ファーイーストシティからやってきたルーは、突然街に入り込んできた狼におびえていた。 兵隊や農家のみんなで手分けして見回りをしているものの、農家にとって大事なこの時期。 狼退治をしたくても緑盾軍だけでは人手が足りない。 狼の被害を防ぐため、力を貸して欲しいというファーイーストの役場からの正式な依頼が、なんでもクエストカウンターに舞い込んだ。
西階段下に???(テンタクル・アルマ)。
※今までのイベントに参加していない場合
???に話しかける↓
???[/話す]: こんにちは♪ 何かお手伝いする事はありますか? こちら、細かなご依頼でも 受け付けておりますよ~?
会話終了。
※前月までにイベントに参加している場合
???に話しかける↓
???[/話す]: あら、いらっしゃいませ♪ 残念ながら、今のところ 冒険者さんにお渡しできるような 仕事はないんですよねぇ……
???[/話す]: でも、受付嬢さんは中で お仕事されてますよ? なんでも、今度新しく 新人さんを雇うとか…… クエストカウンターに行かれます?
→選択肢(後述)へ。
入り口少し離れたところに???。
???に話しかける↓
???[プレイヤーに向き直る /話す]: こんにちは。 何かお手伝いできることはありますか? それとも、ご飯にします? あるいはお仕事の依頼でしょうか? うふふ……♪
会話終了。
受付嬢の左手後ろに紙芝居屋。
受付嬢、紙芝居屋に話しかける↓
受付嬢[/話す]: おお、そなたか。 今日は何かごようかね?
選択肢
どうする?: >用事はない >心象風景に行きたい >イリスカードを交換したい
>用事はない→会話終了。
カウンター内部に本棚と、その下に一冊の本。
落ちている本に話しかける↓
: 割と新しめの本が置いてあり、 インクの匂いがかすかに残っている。 どうやら、受付嬢がここで 受けた依頼などの内容を 書き留めた記録のようだ……
選択肢
どうする?: >やめる >○月の出来事を読む >次のページヘ
※2ページ目(8月~)
どうする?: >やめる >前のページヘ >○月の出来事を読む
>1月の出来事を読む
: 1月◎日 依頼人:ブラム 依頼内容はダウンタウンの吸血鬼騒ぎの 調査と解決。ただの噂話の調査になると 思っていたら、実際に事件が起きた。 ……捕まえた相手は、ヒトでも アルマでもない少女であった。
体に印されていた紋様から、 とりあえずロアと呼ぶことにする。 ……アルカードと名乗る少女は 確かに人ではないかもしれないが、 アンジュが懐いたのだし、 決して悪人ではあるまい。
>2月の出来事を読む
: 2月×日 依頼人:ザッハ 依頼内容は、今流行のデートスポット だというモーグのゴンドラ付近に 出現した大蛇の調査と対策。 モーグの炭鉱のゴンドラとは、 変わった物に人気が出るものだ。
調査の途中でモーモーたちが出会った 清姫と言う女性が大蛇の正体だった。 かつて想い人に裏切られた「物語」から 生み出されたのではないかと 推測できるが……すぐ落ち込むし、 見ていて飽きない相手だ。
>3月の出来事を読む
: 3月▼日 依頼主:マリオン ファーイーストの畑を荒らす 小動物を退治してほしいという 依頼だったが、想定外の事が起きた。 ネクロアーマーがリスだか何だかを 相手に奮闘していたのは後でからかう 材料にしておくが、ロアと遭遇した。
魔女の物語のロアであるル・フェイは 自らの物語の結末を自覚し、その結果を 回避しようとしていた。 結果的に、物語の結末を変えてしまう 事は不可能ではないことが分かったが、 ロアの存在自体が危険になることも わかった。収穫と言えるだろう。
>4月の出来事を読む
: 4月□日 依頼人:トト 猫が来た。 アンブレラはご満悦だ。
……何とも言い難い。 昔、旅の道連れから聞いた話では、 この世界では猫は滅んでいるという 話なので、猫が一般的にいて、 愛でられている世界と言うのは なかなか想像しにくい。
……案外、いい世界かもしれない。 だが、これで一つ確定した。 ロアを呼び出した何者かは、 この世界ではない世界の事を 知っているに違いない。
>5月の出来事を読む
: 5月●日 依頼人:ロバート 海賊と言うのは、古き民との協定で 海に出ることが無いこの世界では まずお目にかからない代物だ (ぬいぐるみの奴はいるが)。 依頼を受けて調査に赴いた ココッコーが見たのは、本物だった。
海賊のほぼ存在しえない世界に 産み落とされた海賊キッドは、 陽気であっても自分の存在が矛盾する ことに悩み、消えかけていたようだ。 さすがにこれは、生み出した相手の 意図がわからないが……
>6月の出来事を読む
: 6月△日 依頼人:シエル(紙芝居屋) 今回の依頼は、紙芝居屋が我々を おびき出し、調べるために行われた。 罠のようなものだった。 正体も居所も分からん相手と、 居所も名前も知られている我々では かくれんぼをするには分が悪い。
今回呼び出されていたロアは、 善人の顔をして結果的に街を滅ぼす 危険な存在だった……ようだが、 自らはそれを望まず、苦悩していた。 真面目なタランチュラが心酔する程、 彼女……玉藻は善人だったのだ。
悪女を呼び出すにしては抜けている。 我々を攻撃するのであれば、甘すぎる。 かの紙芝居屋の目的とは一体何か、 さっぱりわからない。
>7月の出来事を読む
: 7月◆日 依頼人:アンディ アイドルと言うのはよくわからんが、 情熱をかける人を否定はするまい。 ……物事の筋は通っていたが、 良くわからん依頼人殿だった。
依頼内容は紙芝居屋の公演日程調査。 あの紙芝居屋、事も有ろうにまだこの アクロポリスでのうのうとしておった。 現場で物語は語られ、ローレライ…… 人魚の歌姫は、わけのわからぬままに 周囲を大混乱に陥れた。
ベアの心の成長などもあったが、 とりあえず無事に事態は沈静化。 紙芝居屋には逃げられてしまった。 一歩間違えば大事故だ……
>8月の出来事を読む
: 8月○日 依頼人:パラケルスス ロアがいきなり訪ねてきた。 いろいろこちらを質問攻めにした挙句、 紙芝居屋を捕まえたいから協力して 欲しいと言い出す始末。 罠と疑うのも無理はない。
その後別件の依頼に来てくれた ミリアム嬢に(勝手に)協力してもらい 紙芝居屋を捕まえる事には成功した。 それにしても、フライフィッシュの 言うとおり、パラケルススの奴は 自分を生み出した母親に会いたかった ……という事なのだろう。
自らの設定に反してしまった パラケルススは消滅し、紙芝居屋が 物語を語りなおすことで復活した。 ……紙芝居屋は、ロアを生み出すことを 止めると言ってくれたが……そもそも、 一体あやつは何者なのであろうか?
中央西噴水前に悩めるルー。
※名声が足りない場合
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: あっ……あの、冒険者……さん? 違うみたいね。聞いた話だと、 冒険者さんってもっと街の皆から 頼りにされてるみたいだし。
あ、もしかして新人の冒険者さん? あの、あたしルーって言います。 ファーイーストから来たんですけど、 頼りになる冒険者さんを 探しているんです。
もし、あなたが経験を積んで、 街の人から頼られるような 冒険者さんになった時、 まだあたしが困っていたら、 その時は……助けてもらえますか?
会話終了。
※通常
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: あっ……あの、冒険者さん……です? ですよねっ、よかったぁー! やっぱり、大人の人の言うとおり 経験を積んだ冒険者さんって 見ただけでわかりますね♪
あの、あたしルーって言います。 ファーイーストから来たんですけど、 秋は農家の人たちはみんな忙しくて、 あたしがお使いに……、あ。
あ、そうだ。あの、実はちょっと おうかがいしたいことがあって。 この街のどこかに、新しくできた クエストカウンターがあるという 話を聞いてきたんですけれど、 知りませんか?
選択肢
どうする? >今はちょっと忙しい >案内する (←前月までにイベントに参加している場合) >一緒に探す (←今までのイベントに参加していない場合)
>今はちょっと忙しい↓
悩めるルー[/話す]: そうですか…… もし、お暇な時があれば 手伝ってもらえると助かります。 自分でも、探してみますね。
※憑依されている場合
>案内する
>一緒に探す↓
悩めるルー[/話す]: あっ、あっ、あの…… 誰か、憑依してませんか?
姿が見えない人がいると、 なんとなく、怖くて……
会話終了。
※通常時
>案内する
>一緒に探す↓
悩めるルー[/話す]: ありがとうございます! 最近、街に狼が入り込んできて、 暴れたことがあったんです。
兵隊さんたちも手分けして 見回りしてくれてるんだけど 農家のみんなが忙しすぎて、 人手が足りなくって…… ちょっと……怖くて。
暗転。暗いまま、紙芝居屋の赤いシルエットが表示される。
???: 思い出星って、ご存知ですか? 人の想いが星になって降ってくる、 アクロニアのおとぎばなし。
そんな風に、人の想いを 形にできたら素敵だなって。 ……そう願って、 私はこの研究を続けたんです。
……何があっても。 たった一人に、なっても。
明ける。
: ……そのクエストカウンターは、 ダウンタウンの西階段の下、 この前まで使われていなかった 区画で営業していた。
→なんでもクエストカウンターへ移動。
西階段下に???。
???に話しかける↓
???[/話す]: あら、いらっしゃいませ♪ 残念ながら、今のところ 冒険者さんにお渡しできるような 仕事は……え、依頼ですか?
???[/話す]: それは大歓迎ですよ♪ ではでは、改めまして。 クエストカウンターに行かれます?
選択肢
: >今はいかない >行く
>今はいかない→会話終了。
※憑依されている場合
>行く↓
テンタクル[/話す]: 誰か憑依してますねー。 憑依中はご遠慮してます。 うふふふふ。
会話終了。
※通常
>行く↓
???[/話す]: では、こちらです。 迷わない様にご注意くださいね、 もし迷ってしまったら…… うふ、うふふ……♪
→なんでもクエストカウンターへ移動。
中央西噴水前に悩めるルー。
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: 最近、街に狼が入り込んできて、 暴れたことがあったんです。
兵隊さんたちも手分けして 見回りしてくれてるんだけど 農家のみんなが忙しすぎて、 人手が足りなくって…… ちょっと……怖くて。
→選択肢「どうする?」へ。
入り口少し離れたところに???。
???に話しかける↓
???[プレイヤーに向き直る /話す]: いらっしゃいませぇ♪ 丁度お料理が出来ましたから、 ぜひぜひどうぞぉ。
あれぇ? 食べてくれないんですかぁ? せっかく丹精込めてお肉から 用意いたしましたのに、 この子も無駄になっちゃいますねぇ……
間。
???[/話す]: ……うふふっ、あなたはぁ、 何のお肉だと思います……? あなたの大好きな…… うふふふふふふふふふふふふふ。
受付嬢[/話す]: サーロイン、だろう。 見ていたぞ。
???[/話す]: もー、受付嬢さぁーん。 せっかく盛り上がっていたのに、 余計なことをっ。 そうですよ、ただのハンバーグですー。 ……それでも、食べてくださいません?
受付嬢[/話す]: こらこら、客人を困らせるんじゃない。 そまんな、そやつは料理好きで、 腕は確かなんだが……
???[/話す]: うふふふふふふふふふふふふふ。
会話終了。
受付嬢の左手後ろに紙芝居屋。
カウンター前に悩めるルー。
受付嬢、紙芝居屋、ルーに話しかける↓
ルーがプレイヤーに向き直る。
プレイヤーが定位置に移動(この時、カウンター裏から話すとカウンターに遮られて停止。その場合でも、プレイヤーへ向き直る際は定位置を基準とする)。
受付嬢が紙芝居屋に向き直る。
受付嬢[/話す]: だからな? 何故いたずらにロアを生み出すような 真似をしていたのだ?
紙芝居屋[受付嬢に向き直る /話す]: いやー、それこそ本当に悪戯というか、 あくなき探究心というか 私の、私自身の悲願というかー
受付嬢[/話す]: いまいち要領を得ないな、 そもそも貴様もロアなのか?
紙芝居屋[/話す]: んーそうと言いますかー 厳密に言うとなったならば ちょっと違うといいますかー。 えへへ、すみません。 でも本当の事を話してるんですよ?
受付嬢[/*怒り1 /話す]: ええい!さっぱりわからん!!
???、カウンターに駆け寄る。
???がプレイヤーに向き直る。
???[/話す]: まぁまぁ、難しい話はその辺にして お食事にしませんか? せっかく、小さな依頼人さんと 保護者さんも来てくれているので。
受付嬢[/話す]: ん?
受付嬢がプレイヤーに向き直る。
受付嬢[/話す]: おっと、それを先に言わんか。 すまんな、依頼人殿。
悩めるルー[/話す]: あ、大丈夫ですよー。 待つのは慣れてますから♪
紙芝居屋[/話す]: あら、あらあら。 なんでもクエストカウンターの 仕事ぶりをしっかりと見るのは なんと初めてだったりしますねー。
受付嬢[紙芝居屋に向き直る /話す]: 働かざるもの食うべからずだ、 うちの仕事を手伝ってもらうぞ。
受付嬢[プレイヤーに向き直る /話す]: ……って、まずは依頼人殿に 自己紹介をしてもらおうか。
紙芝居屋[/話す]: あははー。 小さなお嬢さん、はじめまして。 私は紙芝居屋のアイリスと申します。 別の仕事をしていたのですけど、 最近ここにお世話になってます♪
→続く。
続き↓
紙芝居屋 そこのあなたは…… およよ? 始めまして、ですねー。
まぁ、もしかしなくても 面識はないわけですが、 紙芝居屋のアイリスと申します。 今後ともよろしくなのですよ。
受付嬢 ふむ、ちょうどいいな、そなた。 ……そう、そこのそなただ。 今まさにこの余と会話している もう一人の冒険者であるそなただよ。
受付嬢 名前は…… ○○、か。 良い名前ではないか。
そなた、ちょっとクエストを 受ける気はないか? なに、他のクエストカウンターで クエストを受けている最中でも構わん。
なかなか見どころがあるように 見えたのでな、ぜひともこの依頼を 受けてみないかね? 報酬はしっかりと払うぞ?
??? あらあら、わたしもこの人が いいと思いますよ~。 なかなかいい声で……おっと、 いえ、なんでもないですわ。 うふふふふふ。
受付嬢 あぁ、紹介しておこう。 こいつはテンタクル。 アルマと言って……いや、まぁいい。
仕事の助手として同行させるから、 道々いろいろ話せば、 人となりはわかるだろうさ。
続き↓
紙芝居屋 そこのあなたは…… およよ? 始めまして、ですねー。
まぁ、もしかしなくても 面識はないわけですが、 紙芝居屋のアイリスと申します。 今後ともよろしくなのですよ。
受付嬢 そう、そこのそなた……む? ○○か。
ここで会うとは思わなかったが、 そなたになら、教えても良かろう。
受付嬢 それに、この紙芝居屋。 うちでここしばらくかかわった事件の 背後に、必ずと言っていいほど 名前が出ていたのだ。
受付嬢 事件が起きる地域で、 事件が起きる直前まで何らかの 物語を人々に語っている。 そこに、物語の中から出てきたような 連中が現れているのさ。 そいつらを「ロア」と呼んでいる。
受付嬢 ……とはいえ、この前の事件で 紙芝居屋も一応は落ち着いて、 今はここに居る、というわけだ。 しばらくロアの事件は起きぬだろうさ。
受付嬢 と、いうことでだ。 丁度いいところに来てくれたな、 ○○。 人が増えても、実地教育やら 何やらで、使える人手がほしいと 思っていた所なのだよ。
受付嬢 余とそなたの仲ではないか。 なぁ……? まぁ、それに あの学校も経営がまだまだ 不安定な部分もあってな。 学校の皆を助けると思って、 引き受けてもらえないかな?
受付嬢 なに、安心しろ。 報酬はしっかりと払うぞ?
??? あぁ、この方が…… どうりでご立派な方だと…… 噂は聞いてますよー。うふふ。
受付嬢 あぁ、紹介しておこう。 こいつはテンタクル。 見ての通り、料理好きでな。
受付嬢 仕事の助手として同行させるから、 道々いろいろ話せば、 人となりはわかるだろうさ。
続き↓
紙芝居屋[/話す]: そこのあなたは…… この前お会いしましたねー。 まぁ、もしかしたらあなたは 私の事を知らないかもしれませんが、 こっちは存じておりますから♪
改めて、紙芝居屋の アイリス……と申します。 ロアの生みの親、の方が それっぽくていいですかね?
受付嬢[/話す]: 紙芝居屋。まぁそなたは 知っているとは思うが、 ○○だ。
知っての通り、ロアに関わる 事件に何度か関わってくれた 冒険者……だな。
受付嬢[/話す]: ○○。 説明はいらんと思うが、 こやつが紙芝居屋。 ロアを呼び出していた張本人だ。 ……まぁ、色々あって 今はうちで世話しているのだが。
あぁ、ちょうどいい。 紙芝居屋に仕事を教えるのに、 因縁浅からぬそなたに 仕事のやり方を教えてもらえば 一石二鳥じゃないか。
依頼人殿、そなたは運がいい。 丁度ここまでそなたを案内した この御仁は、今までにも 厄介な事件を解決している ベテランでな。
今回の依頼も、立派に 引き受けてくださるそうだ。 いや、ありがたいありがたい。
???[/話す]: ああ、この方が…… どうりでご立派な方だと…… 噂は聞いてますよー。うふふ。
受付嬢[/話す]: ああ、紹介しておこう。 こいつはテンタクル。 見ての通り、料理好きでな。
仕事の助手として同行させるから、 道々いろいろ話せば、 人となりはわかるだろうさ。
選択肢 ※どちらを選んでも後の展開は同じ
どうしようか?: >依頼を受ける >ついていく
受付嬢[/話す]: さて、最近世間を騒がしていた ロアにまつわる事件も、 犯人である紙芝居屋がここに居る以上 新たに起きるわけもない。 平穏になったことを喜びつつ、 新しい依頼の内容を聞こうではないか。
受付嬢[/話す]: ……さて、お嬢さん。 待たせてしまってすまなかったな。
悩めるルー[/話す]: 大丈夫ですよー。 大人たちが会議している時に 脇で待ってるとか、よくありますから。
肉体労働に駆り出されるよりは ずっとましですよー♪
受付嬢[/話す]: あー…… 依頼人殿はファーイーストの出身かな?
悩めるルー[/話す]: はいっ! あたしはルーって言います。 ファーイーストの農家の生まれです。
以前、別の件で近所の方がこちらの クエストカウンターさんに お世話になったって聞いて、 依頼をさせてもらいに来たんです。
受付嬢[/話す]: ふむ、確か畑を荒らす動物を なんとかしてほしい…… というものだったな。 今回もそういう依頼かな?
紙芝居屋[/話す]: あははー♪ なんだか記憶にあるような 記憶にないことにしておきたいような。 依頼自体には関係ないから ノーカウントって事で。
悩めるルー[/話す]: ちょっと、規模が大きいんです。 本当だったら、役場のおじさんか 他の大人が来るべきなんですけど、 今はちょうど農家は忙しい時期なので とても手が足りなくて……
そこで、あたしがアクロポリスまで お使いに来たんですよー♪ いやー、アクロポリスって、 ほんっとーに都会ですよね!
悩めるルー[/話す]: ○○さんが 助けてくれなかったら ずっと迷子になるところでした!
テンタクル[/話す]: うんうん、この街は広いから、 初めてくると迷っちゃうわよねぇ……
悩めるルー[/話す]: あ、それで、依頼なんですけど、 ファーイーストの役場からの 正式な依頼になるんです。
受付嬢[/話す]: ほう? 通常のクエストカウンターではなく こっちなのかね?
悩めるルー[/話す]: ええ、規模は大きいんですけど、 緑盾軍の皆さんがある程度は やってくれるので、その人手が足りない 部分のお手伝いを頼みたいんです。
それに、狼は一匹だけだから……
紙芝居屋[/話す]: オオカミ、ですか?
悩めるルー[/話す]: はい。 お願いしたいことは、 ファーイーストの街中に 飛び込んで暴れる、 狼退治のお手伝いなんです。
受付嬢[/話す]: 正式な依頼……いいね。 軌道に乗ってきたということか。
それにしても、狼退治だとは なかなかに危険な話だな。 くわしいことを聞かせてもらえるかな?
悩めるルー[/話す]: 詳細は緑盾軍の担当さんから 聞いてほしいんですけど、 大雑把に言うと、突然大きな狼が 街中に出てきて大騒ぎになったんです。
街の皆で追いかけて 取り押さえようとしたんですけど、 何人か怪我しちゃって…… それに、畑の世話が忙しくて。
なので、緑盾軍の人が総出で 見回りしてくれたりしてるんです。 でも、ファーイーストは広いから、 見回りだけで手一杯で…… で、人手を借りてこようと 言う話になったんです。
テンタクル[/話す]: ハキハキしてて、受け答えも しっかりできるいい子ですねー。 お嬢さん、ハンバーグ食べます?
悩めるルー[/話す]: (メモ:原文ママ、モーションもルーが反応。会話内容から察するに対象指定ミスと思われ。) こらこら、依頼人殿は 急いでいるかもしれんのだ。 ゆっくりできることがわかったら、 料理をふるまってやってくれ。
テンタクル[/話す]: うーん、仕方ないですねぇ。 狼が出るのはさすがに 放置もできませんし。
ルーちゃん……でしたっけ、 すぐ行った方がいいの?
悩めるルー[/話す]: そうですねー。 今すぐとまでは言いませんけど、 狼がまた来るかもしれないし、 出来るだけ早い方がいいです。
受付嬢[/話す]: さて。 ○○、 仮にも冒険者たるものが、 狼の被害を防ぐため、たった一人で アクロポリスに来た勇敢な少女の 依頼を断れるわけも……ない、よな?
選択肢 ※どちらを選んでも後の展開は同じ
どう答える?: >もちろん、受ける >しかたないなぁ
受付嬢[/話す]: うむ、それでこそ冒険者だ。 余もすっかり感服したぞ。
受付嬢[紙芝居屋に向き直る /話す]: 働かざるものなんとやら、 アイリス、そなたも付き合え。 人手は多い方がいいのだろうし、 監督として余も行くとしよう。 では、早速ファーイーストに向かうぞ!
→ファーイーストシティ(ギルド総本山前)へ移動。
中央西噴水前に悩めるルー。
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: ○○さん、 お待たせしました! 準備出来ましたから、 なんでもクエストカウンターから ファーイーストに向かいますよ!
会話終了。
西階段下にテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[/話す]: 狼とは物騒ですねぇ。 ルーちゃん、ちょっと驚かすと いい反応してくれそうで可愛いのに そんな時間も取れそうにありません…… 残念です。
テンタクル[/話す]: さて、それはともかく。 何か御用があれば なんでもクエストカウンターに ご案内しますよ?
選択肢
: >今はいかない >行く
>今はいかない→会話終了。
※憑依されている場合
>行く↓
テンタクル[/話す]: 誰か憑依してますねー。 憑依中はご遠慮してます。 うふふふふ。
会話終了。
※通常
>行く↓
テンタクル[/話す]: では、こちらです。 迷わない様にご注意くださいね、 もし迷ってしまったら…… うふ、うふふ……♪
→なんでもクエストカウンターへ移動。
入り口少し離れたところにテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[プレイヤーに向き直る /話す]: ファーイーストですかぁ…… いいところですよねぇ、 お野菜も、お肉も 豊富にとれると聞きますし、 ご飯もおいしそうだし……
会話終了。
受付嬢の左手後ろに紙芝居屋。
カウンター前に悩めるルー。
受付嬢、紙芝居屋、ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: ○○さん、 お待たせしました! 準備出来ましたから、 いざ、ファーイーストへ!
→ファーイーストシティ(ギルド総本山前)へ移動。
レジスタンス傭兵の周りに受付嬢、紙芝居屋、テンタクル、悩めるルー。
露天前に子供達。
受付嬢、紙芝居屋、テンタクル、ルーに話しかける↓
レジスタンス傭兵がプレイヤーに向き直る
悩めるルー[/話す]: やー、なんだか、あっという間です。 冒険者さんたちの旅って、 ペース早いんですねぇ……
受付嬢[/話す]: まぁ、それなりに、な。 飛空庭が自由に飛ばせれば、 もう少し楽なのだろうが…… いろいろ制限も多い。
紙芝居屋[/話す]: あら、どこかで見かけたことのある ドミニオンの傭兵さんがこっちを 見てますねー。 ……って、ルーちゃん以外は よそ者だから、当然ですね。 あははー♪
テンタクル[/話す]: ファーイースト。 自然が豊富で、作物も豊か。 あぁ、食材の王国……。
仕事が終わったら、食材を 色々仕入れて帰りましょうか?
受付嬢がレジスタンス傭兵に向き直る
レジスタンス傭兵[/話す]: ルー、戻ったのかい。 ……おや? そこのあなたは、以前ここで 見たことがあるような気がするねぇ?
紙芝居屋[レジスタンス傭兵に向き直る /話す]: ええ、旅の芸人ですのでー♪ 以前こちらでも公演させて いただいたことがありますよー。 その節は、街の皆さんには大変 良くしていただきました♪
レジスタンス傭兵[/話す]: 娯楽が少ないから、普段は歓迎なんだが 今はちょっとね…… ルーから聞いていると思うけど、 狼が出て、まだ捕まってないんだ。
人死にが出るようなところまでは 行っていないけど、何人か怪我をして いるのは事実だからね。 しばらく公演はお預けだね。
受付嬢[/話す]: ほう、この女性もなかなかに…… いや、今はそうではなくて。 ちょっとよいかな。
我々はルー嬢から依頼を受けて アクロポリスからやってきた 冒険者の一行だ。
役場からの依頼とのことだが、 詳細を聞くには、このまま 役場に向かえばいいのかな?
レジスタンス傭兵[/話す]: いや、街の西側にある 「緑盾軍本部」と言うところに 向かってもらえるかい? 対策本部は今あそこにあるんだよ。
正面から戦って怪我をするより、 とりあえず何らかの罠を作って 狼を捕まえよう……って話に なってきてるんだけどさ、 まだ詳細は決まってなくてね。
確か、現場で見つかったけが人も 保護されているらしいから、 色々と話も聞けるだろう。
子供たちの声: あーっ、ルーちゃんだ! おかえりー!
子供達がルーの前に移動。
ルーが子供達に向き直る。
悩めるルー[/話す]: あー、ただいまー! どうしたの? 遊びに行く途中?
女の子[/話す]: ううん、お買い物の途中なのー。
男の子[/話す]: まだ買うものある? 早く帰ろうよー。 夜になると、怖わーいオオカミが来て 食べられちゃうんだぞー!
女の子[/話す]: 後一つだから、次で終わり! さ、行こう。 ルーちゃん、またねー♪
子供達、道なりに走って行き退場。
テンタクル[/話す]: それにしても、狼をずいぶんと怖がって いるみたいですね。 ……でも、子供が遭遇すると危ないから、 あれくらいでいいのかもしれませんねー。
悩めるルー[輪の中心へ向き直る /話す]: わたしより小さい子供達には、 狼の話は詳しく聞かされていない…… はずなんですけど、噂話なんて すぐに広まっちゃいますし。
子供たちの中で、満月の夜に 大きな狼がやってきて、住民を全員 食べちゃんだー、なんて 噂も広まってるんですよ。
紙芝居屋[/話す]: 狼、ですか…… うーん。
レジスタンス傭兵[/話す]: まぁ、狼が一匹だけなら、 一晩で住民を食べつくすというのは 物理的に不可能だね。 子供達が怖がるのも無理ないけど、 さすがに荒唐無稽すぎるかな。
受付嬢[/話す]: 子供たちが夜出歩かない様に わざとそんな噂を流したのかもしれん。 まぁ、狼を捕らえればそんな噂も 消えていくだろうさ。
悩めるルー[/話す]: 噂だって、わかってはいるけど。 ……でも、やっぱりちょっと怖いです。 ○○さんは、 こういうのって怖いんですか?
選択肢(回答後、誘導カーソル出現)
どう答えよう?: >怖いよ >怖くないよ
>怖いよ
: 怖いものは、やはり怖いのだと 素直に答えてみた。
悩めるルー[/話す]: 強そうな冒険者さんでも、 やっぱり怖いんですね。 ……なんだか、ちょっと安心しました。
分岐終了。
>怖くないよ
: 冒険者だから、怖いという気持ちを 克服するのだと答えた。
悩めるルー[/話す]: わぁ……怖いと思っても、 それを乗り越えるんですね。 かっこいいなぁ……
分岐終了。
分岐から合流↓
テンタクル[/話す]: ……あぁ、そうですよね。 でも、でも…… ○○さんの 恐怖に怯えた顔、きっと すごく可愛いんだろうなぁ…… 見てみたいなぁ……
……え、あ、いや。 なんでもありませんよ? さぁ、緑盾軍本部でしたっけ。 行きましょう、行きましょう!
会話終了。
再度話しかける↓
誘導カーソル消失時、再表示。
悩めるルー[/話す]: さぁ、みなさん! お仕事お仕事、ですよ。 緑盾軍の本部は東側、 (メモ:原文ママ。そっちはイーストDや!) 具体的にはあっちにありますよ。 さぁ、本部に向かいましょう!
周囲にテンタクル、受付嬢、悩めるルー、紙芝居屋、更に階段上に緑盾軍担当者。
いずれかに話しかける↓
緑盾軍担当者[中央に向き直る /話す]: (メモ:頷くような仕草が話すでいいのか情報求む) おう、来てくれたか。 ルー、お疲れさん。 後で小遣いやるから、もうしばらく この冒険者さんたちの案内役を してやってくれ。
ルー、一歩移動し緑盾軍担当者に向き直る。
悩めるルー[/話す]: わぁ、ありがとう! あ、あとこれ、皆さんに。 アップタウンでお土産買ってきたの。
緑盾軍担当者[/話す]: おいおい、後にしろ後に。 ありがたくもらっとくが……
ルー、元の位置に戻り元の方に向き直る。
緑盾軍担当者[/話す]: さて、改めてようこそ。 私が 緑盾軍の担当者だ。
そこそこ人数が多くて、 正直助かるよ。 人数に比べて街が広くてな、 しかもたまに農作業の手伝いに 駆り出されるから人手がいくらあっても ちっとも足りやしない。 モーモーの手でも借りたいくらいだよ。
受付嬢[中央に向き直る /話す]: うむ、大まかな事情はルー嬢から 効いているが、詳細が聞きたい。 (メモ:「効いている」は原文ママ) 説明を頼めるかな?
緑盾軍担当者[/話す]: ああ、早速だが始めよう。 なんでこの街に来たのかも、 どこから来たのかもわからんが、 突然街の中に狼が飛び込んできた。
そりゃまぁ、大騒ぎさ。 ダン爺さんは杖振り回して暴れる、 町内会長は腰を抜かす、 豆大郎とレイソボーは訳も分からず 楽しそうに走り回る。
住人に大きな被害は出なかったが、 緑盾軍の兵士が狼を退治しようとして 何人か軽い怪我をした。 狼は追い払ったが、結局のところは 見失っちまった。
リュカ入室。
緑盾軍担当者[/話す]: ああ、怪我と言うほどじゃなかったが、 狼に襲われて被害を受けたのは 兵士以外はこのリュカくらいだな。
リュカ[/話す]: ……む。 面目ない。
リュカ、緑盾軍担当者の隣まで移動し正面に向き直る。
緑盾軍担当者[/話す]: 襲い掛かられた時にひっくり返って、 頭を強く打ったようなんだ。 旅人のようだが、記憶が混濁してて 名前以外覚えてないんだとさ。
まぁ、いいガタイしてるし、 悪い奴じゃないってことで、 しばらくこの街で療養中…… ってところか、なぁ?
リュカ[/話す]: 紹介にあずかった、リュカと言う者だ。 介抱してもらった上に、この街に 宿と飯を世話してもらっている身だ。 せめてもの手伝いに、罠を作るなら ある程度協力はできるだろう。 よろしく頼む。
選択肢 ※どちらを選んでも後の展開は同じ
: >よろしく >手を握り返す
悩めるルー[/話す]: リュカさん、力持ちなんですよー♪ モーモーを一人で持ち上げることも 出来ちゃいますしね。
リュカ[/話す]: ……今のところ、馬鹿力くらいしか 使えそうな取り得が無いからな。
テンタクル[/話す]: 罠? どんな罠を作るんですか? 古典的なトラバサミ? それとも伝統的な落とし穴、 いえいえあるいは……
受付嬢[/話す]: テンタクル、落ち着け。 まずは話を聞こうじゃないか。
緑盾軍担当者[/話す]: 実のところ、罠に関しては 私達はあまり得意では無くてな。 丁度いいから、リュカと君達で 狼用の罠を作ってくれないか。
広場にある店には、話は通してある。 あっちで相談しようじゃないか。
外に出て、広場に向かってくれ。 こっちもすぐに追いかける。 ……まぁ地元民だ。 先に現地にいると思うよ。
リュカ、入口に移動し退室。
会話終了。
再度、テンタクル、受付嬢、紙芝居屋、ルー、担当者に話しかける↓
緑盾軍担当者[/話す]: 広場にある店には、話は通してある。 あっちで相談しようじゃないか。
外に出て、広場に向かってくれ。 こっちもすぐに追いかける。
会話終了。
中央西噴水前に悩めるルー。
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: この時期は、本当はすっごく 忙しいんですよー。 偶然、お使いでこっちに来れたけど、 本当ならずっと農作業ですからね。 父さんの口癖じゃないけど、 もっと人手が欲しいです……
……って、そんなこと言っている 場合じゃないですね。 なんでもクエストカウンターから ファーイーストに向かいますよ!
会話終了。
西階段下にテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[/話す]: うーん……なんでしょう、 この何とも言えない気持ち…… リュカさん……でしたっけ。 あの、捨てられたワンコのような……
テンタクル[/話す]: さて、それはともかく。 何か御用があれば なんでもクエストカウンターに ご案内しますよ?
→選択肢へ。
入り口少し離れたところにテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[プレイヤーに向き直る /話す]: うーん……なんでしょう、 この何とも言えない気持ち…… リュカさん……でしたっけ。 あの、捨てられたワンコのような……
あの人、絶対に……いじったら いい反応してくれそう…… うふふ……うふふふふふ……
会話終了。
受付嬢の左手後ろに紙芝居屋。
カウンター前に悩めるルー。
受付嬢、紙芝居屋、ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: この時期は、本当はすっごく 忙しいんですよー。 偶然、お使いでこっちに来れたけど、 本当ならずっと農作業ですからね。 父さんの口癖じゃないけど、 もっと人手が欲しいです……
……って、そんなこと言っている 場合じゃないですね。 さ。行きましょ行きましょ!
→ファーイーストシティ(緑盾軍本部前)へ移動。
緑盾軍本部入り口の向かって右側にリュカ。
リュカに話しかける↓
誘導カーソルが出る。
リュカ[プレイヤーに向き直る /話す]: ……む。 迷ったのか? 広場はあっちだ。
会話終了。
レジスタンス傭兵の周りに受付嬢、テンタクル、紙芝居屋、悩めるルー。
受付嬢、テンタクル、紙芝居屋、ルーに話しかける↓
誘導カーソルが出る。
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: 罠を作るなら、あっちにいる 緑盾軍の担当者さんに相談を してみてくださいね♪
会話終了。
露天から少し離れたところに緑盾軍担当者。
緑盾軍担当者に話しかける↓
緑盾軍担当者[/話す]: おぅ、来てくれたか。
画面暗転、明けると周囲に受付嬢、紙芝居屋、テンタクル、悩めるルー、リュカがいる。
(歩いてきたかも。SSだけだと記憶頼りだからメモしてない点はあやふやになる…求情報。)
緑盾軍担当者[/話す]: とりあえず、罠を作るんだけど、 レンジャーギルドで聞いてきたら、 いわゆるトラップツールだと 今回作りたい罠に関しては サイズが合わないんだよな。
リュカ[/話す]: まぁ、何とかなるんじゃないかと 思わなくもないんだが……
テンタクル[/話す]: その罠っていうのは、どんなふうに 狼をひっとらえるものなんですか? 毒ですか!? トラバサミですか!? うふふ……
リュカ[/話す]: そこまで物騒な物じゃなくて、 普通に兎やらを捕まえる奴の 大きな奴でいいのではないかと 思うんだが……
テンタクル[/話す]: え、そうなんですか? うーん、罠っていうからもうちょっと 怖いものを想像してたんですけど……
受付嬢[/*汗1 /話す]: そなたはもうちょっと発言内容を 穏当にしていれば、かなりまともな 部類だと思うんだがなぁ……
緑盾軍担当者[/話す]: まぁまぁ、狼を罠で倒してしまう必要は まだないんで、そこまで大がかりには しなくてもいいと思う。
ただ、あの狼は大きくて力も強い。 普通の木と紐で作ったような罠だと すぐに脱出されてしまうだろう。
こちらとしては、狼がすぐには 逃げられない様にできることが 必要条件なんで、それさえ満たして いるのであれば問題ないよ。
悩めるルー[/話す]: 農具とかなら、お父さんの手伝いで 手入れしたことはあるけど…… 罠は作ったことないなぁ。 こういうのは、やっぱり冒険者さん…… ○○さんに 決めてもらうのがいいと思う。
紙芝居屋[/話す]: んー、そうですねー。 ルーちゃんの意見に賛成でーす♪ とりあえず、ここは現役冒険者の ○○さんに 最終的な責任を……じゃなかった、 判断をお任せするとして、 各人アイディアを出し合ってみません?
受付嬢[/話す]: 前向きなんだか後ろ向きなんだか 判断がつかんが、その意見には 賛成しておこう。
ほれ、では今ちょうど 意見を言っていたし、 テンタクルとリュカ殿の 話を聞こうではないか。
テンタクル[/話す]: 狼さんも生き物ですから、 食べもしないのに命を奪うのは 良くないと思うんですよー。
なので、眠り薬でぐっすりお休みして もらって、その隙にぐるぐる巻きにして 捕まえるのがいいですよ。
もちろん、狼さんってニオイに 敏感らしいから、下手な餌だと 気づかれてしまいそうですよね? そこで、とーってもおいしい料理を 用意して、その匂いでおびき寄せて、 眠り薬のニオイも隠しちゃおう! ……って感じですね。
緑盾軍担当者[/話す]: 眠り薬、か。 多分、ダン爺さんに頼めば その辺の物は分けてもらえるかな。 必要になったのであれば、 手配はこっちでやっておこう。
リュカ[/話す]: それも否定はしないが…… 俺が提案するとしたら、 素直に頑丈な罠を作ること、かな。
金属を加工して、足枷などを 作るのが一番だろう。 強度に関しては、少なくとも俺や 緑盾軍の兵士が苦労はするが圧倒は されていないわけだから、 俺が壊せない程度のものが作れれば 問題はないだろうさ。
緑盾軍担当者[/話す]: それは素直に、ジャンク屋で金属の 部品を借りて作るのが一番だな。 意外と言っちゃ失礼だが、 このリュカの奴、こんな無骨な外見で 力も強いくせに、結構手先も器用でな。
紙芝居屋[/話す]: ふむふむ、ほうほう。 なるほどなるほどー。
受付嬢[/話す]: ……紙芝居屋、そなた話を まじめに聞いておるのか?
紙芝居屋[/話す]: し、失礼なー。 元々リアクションがちょっと 人よりオーバーなだけですよ!
悩めるルー[/話す]: うーん……
受付嬢[/話す]: さて、他にいい意見もないようだし、 どちらかを選ぶことになるだろう。 ○○、 どうする?
選択肢(選択後、誘導カーソルが出る)
どうしよう: >眠り薬案で >頑丈な罠案で >心の声に耳を傾ける (←今までのロアが全員揃っている場合のみ)
>眠り薬案で↓
: テンタクルの提案した 眠り薬を使う案を選んだ。
テンタクル[/話す]: わかりました。 張り切って腕を振るいますよー♪
テンタクル、食料品店の前まで移動。
テンタクル[/話す]: (メモ:角度的によく見えず、モーションありかは曖昧) これと、これと~ ああ、ファーイーストって 食材がこんなにおやすくて 豊富だなんてっ! 砂漠とは大違いですっ!
食料品店[/話す]: 採れたて、新鮮がモットーだからね。 美味しく食べておくれよ♪
テンタクル[/話す]: (メモ:同上) 罠に使うのがもったいないくらい 美味しそうな食材…… 帰りに仕入れて、みんなに食べさせて あげたいなぁ……
紙芝居屋[/話す]: テンタクルちゃん、幸せそうですねぇ。
受付嬢[/話す]: あやつの場合、愛情表現の ほとんどが食べる事に直結しててなぁ。
少なくとも、あやつが手料理を 薦めてくるのは一種の愛情表現と見て 間違いないぞ。
料理の腕だけで言うと、おそらくは うちの学校でもかなり上位に入るな。
紙芝居屋[/話す]: うんうん、いいですねぇ……。 って、腕だけならって、なんか 含みがある表現ですね?
受付嬢[/話す]: 腕はいいし、自分の料理を誰かに 食べてもらうのが好き、というのは 嘘偽りない本心なのだが……
テンタクル[/話す]: (メモ:同上) おばあちゃん、ちょっと調理場を お借りしますねー♪
ちょーっと待っててくださいねぇ♪ わたし、良いお肉を見つけたんですよぉ ぱぱっと作って来ますから 待っててくださいね、逃げたら…… うふふ、うふふふふふふふふ
うふふー、お野菜、穀物、 秘密のお肉…… うふふ……ふふふ…… あ、いけないいけない。
紙芝居屋[/話す]: ……なんか、あの子の背後に 怖いオーラが見えるんですけど……
テンタクル[/話す]: (メモ:同上、及び原文ママ。これもおそらく受付嬢の指定ミス。) ……たまに、嬉しすぎて我を忘れて しまうようでなぁ…… 一見落ち着いているように見えるが、 まだまだあやつも若いのだ。
テンタクル[/話す]: (メモ:同上) うふふっ、 お料理うふふふふふふっ
暗転。明けるとテンタクルが元の位置に。
テンタクル[/話す]: おまたせしましたー、 はーいどうぞ、召し上がれぇ♪
リュカ[/話す]: 見た目は、悪くない。 匂いも、美味しそうに思える。 しかし……その、これは何の肉だ?
テンタクル[/話す]: うふふ、なんの肉でしょうね? 聞きたいですか? 聞いて良いんですかぁ?
リュカさんが食べてくださらないなら、 ○○さんに……
リュカ(もしくはプレイヤー)に/*びっくり1? (立ち位置が悪く、プレイヤーと重なっていたのでどちらか判別できずorz)
リュカ[/*汗3 /話す]: いや、わかった…… 俺が、食べさせてもらうとしよう。
暗転。
リュカ[/話す]: うん、これは美味い…… 言うだけのことはあるな。 店を構えられそうな……
っ!?
(SE:「がしゃん」という食器を落としたような音)
明けるとリュカが倒れている。 (モーション詳細情報待ち:うつ伏せで完全に地面に倒れこんでいる)
テンタクル[/話す]: うふふふふふ、 おいしい料理に気を取られて 眠り薬に気が付きませんでしたね♪ リュカさんでも一発なら、 この眠り薬の効果も十分ですねー♪
緑盾軍担当者[/話す]: けっこう体の大きなリュカでも あっという間に眠っちまった、 というか、倒れたような…… ま、そこは気にしないことにしよう。
→共通へ。
>頑丈な罠案で↓
: リュカの提案した 頑丈な罠を使う案を選んだ。
リュカ[/話す]: よし、ならば善は急げだ。 早速ジャンク屋で素材を 買い込んで、罠を作らせてもらおう。
リュカ、ジャンク屋の前まで移動。
テンタクル[/話す]: へぇー、金属のものは 調理器具以外縁がないから、 こういうものを見るのは初めてです。
リュカ[/話す]: ん、あぁ。 まぁ、こっちは料理なんか さっぱりだからなぁ…… 包丁なんか持ったら、 自分の指を切り落としかねん。
おっと、金属を加工するから、 ちょっと離れててくれ。 火花が飛ぶから気をつけろ。
緑盾軍担当者[露店の方へ向き直る /話す]: これは一人では厳しいな。 よし、こっちも手伝おう……
ジャンク屋[/話す]: こっちを押さえて…… ちょっと、あと一人 手伝ってくれないか。
紙芝居屋[/話す]: 私は肉体労働苦手なので、 お任せしますよー。
受付嬢[/話す]: 同じく。
テンタクルもちょっと 難しいな……。
リュカ[/話す]: む……すまんが、 ○○、 手伝ってもらえるか。
暗転。
(SE:金属を叩く音)
: リュカを手伝って、 金属の罠の作成を行った。
明ける。リュカが元の位置に戻っている。
リュカ[/話す]: よし、一応完成か。
緑盾軍担当者[/話す]: これで十分じゃないのか?
テンタクル[/話す]: 試してみるしかないのでは?
リュカ[/話す]: ……まぁ、そうだな。 試に、俺が罠にかかってみよう。 (メモ:原文ママ。試しでも例でもなく、試。)
(SEあったか不明、詳細求む)
: 金属でできた罠は、 リュカが力いっぱい引っ張ると 大きな音を立てて 千切れ飛んでしまった!
リュカ[/話す]: ……む。すまん。 だが、まだ駄目だな。 俺が壊せてしまうくらいでは 目的には達しない。
受付嬢[/話す]: ……地味に恐ろしいな。 あれは一応金属だぞ?
ジャンク屋[/話す]: 金属とはいえ、溶接した部分は、 多少強度が落ちるからね。
紙芝居屋[/話す]: それにしても、人間離れした パワーと言えますね。
悩めるルー[/話す]: リュカさん、すごーい……
テンタクル[/話す]: うーん、惜しい……
再び暗転。
(SE:金属を叩く音)
: それから何度か、 罠を作ってはリュカが壊せるか 試すことを繰り返した。
明ける。
リュカ[/話す]: よし、これなら…… む、壊せないな。 問題ないだろう。
受付嬢[/話す]: やれやれ、何度作り直したんだか。 リュカの腕力をたたえるべきか、 金属加工の腕の低さを嘆くべきか。
リュカ[/話す]: ……その、すまん。
テンタクル[/話す]: ……うん。 いいですね。
緑盾軍担当者[/話す]: あの馬鹿力のリュカでも 壊せないってのはすごいな。
→共通へ。
>心の声に耳を傾ける↓
誘導カーソルが出る。
???: ふふふ、どうやらお悩みのようだね。 何かを作り出すならば、 錬金術師を頼りたまえ!
煙のエフェクトと共に、パラケルススが出現。
???: フシギフシギまかふしぎ。 いっつあとらっぷおぶ ますたー、なんですね? 今日のますたーはどんな相手を その毒牙にかけるんですか?
煙のエフェクトと共に、ローレライが出現。
一同が二人に向き直る。
悩めるルー[/話す]: わぁ! 人魚さんだ!
それに、めがねのお姉さんの 足下にいる子、かわいい!
ルーにハートが散るエフェクト(新密度回復に同じ)。
パラケルスス[/話す]: んむ、そこのお嬢さん。 なかなか良い審美眼だ。 そこの人魚は我が姉君で、 この子は我輩の大事な大事な ホムンクルスなのだ!
ローレライ[/話す]: 今パラケルススちゃんから ご紹介に上がりました、 ローレライともうします~ では一曲、と行きたいところですけど、 事情はなんだかヘヴィな感じですね。
紙芝居屋[/話す]: あらあらー♪ ○○さんの 心の中から出てこれるように なったんですねー。
間。
受付嬢[/話す]: ……それはいいとして、 急にどうしたのだ?
ローレライ[/話す]: 何かを作ると聞いて、 うちのパラケルススちゃんが 黙っていていられるとも 思わないでしょーにー。 この、このぅ♪
パラケルスス[/話す]: 如何にも! しかしまぁ、こういう形で 来るとは思わなかったが、 姉としての義理くらいはな。 んむ。
間。
リュカ[/話す]: いや、そもそもあんたは誰で、 誰の姉になったんだ……?
パラケルスス[/話す]: よいよい、皆まで言うな。 我輩に任せておくのだ!
ローレライ[/話す]: そのとーりっ、これは 情け無用のじょーがいらんとーです。
二人が薬屋に駆け寄る。
同時に、一同がそちらに向き直る。
パラケルスス[/話す]: くはははは! いいぞいぞ、調子よく 調合が進んでいるぞ! 姉君、次の素材を!
ローレライ[/話す]: あいあいー。 えーと、これとこれ。 ついでにこのヒレも加えましょう。
テンタクル[/話す]: うーん、なんでしょう。 紐のような、触手のような…… お鍋の中で作り出されてますね。
リュカ[/話す]: あれは……ロープ? なんか、動かなかったか?
暗転。明けると、
二人の位置と一同の向きが元通り。
パラケルスス[/話す]: くはははは!
ローレライ[/話す]: やんややんやー。 で、出来栄えはどうなんですか?
パラケルスス[/話す]: んむ、それは早速実地で 試してみるしかあるまい。
パラケルススがリュカに向き直る。
リュカ[汗だく]: (情報待ち:立ったまま顔面蒼白) ……なんだか、嫌な予感がする。
暗転。明けると、リュカが「気絶」モーション。(情報待ち:片ひざを立てて座り、俯いている)
パラケルスス[/話す]: んむ、脱出はできそうかね?
リュカ[/*汗1 気絶]: (情報待ち:同上) ……せめて、こうなる前に どうなるかの説明がほしかった。
……ひどい目にはあったが、 強度は確かなようだな。 千切ろうとすると動いて、 ちっとも抜け出せん……
テンタクル[/話す]: ……うん。 いいですね。
緑盾軍担当者[/話す]: へぇ、あの馬鹿力のリュカでも 千切れないってのはすごいな。
→共通へ。
→共通。ただし各人のモーションなどはそのまま(眠り薬ルートならリュカが倒れたまま)。
緑盾軍担当者[/話す]: さて、では改めて 緑盾軍本部に戻って、 狼を捕まえる相談をしよう。
暗転。明けると、誰もいない。
会話終了。
配置に変化はなし。リュカが始めはいない点も同様。
緑盾軍担当者[/話す]: さて、お疲れさん。
リュカ入室。
緑盾軍担当者[/話す]: まずは飲み物でも飲んで、 少し休憩してくれ。 特にリュカ。
リュカ、階段を登り緑盾軍担当者の反対側まで移動、中央に向き直る。
リュカ[/話す]: む。 ……さすがに疲れたな。
悩めるルー[/話す]: みなさん、お疲れ様です♪ あとは、作った罠に狼が かかるかどうか、ですね。
リュカ[/話す]: まぁ大丈夫だとは思う。
受付嬢[/話す]: とはいえ、狼が通る場所の 見当などはついているのか? 見当違いな場所に罠を仕掛けても、 空振りになってしまうだろうからな。
テンタクル[/話す]: 以前に通ったルートをもう一度 通る可能性はありますかね……?
リュカ[/話す]: ある……と、思う。 なにせ、他に場所を知らないだろうし、 あえて見知らぬルートを通る意味も ないだろうし、な。
どれ、罠は俺が仕掛けておくよ。 街の皆には場所だけ教えて、 あとは知らんふりをしておくように 伝えておけばいいんだろう?
緑盾軍担当者[/話す]: あぁ、みんなが罠を見物に行くと 罠の意味がなくなるからなぁ。
リュカ、入口に移動し退室。
受付嬢[/話す]: では改めて、罠を仕掛けた後の 手順を相談しようではないか。
紙芝居屋[横に向き直る /話す]: ちょっと、よろしいですか? 実は、私の未公開の演目の中に 狼に関する物語がありまして。 みなさんに、聞いてほしいんですよ。
受付嬢[紙芝居屋に向き直る /話す]: ……どういうつもりだ?
紙芝居屋[/話す]: 別に、ロアを生み出すつもりじゃ ありませんよ? ただ、私の知っている物語に 少し似ているものがあったから 知っていてほしかったんです。
悩めるルー[紙芝居屋に向き直る /話す]: 狼の、紙芝居ですか?
緑盾軍担当者[/話す]: ん。まぁいいんじゃないか? リュカの奴が帰ってくるまで まだ時間があるだろうし。
受付嬢[/話す]: ……なら、いいだろう。 心配せずに聞くことができるならば、 それはそれで楽しみだ。
紙芝居屋[/話す]: では、ここで一席。
暗転。暗いまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。
紙芝居屋: さあ、みなさん。 行く人、来る人、お暇な人、 是非是非足を止めて お聞きになってくださいな。
此度語りますは人狼の物語。 人に恐れられながらも、 共に暮らす道を選んだ魔物の 物語でございます。
むかーしむかし、そのまた昔。 林業と農業が盛んな街が ありました。 人々は畑を耕し、木を切り どんどん街を大きくしていきます。
順調に発展している村で あるときを境に、畑の作物が あらされる事件が発生します。
街で一番重要な農作物を 荒らされると生活が出来ない。 困った住民達は犯人を見つける べく、夜通しで見回りを始めます。
間。
紙芝居屋: ある夜、街の兵士が見回りを していると、畑を荒らしている 大きな狼を見つけます。 その狼はなんと、二本足で歩く人狼、 人一人ではとても太刀打ちできない 魔物でした。
兵士は急いで逃げ帰り、その事を 街の人々に伝えます。 そんな恐ろしい魔物は放って おけない、と人々は知恵を出し合い 狼を罠にかけ、打ち倒す計画 を立てました。
夜、満月の明かりを頼りに 人狼が姿を現れ、いつものように (メモ:原文ママ) 畑を荒らし、作物を食い散らかして 居たところ、急に眠気が襲ってきて その場でぐうぐうと寝てしまいました。 その畑の作物には、住民が作った 眠り薬が塗ってあったのです。
人狼は手足を縛られ、住民達はそれを囲みます。 さてこれから討ち取ろう、というときに 一人の住民が、最後に話しくらい 聞いてやろうと、人狼を起こして しまいます。
目を覚ました人狼は街の人たちに 向かって言います。 お前達が、木を切り森を壊して しまったせいで、森から動物が 居なくなってしまった。 お前達のせいで、仲間も皆 苦しい思いをしてる、森を返してくれ。
街が出来る前は、狼に姿を変える 事ができる民族が、森に住んでいた というのです。
間。
紙芝居屋: 過ちに気づいた人々は、 街を大きくする事を止め、 森を無くしてしまった変わりに (メモ:原文ママ) 人狼達に食べ物を提供すると約束 しました。
そうして、両者の問題は解決し お互いを尊重しあい、時には 助け合って2つの種族は仲良く 暮らしていきました。
おしまい♪
明ける。紙芝居屋が階段の上に、テンタクルと悩めるルーが階段の下に移動している。
紙芝居屋[/話す]: 私が知っている狼のお話は こんなお話です。
2つの種族間での問題、思惑 そんなものを目の当たりにしている 時に書いた、そんな物語です。
まま、私のお話は置いておきましょう 如何でしたか?こんな風に今回の 作戦も、きっと上手くいきます。
悩めるルー[/話す]: そのお話、お姉さんが書いたんですか?
紙芝居屋[/話す]: 私が書いた、というか、 知っていたというか、 なんというか…… まぁ、そんなものです。
受付嬢[/話す]: ……ふむ。 難しい話ではあるな。 しかし、どちらが正しいかと 言う議論はできそうにないな。
緑盾軍担当者[/話す]: 考えさせられる話ではある。 しかし、話し合いができるなら ともかく、相手は言葉が通じない 狼だからなぁ……
無為に命を奪いたくはないが、 上手い事人里から遠ざかって くれるかどうかは、わからんね。
紙芝居屋[/話す]: でも、試してみることは 出来ませんか?
受付嬢[/話す]: 上手くいけば、楽はできるな。 交渉役は我々が受け持とうじゃないか。 どうするね、担当者殿?
緑盾軍担当者[/話す]: まぁ、無理に戦う気は 無いから、ありと言えばありだな。 ……よし、狼が上手い事 罠にかかって、暴れ無さそうなら 話し合いを持てるかどうか、 試すだけ試してみよう。
それでも、少しでも危険なようなら 即座に止めるからな? 無駄に怪我人を出したくはないんだ。 もしかしたら、狼にも何らかの理由が あるのかもしれないが、それでも 人の暮らしを守る事が第一だからな。
……あれ? そろそろリュカが戻ってきても いい頃なんだが…… どこかでつかまって立ち話でも しているのかな。 すまないが、誰か見てきてくれないか?
受付嬢[/話す]: ○○、 すまんが頼めるか?
……しかし、奇妙だと思わんか。 今回、紙芝居屋は余と同行し、 事件に何も手を出していない。 しかし、罠を作る時には 丁度眠り薬も用意されていた。
何もないはずだ、 無いはずなのだが…… 奇妙な胸騒ぎがするな。
会話終了。
再度、テンタクル、受付嬢、紙芝居屋、ルー、担当者に話しかける↓
緑盾軍担当者[プレイヤーに向き直る /話す]: そろそろリュカが戻ってきても いい頃なんだが……
受付嬢[/話す]: ○○、 すまんが頼めるか?
何もないはずだ、 無いはずなのだが…… 奇妙な胸騒ぎがするな。
会話終了。
中央西噴水前に悩めるルー。
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: 罠、かぁ…… 上手くいくといいなぁ。 ○○さんは、 上手くいくと思います?
……って、そんなこと言っている 場合じゃないですね。 なんでもクエストカウンターから ファーイーストに向かいますよ!
会話終了。
西階段下にテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[/話す]: うふふ……罠、いいですよね。 どれだけあがいても、 もがいても、泣きわめいても、 逃れることのできない 無慈悲な機械……設置しようかしら。
テンタクル[/話す]: さて、それはともかく。 何か御用があれば なんでもクエストカウンターに ご案内しますよ?
→選択肢へ。
入り口少し離れたところにテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[プレイヤーに向き直る /話す]: 狼のお肉って…… 果たしておいしいんでしょうか? 他の生き物のお肉を食べる動物の お肉は匂いがキツイって聞きます けど……カレー粉使えばきっと 平気ですよ……ね?
会話終了。
受付嬢の左手後ろに紙芝居屋。
カウンター前に悩めるルー。
受付嬢、紙芝居屋、ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: 罠、かぁ…… 上手くいくといいなぁ。 ○○さんは、 上手くいくと思います?
……って、そんなこと言っている 場合じゃないですね。 さ。行きましょ行きましょ!
→ファーイーストシティ(緑盾軍本部前)へ移動。
広場に緑盾軍担当者。
担当者に話しかける↓
誘導カーソルが出る。
緑盾軍担当者[プレイヤーに向き直る /話す]: さて、リュカの奴は一体 どこに罠を仕掛けに行ったんだ? ……もしかしたら、すれ違いに なっているかもしれんな。
会話終了。
緑盾軍本部入り口の向かって右側にリュカ。
リュカに話しかける↓
リュカ[プレイヤーに向き直る /話す]: ……あぁ、お前か。 ちょっと休憩していたんだ。
……。 ここは、いいところだな。 便利な物もそう多くないし、 娯楽も豊富というわけではない。
それでも、自然は豊かだし、 人々はのんきで、心に余裕がある。 世話焼きも多いしな。
俺には、発見されるまでの記憶がない。 今までどこにいたのか、 何をしていたのかも、 ぼんやりとしていて、明確ではない。
昼間の空に浮かぶ月みたいに、 そこにあるはずなのに、 見ることができない。 そんなもやもやした感覚を 持ち続けたままなんだ。 ……すまんな、愚痴っぽいか。
なぁ、少し、聞いていいか? つまらないことかもしれない。 だが、聞いておきたいんだ。
お前はどんな奴なのか。 そして、俺が一体何者なのかを 確認するために。
人々が豊かに生きるため、 自然を切り開く。野生の動物たちの 住処がゆっくりと減っていくが、 暮らしは豊かになり、人は栄える。 これは、いいことだろうか?
選択肢
: >豊かになるのは良い事 >どちらとも言えない >過剰なのは良くない
>どちらとも言えない→質問2aへ。
>豊かになるのは良い事
>過剰なのは良くない →質問2bへ。
続き↓
リュカ[/話す]: そうか。 お前は、そう考えるんだな……
お前の友人が罪を犯した。 お前はその理由も原因も知っていて、 ある程度やむを得なかったと思える。 しかし、それでも罪は罪だ。 見逃してほしいと言われた場合、 お前ならどうする?
選択肢
: >見逃して、黙っている >自首するように薦める
>見逃して、黙っている→共通へ。
>自首するように薦める→質問3へ。
続き↓
リュカ[/話す]: そうか。 お前は、そう考えるんだな……
今回の狼がそうなのかは別として、 住処を奪われて街にやってきた 野生動物が、人に大けがをさせた。 捕らえたが、解き放てばまた街に やってきて被害が出るかもしれない。 どうするべきだろうか?
選択肢
: >安全のため倒してしまう >逃がして、街の守りを固める
>安全のため倒してしまう→共通へ。
>逃がして、街の守りを固める→質問3へ。
続き↓
リュカ[/話す]: そうか。 お前は、そう考えるんだな……
お前に、何かの誇りを持ち、今では その誇りを失って生きるか、 誇りを守って命を失うか…… という状態の友人がいたとする。 お前ならば、その友人に対して どんな言葉をかける?
選択肢
: >誇りを捨てても、生きろ >命を失っても誇りを守れ >お前の好きにしろ
いずれを選んでも→共通へ。
ただし(後の会話も含めて)台詞に変化がないだけで、内部的にはルート分岐している。
続き↓
リュカ[/話す]: ……そうか。 そうだな……ありがとう。 少しだけ、考えがまとまった。 ○○……か。 お前は……フシギな奴だな。
お前はお前、俺は俺。 おそらくお互いに面識もないし、 会ったばかりのはずなんだが…… なんだか妙に気やすく話せる。
まぁ、俺の一方的な思い込み かもしれないから、気にするな。 単に、俺が今気弱になっている だけなのかもしれない。
だが、お前のおかげで多少なりとも 気が楽になったよ。……狼退治も、 早いところ終わらせないとな。
……罠は仕掛けた。 狼の出没は暗くなってからが 本番だ、しばらくは待つことになる。
あの紙芝居屋の話のように、 丸く収まる話ならそれでいい。
しかし……もし、その狼が 月の光に当てられて、 暴れ続けるようであれば…… 迷わずに、倒すんだ。
……お互いに、無駄な危険は 避けたいものだろう?
なんなら、夜まで休憩していてくれ。 動き出す時間になったら、 俺か誰かが呼びに行く。
選択肢
どうする? >夜を待つ >まだ準備がある
>夜を待つ↓
リュカ[/話す]: ……そうか。 では、夜になったら起こす。 ……ゆっくり休んでくれ。 大丈夫だ、きっと無事に終わる。
→ファーイースト(夜)へ移動。
>まだ準備がある↓
リュカ[/話す]: そうか。 準備が終わったら、 また連絡してくれ。
……俺は、まだしばらく ここに居るとするよ。 この街と、ここの人たちの姿を、 もうちょっと見ていたいんだ。
会話終了。
広場に緑盾軍担当者。
緑盾軍担当者に話しかける↓
誘導カーソルが出る。
緑盾軍担当者[プレイヤーに向き直る /話す]: あとは夜を待つだけだな。 詳しい時間は、リュカの奴に 聞いてみてくれ。
会話終了。
再度、リュカに話しかける↓
リュカ[プレイヤーに向き直る /話す]: 夜まで休憩していてくれ。 動き出す時間になったら、 俺か誰かが呼びに行く。
→選択肢「どうする?」へ。
緑盾軍担当者、受付嬢、テンタクル、紙芝居屋、悩めるルーがいる。
担当者、受付嬢、テンタクル、紙芝居屋、ルーに話しかける↓
緑盾軍担当者[プレイヤーに向き直る /話す]: あとは夜を待つだけだな。 詳しい時間は、リュカの奴に 聞いてみてくれ。
会話終了。
広場にテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
誘導カーソルが出る
テンタクル[プレイヤーに向き直る /話す]: ○○さん、 やっと起きてくれましたね! 皆は広場の上の方に向かってます。
どうやら、狼が罠にかかった みたいなんですよ。 皆に合流してもらえますか? わたしも、後で追いかけますね。
道路の途切れている辺りに、受付嬢、紙芝居屋、悩めるルー、緑盾軍担当者。
向かい合うように、片膝を立てて座っている、罠にかかった狼(情報待ち:心の声に~のリュカと同じなら、気絶モーション?)。
少し離れた上空に小さな月。
罠にかかった狼以外にはクリック判定なし。
罠にかかった狼に話しかける↓
罠にかかった狼: ……。
受付嬢[/話す]: ……むぅ、奴か。 意外なほどに、暴れないな。
紙芝居屋[/話す]: ……もしかして、あれは……?
悩めるルー[/話す]: お、大きい…… あたし、もしかして邪魔だったかも しれないな……
緑盾軍担当者[/話す]: ルー、後ろに下がってろ。 罠にかかってはいるが、 何かあったら危ないからな。
テンタクルが走ってくる。
テンタクル[/話す]: お待たせしました。 ○○さんも 到着しましたよー!
悩めるルー[/話す]: あ、あれ? リュカさんは……?
緑盾軍担当者[/話す]: そういえば……
受付嬢[/話す]: とはいえ、いないものは 仕方あるまい。 まずは話し合いが可能か、 確かめて見なければ。
そうだな…… ○○、 余とそなたで行くぞ。 テンタクル、何かあれば サポートを頼むぞ。
紙芝居屋[/話す]: ……なんとなく、ですけど。 大丈夫な気がします。 ……多分、あの狼は……、 ワーウルフ。 人の理性と、狼の野生を 兼ね備えた物語上の存在……
ワーウルフが立ち上がる。 (情報待ち:プレイヤーの戦闘時立ちモーションっぽいのは、通常の立ちモーションなのか戦闘時立ちモーションなのか?)
ワーウルフ: ……。 争う気は、ない。 お前達に、その気が無い事も、 俺は知っている。
緑盾軍担当者[/話す]: 罠を外した!? というか喋った!?
悩めるルー[/話す]: あ……その、声?
テンタクル[/話す]: あのワンコさんって、 もしかして……
ワーウルフに紫色のエフェクト。
同時にリュカの姿に。
ワーウルフ[/話す]: ……騙すつもりはなかった。 というよりは、自分で自覚したのは、 夜になってからのことだ。
悩めるルー[/話す]: ……リュカさん?
緑盾軍担当者[/話す]: なに、リュカが狼? いかん、混乱してきた。 どういうことだ?
ワーウルフ[/話す]: さっき、そこの紙芝居屋が言った 名前が一番しっくりとくるな。 俺は、どうやらワーウルフと言う存在、 ……らしい。
俺は怪我で記憶を無くしたのではなく、 最初っから記憶なんてなかった…… 多分、そうではないかと思う。
覚えている最初の記憶は、 訳も分からずに暴れていたことだ。 むやみやたらに、何かに対して 怒っていたような気がするが、 それが何だったのかもわからない。
ワーウルフ[/話す]: この街の連中に拾われて、助けられて、 仕事を手伝ったり、狼退治の相談を しているうちに…… なんとなく思ったんだ。 もしかしたら、俺こそがその狼では ないのだろうか、と。
罠を設置して、帰って来る途中に 本部の前で紙芝居屋の物語が聞こえた。 その時に、確信したんだ。 あれは間違いなく自分だ。 自分がそのワーウルフなのだろう、と。
紙芝居屋[/話す]: あれれ、聞かれてましたか。 という事は、私の語った物語が どこかに影響しているかもしれません。 しくじりましたかねー……?
ワーウルフ[/話す]: それに関しては、わからんな。 だが、俺はこの街の人々に故郷を 奪われてなんかいないし、親切にされた 恩義はあったとしても、怒る理由なんか どこにも見当たらない。
だから、自分が狼の姿になって、 疑問が確信に変わった時。 迷惑をかけないで済むように 自分から捕まろうと思ったんだ。
テンタクル[/話す]: んー…… いい話じゃないですか。 個人的には罠にかかって…… いえ、たとえ何であれ せっかく作った物が 無駄になるのは寂しいなーって。
ワーウルフ[/話す]: ……その、すまん。 だが、そこは勘弁してくれよ。 いくらなんでも、無駄に痛いのは 御免こうむりたい。
悩めるルー[/話す]: ……ぷっ。 あはは、そんなに怖そうな 外見になってても、 リュカさんはやっぱりリュカさんね♪
ワーウルフ[/話す]: ……む。 まぁ、リュカと言う名前も とっさに名乗っただけのものだ。 おそらくはワーウルフと言うのが 正しいんだろうが……まぁ、いい。
緑盾軍担当者[/話す]: ……とりあえずまぁ、しばらくは リュカと呼ばせてもらうぞ。 しかしなんだな、おい。 話し合いのチャンスはあったなぁ。
受付嬢[/話す]: あぁ、想定を大きく超えて 話し合いで解決しそうだ。
ワーウルフ[腕組み]: (情報求む:モーション名称) しかし、俺はワーウルフで……
テンタクル[/話す]: ワーウルフだからとか、 狼だからとか、そんなのは 正直どーでもいいんです。
大事なのは心の持ちようですよ? ね? ○○さんも そう思いません?
ワーウルフ[腕組み]: ……そうか。 それなら、ありがたい。
ワーウルフのモーションが通常に戻る。
緑盾軍担当者[/話す]: まぁ、誰かと思ったらリュカだった、 ……ってのは笑い話だが、争わずに 暮らせるなら、それに越したことは ないだろう?
受付嬢[/話す]: 気軽に会いに行けるワーウルフ、 ……なんて風に街おこしの目玉になる 道もなくはないだろうが。
それが嫌なら、 「狼はやっつけて逃げて行った」 という事にすればいい。 後で役所や町内会長殿に話を通して、 この街で暮らせばよいだろう。
緑盾軍担当者[/話す]: あー…… 役場のおやじさんあたり、 村祭りの目玉に! なんて言ってきそうだな。 あの人は街おこしのためなら 割とムチャするからなぁ……
ワーウルフ[/*汗1 /話す]: ……む。 それは勘弁してほしい。
テンタクル[/話す]: あら、残念。 絶対似合うと思いますのに…… 首輪をつけて、闘技場に出るとか……
ワーウルフ[/*汗1 /話す]: それこそ御免こうむるぞ!?
悩めるルー[/話す]: あー、でもよかったぁ! リュカさんも無事だし、 狼の正体もリュカさんで、 悪い人じゃなかったし。
私が聞いた紙芝居だと、 良くない月がある限り、 ずっと人を襲い続ける怖い狼のまま 物語が終わっていたから…… やっぱり皆を怖がらせる為の 嘘のお話だったんですね。
忙しい時期に、子供を夜遊びさせない ために誰かが頼んだのかなぁ?
受付嬢と紙芝居屋の上に!マーク。
同時に二人ともルーへ向き直る。
受付嬢[/話す]: 依頼人殿、ちょっといいか? その話、詳しく教えてもらえんか?
紙芝居屋[/話す]: その紙芝居って、どんな方が 公演してらっしゃいました? いつごろ? どこで?
悩めるルー[/話す]: え? ああ、ええっと…… お姉さんと顔は似てたけど、 雰囲気は結構違ったかな?
狼の事件が起きるちょっと前に、 ファーイーストの学校に来て 公演してくれて。 その話だと……
暗転。暗いまま、紙芝居屋の赤いシルエットが表示される。
???: ……一人の住民が、最後に話くらい 聞いてやろうと、人狼を起こして しまいます。
目を覚ました狼は月を見ると再び 凶暴になり、罠を引きちぎり 街の人たちを襲い始めました。
ああ、何という事でしょう。 魔性の月に魅せられた狼に 人が敵うはずも無かったのです。
そうして街の人たちを ぺろりと丸呑みにした狼は 今日も月の下で人間が、獲物が 来るのを心待ちにしているのです。
この狼はもうとめられない、 空に月が、魔性の月が 輝き続ける限り。
おしまい、 くすくすくすくすくすくすくす
明ける。
悩めるルー[/話す]: ……って。だから、子供たちは、 あんなに狼を怖がっていたんです。
受付嬢[紙芝居屋に向き直る /話す]: アイリス、そなた……ではないな?
紙芝居屋[受付嬢に向き直る /話す]: ええ、もちろん。 でも、その物語は私が知っている 物語と、良く似ていて、違う。
そもそも、私の物語には 凶暴化させる月に関する記述は どこにも入れてない……
テンタクル[/話す]: ねぇ、ねぇ、ちょっと、いい? 今お話してた月って、 あそこにある……あれですか?
緑盾軍担当者[/話す]: なんだ、あれは? 空に浮かんでるにしては、 ずいぶんと近いが…… 月……なのか?
受付嬢[/話す]: 確かに…… なんというか、やけに近いというか、 手を伸ばせば届きそうな……
紙芝居屋[/話す]: ……! いえ、あれは本物の月ではありません。 恐らくはリュカさん…… ワーウルフ・ロアと同様に、 物語を再現した存在…… 狼を凶暴化させる、かりそめの月!
ワーウルフに/*びっくり1とくやしがる系のモーション(/orz?)。
途中でエフェクトと共に獣人化。
受付嬢[/話す]: 紙芝居屋、あれがあると、 何が起きる! ○○! ワーウルフを警戒しろ!
紙芝居屋[/話す]: もし、仮定として…… 私と同じように、誰かが物語を通して ワーウルフ・ロアを生み出したなら。
あの月も、物語を聞いた人々の想い、 月の魔力で荒れ狂う狼男のイメージから 出来上がっている物になります。
ワーウルフの元々の物語には、 狼男と、狼男を狂わす魔力を放つ、 禍々しき満月が登場するのですから……!
テンタクル[/話す]: つまり、あの月がある限り……
悩めるルー[/話す]: リュカさんは……?
再びワーウルフにエフェクト、後ろを向き獣化したままの右腕を抑えた状態で人化。
ワーウルフ: ……っ!
ワーウルフが皆の方へ向き直る。
緑盾軍担当者[/話す]: お、おい、リュカ! これは、無理か……?
ワーウルフ: 悩むな! 迷うな!
共に歩めんのであれば、 迷うだけ傷を負うぞ! ○○! 俺は……っ!
選択肢
どうする?: >ワーウルフと戦う >武器を降ろす
>ワーウルフと戦う
ワーウルフ: そうだ! それで……いい!
分岐終了。
>武器を降ろす
ワーウルフ: くっ…… お前は、甘すぎる……!
分岐終了。
ワーウルフが獣人化し、皆の脇を走り抜ける。皆もそちらへ向き直る。
そして月に向かってジャンプ、派手なエフェクトと共に月を砕く。
砕いた後は再び右腕を除き人化し、ワーウルフ以外の全員に/*びっくり1。 (情報求む:プレイヤーはびっくりエモを出していたか?)
紙芝居屋[/話す]: 月を……砕いた!?
受付嬢[/話す]: 確かに、街の上空にあって、 空の月ほど高くに浮かんでいた わけではないが……それでも、 届くような場所ではないぞ。
ワーウルフ: ……。 月が無くなれば、いいのだろう。 犠牲は、少ない方がいい。
ワーウルフが気絶モーション? (情報待ち:他の気絶モーション関連と同様)
テンタクル[/話す]: えっ? ワンコさん!?
悩めるルー[/話す]: どういう事ですか?
紙芝居屋[/話す]: ……ワーウルフ。 あなた、わかっていたんですね? その月を砕けば、あなた自身も消えてしまうという事を……
ワーウルフ: なんとなく、だ。 一枚の絵皿に、月と狼男がセットで 描かれているのであれば。 片方が描かれている部分が壊れたら ……もう片方も使えなくなるだろう?
そこに残るのは、絵皿の半分ではなく、 かつて絵皿だった欠片でしかない。 そういうものだろう。
ワーウルフが二度点滅する。
緑盾軍担当者[/話す]: お、おい、リュカ!? お前どうなっちまうんだ?
ワーウルフ: リュカではないよ。 ……ワーウルフ、だ。 リュカなんて奴は、きっと初めから 存在しなかったんだろうさ。
ワーウルフ: 今まで、世話になった。 ろくに借りも返せなかったが、 街の皆には黙っておいてくれ。 黙って旅立った、くらいでいいだろう?
紙芝居屋[/話す]: ……ワーウルフ。 あなたに聞きたいことがあります。
ワーウルフ: ……なんだ? あんた達や、そこの料理人や、 ○○には 色々と迷惑をかけたが……
受付嬢[/話す]: ……生き残る方法があるとしたら、 乗るかね? 時間が惜しい、詳細はあとだ。 まずは答えをききたい。
テンタクル[/話す]: ワンコさんには拒否権なんか なくってもいいんですよ、 良くわかりませんけど、 何か助かる方法があるなら やってしまいましょう!
ワーウルフ: ……いや、悩むだけ無駄だな。 その誘い、乗ろう。 ……どっちにせよ、断っても 無駄な気がしたのも事実だが……
受付嬢[/話す]: その判断は、きっと正しい。 そなた、実は押しに弱いな?
ワーウルフ: なっ……!? いや、そんなことは…… どうだろうな。
紙芝居屋[/話す]: あー、これは押しに弱いですねぇ。
悩めるルー[/話す]: リュカさん、頼まれたら 断れないよね。
テンタクル[/話す]: つまり、ワンコ属性。 ……ってことですね♪
ワーウルフの頭上に!マーク。
緑盾軍担当者[/話す]: リュカ、お前って奴ぁ…… いや、言うまい。
受付嬢[/話す]: では、ワーウルフよ。 ○○を見よ。 今から、そなたは奴の心に その存在を移す。 どうやら、あやつが最も 相性が良さそうなのでな。
どこかの紙芝居屋の物語ではなく、 紙芝居屋アイリスが語った物語の ワーウルフとして。 ○○の心に 住みつくのだ。
ワーウルフ: ……む。 ならば、任せよう。 もし、また会えるならば、 ……嬉しい。
ワーウルフ、退場。
悩めるルー[/話す]: リュカさんが いなくなっちゃった!?
受付嬢[/話す]: 今、ワーウルフ・ロアは ○○の 心の中にいる。
しばらく時間がたてば、 外に出てくることも可能になるだろう。
緑盾軍担当者[/話す]: ……憑依みたいなものか。 まぁ、リュカが無事だってんなら 当面問題はないがね。
紙芝居屋[/話す]: 皆さん、驚かれたかとは思いますが どうかご安心ください。 これでもう、この街はあの狼に 怯える必要はありません。 悪い狼は、もう退治されましたから。
テンタクル[/話す]: という事は、依頼達成ですか?
緑盾軍担当者[/話す]: あぁ、それでかまわんよ。 リュカ……あー、ワーウルフだっけ。 あいつには、動けるようになったら 一度くらいは顔を出せって 伝えておいてくれよな。
受付嬢[/話す]: あぁ、伝えておこう。 ○○、 お前からも頼むぞ? ……さて、アクロポリスに 戻るとしようじゃないか。
→ダウンタウン(西階段下)へ移動。
中央西噴水前に悩めるルー。
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: ○○さん、 お久しぶりです。 今日は支払いとか、役所の人から 頼まれた書類とかを持ってきたんです。
……リュカさん、元気ですか? また、みんなで遊びに来てください!
西階段下にテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[/話す]: はぁ……いいものを見たような、 もうちょっと見ていたかった ような…… ともあれ、ワンコ君も助かって 何よりでしたね。
さて、それはともかく。 受付嬢さんがお待ちですよ。 なんでもクエストカウンターに ご案内しましょうか?
→選択肢へ。
入り口少し離れたところにテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[プレイヤーに向き直る /話す]: ワンコ君、助かってよかった ですよねぇ……ところで、 ワンコ君はどちらに? そうそう、お肉をどうぞ♪ ……別に、変なお肉じゃぁ ……無いですよぉ?
それとも、そういうお肉の方が お好みだったりするんですか? うふふ、うふふふふ……?
会話終了。
※アイテム所持数が多すぎる場合
受付嬢、紙芝居屋に話しかける↓
受付嬢[/話す]: ……ふむ。 荷物がいっぱいだぞ。 そなたにもそういう可愛いところが あるというのは新鮮だな。 イタズラしてやろうか?
※通常時
受付嬢、紙芝居屋に話しかける↓
各経験値1500取得。
◆ワーウルフ・ロアを入手。
魔性の月を入手。
思い出のしおりを入手。
受付嬢[/話す]: さて、無事に依頼も達成。 さすがに役場からの依頼は、 礼金も大きくて何よりだ……! 経済的な安定が、 これほどまでに心に余裕を もたらしてくれるとはな。
紙芝居屋、本棚の方へ移動。
紙芝居屋[/話す]: ……わ、意外と自転車操業 やってたんですね~。 ギリギリ赤字になってないのは さすがと言うかなんというか。
受付嬢[紙芝居屋へ向き直る /話す]: こらこら、うちの帳簿を勝手に 覗き込むんじゃない。
受付嬢、カウンターの方へ向き直る。
受付嬢[/話す]: おお、来たか。 ○○。 ……それにしても、気になる事件だな。
受付嬢[紙芝居屋へ向き直る /話す]: もう一度聞くが、紙芝居屋。 そなたに、心当たりはないのだな?
紙芝居屋が元の位置へ戻る。
紙芝居屋[/話す]: 無いですね。 ワーウルフに関しては、 物語は知っていましたけど、 私が書いた物語では、月などの 不安定になる側面は省いていましたし。
受付嬢、紙芝居屋共にカウンターの方へ向き直る。
受付嬢[/話す]: ふむ、情報をまとめよう。 今回の事件は、ロア…… ワーウルフ・ロアが出現した。 そして、なんだかんだあって ○○の 心の中に入ってくれたのは幸いだ。
このロアはアイリス…… 紙芝居屋が物語を語っていない ところで出現している。 ここまでは、いいな?
紙芝居屋[/話す]: そして、ルーちゃんから聞いた 物語は、私が書いた物語とは 少し違っていましたが、 根っこにある物語は同じ物…… 私の書いた物語を知っているとしか 思えないのが奇妙なところです。
まるで、私がもう一人いるかのよう……
テンタクルがカウンターの方へ駆け寄る。
テンタクル、受付嬢の正面あたりに向き直る。
テンタクル[/話す]: まぁまぁ、難しいお話はその辺で いったん止めておいて、 美味しいお食事にしませんか? 今回もとっておきの食材をつかって、 腕によりをかけて作りましたからねぇ♪
テンタクル[植木の方へ向き直る /話す]: ○○さんも、 そこに隠れてるワンコさんも、 もちろん食べてもらえますよね?
煙?と共にワーウルフ出現。
ワーウルフ[/話す]: 隠れていた、というわけではないぞ。 なんだか出てこれそうだったが、 出るタイミングを逸しただけだ。
受付嬢[/話す]: それを隠れていたというのだ……
ワーウルフ、カウンター前まで移動。
テンタクル、ワーウルフを追うように向きを変える。
ワーウルフ[/話す]: それにしても、ワンコというのは…… いや、まぁいい。 テンタクルは口は悪いが、作ってくれる 料理は大したものだからな。
テンタクル[/話す]: うふふ、ありがとうございます♪ でもでも、そんなすぐに信用しちゃって 大丈夫なんですかぁ~?
ワーウルフ[/話す]: もぐもぐ……む?
テンタクル[/話す]: 今回使った食材はぁ~? ファーイーストでワンコさんが 砕いた、あの月のかけらを……
テンタクル以外の全員に/*びっくり1。
ワーウルフ[/話す]: えっ!? そ、それは……
ワーウルフ獣人化。
紙芝居屋[/話す]: ちょ!? な、何してるんですか!
受付嬢[/話す]: ちょ、おま、ワーウルフ、 自分を抑えろ!? 建物が壊れる!
ワーウルフ: 俺は……っ!
ワーウルフ退場。
紙芝居屋[/話す]: ……はふぅ。 ○○さんの 心の中に戻ったみたいですね。
テンタクル[/話す]: うふふふ、本当は月のかけらなんか 使ってなくて、ただのチーズのかけら だっていうのに、ワンコさん、 本当に騙されやすいんだから♪
再び、テンタクル以外の全員に/*びっくり1。
受付嬢[/話す]: ……その冗談は、二回目は 無しにしておいてくれ。 ……疲れた。 今日はもう店じまいだ、 余はサボる!
テンタクル[/話す]: あら……そうそう、今の騒ぎで 出しそびれちゃったんですけど、 ○○さん、 これ、差し上げますね。
ワンコさんにもあげようかとも 思ったけど……この調子だと、 またおおさわぎになっちゃう。
受付嬢[/話す]: あの月……か? 魔力は無いようだが…… ハリボテか!? まったく、もう……
テンタクル[/話す]: ふふふ、そこは秘密……です♪ 本物かもしれませんよ? じゃぁ、次の料理は…… ○○さん、 いかがです?
中央西噴水前に悩めるルー。
ルーに話しかける↓
悩めるルー[プレイヤーに向き直る /話す]: はぁ、困ったなぁ…… 場所を聞いてはいたけど、 地図をもらってくればよかった…… どうしようかしら。
悩めるルー[/話す]: えへへ、用事は終わったんだけど、 せっかく都会に来たんだもの…… ちょっとだけ、遊んでから帰ります。 ○○さんの オススメの場所とかありません?
会話終了。
西階段下にテンタクル。
テンタクルに話しかける↓
テンタクル[/話す]: ワンコ君、からかいがいがあって いいですよねぇ…… ○○さんも、 そう思いませんか?
テンタクル[/話す]: さて、それはともかく。 何か御用があれば なんでもクエストカウンターに ご案内しますよ?
→選択肢へ。
受付嬢に話しかける↓
受付嬢[/話す]: ふむ……解せぬ。 紙芝居屋、そなた本当に、今回は ロアを生み出してはおらぬよな?
紙芝居屋[/話す]: 誓って、今回は何もしてませんよー! あーもうそれにしても、あの話は 私も知っているのですから、さらに 気が気ではないのですよ。
……少なくとも、私と同じ物語の 原形を知っている誰かがいる、 という事なのですから。
受付嬢[/話す]: ……ふむ、そなたがこっちに来て 事態は収まるかと思ったが、 さらに混乱してきたな。 ○○、 そなたにもまた手伝ってもらう事に なるだろう。何かわかれば、 知らせてくれるとありがたい。
→以下、通常台詞に接続。