エイプリルフール2016 アイドル戦国ACROSS~宴~[edit]

アクロニア歌劇団[edit]

アクロニアの平和のために歌います。
それが「アクロニア歌劇団」なのです!
【フロール】
 さて、みなさん。
 あたしたちの出番ですの~♪
 歌と音楽でみんなに楽しんでもらうのが
 アクロニア歌劇団の流儀。
 さぁ、あたし達も楽しみましょう♪
【ル・フェイ】
 こういう時位は、少し羽目を外しても
 許してもらえるかしらね?
 楽器を扱うのも、本職には及ばないけど
 嫌いではないのよ?
【守護魔・ウルゥ】
 歌が……聞こえる……。
 今度は、皆さんにお届けする番ですね。
 ふふ、少し緊張します。

(もじもじしながら)

【タランチュラ】
 えっと……その。
 人という字を掌に描いて飲み込む……
 人という字を掌に描いて飲み込む……
【フロール】
 タランチュラさん、いけませんわ~。
 適度な緊張はいいのだけど、
 肩に力が入りすぎですわ。
 気張らないで、音を楽しんで。
【タランチュラ】
 でも、その。
 私だけこういうの未経験だし、
 皆さんの足を引っ張ったらって思うと
 足がすくんで……
【ル・フェイ】
 ふふ、相変わらず真面目なのね。
 せっかくいい声をしているんだもの、
 自分でもそれを楽しんであげたほうが
 みんなも喜んでくれるわよ?
【守護魔・ウルゥ】
 そうですね、そうこわばっていると
 可愛い顔が台無しですよ?

(焦り、やめてっ!モーションをしながら)

【タランチュラ】
 か、可愛くなんかない!
 可愛くなんかないです!
【フロール】
 ふふふ、若さですわね~
 あら~困りましたわ~♪
 それで可愛くないと言われると~♪
 あなたよりも何年も前に登場した
 あたしの立場がありませんの~♪
【守護魔・ウルゥ】
 ……見えます。天の怒りが……
【タランチュラ】
 えっ!?
 だって、それは実装した時の技術の
 問題であって実際には……
【ル・フェイ】
 はいストップ、それ以上は
 発言がメタになりすぎてしまうわよ?
【フロール】
 そうですの~。
 中の人の事情なんて、冒険者さんたちは
 聞きたくはないはずですの~♪
【守護魔・ウルゥ】
 見てはいけません……。
 その辺りは大人の事情なのですから、
 深淵を覗き込みすぎると、中の人に
 足首をつかまれてしまいます……。

(頷きながら)

【タランチュラ】
 お、おお……なんだかわかりませんけど
 ローレライさんの気分がちょっとだけ
 わかった気がするのだぜ……?
【フロール】
 そもそも、あなたのそのファッションは
 もうちょっと跳ね返りだったり、
 体制に反抗的だったりしてもいいと
 思うのですが……それを追及すると
 あたしの衣装についてツッコミが来る
 可能性があるので……
【タランチュラ】
 御魂の皆さんの衣装デザインについても
 色々ありましたけど、武神の皆さんも
 大変なんですね……。
【ル・フェイ】
 そろそろ緊張は解けたかしら?
 二人とも、お疲れ様♪

(驚きエモーション)

【タランチュラ】
 えっ?
 ……あっ!!
 だ、騙したんですか!?
 でも、確かに緊張は……
【守護魔・ウルゥ】
 あなたはまだまだ若いですから。
 それでいいんです。頼って下さい。
 頼られる方も悪い気はしないんですよ?

(それぞれが台詞と共に前を向きながら)

【フロール】
 ではではこれより始まりますは
 アクロニア歌劇団最初で最後の公演。
 凍りついた歌姫の心は溶かされ、
 いよいよ歌いだすのですわ~♪
【ル・フェイ】
 拙くとも、未熟でも。
 前を向くのが怖くとも、
 過去に向き合うのが辛くとも。
 それでも、明日に歩き出す……
 そんなあなたへの、贈り物。
【タランチュラ】
 拍手も、声援もなくたっていいから。
 少しだけゆっくりした気分で、
 この曲を聞いてください。
【守護魔・ウルゥ】
 さぁ、目を閉じて……

(全員で♪エモーション)

※しばらく音楽をお楽しみください※

(全員で手を振る)

【守護魔・ウルゥ】
 ご清聴、ありがとうございました。
 少しでも、あなたの心に平穏が
 訪れますよう。

(お辞儀をしながら)

【タランチュラ】
 あっ、あの……!
 聞いてくれてありがとうございました。

(暗転)


Last-modified: 2016-04-01 (金) 19:11:12