か思い当たる事は?:
 >ステラとブーフに関係があるのでは?
 >ブーフに物語が書かれているのでは?

>ステラとブーフに関係があるのでは?↓

[/話す]:
 ステラが取り込まれたように
 見えるという事は、ブーフにはステラと
 何らかの関係があるのではないか、
 と伝えた。

少し間

受付嬢[/話す]:
 ……それは、つまり……

>ブーフに物語が書かれているのでは?↓

[/話す]:
 もしかして、ブーフの本体である
 書物の中に、ステラ・ロアの物語が
 書かれているのではないか、
 と伝えた。

少し間

受付嬢[/話す]:
 ……原典が、ブーフに……!?

ブーフ[ぐったり]:
 あ……
 なんだか、ねむく……

ブーフがモンスター形態(「ぐったり」モーションのまま)になる。
ステラは半透明のままプレイヤーの方を向いて立つ

紙芝居屋[/話す]:
 今がチャンスです!
 ○○さん、
 ブーフちゃんの本体から、
 何らかのヒントを探すのですよっ!
受付嬢[/話す]:
 えっ?
 ちょ……ちょっと、いくらなんでも
 ……あぁ、もう、緊急処置だ!
 今回限りは許す!

暗転、少し間
BGM消える。

:
 力を失って、本の姿に戻った
 ブーフの体を横たえて、
 記載されている内容を読み解く。
[ページをめくるSE]:
 ブーフというモンスターが、
 初めて世界に触れた時の驚き、
 人間という存在を書物で知り、
 それに対して抱いた憧れ。
[ページをめくるSE]:
 自分が人間ではないと理解し、
 抱いたほんのわずかな寂しさ、
 そんなものが、記載されている。
[ページをめくるSE]:
 読み進めていくうちに、
 記載内容は様々に増えていく。
[ページをめくるSE]:
 アルマとして人の体を得た時の喜び、
 人間の世界へ踏み出す時の不安、
 同じアルマ達への好意と友情、
 ロア達への親近感……
[ページをめくるSE]:
 役に立てない自分への劣等感と
 ロア達を守れると知った時の幸福感。
 自分以上にうまくロアを保護できる
 冒険者に対する恐れと反発、
 そして、それに対する自己嫌悪。
[ページをめくるSE]:
 皆が温かい言葉をかけてくれたり、
 誰かと一緒に遊びに行ったり、
 良いことも、悪いことも、全てが
 キラキラと輝く小さな星のように
 文章の隙間から溢れている。
[ページをめくるSE]:
 その奥に、かすれたインクで記載された
 一つの物語が見つかった。
 思い出星……ステラ・ロアの物語が
 ブーフの体に記載されていた。

明ける。ブーフはモンスターの通常状態でプレイヤーより1歩ステージ側にいる。
紙芝居屋とアイリスはステラの方を向く。

受付嬢[/話す]:
 見つかった!?
 よし、でかした!
紙芝居屋[/話す]:
 今から改めて語ることで、
 もう一度ステラちゃんを生み出します。
 なんというか、その……
 誤植修正後の重版ですね!
アイリス[/話す]:
 思い出星の物語は、いくつもの
 差分ができていて、原典の一部が
 呼び出しきれずにブーフの中に
 残されていた……。
 ならば、その原典を使ってステラを
 生み出せば、ブーフの中に生まれた
 ステラのかけらを、取り出すことが
 出来るはず……!

紙芝居屋とアイリスが紙芝居を出し、「音符」エモーション。
暗転。暗いまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。
BGMがStep to the fate(イーストDなど)に変わる。

紙芝居屋[-]:
 さあ、みなさん。
 行く人、来る人、お暇な人、
 是非是非足を止めて
 お聞きになって下さいな。
アイリス[赤いシルエット]:
 ……ごく普通の女の子は優しい子で、
 困っている人に自分の持ち物を
 惜しみなく与えてしまいます。
 皆は女の子に感謝しますが、
 いつしか女の子は何一つとして
 大切な物を持っていない
 自分に気が付きました。
 夜になって、そこでようやく
 女の子はとてもさびしくなったのです。
 皆を助ける事ができて
 嬉しかったけれど、
 自分は本当に一人ぼっちに
 なってしまったからです。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 満天の星が輝く丘の上で
 女の子は声を上げて泣きました。
 するとどうでしょう。
 満天の星からあまたの
 星々が丘の上に降り注いだのです。
 きらきら宝石のように輝く虹色の星には
 たくさんの笑顔が映ってました。
 女の子が助けた人たちは、
 みんながみんな、幸せそうでした。
 そして、みんながみんな、
 女の子に感謝をしていました。
アイリス[赤いシルエット]:
 みんなの「ありがとう」の想いを
 思い出して、女の子は
 心の中がとても温かくなりました。
 みんなの「ありがとう」の声は
 遠く遠くはなれていても、
 女の子の耳に届きました。
 その時、降り注いだ星々から、
 キラキラと光があふれて、
 女の子を包みました。
紙芝居屋[青いシルエット]:
 お母さんが作ってくれたドレスと
 お父さんが買ってくれた履物、
 おばあさんから譲り受けた髪留めと
 おじいさんが編んだかご。
 他の誰かに与えてしまったけれど、
 それと同じくらい、いえ、それ以上の
 感謝の気持ちが、星となって
 女の子の所に帰ってきたのです。
 気がつけば、すてきな衣装や、
 花のたくさん詰まったかごが
 女の子の身を包んでいました。
 たくさんの思い出に囲まれて、
 女の子はずっと、すーっと
 幸せに暮らしましたとさ。

 おしまい♪

間。

アイリス[赤いシルエット]:
 あれ……?
 ……まだ、続きがありますね。
 作者のメモでしょうか?

シルエット消える。

作者のメモ:
 ……このお話はわたしの作った
 ものじゃないんです。
 わたしが小さい頃に読んだ、
 思い出星の絵本です。
 このお話を読んで、知って、
 わたしは……
 「想いを形にすることができたら」
 と願うようになりました。
 今も、このおとぎ話は世界に
 残っているんですよね?
 これから先はわからないけれど、
 未来にも残ってほしいと思います。
 ……そうすれば、現れてくれるはず。
 ……私はもしかしたら、
 あなたに会うために研究者の道を
 志したのかもしれません。
 そして、最初の想いを
 思い出させてくれて、ありがとう。
 私は、この世界が大好きです。

明ける。
ブーフ(モンスター形態)の足下から赤紫の光の玉が飛び出してある程度上昇して消える。
そしてブーフはモンスター状態で倒れる。
ステラは完全に消えている。

紙芝居屋[/話す]:
 さぁ、イメージしてみてください。
 今の皆さんになら、
 見えるはずです……

ブーフがモンスター形態からアルマ形態に変わり現れる。
そのあと、ステラがエフェクト共に最初の位置に現れる。  (情報待ち:黄色い巨大なゼン)

ステラ[/話す]:
 ぷはぁっ!
 やっと、出られた!
 ブーフちゃんは、無事ですかっ!?

BGMが通常(Happy Merry Feeling)に戻る。

ブーフ[-]:
 う……うん……。
 わたし……夢……?

ブーフ座り状態に

受付嬢[/話す]:
 おお、目覚めたか!
 座っているのだ、そなたは
 今体が弱っているのだから、
 無理はさせられん。
ブーフ[受付嬢の方を向く]:
 あ、受付嬢さん……
ブーフ[プレイヤーに向き直る]:
 え、今さっきのあれは、夢……
 じゃ、なかったりするのかな……?
受付嬢[/話す]:
 ……うむ。
 そなたの青春の悩みとか、
 こう甘酸っぱい心の中とか、
 その、なんだな。
 見る気はなかったのだがなー、
 いやぁ、このままではブーフが
 危なかったのでな-。

ブーフとアイリスが向き合う。

アイリス[/話す]:
 ……うふふ。
 ○○さんが
 隅から隅まであなたを読んで
 原因を探してくれたんですよ~?

ブーフ/*汗2モーションと共に紙芝居屋に向き直る。

紙芝居屋[/話す]:
 いやぁ、いいものを見ました……
 いいですねー。青春って。
ブーフ[/*ひっくり1 /話す]:
 えっ……えっ!?
 えええええーーーっ!?
 み、見ちゃったんですか!?
 ……は、恥ずかしいよう……
 も、もう……

ブーフがステラの方を向く。

ステラ[/話す]:
 いやぁ……ブーフちゃんがこうして
 無事だったから言えることですけど、
 この世界に生みだされて早々に
 貴重な経験をしました……
 そして、厳密には大違いですけど、
 ブーフちゃんに私の物語の
 原典が書かれていたという事は……
 おかあさん、なの?

ブーフと紙芝居屋が向き合う。

紙芝居屋[/話す]:
 おおっと!?
 それには私達も名乗りを上げさせて
 もらいますよ-!?

ブーフとアイリスが向き合う。

アイリス[/話す]:
 うふふ……
 誰がお父さんで、誰がお母さんなのか
 もうこんがらかっちゃいますねー?
ブーフ[/話す]:
 え、そんなこと言われても……
 そんなぁ~
受付嬢[/話す]:
 ……ぷっ。
 ふはは、は。はははは。
 はぁ、久しぶりに笑ったぞ!
 ○○、
 そなたは本当にすごい奴だな。
 改めて、礼を言うぞ。

ブーフがプレイヤーの方を向く。

紙芝居屋[/話す]:
 ひとまずは……これにて、
 一件落着、ですね♪
 とはいえ、まだ少しやることは
 残っているんですけどね。
 ○○さん。
 本当に、物語の締めくくりを
 知りたいのであれば……
 今、あなたに宿った全てのロアを、
 すべて心象風景に集めてください。
 そうしたら……本当のロアの物語の、
 私の最高傑作を聞かせてあげますね♪
ステラ[/話す]:
 あの、よかったらこれ
 受け取ってくれますか?
 今日という日の、記念に。

選択肢

:
 >ステラの髪飾り(赤)
 >ステラの髪飾り(青)
 >ステラの髪飾り(黒)
 >ステラの髪飾り(金)

>ステラの髪飾り(※)を選択↓
ステラの髪飾り(※)を入手。
思い出のしおりを入手。
◆ステラロアを入手。
各経験値1500を入手。
記憶の書架に続く

アップタウン[edit]

中央西噴水前には誰もいない。


Last-modified: 2014-11-05 (水) 22:57:57