→12時間目の選択肢から接続。
明けると、
操舵輪の前にアミス、ぷるぷる、プレイヤー、ロウゲツが並ぶ。
絆の樹の周囲にアルマたちとスモモ。
アミス[/話す]: みんな、本当にありがとう。 ぷるぷるもお礼を言ってるわ。 さぁ、教室に戻って、 今日の授業を始めましょう。
デスがアミスに向き直る。
デス[/話す]: ……まぁ待ちたまえよ アミス、そしてぷるぷる。 このまま授業を始めるなど興が乗らぬ
間。
デスが植木を回り込んでアミスに近づく。
BGMがbgm_1022になる。
デス[/話す]: わかっているのだろう? 自身も、ぷるぷるも、 まだ本調子ではないことに。
そして……心の奥に、 ほんの少し後悔を残していることに。
アミス[/話す]: そ、そんなことは……
ぷるぷる: ぷるっ! ぷるぷるっ!
ロウゲツがアミス側に向き直る。
ロウゲツ[/話す]: ……私の口からは 言うまいと思っていましたが、 ○○様も 同意下さったようですね。 アミス先生、ぷるぷる様、 ご自分の心を偽るのは、 もう、おやめください。
スモモがアミスに向き直る。
スモモ[/話す]: 二人とも、こう思ってるでしょ。 確かに、命は助かった、 記憶も取り戻せた。 それで十分だ……だから、 これ以上を望んではいけない、って。
確かに、助かっただけでも 結構幸運なことだとは思うよ。 でも、もっと幸せになってもいいの。 みんなだって、きっとそう思ってる。
: アルマ達も、 守護魔達も、 ネコマタ達も、 黙って頷いていた。
デス[/話す]: 幸い、ここには多くのアルマと、 守護魔と、ネコマタがいる。 ○○という ここ一番で頼れそうな奴もいる。 そして、そこの「樹」もいる。
もちろん、安全確実とは言わん。 だが、それでも、一度味わった 幸せの果実を手放すことは、 とても難しく……そして、辛い。 それは、そなたたち二人だけではない。 見よ、そんたたちの仲間を。
バウが近づいてくる。
バウ[/話す]: アミス先生…… ぼく、やっぱりぷるぷるちゃんと 一緒にかけっこしたいです…… ぼくはわがままなバウですか……? それでも、ぼくは一緒がいいです!
シャボタンが近づいてくる。
シャボタン[/話す]: せっかく、人の姿になって 他の人ともお話ができたのに…… わがままだとは、思うんですけど。 それでも、ぷるぷるちゃんに 人の姿になれるようになってほしい!
ローキーが近づいてくる。
ローキー[/話す]: 私が人の姿になれた時、 ぷるぷるは祝福してくれたのじゃ。 羨ましいと言ってくれたのじゃ。 だから、同じ人の姿になれて…… それなのに、それなのに……
バルルが近づいてくる。
バルル[/話す]: ぷる子はガマン強すぎなんです。 いーです? アミス先生の生徒としては先輩でも、 人の姿になれるアルマとしては 後輩なんですから……先輩の言う事 きいていればいーんですよ。
シーホースが近づいてくる。
シーホース[/話す]: わたくしはアミス先生と ぷるぷる様から、人として幸せを 追い求めることは悪い事ではないと 教えられました……なのに、 何故今お二人は幸せを諦めようと しているのです?
ペペンが近づいてくる。
ペペン[/話す]: そうなのです! アミス先生にも、ぷるぷるさんにも ここに居るみんながお世話に なっているのです! だから、今度はペペンたちが お世話をする番なのです!
サラマンダーが近づいてくる。
サラマンダー[/話す]: アミス先生とぷるぷるはさぁ、 あたし達みんなを幸せに してくれたんだよね。 だから、あたしたちも少しくらい 二人を幸せにしたいんだ。
ミニーが近づいてくる。
ミニー・ドゥ[/話す]: レディーになるには、 やっぱり人間の体がないと とーっても大変なんです。 だから、ぷるぷるも人間の体になって 一緒にお勉強したいですよぅ!
白い使い魔が近づいてくる。
白い使い魔[/話す]: あの……お祖父さまも、お祖母さまも 言っていました。 幸せになろうと願う事は、 決して罪ではないのだと。 先生とぷるぷるが悲しんでいると、 お二人もきっと、悲しいと思います……
オートメディックが近づいてくる。
オートメディック[/話す]: ……アンタ達は、今、生きてる。 幸せになれなかった人も、いる。 だから、生きていて、幸せになれるなら 必ず幸せにならなきゃ……ダメだ。 上手く言えないけど、 アタシはそう思う……
ダークフェザーが近づいてくる。アルマたちで整列する形になっている。
ダークフェザー[/話す]: ねぇ、アミス先生、ぷるぷる。 あなたたち、ばかなの? 幸せになりたくないの? 悲しいままでいたいの? 私や皆を、困らせたいの?
お願いだから…… 私達を泣かせないで。
アミスとぷるぷるが向き合う。
ぷるぷる: ぷる……
アミス[/話す]: ぷるぷる……。 そう……そうよね。 わたしが、逃げていたのかも。 目を背けていたのかも、 しれないわね……
アミスがアルマたちに向き直る。
アミス[/話す]: わたしからも、お願い。 ぷるぷるの力を取り戻すため、 あと少しだけ、みんなの力を 貸してほしいの……。
ロウゲツとぷるぷるが向き合う。
ロウゲツ[/話す]: では、始めましょうか。 デス、後はお任せしますよ。
ぷるぷるが絆の樹の前に移動する。
アルマ達がぷるぷるに注目する。
ぷるぷるがアルマたちに向き直る。
デス[/話す]: ……さぁ、樹よ、見せてくれ。 我々はいったい何者で、 何のために生み出されたのか。 何ができるのか、 何をなすべきなのか…… 可能性の、その先を……
アルマたちにエフェクト。 (メモ:小さく光が散ること3回)
ロウゲツ[/話す]: ……む、いけませんね。 予想以上に、吸収される力が 多いのか、アルマ達の消耗が 激しいようです。
アルマたちの両脇に守護魔全員が出現する。
同時に、ロウゲツが絆の樹側に向き直る。
ロウゲツ[/話す]: みなさん、我々もお力添えしましょう。 ○○様、 ご心配は不要でございます。
なに、この姿はもともと 想いの力の集積機……ではなかった フシギなたまごから漏れ出た 想いの力を借り受けただけのもの。 最悪、元の姿に戻るだけでございます。 消えたり傷ついたりはしませんので、 ご安心くださいませ。
デス[/話す]: ふむ……おい、執事。 守護魔とは何か、話の続きを 聞いていなかったな。
ロウゲツ[/話す]: 案外しつこいお方ですね。 以前お話した、愚かな男の おとぎ話の続きとなりますが……
憎しみと願いはあふれ、 男の体を突き破り、二つの別の存在と 成り果てました。そして、 色々あって憎しみは姿を消した。 残された願いは、おそらくは 途方に暮れたのでしょう。 自分一人で、何ができるのだろうと。
ところが、ある時に気づいたのです。 自分は、一人ではないと。 それは自分よりも古い、 世界に偏在する存在でありました。 それは自分より新しく、 想いから生まれた存在でした。
ロウゲツ[/話す]: 森羅万象を司る古き存在だけでなく、 季節の移ろい、ささやかな願い、 儚い期待、不安、幼い欲望…… それらの形のない希望や想いに、 「想いの力」が寄り添って、 形を与えたもの…… それが、守護魔と呼ばれるものです。
あなた方アルマは、きっかけは別でも 同じ「想いの力」によって、 人に興味や好意を持っていた方々が その姿を得たものではないかと…… そう、願っております。 故に、我々はあなた方と、その周囲の 皆さまが健やかに育まれますよう、 願い、守り、ささやかながらお手伝いを しようと思ったわけでございます。
デス[/話す]: なるほどな、道理で貴様だけ、 魂が半分しかないのかと 不思議に思っていたところだ。 おとぎ話、ね……
ハヅキ[/話す]: 準備、できた……
ムツキ[/話す]: さぁ、みなさん。 自分の力を、あの樹に向けて。
守護魔たちが絆の樹に注目する。
フミツキ[/話す]: いっくよー! 元気になーれっ!
守護魔たちにエフェクト。 (メモ:小さく光が散ること3回)
全員揃っている場合は守護魔<ネコマタの場合に続く
守護魔>ネコマタの場合は共通部へ
校舎からブランとシャノワールが出てくる。
ブラン[/話す]: あらあら、困りましたね。 私たちも手伝った方が 良いかもしれません。
シャノワール[/話す]: ……しかし、いま力を使うと、 絆の樹の開花に合わせて 「門」を開く予定が……。 ……くっ、しかしこのままだと ぷるぷるだけではなく、 アルマ達も全員危険か。
ブランとシャノワールが向き合う。
ブラン[/話す]: ……あなたが私たちのことを 第一に考えてくれているのは、 みんな知っていますよ。 だけど……ちょっとくらいの寄り道は、 私たちのご主人様だって笑って許して 下さいますよ♪
スモモがブランたちに向き直る。
スモモ[/話す]: そうそう、それに、あの子たちを 危険な目に合わせて帰っても、 みんな嬉しくないよね?
他のネコマタも全員出てきて、アルマたちを囲む。
デス[/話す]: ……ほう? 何か企んでいるとは思ったが、 そのようなことを考えていたのか。 そなたたち、何者だ? 良ければ、教えてくれぬかね。
スモモ[/話す]: あれ? 言ってなかったっけ? あたし達は、この世界とよく似た 別の世界から来たネコマタだよ♪ この世界の猫とは違って、 別に絶滅もしてないし、 色々あってこんな姿になれるけど、 たぶん似たようなものかな?
シャノワールが「びっくり1」エモーション。
シャノワール[/話す]: お、おい、そんな簡単に…… 万が一この世界の自分たちと 重なり合った場合、どんな影響が 出るかわからないと言っただろう。
スモモ[/話す]: 誤解されたままなのも嫌だし、 たぶん平気かな、って。 あたしたちのご主人も、大体これで 人生生き延びてるから…… きっと平気だよ♪
シャノワール[/話す]: ふぅ、まったく…… その通り、私たちは別の世界の 住人で……ちょっとした事故で この世界に流れ着いた。 私たちの目的は二つあった。 家族が再び合流すること、 そして、元の世界に帰る事。
元の世界に帰るカギとなるのが、 この樹……君たちが絆の樹と呼ぶ 複数の世界を渡るフシギな植物だ。 くわしい理由はわからない、 どこの世界の生まれかも知らない。 ただ、この樹は花を咲かせると、 他の世界に「つながる」んだ。
もしかしたら、この樹自体が 自分の故郷に帰りたいのかもしれない。 単純に、自分の住処を色々な世界に つなげたいのかもしれない。 わからないが、この樹を利用すれば 他の世界につながる時に、自分たちの 元いた世界につなげることができる。 それが狙いだった。
デス[/話す]: この学校を利用していたのか。 なるほど、賢いな。 だが、さほど悪意は無いようだな。
シャノワール[/話す]: それはそうだ。 絆の樹の開花時期に、この樹のそばに いることができればそれでいいんだ。 だから、この学校と、樹の育成に 重要そうだったアルマ達をそれとなく 守るのは、別に目的に反しない。 ……それに、なんだ。その。
ブラン[/話す]: シャノワールお父さんは 父性本能が強いですから~♪ ダークフェザーちゃんや 他の子を見て、守ってあげないと ……って思ってたんでしょ?
スモモ[/話す]: 来たばっかだけど、あたしも賛成。 みんな、いい子だよね。 デスも口は悪いけど、なんだかんだ 言ってお人よしなところあるし♪
それに、きっと大丈夫! 向こうの世界でも、ご主人が今頃 こっちに来るために頑張ってるよ! 信じているから、今回がだめでも、 別に気にならないの。
ネコマタたちが絆の樹に注目する。
カスミ[/話す]: 姉さんたち、準備できたわ。 ……あの子たち、きっと幸せに なってくれるわよね。
ヘタレー[/話す]: よっし、がんばるぞー!
マオ[/話す]: よっし、がんばれよー! って、あたしもか。 うっし、いくぞー!
ネコマタたちにエフェクト。 (メモ:同上)
共通部へ続く
デス[/話す]: く……ちときついか?
ロウゲツ[/話す]: みなさん、我々も!
スモモ[/話す]: みんな、あたし達も!
デス[/話す]: ……。 これは、余が招いたことだ。 まだこの世界に生れ落ちたばかりの 数少ないアルマの仲間の事なのだ。 だから、もうしばらくば……。
スモモ[/話す]: デス……水臭いよ。 じゃぁ、あたしが手伝うくらいなら、 文句ないでしょ?
デス[/話す]: ……言い出したらきかん奴だ。 どうせ、お前の家族もあの中で 何かしてくれているのだろう。 ……まったく、やりにくい相手だよ。
ロウゲツ[/話す]: ……では、こちらからも質問を。 デス。あなかた何故、そんなにも この学校のアルマ達を気にかけ、 手助けしようと?
……あなたは、お若いのでしょう? 老成しているように見えても、 いくら知識を持っていても、 アルマがアルマとしてこの世界に 生まれたのは、おそらくこの一年程度。
デス[/話す]: ……何が言いたい、執事?
ロウゲツ[/話す]: ……簡単なことでございます。
他人を、先人を……大人を 頼ることも憶えてくださいませ。 ご安心ください。 どちらにせよ、我々にできるのは 手助けをする程度でしかありません。
最後に手を差し伸べるのは 最初に助けの手を伸ばしたのは…… あなたではありませんか。ねぇ、 ○○様、
デス[/話す]: ……く、この腹黒執事……。 ならば、遠慮なく借りるぞ! 踏み倒すから、覚悟しておけ?
スモモ[/話す]: あはは、忘れたの? 親切の押し売りなら あたしの得意技だよ?
デス[/話す]: ……よいものだな。 助けてくれる、誰かがいる。 同族でもない、赤の他人が……ね。 これだから、この世界は面白い。
デス[/話す]: ぷるぷるよ、 新しき我らアルマの仲間、 プルル・アルマよ! 皆の想いを受け入れよ。 そして、自ら願うのだ。 ……幸せになりたい、と。
……ためらいおって、頑固な奴だ。
デス[/話す]: ○○! さっきと同じ要領だ、 皆の思いを、ぷるぷるに! そしてそなたも……願ってくれ!
選択肢(一択)
: >ぷるぷるの幸せを願う
>ぷるぷるの幸せを願う↓
オートメディック[/話す]: ぷるぷる……アンタ、一途だよ。 アタシより、よっぽど。 アタシはようやく自分の心を知って、 まだ、よちよち歩きみたいなもんさ。
アンタを見習いたいんだ。 アンタみたいに、誰かを信じる 強い心がほしいんだ。 だから……しっかり前を向いてよ。
オートメディックにエフェクト。 (メモ:やわらかな光)
白い使い魔[/話す]: あの時、一番初めに私を見つけて くださったのは、あなたと 冒険者さんでした…… あなたはいつもみんなの後ろで こっそりお手伝いをしてくれて……
私は、みなさんと出会えて、 仲間と幸せをもらえました。 お祖父さまとお祖母さまから たくさんの愛をいただきました。 だから、今度はあなたに、みんなに 慈愛と、絆と、幸福を……!
白い使い魔にエフェクト。 (メモ:同上)
ミニー・ドゥ[/話す]: あの、あの…… 最初はそりゃ、なんだこの子って 思ったのは事実なのよぅ! でも、ミニーのことを心配して くれてたってわかって、そこから この子は信じられるって思ったの!
今だって、これが正しいやり方か 自身はないけれど、ミニーも、 みんなも、二人に幸せになって 欲しいって思ってる! これだけは、絶対間違ってないもの!
ミニーにエフェクト。 (同上)
サラマンダー[/話す]: もう、わたしたちは他人じゃないよね。 わたし、二人が心配だよ? 二人とも、もう無関係じゃないよ? 二人を心配してる人は、ここに、 こんなにいっぱいいてくれるんだよ?
わたし、もっと勉強する。 みんなの手助けができるように、 みんなと仲良くできるように。 だから、だから……!
サラマンダーにエフェクト。 (同上)
ペペン[/話す]: ペペン、アミス先生とぷるぷるさんが ずーっとうらやましかったです。 この学校に来るまで、ペペンは 一人ぼっちでした。 ずっと一緒にご飯を食べられて、 いいなーって、おもってました。
でも、人の体になって一緒に食べると、 ご飯はきっと、もっとおいしいです! アミス先生とぷるぷるさんは、 まだ一緒にご飯食べてないです! それを実現するためなら、 ペペン、張り切っちゃいます!
ペペンにエフェクト。 (同上)
シーホース[/話す]: 人であるという事は、 他人に従う事だと思っていたわたくしを 救ってくれたのは、学校の皆さまと、 お二人の教えてくれたことでした。 自分で考え、決断すること。 それが大事なのだと。
幸せの形は、いっぱいあって どれが正しいのかはわかりません。 それでも、このままでは本当の 幸せには届かないことはわかります。 ぷるぷる様、わたくしも、あなたも 人なのですから……。
シーホースにエフェクト。 (同上)
バルル[/話す]: あたしが思うに、ぷる子はあまりに いい子すぎると思うんですよ。 そりゃ、アミス先生の一番の生徒で、 あたしたちの規範となる子ですし。 おせっかいだな、と思っても、 別に嫌じゃねーです。
でも、いまのぷる子はダメです。 アミス先生の事を思ってか、 こんがらがってます。先生もです。 二人は親子ってわけじゃねーですけど、 一方的に世話するだけじゃねーんです。 親は子を、子は親の幸せを願うのが 当たり前なんです! ……それを教えてくれたのは先生と この学校のみんなじゃねーですか……
バルルにエフェクト。 (同上)
ローキー[/話す]: こんなに困った顔の二人を見るのは、 ここに来てから初めてなのじゃ。 人の事を知りたくて、色々と 学ばせてもらったけれど…… アミス先生にも、ぷるぷるにも、 知らないことがあったのじゃな♪
私から、一つ授業なのじゃ。 先生もぷるぷるも、私たちに たくさんの愛情を注いでくれておる。 だから……私たちからも、二人には たくさんの恩返しがしたいのじゃ♪ ほれ、遠慮はいらんのじゃ~♪
ローキーにエフェクト。 (同上)
シャボタン[/話す]: あの……あのね。 まだ、わたしもうまく言えないけど、 ぷるぷるちゃんはガマンしすぎなの。 アミス先生の為、学校の為、 みんなの為……
たぶん、その中に「自分の為」が 入っていないように見えるの。 だから、もっと甘えていいの。 もっと、泣いても、笑っても、 怒ってもいいの!
シャボタンにエフェクト。 (同上)
バウ[/話す]: アミス先生とぷるぷるちゃんは いまとっても疲れてるです。 でも、それはぼくたちや学校や あの絆の樹を守るためで、 来年も頑張るために頑張ってます。 でも、それで倒れるのは悪い事です。 みんながこわいこわい気分になります。
ぼくは昔、やっていい事と悪いことが わからないばかなバウでした。 でも、みんなに教えてもらって、 ちょっとだけわかってきました。 幸せになりたいと思うのは、 やっていいことです。 自分だけ不幸でもいいと思うのは、 やっちゃいけない事です!
バウにエフェクト。 (同上)
ダークフェザー[/話す]: アミス先生、ぷるぷる…… 受け取ってよね。 これが、私たちからの、 精一杯の……
「ありがとう」
同時に、ぷるぷるに吹き荒れる風のエフェクト。 (メモ:レイビングソード?)
絆の樹に煌き舞い広がる光のエフェクト。
: その一瞬、絆の樹が柔らかく輝き、 何か、声が聞こえたような。 そんな気がした。
白転。
BGMが"A Pray of the girl (bgm_1023)"になる。
白いまま話している。
アミス: ぷるぷる……? みんな……大丈夫?
戻ると、アルマ達が全員モンスター形態。
間。
アルマ達が全員人間形態に戻る。
デス[/話す]: ぷはっ! 危ない危ない、力の使い過ぎで 変身がとけてしまった。 とはいえ、数が多かったから、 個々の負担はそう多くない。 みんな、無事のようだな。
ぷるぷる[人間形態になる /話す]: ばかっ! みんな、無茶して……! 本当に、本当に不安だったんだから! もし、これで誰かがアルマの姿に 戻れなくなったりしたら…… わたし……わたし……
アミス[/話す]: ぷるぷるっ!
よかった……やっと会えた! 本当に、本当に…… 無事でよかった…… 元気になってくれて、よかった。
ぷるぷるがアミスに駆け寄る。
全員がアミスに注目する。
ぷるぷる[]: アミス…… もぅ、アミスは先生なんだから、 そんな顔しちゃだめだよ! ……でも、ありがと。 ただいま、みんな!
スモモが絆の樹に向き直る。
スモモ[/話す]: よかったね~! ……って、あれ? みんな見て、絆の樹の所! あの隙間……誰かいる! あれ、ご主人だ♪
ネコマタたちが絆の樹に注目する。
アルマたちと守護魔たちが絆の樹に注目する。
ロウゲツ[/話す]: あそこだけ、異常に魔力が…… いや、違う。 周辺の次元の壁が薄く? ……おや、絆の樹に、花が……
ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。
同時に、絆の樹が満開状態になる。
デス[]: ほぅ……絆の樹の魂の色、か。 これはこれで、美しい……
ぷるぷる[/話す]: 絆の樹が喜んでる……
シャボタン[/話す]: 友達に会えたって。 遠くにいる、友達に…… 良かった、この子も、 一人ぼっちじゃないんだね♪
サツキ[/話す]: (メモ:ネコマタルート、いないのに喋った) この子、誰かと話してる…… え? ねぇ、この子、他の世界にも 種を飛ばしてるわ。 ……喜んでる。感謝してるみたい。 明確な言葉はわからないけど、 たぶん、ありがとうって。
ぷるぷる[/話す]: うん。 今、ようやく声がわかった。 この子は元の世界に帰りたがっている わけじゃなくて、自分が一緒に暮らせる 新しい世界を探しているんだって。
もともと、人の想いの力を受けて 成長する子だから、誰もいない世界 では生きていけないんだって。
ロウゲツ[/話す]: ……面白い、と言うだけで済ますには 影響が大きいかもしれませんね。 これは、詳しく調べてみないと いけませんが…… この樹自体が悪意のあるものではない という事が確認できただけでも、 まぁ、良しとしますか。
ぷるぷる[/話す]: うん! この子も、この学校でもっと この世界のことを色々と学びたいって! 来年も、楽しみだね!
ネコマタたちがプレイヤー?に注目する。
アルマたちと守護魔たちがアミスに注目する。
アミス[/話す]: そうね…… 将来のことを考えるのが、 先生の仕事だものね。
ぷるぷる、みんな、 ○○ちゃん。 お話が、あるの。
ぷるぷるがアミスに向き直る。
ぷるぷる[/話す]: アミス、どうしたの?
間。
BGMがヒトトセイベントED曲になる。
アミス[/話す]: 色々と、考えたの。 今回の事も含めて、 これから、どうすればいいのか。
これが必ず正解だとは 限らないけど…… これからのことを考えると、 こうするのが、一番だから。
ぷるぷる、あなたはずっとわたしの 一番の生徒だった。 でも……いえ、だからこそ。
あなたは、もう卒業よ。 私が教えてあげられることは、 もう、何もないの。
ぷるぷる[/話す]: ……え?
アミスがプレイヤーに向き直る。
間。
アミス[/話す]: ○○ちゃん。 ぷるぷる……いえ、プルル・アルマは 知識は豊富だし、いい子だけど、 まだ冒険の経験や、体力があまり 豊富じゃないの。
お願いだから…… あなたが、この子の先生になって。
ぷるぷるがアミスの前を横切る。
ぷるぷる[アミスに向き直る /話す]: え、何言ってるのアミス!? やだよ、あたし、ここに居たいよ! あたしが嫌いになったの? 何か、悪いことした? ねぇ、アミス!
アミスがぷるぷるに向き直る。
アミス[/話す]: ぷるぷる…… 本当は、わたしだって、 ずっとあなたと一緒にいたい。 でも…… あなたはわたしの影じゃないの。
ぷるぷる[/話す]: でも、でも! ずっと一緒にいたじゃない!
ずっと一緒にご飯食べて、 お風呂に入って、お布団で寝て、 一緒に笑って、勉強して……
アミス[/話す]: それでも…… それでも、あなたはあなた。 わたしのために生きてるだけじゃ、 きっと、だめなの。 あなた自身の、幸せを追いかけて。 ……幸せになることを、受け入れて。
わたしは大丈夫。 みんなもいてくれるから。
辛くないと言ったら、嘘になるわ。 だけど、わたしも、あなたも、 ずっと長く、一緒にいることを 当たり前のように思っていたから。 お互いに、卒業しなきゃ……ね。
ぷるぷる[/話す]: やだよ、そんなの…… アミスを置いていくのも、 アミスに置いておかれるのも、 あたし、やだ……
間。
アミス[/話す]: ……ねぇ、ぷるぷる。 ○○ちゃん のこと、好きなんでしょ? いいのよ、一緒に冒険に行って。
わたしは、冒険ができるほどの 体力はないけど……あなたなら、 わたしの代わりに世界中にいける。 それに、いまここには冒険者の ○○ちゃん がいてくれる。
学校っていうのは、人生のある時期に みんなで集まって、お友達を作ったり お勉強をしたり…… 人々の中で、人として生きるために 必要なことを学ぶところ。
それは、その後にある、その子の 人生に必要なことを知ってから、 学校の外で役立ててもらうためなの。
あなたはもう、他の子と違って 外に出ても十分にやっていける。 だから……いいのよ。 わたしから、卒要しなさい。
これがわたしの最後の授業。 ぷるぷる……あなたは将来、 何になりたいのかしら?
ぷるぷる[/話す]: ……。
あたし……あたし、 学校の先生になりたい!
世界中冒険して、 ○○に 教わって、もっとすごくなって! 絶対この学校に帰ってくるから! ……先生として、帰ってくるから!
アミス[/話す]: ……うん。 待ってる。 ずっと待ってるから、 わたしがおばあちゃんになっても、 あなたを待っていてあげる。
だから…… 卒業、おめでとう。
アミスとぷるぷるがプレイヤーに向き直る。
アミス[/話す]: …… ○○ちゃん。 勝手なお願いだけど、 この子をよろしくお願いね。 ……わたしの自慢の生徒なの。
あと、これも。 絆の樹が、苗を分けてくれたの。 あなたが持って行って、 どこか素敵なところに植えてあげて。
ぷるぷる[/話す]: ○○…… えっと……あはは、なんだか、 改まるとはずかしいね。
あらためて、あたしはぷるぷる…… ううん。私、プルル・アルマです。 今後とも、よろしくお願いします ……ね?
ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。
ダークフェザー[/話す]: ぷるぷる、卒業おめでとう! あなたから授業を受けるの、 楽しみにしてるわ! ……早く帰ってこないと、 先に卒業しちゃうんだからね?
バウ[/話す]: おめでとうです! ぷるぷるちゃん、こんどは ○○さんが 先生になるですか? それも楽しそうです! また遊びに来てくださいです!
シャボタン[/話す]: おめでとう、ぷるぷるちゃん♪ 寂しくなるけど…… 先生になって、早く帰ってきてね! わたし、待ってる!
ローキー[/話す]: めでたいのじゃ~♪ でも……やっぱりぷるぷるが いなくなってしまうのは、 すごく寂しいのじゃ~! ううう、お祝いしたいのに 涙が出てしまうのじゃ……
バルル[/話す]: あぁもう、ローキーさんってば 泣かないでくださいよ。 なんかもうこっちまで……。 ……ぷる子、卒業おめでとうっす。 あたしも負けないよう、 こっちで頑張りますよ!
シーホース[/話す]: ぷるぷる様、おめでとうございます♪ わたくしも卒業したら、 ○○様と 一緒に冒険に連れて行って もらえるのでしょうか……?
ペペン[/話す]: おめでとうなのです! 寂しいのは事実ですけど…… きっと来年は生徒がいっぱいで 先生が足りなくなるですよ! ぷるぷる先生の授業とお土産を 期待してまっているです♪
サラマンダー[/話す]: うっひゃー、まさか 旦那と一緒に冒険に出るとは 思いもしなかったよ! ちょっとうらやましいかも…… たまには遊びに来てよね!
ミニー・ドゥ[/話す]: ううう……さみじいですよぅ~ ぷるぷる、絶対に何度も学校に 遊びに来るんですよぅ!? レディーのお勉強をするライバルが 減ると、張り合いがないんですよぅ!
白い使い魔[/話す]: ぷるぷるさん、卒業おめでとう ございます…… きっと、アミス先生とぷるぷるさんの 姿を見たら、お祖父さまもお祖母さまも ……きっと、喜ぶと思います。
オートメディック[/話す]: なんだろう、この胸の震え。 寂しい……? 嬉しい……? わからないけど、決して、 不快なものじゃない。 ……おめでとう、ぷるぷる。 ○○を、 よろしく。
デス[/話す]: さて、これにてこの学校の一年は 無事に終わり、新たなる年に向けて 新しい日々を刻み始める。
それを見届けるのはそなたかもしれん、 それ以外のものかもしれん。 だがしかし、忘れるでないぞ。 この学び舎で知った物、学んだ事、 得ることのできた友……すべて、 それはそなたの血肉となり、 明日を生きるための糧となるだろう。
すべて活用し、命尽きるまで 前を向いて生きるがよいだろう。 その人生の結末が来る時ならば…… 余は、喜んで迎えに行こう。
ぷるぷる[/話す]: みんな……ありがと。 本当に、今までありがとう! みんな、お勉強頑張ってね。 アミスの言う事、 ちゃんと聞いてあげてね。 来年は、みんなが先輩なんだから。
アミス…… 今までありがとう。 これで終わりじゃないよね。 だから…… 行ってきます!
BGMがPVのものになる。
アミス[/話す]: ねぇ、みんな…… 最後に、記念写真を撮りましょ? みんな、操舵輪の方を向いて。 一列に並んで……
暗転。暗いまま話している。
アミス: 準備はいいかしら? 3、2、1……!
明ける。
選択肢(一択)
: >はい、ぽーず!
アルマたちがモーション。
その後、前列のアルマたちが座る。
ロウゲツ[/話す]: ……さて、これは思ったよりも 厄介かもしれませんね。 鬼が出るか、蛇が出るか。
デス[/話す]: 執事、難しい顔をして何をしている? ははぁ、あの樹か。 ……まさか何処かに 繋がったのではあるまいな?
ロウゲツ[/話す]: 何処かに繋がったと言うよりは 境界が曖昧なったと言いますか…… まぁ無理に何かしようとしなければ 至って平和なものですよ ……何も無ければ、ですが。 来年の事を言うと 鬼が笑うと言いますからね、 この辺にしておきましょう。
デス[/話す]: なるほど、面白い見解だな 何もなければ……か、フフフ これから、貴様たちはどうする?
ロウゲツ[/話す]: どうもいたしません。 いつも通り、日々の、季節の運行を 見守り、それぞれが戻ることなき日々を 愛おしみながら過ごすのみです。
まぁ、わたくしももういい年です。 しばらく隠居でもするとしましょうか。
デス[/話す]: ほう、優雅なものだな。 ならば、余はしばらくこの辺りで 気ままに過ごすとしよう。 それに近頃この街に……
いや、なんでもないよ ○○、 そなたとは、またいつか、 どこかで会う事があるかもな。