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アミス先生の空飛ぶ教室「アルマたちと絆の樹」 ログ
「卒業式」[edit]

アミスの飛空庭[edit]

→12時間目の選択肢から接続。
明けると、
操舵輪の前にアミス、ぷるぷる、プレイヤー、ロウゲツが並ぶ。
絆の樹の周囲にアルマたちとスモモ。

アミス[/話す]:
 みんな、本当にありがとう。
 ぷるぷるもお礼を言ってるわ。
 さぁ、教室に戻って、
 今日の授業を始めましょう。

デスがアミスに向き直る。

デス[/話す]:
 ……まぁ待ちたまえよ
 アミス、そしてぷるぷる。
 このまま授業を始めるなど興が乗らぬ

間。
デスが植木を回り込んでアミスに近づく。
BGMがbgm_1022になる。

デス[/話す]:
 わかっているのだろう?
 自身も、ぷるぷるも、
 まだ本調子ではないことに。
 そして……心の奥に、
 ほんの少し後悔を残していることに。

 

アミス[/話す]:
 そ、そんなことは……
ぷるぷる:
 ぷるっ!
 ぷるぷるっ!

ロウゲツがアミス側に向き直る。

ロウゲツ[/話す]:
 ……私の口からは
 言うまいと思っていましたが、
 ○○様も
 同意下さったようですね。
 アミス先生、ぷるぷる様、
 ご自分の心を偽るのは、
 もう、おやめください。

スモモがアミスに向き直る。

スモモ[/話す]:
 二人とも、こう思ってるでしょ。
 確かに、命は助かった、
 記憶も取り戻せた。
 それで十分だ……だから、
 これ以上を望んではいけない、って。
 確かに、助かっただけでも
 結構幸運なことだとは思うよ。
 でも、もっと幸せになってもいいの。
 みんなだって、きっとそう思ってる。
:
 アルマ達も、
 守護魔達も、
 ネコマタ達も、
 黙って頷いていた。
デス[/話す]:
 幸い、ここには多くのアルマと、
 守護魔と、ネコマタがいる。
 ○○という
 ここ一番で頼れそうな奴もいる。
 そして、そこの「樹」もいる。
 もちろん、安全確実とは言わん。
 だが、それでも、一度味わった
 幸せの果実を手放すことは、
 とても難しく……そして、辛い。
 それは、そなたたち二人だけではない。
 見よ、そんたたちの仲間を。

バウが近づいてくる。

バウ[/話す]:
 アミス先生……
 ぼく、やっぱりぷるぷるちゃんと
 一緒にかけっこしたいです……
 ぼくはわがままなバウですか……?
 それでも、ぼくは一緒がいいです!

シャボタンが近づいてくる。

シャボタン[/話す]:
 せっかく、人の姿になって
 他の人ともお話ができたのに……
 わがままだとは、思うんですけど。
 それでも、ぷるぷるちゃんに
 人の姿になれるようになってほしい!

ローキーが近づいてくる。

ローキー[/話す]:
 私が人の姿になれた時、
 ぷるぷるは祝福してくれたのじゃ。
 羨ましいと言ってくれたのじゃ。
 だから、同じ人の姿になれて……
 それなのに、それなのに……

バルルが近づいてくる。

バルル[/話す]:
 ぷる子はガマン強すぎなんです。
 いーです?
 アミス先生の生徒としては先輩でも、
 人の姿になれるアルマとしては
 後輩なんですから……先輩の言う事
 きいていればいーんですよ。

シーホースが近づいてくる。

シーホース[/話す]:
 わたくしはアミス先生と
 ぷるぷる様から、人として幸せを
 追い求めることは悪い事ではないと
 教えられました……なのに、
 何故今お二人は幸せを諦めようと
 しているのです?

ペペンが近づいてくる。

ペペン[/話す]:
 そうなのです!
 アミス先生にも、ぷるぷるさんにも
 ここに居るみんながお世話に
 なっているのです!
 だから、今度はペペンたちが
 お世話をする番なのです!

サラマンダーが近づいてくる。

サラマンダー[/話す]:
 アミス先生とぷるぷるはさぁ、
 あたし達みんなを幸せに
 してくれたんだよね。
 だから、あたしたちも少しくらい
 二人を幸せにしたいんだ。

ミニーが近づいてくる。

ミニー・ドゥ[/話す]:
 レディーになるには、
 やっぱり人間の体がないと
 とーっても大変なんです。
 だから、ぷるぷるも人間の体になって
 一緒にお勉強したいですよぅ!

白い使い魔が近づいてくる。

白い使い魔[/話す]:
 あの……お祖父さまも、お祖母さまも
 言っていました。
 幸せになろうと願う事は、
 決して罪ではないのだと。
 先生とぷるぷるが悲しんでいると、
 お二人もきっと、悲しいと思います……

オートメディックが近づいてくる。

オートメディック[/話す]:
 ……アンタ達は、今、生きてる。
 幸せになれなかった人も、いる。
 だから、生きていて、幸せになれるなら
 必ず幸せにならなきゃ……ダメだ。
 上手く言えないけど、
 アタシはそう思う……

ダークフェザーが近づいてくる。アルマたちで整列する形になっている。

ダークフェザー[/話す]:
 ねぇ、アミス先生、ぷるぷる。
 あなたたち、ばかなの?
 幸せになりたくないの?
 悲しいままでいたいの?
 私や皆を、困らせたいの?
 お願いだから……
 私達を泣かせないで。

アミスとぷるぷるが向き合う。

ぷるぷる:
 ぷる……
アミス[/話す]:
 ぷるぷる……。
 
 そう……そうよね。
 わたしが、逃げていたのかも。
 目を背けていたのかも、
 しれないわね……

アミスがアルマたちに向き直る。

アミス[/話す]:
 わたしからも、お願い。
 ぷるぷるの力を取り戻すため、
 あと少しだけ、みんなの力を
 貸してほしいの……。

ロウゲツとぷるぷるが向き合う。

ロウゲツ[/話す]:
 では、始めましょうか。
 デス、後はお任せしますよ。

ぷるぷるが絆の樹の前に移動する。
アルマ達がぷるぷるに注目する。
ぷるぷるがアルマたちに向き直る。

デス[/話す]:
 ……さぁ、樹よ、見せてくれ。
 我々はいったい何者で、
 何のために生み出されたのか。
 
 何ができるのか、
 何をなすべきなのか……
 可能性の、その先を……

アルマたちにエフェクト。     (メモ:小さく光が散ること3回)

全員揃っている場合または守護魔>ネコマタの場合[edit]

ロウゲツ[/話す]:
 ……む、いけませんね。
 予想以上に、吸収される力が
 多いのか、アルマ達の消耗が
 激しいようです。

アルマたちの両脇に守護魔全員が出現する。
同時に、ロウゲツが絆の樹側に向き直る。

ロウゲツ[/話す]:
 みなさん、我々もお力添えしましょう。
 ○○様、
 ご心配は不要でございます。
 なに、この姿はもともと
 想いの力の集積機……ではなかった
 フシギなたまごから漏れ出た
 想いの力を借り受けただけのもの。
 
 最悪、元の姿に戻るだけでございます。
 消えたり傷ついたりはしませんので、
 ご安心くださいませ。
デス[/話す]:
 ふむ……おい、執事。
 守護魔とは何か、話の続きを
 聞いていなかったな。
ロウゲツ[/話す]:
 案外しつこいお方ですね。
 以前お話した、愚かな男の
 おとぎ話の続きとなりますが……
 憎しみと願いはあふれ、
 男の体を突き破り、二つの別の存在と
 成り果てました。そして、
 色々あって憎しみは姿を消した。
 
 残された願いは、おそらくは
 途方に暮れたのでしょう。
 自分一人で、何ができるのだろうと。
 ところが、ある時に気づいたのです。
 自分は、一人ではないと。
 
 それは自分よりも古い、
 世界に偏在する存在でありました。
 それは自分より新しく、
 想いから生まれた存在でした。
ロウゲツ[/話す]:
 森羅万象を司る古き存在だけでなく、
 季節の移ろい、ささやかな願い、
 儚い期待、不安、幼い欲望……
 それらの形のない希望や想いに、
 「想いの力」が寄り添って、
 形を与えたもの……
 それが、守護魔と呼ばれるものです。
 あなた方アルマは、きっかけは別でも
 同じ「想いの力」によって、
 人に興味や好意を持っていた方々が
 その姿を得たものではないかと……
 そう、願っております。
 故に、我々はあなた方と、その周囲の
 皆さまが健やかに育まれますよう、
 願い、守り、ささやかながらお手伝いを
 しようと思ったわけでございます。
デス[/話す]:
 なるほどな、道理で貴様だけ、
 魂が半分しかないのかと
 不思議に思っていたところだ。
 
 おとぎ話、ね……
ハヅキ[/話す]:
 準備、できた……
ムツキ[/話す]:
 さぁ、みなさん。
 自分の力を、あの樹に向けて。

守護魔たちが絆の樹に注目する。

フミツキ[/話す]:
 いっくよー!
 元気になーれっ!

守護魔たちにエフェクト。        (メモ:小さく光が散ること3回)

全員揃っている場合は守護魔<ネコマタの場合に続く
守護魔>ネコマタの場合は共通部へ

守護魔<ネコマタの場合[edit]

校舎からブランとシャノワールが出てくる。

ブラン[/話す]:
 あらあら、困りましたね。
 私たちも手伝った方が
 良いかもしれません。
シャノワール[/話す]:
 ……しかし、いま力を使うと、
 絆の樹の開花に合わせて
 「門」を開く予定が……。
 ……くっ、しかしこのままだと
 ぷるぷるだけではなく、
 アルマ達も全員危険か。

ブランとシャノワールが向き合う。

ブラン[/話す]:
 ……あなたが私たちのことを
 第一に考えてくれているのは、
 みんな知っていますよ。
 だけど……ちょっとくらいの寄り道は、
 私たちのご主人様だって笑って許して
 下さいますよ♪

スモモがブランたちに向き直る。

スモモ[/話す]:
 そうそう、それに、あの子たちを
 危険な目に合わせて帰っても、
 みんな嬉しくないよね?

他のネコマタも全員出てきて、アルマたちを囲む。

デス[/話す]:
 ……ほう?
 何か企んでいるとは思ったが、
 そのようなことを考えていたのか。
 そなたたち、何者だ?
 良ければ、教えてくれぬかね。
スモモ[/話す]:
 あれ?
 言ってなかったっけ?
 あたし達は、この世界とよく似た
 別の世界から来たネコマタだよ♪
 この世界の猫とは違って、
 別に絶滅もしてないし、
 色々あってこんな姿になれるけど、
 たぶん似たようなものかな?

シャノワールが「びっくり1」エモーション。

シャノワール[/話す]:
 お、おい、そんな簡単に……
 万が一この世界の自分たちと
 重なり合った場合、どんな影響が
 出るかわからないと言っただろう。
スモモ[/話す]:
 誤解されたままなのも嫌だし、
 たぶん平気かな、って。
 あたしたちのご主人も、大体これで
 人生生き延びてるから……
 きっと平気だよ♪
シャノワール[/話す]:
 ふぅ、まったく……
 その通り、私たちは別の世界の
 住人で……ちょっとした事故で
 この世界に流れ着いた。
 
 私たちの目的は二つあった。
 家族が再び合流すること、
 そして、元の世界に帰る事。
 元の世界に帰るカギとなるのが、
 この樹……君たちが絆の樹と呼ぶ
 複数の世界を渡るフシギな植物だ。
 
 くわしい理由はわからない、
 どこの世界の生まれかも知らない。
 ただ、この樹は花を咲かせると、
 他の世界に「つながる」んだ。
 もしかしたら、この樹自体が
 自分の故郷に帰りたいのかもしれない。
 単純に、自分の住処を色々な世界に
 つなげたいのかもしれない。
 わからないが、この樹を利用すれば
 他の世界につながる時に、自分たちの
 元いた世界につなげることができる。
 それが狙いだった。
デス[/話す]:
 この学校を利用していたのか。
 なるほど、賢いな。
 だが、さほど悪意は無いようだな。
シャノワール[/話す]:
 それはそうだ。
 絆の樹の開花時期に、この樹のそばに
 いることができればそれでいいんだ。
 だから、この学校と、樹の育成に
 重要そうだったアルマ達をそれとなく
 守るのは、別に目的に反しない。
 
 ……それに、なんだ。その。

 

ブラン[/話す]:
 シャノワールお父さんは
 父性本能が強いですから~♪
 
 ダークフェザーちゃんや
 他の子を見て、守ってあげないと
 ……って思ってたんでしょ?
スモモ[/話す]:
 来たばっかだけど、あたしも賛成。
 みんな、いい子だよね。
 デスも口は悪いけど、なんだかんだ
 言ってお人よしなところあるし♪
 それに、きっと大丈夫!
 向こうの世界でも、ご主人が今頃
 こっちに来るために頑張ってるよ!
 信じているから、今回がだめでも、
 別に気にならないの。

ネコマタたちが絆の樹に注目する。

カスミ[/話す]:
 姉さんたち、準備できたわ。
 ……あの子たち、きっと幸せに
 なってくれるわよね。
ヘタレー[/話す]:
 よっし、がんばるぞー!
マオ[/話す]:
 よっし、がんばれよー!
 って、あたしもか。
 うっし、いくぞー!

ネコマタたちにエフェクト。     (メモ:同上)

共通部へ続く

守護魔=ネコマタ(全員揃っていない)の場合[edit]

デス[/話す]:
 く……ちときついか?
ロウゲツ[/話す]:
 みなさん、我々も!
スモモ[/話す]:
 みんな、あたし達も!
デス[/話す]:
 ……。
 これは、余が招いたことだ。
 まだこの世界に生れ落ちたばかりの
 数少ないアルマの仲間の事なのだ。
 だから、もうしばらくば……。
スモモ[/話す]:
 デス……水臭いよ。
 じゃぁ、あたしが手伝うくらいなら、
 文句ないでしょ?
デス[/話す]:
 ……言い出したらきかん奴だ。
 どうせ、お前の家族もあの中で
 何かしてくれているのだろう。
 ……まったく、やりにくい相手だよ。
ロウゲツ[/話す]:
 ……では、こちらからも質問を。
 デス。あなかた何故、そんなにも
 この学校のアルマ達を気にかけ、
 手助けしようと?
 ……あなたは、お若いのでしょう?
 老成しているように見えても、
 いくら知識を持っていても、
 アルマがアルマとしてこの世界に
 生まれたのは、おそらくこの一年程度。
デス[/話す]:
 ……何が言いたい、執事?
ロウゲツ[/話す]:
 ……簡単なことでございます。
 他人を、先人を……大人を
 頼ることも憶えてくださいませ。

 ご安心ください。
 どちらにせよ、我々にできるのは
 手助けをする程度でしかありません。
 最後に手を差し伸べるのは
 最初に助けの手を伸ばしたのは……

 あなたではありませんか。ねぇ、
 ○○様、
デス[/話す]:
 ……く、この腹黒執事……。

 ならば、遠慮なく借りるぞ!
 踏み倒すから、覚悟しておけ?
スモモ[/話す]:
 あはは、忘れたの?
 親切の押し売りなら
 あたしの得意技だよ?
デス[/話す]:
 ……よいものだな。
 助けてくれる、誰かがいる。
 同族でもない、赤の他人が……ね。
 これだから、この世界は面白い。

共通部[edit]

デス[/話す]:
 ぷるぷるよ、
 新しき我らアルマの仲間、
 プルル・アルマよ!
 皆の想いを受け入れよ。
 そして、自ら願うのだ。
 ……幸せになりたい、と。
 ……ためらいおって、頑固な奴だ。
デス[/話す]:
 ○○!
 さっきと同じ要領だ、
 皆の思いを、ぷるぷるに!
 そしてそなたも……願ってくれ!

選択肢(一択)

:
 >ぷるぷるの幸せを願う

>ぷるぷるの幸せを願う↓

オートメディック[/話す]:
 ぷるぷる……アンタ、一途だよ。
 アタシより、よっぽど。
 アタシはようやく自分の心を知って、
 まだ、よちよち歩きみたいなもんさ。
 アンタを見習いたいんだ。
 アンタみたいに、誰かを信じる
 強い心がほしいんだ。
 だから……しっかり前を向いてよ。

オートメディックにエフェクト。    (メモ:やわらかな光)

白い使い魔[/話す]:
 あの時、一番初めに私を見つけて
 くださったのは、あなたと
 冒険者さんでした……
 あなたはいつもみんなの後ろで
 こっそりお手伝いをしてくれて……
 私は、みなさんと出会えて、
 仲間と幸せをもらえました。
 お祖父さまとお祖母さまから
 たくさんの愛をいただきました。
 だから、今度はあなたに、みんなに
 慈愛と、絆と、幸福を……!

白い使い魔にエフェクト。      (メモ:同上)

ミニー・ドゥ[/話す]:
 あの、あの……
 最初はそりゃ、なんだこの子って
 思ったのは事実なのよぅ!
 でも、ミニーのことを心配して
 くれてたってわかって、そこから
 この子は信じられるって思ったの!
 今だって、これが正しいやり方か
 自身はないけれど、ミニーも、
 みんなも、二人に幸せになって
 欲しいって思ってる!
 これだけは、絶対間違ってないもの!

ミニーにエフェクト。       (同上)

サラマンダー[/話す]:
 もう、わたしたちは他人じゃないよね。
 わたし、二人が心配だよ?
 二人とも、もう無関係じゃないよ?
 二人を心配してる人は、ここに、
 こんなにいっぱいいてくれるんだよ?
 わたし、もっと勉強する。
 みんなの手助けができるように、
 みんなと仲良くできるように。
 だから、だから……!

サラマンダーにエフェクト。     (同上)

ペペン[/話す]:
 ペペン、アミス先生とぷるぷるさんが
 ずーっとうらやましかったです。
 この学校に来るまで、ペペンは
 一人ぼっちでした。
 ずっと一緒にご飯を食べられて、
 いいなーって、おもってました。
 でも、人の体になって一緒に食べると、
 ご飯はきっと、もっとおいしいです!
 アミス先生とぷるぷるさんは、
 まだ一緒にご飯食べてないです!
 それを実現するためなら、
 ペペン、張り切っちゃいます!

ペペンにエフェクト。      (同上)

シーホース[/話す]:
 人であるという事は、
 他人に従う事だと思っていたわたくしを
 救ってくれたのは、学校の皆さまと、
 お二人の教えてくれたことでした。
 自分で考え、決断すること。
 それが大事なのだと。
 幸せの形は、いっぱいあって
 どれが正しいのかはわかりません。
 それでも、このままでは本当の
 幸せには届かないことはわかります。
 ぷるぷる様、わたくしも、あなたも
 人なのですから……。

シーホースにエフェクト。    (同上)

バルル[/話す]:
 あたしが思うに、ぷる子はあまりに
 いい子すぎると思うんですよ。
 そりゃ、アミス先生の一番の生徒で、
 あたしたちの規範となる子ですし。
 おせっかいだな、と思っても、
 別に嫌じゃねーです。
 でも、いまのぷる子はダメです。
 アミス先生の事を思ってか、
 こんがらがってます。先生もです。
 二人は親子ってわけじゃねーですけど、
 一方的に世話するだけじゃねーんです。
 親は子を、子は親の幸せを願うのが
 当たり前なんです!
 ……それを教えてくれたのは先生と
 この学校のみんなじゃねーですか……

バルルにエフェクト。       (同上)

ローキー[/話す]:
 こんなに困った顔の二人を見るのは、
 ここに来てから初めてなのじゃ。
 人の事を知りたくて、色々と
 学ばせてもらったけれど……
 アミス先生にも、ぷるぷるにも、
 知らないことがあったのじゃな♪
 私から、一つ授業なのじゃ。
 先生もぷるぷるも、私たちに
 たくさんの愛情を注いでくれておる。
 だから……私たちからも、二人には
 たくさんの恩返しがしたいのじゃ♪
 ほれ、遠慮はいらんのじゃ~♪

ローキーにエフェクト。      (同上)

シャボタン[/話す]:
 あの……あのね。
 まだ、わたしもうまく言えないけど、
 ぷるぷるちゃんはガマンしすぎなの。
 アミス先生の為、学校の為、
 みんなの為……
 たぶん、その中に「自分の為」が
 入っていないように見えるの。
 だから、もっと甘えていいの。
 もっと、泣いても、笑っても、
 怒ってもいいの!

シャボタンにエフェクト。     (同上)

バウ[/話す]:
 アミス先生とぷるぷるちゃんは
 いまとっても疲れてるです。
 でも、それはぼくたちや学校や
 あの絆の樹を守るためで、
 来年も頑張るために頑張ってます。
 でも、それで倒れるのは悪い事です。
 みんながこわいこわい気分になります。
 ぼくは昔、やっていい事と悪いことが
 わからないばかなバウでした。
 でも、みんなに教えてもらって、
 ちょっとだけわかってきました。
 幸せになりたいと思うのは、
 やっていいことです。
 自分だけ不幸でもいいと思うのは、
 やっちゃいけない事です!

バウにエフェクト。     (同上)

ダークフェザー[/話す]:
 アミス先生、ぷるぷる……
 受け取ってよね。
 これが、私たちからの、
 精一杯の……
 「ありがとう」

同時に、ぷるぷるに吹き荒れる風のエフェクト。    (メモ:レイビングソード?)
絆の樹に煌き舞い広がる光のエフェクト。

:
 その一瞬、絆の樹が柔らかく輝き、
 何か、声が聞こえたような。
 そんな気がした。

白転。
BGMが"A Pray of the girl (bgm_1023)"になる。
白いまま話している。

アミス:
 ぷるぷる……?
 みんな……大丈夫?

戻ると、アルマ達が全員モンスター形態。
間。
アルマ達が全員人間形態に戻る。

デス[/話す]:
 ぷはっ!
 危ない危ない、力の使い過ぎで
 変身がとけてしまった。
 とはいえ、数が多かったから、
 個々の負担はそう多くない。
 みんな、無事のようだな。
ぷるぷる[人間形態になる /話す]:
 ばかっ!
 みんな、無茶して……!
 本当に、本当に不安だったんだから!
 もし、これで誰かがアルマの姿に
 戻れなくなったりしたら……
 わたし……わたし……
アミス[/話す]:
 ぷるぷるっ!
 よかった……やっと会えた!
 本当に、本当に……
 無事でよかった……
 元気になってくれて、よかった。

ぷるぷるがアミスに駆け寄る。
全員がアミスに注目する。

ぷるぷる[]:
 アミス……
 もぅ、アミスは先生なんだから、
 そんな顔しちゃだめだよ!
 
 ……でも、ありがと。
 ただいま、みんな!

スモモが絆の樹に向き直る。

スモモ[/話す]:
 よかったね~!
 ……って、あれ?
 みんな見て、絆の樹の所!
 あの隙間……誰かいる!
 あれ、ご主人だ♪

ネコマタたちが絆の樹に注目する。
アルマたちと守護魔たちが絆の樹に注目する。

ロウゲツ[/話す]:
 あそこだけ、異常に魔力が……
 いや、違う。
 周辺の次元の壁が薄く?
 ……おや、絆の樹に、花が……

ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。
同時に、絆の樹が満開状態になる。

デス[]:
 ほぅ……絆の樹の魂の色、か。
 これはこれで、美しい……
ぷるぷる[/話す]:
 絆の樹が喜んでる……
シャボタン[/話す]:
 友達に会えたって。
 遠くにいる、友達に……
 良かった、この子も、
 一人ぼっちじゃないんだね♪
サツキ[/話す]:     (メモ:ネコマタルート、いないのに喋った)
 この子、誰かと話してる……
 え?
 ねぇ、この子、他の世界にも
 種を飛ばしてるわ。
 ……喜んでる。感謝してるみたい。
 明確な言葉はわからないけど、
 たぶん、ありがとうって。
ぷるぷる[/話す]:
 うん。
 今、ようやく声がわかった。
 この子は元の世界に帰りたがっている
 わけじゃなくて、自分が一緒に暮らせる
 新しい世界を探しているんだって。
 もともと、人の想いの力を受けて
 成長する子だから、誰もいない世界
 では生きていけないんだって。
ロウゲツ[/話す]:
 ……面白い、と言うだけで済ますには
 影響が大きいかもしれませんね。
 これは、詳しく調べてみないと
 いけませんが……
 この樹自体が悪意のあるものではない
 という事が確認できただけでも、
 まぁ、良しとしますか。
ぷるぷる[/話す]:
 うん!
 この子も、この学校でもっと
 この世界のことを色々と学びたいって!
 来年も、楽しみだね!

ネコマタたちがプレイヤー?に注目する。
アルマたちと守護魔たちがアミスに注目する。

アミス[/話す]:
 そうね……
 将来のことを考えるのが、
 先生の仕事だものね。
 ぷるぷる、みんな、
 ○○ちゃん。
 お話が、あるの。

ぷるぷるがアミスに向き直る。

ぷるぷる[/話す]:
 アミス、どうしたの?

間。
BGMがヒトトセイベントED曲になる。

アミス[/話す]:
 色々と、考えたの。
 今回の事も含めて、
 これから、どうすればいいのか。
 これが必ず正解だとは
 限らないけど……
 これからのことを考えると、
 こうするのが、一番だから。
 ぷるぷる、あなたはずっとわたしの
 一番の生徒だった。
 でも……いえ、だからこそ。
 あなたは、もう卒業よ。
 私が教えてあげられることは、
 もう、何もないの。
ぷるぷる[/話す]:
 ……え?

アミスがプレイヤーに向き直る。
間。

アミス[/話す]:
 ○○ちゃん。
 ぷるぷる……いえ、プルル・アルマは
 知識は豊富だし、いい子だけど、
 まだ冒険の経験や、体力があまり
 豊富じゃないの。
 お願いだから……
 あなたが、この子の先生になって。

ぷるぷるがアミスの前を横切る。

ぷるぷる[アミスに向き直る /話す]:
 え、何言ってるのアミス!?
 やだよ、あたし、ここに居たいよ!
 あたしが嫌いになったの?
 何か、悪いことした?
 ねぇ、アミス!

アミスがぷるぷるに向き直る。

アミス[/話す]:
 ぷるぷる……
 本当は、わたしだって、
 ずっとあなたと一緒にいたい。
 でも……
 
 あなたはわたしの影じゃないの。
ぷるぷる[/話す]:
 でも、でも!
 ずっと一緒にいたじゃない!
 ずっと一緒にご飯食べて、
 お風呂に入って、お布団で寝て、
 一緒に笑って、勉強して……
アミス[/話す]:
 それでも……
 それでも、あなたはあなた。
 わたしのために生きてるだけじゃ、
 きっと、だめなの。
 あなた自身の、幸せを追いかけて。
 ……幸せになることを、受け入れて。
 わたしは大丈夫。
 みんなもいてくれるから。
 辛くないと言ったら、嘘になるわ。
 だけど、わたしも、あなたも、
 ずっと長く、一緒にいることを
 当たり前のように思っていたから。
 お互いに、卒業しなきゃ……ね。
ぷるぷる[/話す]:
 やだよ、そんなの……
 アミスを置いていくのも、
 アミスに置いておかれるのも、
 あたし、やだ……

間。

アミス[/話す]:
 ……ねぇ、ぷるぷる。
 ○○ちゃん
 のこと、好きなんでしょ?
 いいのよ、一緒に冒険に行って。
 わたしは、冒険ができるほどの
 体力はないけど……あなたなら、
 わたしの代わりに世界中にいける。
 それに、いまここには冒険者の
 ○○ちゃん
 がいてくれる。
 学校っていうのは、人生のある時期に
 みんなで集まって、お友達を作ったり
 お勉強をしたり……
 人々の中で、人として生きるために
 必要なことを学ぶところ。
 それは、その後にある、その子の
 人生に必要なことを知ってから、
 学校の外で役立ててもらうためなの。
 あなたはもう、他の子と違って
 外に出ても十分にやっていける。
 
 だから……いいのよ。
 わたしから、卒要しなさい。
 これがわたしの最後の授業。
 ぷるぷる……あなたは将来、
 何になりたいのかしら?
ぷるぷる[/話す]:
 ……。
 あたし……あたし、
 学校の先生になりたい!
 世界中冒険して、
 ○○に
 教わって、もっとすごくなって!
 絶対この学校に帰ってくるから!
 
 ……先生として、帰ってくるから!
アミス[/話す]:
 ……うん。
 待ってる。
 ずっと待ってるから、
 わたしがおばあちゃんになっても、
 あなたを待っていてあげる。
 だから……
 卒業、おめでとう。

アミスとぷるぷるがプレイヤーに向き直る。

アミス[/話す]:
 ……
 ○○ちゃん。
 勝手なお願いだけど、
 この子をよろしくお願いね。
 ……わたしの自慢の生徒なの。
 あと、これも。
 絆の樹が、苗を分けてくれたの。
 あなたが持って行って、
 どこか素敵なところに植えてあげて。
ぷるぷる[/話す]:
 ○○……
 えっと……あはは、なんだか、
 改まるとはずかしいね。
 あらためて、あたしはぷるぷる……
 ううん。私、プルル・アルマです。
 今後とも、よろしくお願いします
 ……ね?

ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。

ダークフェザー[/話す]:
 ぷるぷる、卒業おめでとう!
 あなたから授業を受けるの、
 楽しみにしてるわ!
 
 ……早く帰ってこないと、
 先に卒業しちゃうんだからね?
バウ[/話す]:
 おめでとうです!
 ぷるぷるちゃん、こんどは
 ○○さんが
 先生になるですか?
 それも楽しそうです!
 また遊びに来てくださいです!

 

シャボタン[/話す]:
 おめでとう、ぷるぷるちゃん♪
 寂しくなるけど……
 先生になって、早く帰ってきてね!
 わたし、待ってる!
ローキー[/話す]:
 めでたいのじゃ~♪
 
 でも……やっぱりぷるぷるが
 いなくなってしまうのは、
 すごく寂しいのじゃ~!
 ううう、お祝いしたいのに
 涙が出てしまうのじゃ……
バルル[/話す]:
 あぁもう、ローキーさんってば
 泣かないでくださいよ。
 なんかもうこっちまで……。
 
 ……ぷる子、卒業おめでとうっす。
 あたしも負けないよう、
 こっちで頑張りますよ!
シーホース[/話す]:
 ぷるぷる様、おめでとうございます♪
 わたくしも卒業したら、
 ○○様と
 一緒に冒険に連れて行って
 もらえるのでしょうか……?
ペペン[/話す]:
 おめでとうなのです!
 寂しいのは事実ですけど……
 きっと来年は生徒がいっぱいで
 先生が足りなくなるですよ!
 ぷるぷる先生の授業とお土産を
 期待してまっているです♪
サラマンダー[/話す]:
 うっひゃー、まさか
 旦那と一緒に冒険に出るとは
 思いもしなかったよ!
 ちょっとうらやましいかも……
 たまには遊びに来てよね!
ミニー・ドゥ[/話す]:
 ううう……さみじいですよぅ~
 ぷるぷる、絶対に何度も学校に
 遊びに来るんですよぅ!?
 レディーのお勉強をするライバルが
 減ると、張り合いがないんですよぅ!
白い使い魔[/話す]:
 ぷるぷるさん、卒業おめでとう
 ございます……
 きっと、アミス先生とぷるぷるさんの
 姿を見たら、お祖父さまもお祖母さまも
 ……きっと、喜ぶと思います。
オートメディック[/話す]:
 なんだろう、この胸の震え。
 寂しい……?
 嬉しい……?
 わからないけど、決して、
 不快なものじゃない。
 
 ……おめでとう、ぷるぷる。
 ○○を、
 よろしく。
デス[/話す]:
 さて、これにてこの学校の一年は
 無事に終わり、新たなる年に向けて
 新しい日々を刻み始める。
 それを見届けるのはそなたかもしれん、
 それ以外のものかもしれん。
 
 だがしかし、忘れるでないぞ。
 この学び舎で知った物、学んだ事、
 得ることのできた友……すべて、
 それはそなたの血肉となり、
 明日を生きるための糧となるだろう。
 すべて活用し、命尽きるまで
 前を向いて生きるがよいだろう。
 その人生の結末が来る時ならば……
 余は、喜んで迎えに行こう。

 

ぷるぷる[/話す]:
 みんな……ありがと。
 本当に、今までありがとう!
 みんな、お勉強頑張ってね。
 アミスの言う事、
 ちゃんと聞いてあげてね。
 来年は、みんなが先輩なんだから。
 アミス……
 今までありがとう。
 これで終わりじゃないよね。
 だから……
 行ってきます!

BGMがPVのものになる。

アミス[/話す]:
 ねぇ、みんな……
 最後に、記念写真を撮りましょ?
 みんな、操舵輪の方を向いて。
 一列に並んで……

暗転。暗いまま話している。

アミス:
 準備はいいかしら?
 3、2、1……!

明ける。

選択肢(一択)

:
 >はい、ぽーず!

アルマたちがモーション。
その後、前列のアルマたちが座る。

ロウゲツ[/話す]:
 ……さて、これは思ったよりも
 厄介かもしれませんね。
 鬼が出るか、蛇が出るか。
デス[/話す]:
 執事、難しい顔をして何をしている?
 ははぁ、あの樹か。
 
 ……まさか何処かに
 繋がったのではあるまいな?
ロウゲツ[/話す]:
 何処かに繋がったと言うよりは
 境界が曖昧なったと言いますか……
 まぁ無理に何かしようとしなければ
 至って平和なものですよ
 ……何も無ければ、ですが。
 来年の事を言うと
 鬼が笑うと言いますからね、
 この辺にしておきましょう。
デス[/話す]:
 なるほど、面白い見解だな
 何もなければ……か、フフフ
 これから、貴様たちはどうする?
ロウゲツ[/話す]:
 どうもいたしません。
 いつも通り、日々の、季節の運行を
 見守り、それぞれが戻ることなき日々を
 愛おしみながら過ごすのみです。
 まぁ、わたくしももういい年です。
 しばらく隠居でもするとしましょうか。
デス[/話す]:
 ほう、優雅なものだな。
 ならば、余はしばらくこの辺りで
 気ままに過ごすとしよう。
 それに近頃この街に……
 いや、なんでもないよ
 ○○、
 そなたとは、またいつか、
 どこかで会う事があるかもな。

アフター アップタウン[edit]

アフター アミスの飛空庭[edit]


Last-modified: 2014-11-05 (水) 22:57:56